社会

2024年4月13日 (土)

目覚めよ我らが発達本能2

以下に描いたことは全て個人の妄想です。

資本主義が生み出した「スーパーリッチ」は独裁国と相性がいい?

大資本家は、労働者の賃金が安い国に生産工場などを移転することで莫大な利益を得るようになりましたが、その移転先は往々にして、労働者の権利が守られていない独裁国や半独裁の発展途上国。
グローバル資本と独裁は、ある意味で非常に相性がいいのです。こうして職を失ったり、賃金が大幅に下がったりした先進国の労働者の怒りは、例えば先日のフランスでの大規模デモなどに表れています。
ここから先は僕の直感的な分析になってしまうのですが、本当に貧困の底に落ちてしまった人の多くは政治に興味など持てません。ただ、その手前スレスレにいる人々は、「助け」や「答え」を強く求めたがる傾向があるように思います。そこに寄生するのがポピュリズムなのです。
世界の複雑さをすっとばした「簡単な答え」を提示してくれるポピュリストやデマゴーグは、こうして勢いを得て、本来あるべき民主主義の形を壊していく。それを千載一遇のチャンスと見たロシアや中国も、それに加担する......といった構図です。

トマトピューレの味を「甘すぎる」とSNS投稿した女性 逮捕され、メーカーから損害賠償請求も(ナイジェリア)

ナイジェリアの都市ラゴスに住むキオマ・オコリさんは、Facebookに1万8000人以上のフォロワーがおり、地元では名の知れた起業家でもある。そんなキオマさんが昨年9月17日、トマトピューレについて投稿したことで警察に逮捕された。
キオマさんはシチューを作るためにお気に入りのトマトピューレを買いに行ったが、品切れだったことから地元の大手食品メーカー「エリスコ・フーズ・リミテッド」のトマトピューレを初めて試してみたという。
しかしこのトマトピューレが思った味ではなかったようで、キオマさんはFacebookで正直に「甘すぎる」と投稿した。すると投稿から1週間後の9月24日、キオマさんは教会にいたところをナイジェリア警察の私服警官に逮捕されてしまったのだ。
キオマさんはトマトピューレの批判をしたことで、同国が定めるサイバー犯罪禁止法違反の容疑で逮捕され、彼女はそのまま雨漏りのする床が濡れた状態の独房に勾留された。
(中略)
警察は3月7日に「(人々を扇動する目的で投稿したとする)有力な証拠を掴んだ」と声明を発表し、さらにキオマさんが「人々を扇動するために虚偽の投稿をした」として、サイバー犯罪禁止法24条に基づいて起訴したと述べている。
もしキオマさんが有罪となれば、最長3年の懲役または700万ナイラ(約77万円)の罰金、あるいはその両方が科せられるという。また、これとは別にキオマさんは「人々を扇動するために2人の人物と共謀した」としてサイバー犯罪禁止法第27条に違反しているため、7年の懲役が科せられる可能性があるとのことだ。

また、キオマさんはエリスコ・フーズ・リミテッドから民事訴訟で訴えられており、同社は今年1月19日に「彼女の発言によって、数社のサプライヤーが当社との提携を解消する決定を下した」と発表し、訴訟は「当社の評判を守るため」と述べている。同社はキオマさんに対して50億ナイラ(約5億5000万円)の損害賠償を求めているが、キオマさんの弁護士イニベヘ・エフィオン氏を含む弁護団は現在、警察とエリスコ・フーズ・リミテッドを相手どり、訴訟を起こす準備を進めているそうだ。


◆時代は資本主権??
資本と国が癒着しすぎれば、どこの国でもこれと似たようなことは起きうる。今や資本の思惑で法律や制度が生まれたり改変されるのは日常茶飯事だ。独裁政治と相性がいい経済システムは、共産主義だけじゃない(なおマルクスは大資本〇スチャイルドの親戚)。資本主義とは、決して民主主義とイコールではない(例:中国は資本主義経済だが共産党による一党独裁政権)。
全ての資本主義国は、国民がしっかりしてないと民主主義が崩れた挙句主権を資本に奪われて資本主権になっちゃう(=民主主義消えて独裁化する)可能性があることをお忘れなく。
今、西側世界の多くがコロナや対露制裁や運河閉塞やロビーの圧力による自滅的な政策で経済を疲弊させられじわじわと資本独裁に追いやられている気がしなくもない(それに比例しポピュリズムも台頭中)。
同時に、資本は人件費が安くて独裁的・強権的な政権も多いグローバルサウスや中露に投資し歪な急成長推進中。
「彼ら」が「西側に多い民主国家を弱め、人件費が安くて独裁的・強権的な政権も多いグローバルサウスに投資する」ということが何を意味するかは推して知るべし。理想としては「西側も衰退させればいずれは民主主義が破壊されて人件費の安い非民主国になる」ことか。
労働者が権利意識に目覚めたり権利を強く主張してくることが嫌いな経営者と、主権者が権利意識に目覚めて権利を強く主張してくることが嫌いな独裁国家の指導者・・・(ブラック企業にお勤めの方々から仕事運のご相談を受けた経験から)波長がそっくりだと以前から思っていた。
ブラック企業の中には「自分が目先の利益さえ確保できれば周囲の事もその後の事も社会や子孫の未来の事も知った事か」という視野の狭い動物的な意識の経営者もかなりいるようで、そういう人達は目先の餌につられて罠にハマる危険も多々あるんじゃないかと余計なお節介ながら懸念している。利権と引き換えに人材を育てず国力を落とすような政策を支持しちゃったり、経済侵略に利用されやすいとも言える。

資本に国の主権や人々の権利が脅かされうる危険は、飢えの恐怖(の裏返しになっている強迫的な欲望やハングリー精神)を動機と原動力に依存しがちな、人類が貨幣に変換できる豊かさしか享受できず活用できない従来の経済システムが長らく抱えてきた問題の一つなのかもしれない。

◆多極派は世界政府の夢を見るか?
(民主国が多い)西側を弱らせ中露グローバルサウスへ投資し成長させている「彼ら」がいわゆる「多極派」と呼ばれている人々だと噂されている。このブログでもおなじみ。彼らの一部は各国の主権を弱めて世界政府を立ち上げたがっているとの噂もあるが、最近になって個人的にこの噂はどうもあまりピンとこない事に気が付いた。「世界政府」なんてシステムを作るのは膨大な手間暇コストがかかるし、システムに何かあった時に被害や影響が甚大でリスク分散が出来ないのだ。しかもSFチックな「世界政府」という特大の一極が出来るだけで、「多極」の状態ではない。最悪、世界政府出来る前に大勢が嫌がって揉めまくって人類が滅ぶw
むしろ「多極派」と呼ばれているぐらいだし、大半の人達はトップ層が自分達とコッソリ癒着or依存しお仲間になったり傀儡になったりした地域覇権国(独裁色強め)が世界各地にある形の方が効率的で平和で手間が省けると考えてるんじゃないかと妄想した。
いわゆる「世界政府システム」という形ではないが、この方が世界各地を都合よく利用できるという点で世界政府と似たような利便性を低コストで得られる。ただし、その国に住んでいる国民の事は考えてない。むしろ蚊帳の外の邪魔者だ。


◆西側が邪魔な理由
多極派の地域覇権国達は、多極派の思惑に合わせて能率的・効率的に国を動かせることが重要だ。思惑に沿う動きをうるさい主権者に阻止されるようなことは避けたい。労働者の権利意識が低いとなおいい。
であれば、地域覇権国にはできるだけワンマン式・トップダウン式の独裁色が強い政治制度でいて欲しいのではないかと思う。表向きはその国に主権があるが、骨抜きにして実際は資本主権になるような国を沢山作ってもいい(ナイジェリアのように)。そんな地域覇権国に各地域の縄張りを管理させて、多極派さん達は商売をやりやすくしたり、儲けのおこぼれを貰ったりしたいのではなかろうか(陰謀脳)。だから国民の力が弱い国ほど地域覇権国候補としては有望かも。
即ち、多極派は国民主権国家なんて嫌いだ。民主主義とか人権とか労働者の権利とか言うものは、ハッキリ言って金儲けや搾取や統治の邪魔だ。そんなイデオロギーは世界中に流行るな。そんなもの信用を失えばいい。どうせ経済成長頭打ちなくせに、未だに大きな顔をしてドル覇権を維持して商売の邪魔をする(民主主義や人権とか言う邪魔なイデオロギーを未だに押しつけがましく流行らせようとしている)欧米西側諸国のプレゼンスなんて消えてしまえ。民主主義や人権などという価値観が愚かなキレイ事に見えるように、手始めにわざと歪めたLGBT政策やポリコレを人権重視の西側に吹き込んだり、格差を拡大してポピュリズムを誘発してみよう。国連での影響力を西側から中国に移し、産油国と中露は仲良くなっておくべきだ。

他に考えられたのが、西側を標的にした様々な手口だ。時には各国政府に国力を低下させたり主権者を弱めるような政策を自らさせる。代表的なのが「脱炭素を口実にした電気一元依存政策(災害やEMP兵器に脆弱化)」、最近起きた「内閣府資料に中国企業の透かし騒動」で注目された「中国大陸とその周辺国を送電網で繋いだ電力グリッド構想(=国内電力事業衰退&電力人質構想)」や「脱炭素を口実にした畜産業削減&健康上の懸念が残るコオロギ食推進」、「西側を中心に健康上の懸念があるワクチンファシズム推進&ロックダウンによる経済活動低下」、「コロナとワクチンによる免疫低下で人々が感染症に脆弱になったことを口実にしたパンデミック条約と世界保健規則改正を使った各国の主権制限(過去記事)」、「西側に仕掛けられた娯楽大麻解禁ロビー(アヘン戦争2.0。かつてアヘンで国力を衰退させられた中国は大麻生産大国でもあり、西側での娯楽大麻解禁ロビーを支援してるとの噂だが、絶対に国内で娯楽大麻を解禁しない。大麻がゲートウェイドラッグになるからか)」、「ウクライナ侵攻と中東情勢使って西側の経済疲弊を誘発する対露制裁&ノルドストリーム破壊」「(世界情勢悪化による運河や海峡の不安定化に後押しされた)特に中露が有利になる北極海航路開発」、「NTT法案改正可決(税金で育てた通信事業の主導権が主権者から外資へ向かうフラグ?)」、「多極派の政権を実現させる(もしトラ他)」etcか。

私の陰謀脳が5秒かそこらで思い浮かんだこれら諸々の他に、「人々がこれ以上近代自我を発達させず愚民化していく・主権者の力を奪うための何か」も意図されているのではないかと思う。例えば、西側の経済を疲弊させ不景気にさせる事は格差拡大と平均的な教育水準低下を招いたり、(利便性も兼ねて)人々のプライバシーが保護されにくい「監視社会化」を推進したり、「政治への無関心やIQ低下を促進する文化の推進」、「人々に不安や恐怖や絶望感を煽って思考力や判断力を奪うこと(溺れさせて藁を掴ませる)」、「多極派の地域覇権国で独裁要素や強権的な力を強めさせること(野党弱体化含む)」なども。特に最後のと監視社会化は日本も無関係じゃなさそう。多極派の大財閥ロ〇チャイルドと姻戚の麻生氏が与党内の邪魔な派閥を粛清してしまったし、与党は弱体化して久しい。マイナンバーに関してはもはや詐欺だ。


◆多極派と中露
当然ながら、各国の政財界に親中派・親露派を増やすこともぬかりない。ユーラシアに広大な領土と資源があり、かつ国民の近代自我が未発達な中露が経済成長し地域覇権国として振舞う事は新大陸の米国一極覇権が崩れてパワーバランスが多極化していく流れに重要だ。なので両国は2000年代から大口の投資を受けた。
プーチンが台頭し始める2000年代前半には、数々の大手証券会社から資産運用に何故かロシア国債の購入をしきりに勧められた方がかなりいるという。今思えば、大手証券会社使ってロシアの国力とプーチン政権育てる養分を集めていたことになる。日本人なんかいいカモだったろう; 同じ頃、中国にも投資が集まっていたのは言うまでもない。その頃から日本の経済界にも多極化を見越していた人達や多極派の人達、彼らに利用されていた人達などがいたのだろう(安部氏や麻生氏など、藤原系含む)。
ただ、中露は多極派の思惑によって投資を受けたからといって投資が集まるように仕組んだ側に頭が上がらないというわけではない。お金で子分になるほど可愛いくないと思うw 彼らはビジネスとは別の理由で世界の多極化を自国の利益と見なしたようだ。彼らからすれば超大国として利益を独占し、人権問題を口実に攻撃してくる正義のヒーロー気取りの傲岸不遜な米国は大嫌いだし、多極化後に地域覇権国として今より大きなプレゼンスを得たいのだろう。彼らが多極派として力をつけて色々動いてくれると世界の多極化が大きく進むのも事実だから、多極派内での立場は決して弱くない。中国などは世界中に散らばった中国人ネットワークを独自に駆使できる強みもある(ライバルのインドもか)。
少なくとも中露(多分インドも)などは、世界が多極化しても多極派資本の傀儡などにはならず、自国の覇権と利益を確保しつつ資本と対等な取引関係を維持するだろう。「米国に代わる超大国」は目指さないと思う(理由は後述)。

◆覇権も多様性の時代?
世界の多極化を好都合と考える人達は、その種類も理由も立場も事情も出身もそれぞれ多様に異なる。だから多極派は決して一枚岩じゃない。
(インドや、あのネタニヤフさえ多極派。両国が独裁性を帯びないことを願っているが・・・)
多極派が決して一枚岩ではない以上、物事によっては必ずしも全員が利害一致しないケースもあるだろう。だが、世界が多極化し晴れて地域覇権国になれた多極派の国同士は、「超大国を生み出さず地域覇権国が点在する多極状態のパワーバランスを維持する」という一点においては全員利害一致する。時代によって地域覇権国が栄枯盛衰し変化していくことはあるかもしれないが、各国が多極状態であり続けること(超大国に利益を独占されないこと)においては利害一致している限り、世界の多極状態は維持されていくことになる(資本が各国・各業界の関係や栄枯盛衰を調整する)のではと妄想した。多様性の時代には、覇権も多様化するのかもしれない。覇権を持つ勢力は、必ずしも国家だけじゃない。
なぜそうなっていくかといえば、それまでの「超大国とその子分達だけが美味しい思いをして他は叩かれたり成長を阻まれたりしていた時代を苦々しく思う者達」がそれだけ沢山いるということなのかもしれない。超大国が嫌われ者になったり失政するように軍事や政策に影響力を及ぼした人々もいたかも(ネオコンとか)。
もし世界が一度多極化した後に、どこかの国が野望ゆえに魔が差して「我々こそが世界の覇権を独占する超大国になるのだ! 全員ひれ伏せ!」とかやると、資本含め世界中の多極派を敵に回すというわけだ。ゴルゴに撃たれたりするんだろうか(妄想)。
「金持ち喧嘩せず」というが、覇権主義的なイメージのある中露も、世界覇権の維持や多極派との対立に手間暇コストをかけるよりは、多極派と協力し合い融通し合った方がコンスタントに安定と利益を得られるという判断を下したような気がする。
中国は官製バブルを起こして再び「労働者の給料が安くて権利意識の低い独裁国」になろうとしている気配も感じなくはない(妄想)。


◆主権を奪いたい多極派<名も無き主権者の集合無意識

経済的な手段でその国の主権を骨抜きにする・・・いわゆる経済侵略に対しては、どんなに軍事力を磨いても主権を守れない(むしろ軍事的な脅威や不安を煽ってそっちに注意逸らししてる隙に経済侵略を進めたり、紛争が当事国その他の『邪魔な国々』を弱らせる道具になりうる)。
お偉いさんは誰もこういう侵略から国を守ろうとはしない(美味しい餌の誘惑に負けて真っ先に陥落するのが様式美)。
こんな潮流の背後にいる多極派さん達の暴走をもし止めたいのであれば、多極派さん達が嫌がる事、嫌いな事を草の根的に積極的にやればいいのかもしれないw 彼らに仕返しするとかいうのではなく、健全な形で自分達の可能性を実現するために。
例えば、(市場原理に支配され、市場変動に脆弱な)貨幣一元依存に代わって、貨幣を使わず物やサービスや情報等を交換する取引も活用した新しい経済システム(多元的な交換経済)を主権者主導で立ち上げ、草の根的に流通させること、国境を超えて草の根的に人々の近代自我発達を刺激・促進する事は開運法になるだろう。
何よりまず、こういったテーマが広く話題になり、その真偽を含め人々の間で盛んな議論や意見交換が行われるだけでも全然運勢が違ってくる。「考える力」が身につく。

経済を使って人々や主権を都合よく支配しようとする連中を信用せず、取引をなるたけ控える意識もカギになるかもしれない。貨幣に一元依存しない多元的な交換経済を草の根的に行うと、一層そういうことがやりやすくなる。
私達は主権者であると同時に、資本に対しては「消費者様」で「労働力」でもあるのだ。私達抜きで国も商売も成立しない。要するに私達一人一人が国や資本に力を与えている(だからこそ力を奪いたい人もいる)。
多くの主権者が自分達に損失を招く政権や資本を信用しなくなれば、彼らの思惑を反映した物事に踊らされ心流されなければ、力を失うのはどちらだろう? 
私達が主権を持っている今なら、考える力や発達本能を保っている今なら、まだ間に合う。
星や龍脈から見た世界規模の運気潮流は、私たちの発達本能や潜在力を発動させようとしている気配。未だ衰退する流れには感じられない。

 

目覚めよ我らが発達本能
多元的に豊かさを循環させる
←貨幣に一元依存しない多元的な交換と循環の経済について
多極派誕生秘話世界政府の噂(個人的には微妙に思えてきた)とネオコンについての視点から
パンデミックの奇妙な話
薬物使用非犯罪化潮流の裏側

マイナ利権~裏金~中韓の奇妙な噂
NYデモが生んだ流れの行方?あの時の運気、だいぶ育ってたりして。

「究極の個人情報を垂れ流している…」ノーベル賞科学者・山中伸弥が警告する誰も知らない「罠」
グーグルは他人様の指紋情報だけでなく、遺伝子情報も集めている。
大資本が各国主権者のプライバシーを奪うことが何を意味するのか・・・
世界には米国を宿主にした大資本が多いわけだが、お金の不徳を正す龍脈につながった一番近い隣国は米国(グアム)である。
どーりでこの記事を書いた当時、やたらと米海軍ドメインからのアクセスが多かったわけだw


2024.4.15追記:
パンデミック条約反対でデモ 池袋
デモの開催が遅すぎる上に告知があまり広がってないのでガス抜き程度にしか機能してない
日本はともかく、パンデミック条約に関しては多くの国の議会が拒否していることも事実。

2024年4月 4日 (木)

目覚めよ我らが発達本能

以下に描いたことは全て個人の妄想です。社会の思春期からの派生記事でもあります。


「米国流の普遍主義に追随しない」 オルバン首相に聞く「なぜEUと歩調を合わせずロシアと仲良くするの?」

──あなたはロシアのプーチン大統領と近い関係にあると、EU加盟国の多くから批判されています。中国ではプーチンと握手を交わしています。ご自身の価値観は、EUよりもプーチンに近いと感じていますか。

ロシアはヨーロッパとはまったく異なる文明に属します。自由を価値観の根幹に据えるヨーロッパ大陸の文明と比較するのは無理です。ヨーロッパでは、政治の究極の目的は自由です。政治とは、市民にできるだけ多くの自由を与えるためのものになっています。
ところが、ロシアはそうではありません。ロシアの最大の課題は、一つにまとめあげるのがほとんど不可能と思える広大な領土の統一を保つことであり、市民の自由ではないのです。
ですから、ロシアがだんだんヨーロッパの国のようになると期待するのは妄想の類であり、絶対に無理な話です。ロシアの歴史、政治、地理、伝統のどれを見ても、ヨーロッパの国とは異なるのがわかります。

ただ、ここで問うべき大事なことがあります。ロシアが自分たちと価値観が異なる国だとしたら、それはロシアと協力すべきでない理由になるのでしょうか。私はこの問いに「ノー」と答えます。
そもそも世界の過半数の国々は、ヨーロッパの国々と価値観が異なります。価値観が異なる国とは協力しないという理屈で行くと、世界の国々の3分の2と協力できなくなってしまいます。理性的な議論だとはとても言えません。
ロシアとの関係はどのようにしていくべきなのか。それを理性的に討議すべきだというのが私の考えです。
(中略)
米国人は、世のなかには普遍的価値というものがあり、それは世界のどこでも同じように理解されなければならないと考えています。私はそのような考え方が好きではありません。
私たちは経験上、そのような考え方が間違っているとわかります。まずは文化という基盤があり、その文化という基盤のうえで人々は自分たちに合った価値観や政治制度を決めるのです。
非西洋人に対して、西洋人のように振舞い、西洋の国々と同じ制度を設立するように要求することはできません。米国のそういった不健全な普遍主義の考え方のせいで、世界各地で紛争が起きているというのが私の見方です。

因みにオルバン首相はロシア度同じく多極派の人物と言われている。必ずしもハンガリー人全員が彼と同じ考え方を持っているわけではないことにも留意。今回はこのインタビューを読んでいて閃いた妄想を投下。


◆生命に潜在する発達本能
価値観の違いで対立する現象は国家間どころか恋人同士でさえよくある。いくらでもそういう相談事を占ってきた。国や民族の価値観というものは、その土地の気候風土が生んだ人々のライフスタイルに起因するものが多いので、地域によって価値観が一様でないのは当たり前ではある。「違う人達」とどう付き合うのかは、永遠のテーマなのかもしれないけど、グローバル化やIT化以降はどんどんライフスタイルが似通っていく傾向にある(それがいいか悪いかは別として)。
とりま、価値観の違う人々とどのように調和した関係を保つかはひとえに当事者の聡明さと視野の広さが頼みの綱だと思う。

古くから多民族が住んでたり領土が広大になり過ぎた近代国家は、征服者が建国するか専制的・独裁的(強権的)な方法じゃないと統治するのが難しい(為政者が民の力を警戒して抑圧するので人々が近代自我を発達させるための環境や教育や文化に恵まれにくい)という説がある。
その結果生まれたのが、いわゆる古代中国で生まれた「民弱国強」の発想だ。この発想、近代以前の封建時代では中国だけでなく世界中どこもこんな感じで、これもかつては「普遍的価値観」だったものと言える。今でも独裁政権の国はそんな感じだ。
「普遍的価値観」に設定され信仰されるイデオロギーなんて不変でも唯一でもない。複数あるし曖昧なものだ。だから揉める。正義の反対は「別の正義」とはよく言ったもの。
南北に長く気候風土に差がある日本だって専制的・強権的な徳川幕府時代が長くなければ徳川とは大きく価値観を変えた明治政府がそこまですんなり国内をまとめ切れたかどうか。

また、それまで全く経験のない国が「今日から民主主義やれ」って言われても難しかったり、何かをきっかけに反動(先祖返り?)で独裁政権生まれちゃったり、主権者になった経験が無く近代自我が未発達な国民が変な方向に扇動されることもある(日中露とか)。
なので、民主主義を唯一絶対の普遍的価値観(正義)とするアメリカのように「その国が民主的でない事を糾弾し叩く」よりも、まずは人々の近代自我や社会について意識を向け考える力を発達させる支援が要るかも。叩くと逆効果だ。
アメリカの場合、その国が民主的でないことを口実に叩くのは、それを戦争や軍事的緊張(軍需産業向けの公共事業や多極派による米国自滅策)を誘発する道具にするためとの噂もあるが、オルバン首相の視点では『米国の不健全な普遍主義の考え方のせいで、世界各地で紛争が起きている』と映るようだ。米国に「不健全な普遍主義」を刷り込んで衝突しやすくしたものは何なのか気になるところだ。

近代自我や考える力(潜在的聡明さ)の発達を促し支援する文化的環境や教育は日本にも必要。民主政治は主権者自身が潜在的に持つ聡明さをきちんと発達させてないとうまくいかないのは歴史が証明している。そういう意味で、国力を下げる教育格差は極力抑えて欲しい。
誰しも潜在能力の発達・活用を本能的に望むし、(民弱国強を志向し人々の聡明さを嫌う)為政者から「好都合な愚民でいろ」と潜在力を抑圧されることは望まない。逆に、潜在的聡明さの発達・活用を押しつけがましくならずに自然にそれとなく応援されるだけなら嫌がらない。
【社会を構成する自分達一人一人に潜在する聡明さを目覚めさせ幸せに生かしたい本能】・・・世界中の人々に共通する普遍的価値観に似た機能を持つようになれるものがあるとすれば、信仰とか正義とかイデオロギーとか以前の、そういう本能的部分だと思う。
それは本能なので信仰もイデオロギーも国境も超えている。その本能は自分達だけでなく、他国民の聡明さを願う事さえできる。聡明ならどこかの国を犠牲にしたり外交関係を悪化させるような選択をしないからだ。不健全な普遍主義にもならない。政府に不幸な選択をさせないし、方向性に問題があれば早めに気付いて軌道修正を促し、その都度学習する。
そうなっていく運気がこのブログでおなじみの「我々一人一人の中に宿るクニトコタチの目覚め」でもあるのかもしれないと妄想した。それが龍脈と連携して運気を作っていくのかもしれない・・・
社会的に見れば、潜在的聡明さとその発達本能を持つ我々一人一人が「国の大地」でもある。そしてこの国が雛形であるなら、その運気はやがて世界へ・・・それはまさに、クニトコタチ(古語で『国の大地が立ち上がる』)。


◆違いで分断・対立せず互いの発達促進のために連携を
そんな視点からすると、自分達が普遍的価値観としてるイデオロギーを採用しない(そこまで近代自我が発達してない)国を叩くだけのアメリカはあまり聡明に見えない。必要な事は発達の促進だ。未発達を糾弾する事でも発達を無理に急かす事でもない。ある種の「育てる力」を必要とするこのテーマは、このブログでおなじみの「地母神」的なテーマの一例かもしれない。
独裁国家や近代自我が未発達な国や地域では、哲人政治を良しとするプロパガンダが敷かれることもあるという。哲人政治を信仰するのは言わば未発達の小さな子供が「自分より優れた大人に決めて欲しい、面倒見て欲しい」って願う本能みたいなものであると同時に、その本能を利用して自分達と大きな発達差のある愚民共を都合よく(そして効率的・能率的に)統治・搾取したい側からの洗脳でもあると思う。いっそ永遠に依存的な愚民のままでいて欲しいんだろう。 発達を望まないでいて欲しいのかもしれない(本人も発達してない)。
哲人政治信仰という洗脳が、人々の持つ潜在能力とその活用意欲を自覚させずに抑圧する搾取の道具になっている。いわば、発達を阻害して自らに依存する小さな子供のままでいさせている。哲人政治信仰を持つ地域は本当に小さな子供の発達レベルなのか、それとも本当はもっと発達できてるはずなのに潜在力を封印されて小さいままにされているのか・・・多分後者のケースもあると思う。

子供は最初のうちこそ大人に決めて欲しいし面倒見て欲しいと思ってるけど、自分の潜在能力がが芽生えて活用していく体験を重ねて自己の発達を自覚すると、自然とそれまでとは違う本能に切り替わる。切り替わった結果が「社会を構成する自分達一人一人に潜在する聡明さを目覚めさせ幸せに生かしたい本能」であり、自立して自分の能力を生かした人生を進もうとする本能とも言える。自我の目覚めでもある。
そのペースは個々人で違うので急かすべきじゃないし、ペースが遅い場合は罰したり糾弾し責めればいいと言うものではない。
仮に、小さい(ままにされている)子達が(近代自我がある程度発達し哲人政治志向から卒業した)大きい子達からの刺激を受け、封じられた発達が目覚めて促進され、同じ本能を持つ者として大きい子と小さい子同士が互いの発達を促すような交流へ向かうことを嫌がる者がいるとしよう。きっと両者を対立・分断させて互いの発達を促すような交流や連携を取らせないと思う(妄想)。それには、大きい子が発達の遅い子や小さい未発達な子を叩いて嫌われて溝を深めるようなアメリカのやり方は好都合だ。不健全な普遍主義には、そんな使い道もある(妄想)。


◆自らの発達を刺激する文化
ひとまず、発達度や発達ペースの違いによる対立と分断の原因にある「未発達叩き」をやめて潜在する発達本能を、即ち潜在する聡明性の発達を(上から目線でなく)文化的に刺激する形で支援すればいい。その経験は自分自身の発達を促進することにもなるだろう。このブログ的な意味で「地母」と「クニトコタチ」を蘇らせ目覚めさせる一助になるかもしれない。信仰やイデオロギーではなく、発達本能に基づいてそんな効果のある文化が今後自然に生まれるかもしれない。
先に「人々の近代自我や社会について意識を向け考える力を発達させる支援」と書いたが、個人的には国境を超えて草の根的に発達を促進をする文化が生まれるとそれが開運法になると思う。何か「近代自我や考える力を発達させる」良い刺激になる文化が。

例えば、ネットの世界で様々な社会的なテーマについて国境を超えて各々の視点から意見交換したり、また独裁政権の国に住んでいる人でも比較的閲覧・書き込みがしやすく検閲に引っかからないような(政治や特定の国・指導者・宗教などとは直接結び付けずに)社会や政治の問題の根っこにある人間の深層心理や普遍的な課題に焦点を当てて国境を超えた意見交換をする場が増えるだけでも発達促進効果はあると思う。
どちらも「正解を出すことや個人攻撃、特定国への批判・論争・論破・折伏・承認・同意・プロパガンダ等を目的とせず、あくまでグループカウンセリング的に意見交換する」ことが効果をもたらす。自動翻訳がもう少し進化するといいのだが。

他に思いつくのは、自我発達や社会・政治の問題の根っこにある人間の深層心理や普遍的な課題を描く作品が増えるのもいい。そのようなテーマの作品は元々大衆に好まれる傾向はある。必ずしもお堅い社会派作品ではなく、コメディやファンタジーの形でそのようなテーマを描いた作品もある。BLですらいけると思うw
日本ならお説教やプロパガンダにならない形でそういうテーマの漫画やアニメの作品を自然に本能的に面白く作ることは得意かもしれない。これならどの国でも流通できる。それらの作品が描くテーマについて、やはりネットでファン同士が国境を超えた意見交換を促進すると効果倍増だ。
多分、ゴールデンカムイにもそのような要素は所々あると思う。同作品には「現存するアイヌ問題を隠蔽しミスリードする悪質なプロパガンダの側面もある」との指摘もあるので、その件を含めて活発な意見交換が出来るといいかもしれない。
ネットになじんでいるのが若年層だけの国もあるが、若年層だけでもそういう文化が定着するといい。いずれ彼らが社会を担う。

社会が健全に機能し続けるには、恐らく人々の潜在的聡明さが発達しやすい環境と、それを支える豊かさの両輪が両立し連携することが必要。その両輪はまさにこのブログ的な意味で言う「地母神」の愛かもしれない。
ロシアも中国も(グローバルサウスも)そういうものの両立と連携が乏しい歪な経済成長が外部の投資によって身勝手な都合でなされようとしている印象もある(幻覚だといいが)。このブログでおなじみ「お金の不徳を正す龍脈」とつながった国は要注目だ。
マッカーサーに「精神年齢13歳」と評された80数年前よりは近代自我を発達させやすい環境になった日本もまた、格差が
拡大すれば「貧ずれば鈍ずる」で人々の意識は今より劣化・退化して愚民化し、民弱国強になりうる。だからどの国も両輪の両立と連携の面で(政治的ではなく草の根的に)協力し合えれば理想的だ。
それはさながら、人類が有史以前から繰り返してきた「子供達が自分自身の発達と成長を互いに促進し合う」という、ごく自然な営みと変わらない事なのかもしれない。
カギは、人々がそのような意識を持ち、潜在的に持つ発達本能を自覚し、そこに注意を向け続けていることができるかどうかだ。
そうし続けることを支援・促進する楽しい文化が世界に広まる運気を個人的に予感し、また願っている。

我々に潜みし個性溢れる発達本能よ、目覚めて互いの本能と連携を成せ。満開に花開け。


 

目覚めよ我らが発達本能2
米国の日食が暗示するもの?
←現地時間4月8日
目覚めよ我らが解決能力←日本人も抑圧された発達を再開してほしい
能登半島地震と龍脈の奇妙な偶然←クニトコタチについて
近代日本のカルマとゴールデンカムイ
首里城火災に奇妙な偶然
「◆まとめ」に同じテーマあり。
「国民主権」て知ってる?
←カルトと日本人の近代自我発達について
救いのためならどんな犠牲もいとわない?
洗脳について
「危機」という名の口実と、考える力
パンデミックにまつわる奇妙話
←今まさに人々の聡明さが問われる
いじめっ子を憎む心の落とし穴?大津いじめ自殺事件で起きた社会現象と近代自我について

2023年6月29日 (木)

薬物使用非犯罪化潮流の裏側?

※以下に書いたことは全て個人の感想か妄想です。差別や偏見を助長する意図はありません。


「個人の薬物使用は緊急に非犯罪化すべき」 国連機関が声明を発表 

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が6月23日に声明を発表した。

この声明は6月26日の「国際薬物乱用・不正取引防止デー」に先駆けて公開されたもの。
国際社会に対し、個人のための薬物使用と所持は緊急に非犯罪化されるべきであるとし、違法薬物犯罪の扱いについて処罰を支援に置き換え、人権を尊重・保護する政策を推進することを求めた。

(中略)声明の中には「ハームリダクション」という用語も登場する。これは依存や薬物にまつわる健康や、社会上のリスクを軽減を目指した政策や立法を指す。
「ハームリダクション」の立場からの薬物の非犯罪化を進めた例としては、アメリカ・オレゴン州が挙げられる。オレゴン州では2020年にコカイン、ヘロイン、LSD、MDMAといったハードドラッグが、個人使用目的で少量の所持の場合に限り非犯罪化している。

またアジアではタイが2022年6月、医療目的に限ってマリファナの栽培や販売を解禁している。

コロナ下でのWHOの様子や昨今の報道()で多くの人が気付いた事だが、最近の国連を牛耳ってるのは中国だ(国連機関要職リスト)。
かの国で薬物犯罪は大麻だろうがハードドラッグだろうが重罪で、非犯罪化させる気配はない。そして薬物使用非犯罪化政策ロビーの標的は先進国ばかり。世界の薬物問題に大きな役割を果たすWHOでは、事務局長を補佐する立場に中国人が就任している。
標的になった先進国がもし上の声明を受け入れれば、薬物使用非犯罪化で使用のハードルが下がり、薬物の流通・販売・収益は増え、犯罪として取り締まらず治療だけの片手落ち政策で社会負担増は必至だ。国力を下げる。
「医療目的限定」という名目で大麻解禁したはずのタイでは早くも嗜好大麻が蔓延し、大麻中毒患者が急増し大問題になっている。大麻解禁のロビー活動では「大麻はアルコールよりはるかに安全」と主張しているが、鵜呑みにしない方がいい。タイでは大麻を吸って錯乱したり体調が急変して搬送されたり交通事故を起こすケースが急増している。子供の中毒患者も増えている。似たような事は今後各地で起きるだろう。何か深刻な事件が起きる事さえありうる。
このブログで最近よく妄想される、「先進国に変な物事を推進・普及させて弱らせ経済覇権をひっくり返そう計画」がとうとうハード・ドラッグまで使い出したのだろうか? 陰謀脳の妄想は尽きない。
(これまでのそういう妄想記事:対話型AIの罠?  「危機」という口実と考える力

そもそも多くの国で薬物が違法とされるようになった原因・理由の一つはアヘン戦争だ。
イギリス商人が清国へ大量に密輸出したアヘンが蔓延し、大量の中毒患者と薬で身を持ち崩した結果の貧困、それに起因する犯罪や人身売買などによる治安悪化、勤労意欲が低下した中毒患者の増加に反比例した労働人口の低下と生産性の低下・景気悪化など、当時すでに落ち目だった清国の惨状はまさに「薬物を使った国家衰退計画」とでも言えるほどの大損害をもたらした。イギリスは儲かった。
元々アヘンを禁止していた清国は取り締まりを強化し、イギリス商人達からアヘンを没収・処分。これに反発したイギリスと戦争になったのがアヘン戦争だ。国力が低下していた清国が負け、この時香港は英国領となった。以来、「中国史のトラウマ」として中国共産党のプロパガンダにも利用され、現在に至る。だから中国は薬物犯罪には厳しい。


◆処罰と支援は両立する
個人的には、薬物使用は犯罪として取り締まって更生を促すことと治療・支援の両方を連携させる必要があると思っている。
日本だと薬物使用の初犯は執行猶予が付くので、初犯のうちは執行猶予期間中の治療を義務化させてもいいのではなかろうか。
初犯ではなく刑務所行きの人達は、物理的に薬物と遮断されている収監中にきちんと治療を受ける制度にすることが望ましいと思う。
加えて両者とも、依存の動機や原因になった問題と向き合い解決する支援があってもいい。再犯を防ぐための就業支援や不当差別防止の取り組みもあっていい。それらは処罰や取り締まりと問題なく両立する。むしろ両方を連携させなければ片手落ちだ。
昨今は振動医学を使った有害薬物や幻覚向けヒーリング動画(,,)というものもあり、通常の治療に加えカウンセリングや振動医学も使えば薬物依存症治療は一層予後がいいのではないかと期待する。
(リンク先の動画は違法薬物だけでなく、『向精神薬の副作用が楽になった』という感想もある)

「治療の義務化」という観点からしても、法的には薬物使用を犯罪と位置付けた方がスムーズかもしれない。
当然ながら、薬物使用は犯罪にした方が薬物への興味が生まれにくくなり、中毒患者(要治療者)の増加を抑えられることは言うまでもない。
さらに、この先で書くような「ある懸念」も予防しやすい。


◆「人権」と「環境」というパワーワード
中国は、環境意識や人権意識が低すぎると先進国から叩かれて苦い思いをしてきた。
偶然にも、先進国でゴリ押しのようになっている「変な物事」は、環境や人権を口実にしたものが多い。まるで皮肉を込めた仕返し。
例えば環境を口実に電気一元依存政策や畜産削減&コオロギ食普及、人権を口実に社会を混乱させる形でのいびつなLGBT政策や薬物非犯罪化など。どれもその国の社会に混乱を招き、食料防衛やエネルギー防衛を脆弱化させる物事だ。冬が厳しいNYですら、新規に建築される住宅は化石燃料やガスの使用が禁止され、オール電化が義務付けられた(報道)。冬に停電したら死人が出かねないので、東北や北海道ですらオール電化住宅は売り出されなかったのにさらに北のNYでそんな事が起きている。それこそ人権侵害だと思うが・・・
先進国で人権や環境を主な口実にした極端かつ変な物事を急速推進しているロビー団体と中国とのつながりは気がかりだ。まるで人権や環境問題で叩かれた意趣返しのように見える幻覚を発症した。単に口実として人権や環境問題を利用するだけの連中は、人権も環境も本気で考えてなどないだろう。
かの有名な環境活動家で共産主義に傾倒したグレタさんと中国も密接に関係しているように見える。

グレタさんを支える環境団体、中国政府の代理人の疑い 沖縄「ジュゴン裁判」も担当

環境運動から共産主義に"転向"して、COPから追放されたグレタ・トゥンベリ

日本の脱炭素で儲かるのは中国企業だけ。グレタさん原発“擁護”発言で世界のエネルギー政策に変化の兆しも

「気候が危機にある」という国連は都合の悪いデータを無視している
昨今の国連を牛耳ってるのは中国だ(2回目)


◆アヘン戦争のカルマ?
また別の報道を見つけた。【国連報告書】違法薬物使用が全世界で増加、フェンタニルが深刻化とか、中国が仕掛ける「現代のアヘン戦争」…米国でフェンタニルが若者の死因1位の「異常事態」とか、合成麻薬原料を密輸 米が中国企業訴追 中国政府は反発「完全に違法」というものだ。
フェンタニル」とは合成ドラッグの一種で、中国で大量に密造されたものが規制をかいくぐるために一度メキシコへ送られてから郵送で米国に沢山入ってきているという。ロバート・デ・ニーロの孫もフェンタニルの過剰摂取で亡くなっている(報道)。
より詳しい報道を探すと中国から郵送で密輸されるドラッグ、次の標的は日本だなどというものまであった。米中は犯罪者の引き渡し協定を結んでいないので、米国でドラッグを大量に密造・販売した犯人が中国国内にいた場合、米国は犯人を逮捕できない。さらにこの報道記事の中ではこんな主張をする人がいる。

中国政府がフェンタニル製造を支援していると主張する関係者もいる。「中国国内でのフェンタニル製造については、完全に政府に責任がある」と断言するのは、かつてDEAの捜査官だったジェフリー・ヒギンズだ。

中国がアメリカの要請に応じると期待するのは愚かだと、彼は言う。「中国が薬物を問題視するのは乱用が自国の経済に打撃を与えるか、体制を揺るがしかねない場合のみ。今はそのどちらでもない」からだ。

ヒギンズによれば、違法薬物は中国政府にとってうまみがある。アメリカが摘発に力を入れれば、それだけアメリカ経済が疲弊する。一方で中国の麻薬産業は推定340億ドル規模の国際市場で「過半数のシェア」を維持している。「欧米諸国を助けるのは戦略的にばかげている......ドル箱の産業をつぶすわけがない」

社会に「ドラッグ使用非犯罪化論(ハームリダクション)」が生まれるのは、その社会にあまりに沢山のドラッグが蔓延して取り締まり切れなくなった(疲弊した)ことも一因といわれている。日本はともかく、アメリカがひどい現状なのは有名。
人口が多い中国でも、ドラッグの密造・密輸業者の数が多すぎて取り締まり切れていない。ならば、その困った現状を国益のため他国を困らせるために生かそうと思っちゃったのかどうか・・・などと懸念する。
あらかじめ取り締まり切れないほど自国製の麻薬や大麻を標的国に蔓延させておけば使用非犯罪化論につながりやすくなるし、非犯罪化すればさらに中毒者を増やして標的の国力を落とせる。麻薬や大麻を扱う中国の業者やその関係者と共産党とのつながりやいかに?
(香港では、共産党がマフィアをけしかけて民主化デモやってる人達を襲撃させたこともある。マフィアと共産党は必ずしも常に敵対関係とは限らないらしい)
大麻が解禁されると、次はハードドラッグの売人達が大麻を好む人達にハードドラッグの営業をかけて好奇心を刺激し、結果的に覚醒剤やコカイン・ヘロインといったより危険なドラッグの蔓延を招きやすくなるのは想像に難くない(そっちが主目的の大麻解禁?)。


◆個人的な思い出
さて。中国は、自国では絶対解禁させない嗜好大麻やドラッグを先進国では解禁させるよう意識的に仕向けていたのだろうか?
かの国は、先進国イギリスによって国内を麻薬づけにされたアヘン戦争のトラウマがあり、手口はよく知っている。
先進国に対する大麻(ゲートウェイドラッグ説あり)の解禁運動や国連を使ったハード・ドラッグの非犯罪化運動・・・私はこれらが長い時間をかけて準備されてきたアヘン戦争の意趣返しのように見える幻覚を発症したが、薬はキメてない。

・・・というのも、かつて個人的にこんな経験があったからだ。
私の経験は昨今の大麻解禁論が流行するはるか前にさかのぼる。大学時代の話でとっくに時効なのでバラす。
当時、キャンパスで一部の中国人留学生が「大麻はアルコールよりも安全で摂取すれば心が安定し争いがなくなり、さらに優れた思考ができるようになって社会を平和に発展させる薬だから合法化と普及を目指す運動」を熱心にしていたことを覚えている。自分自身の大麻体験を交えて大麻がどれほど優れた植物で解禁されればいかに人と社会を救うか、こんな素晴らしいものがいかに悪の濡れ衣を着せられて不当な取り締まりがされているかを力説し、学生達に大麻への興味を巧みに増幅するテクニックを持っていた(もはや宗教の勧誘みたいだ)。
当時キャンパス内で占いをしていた私にも「大麻運動に参加して手伝ってくれ」と勧誘されたものだ。占いをしに来るタイプの悩める学生達に対し、私を通して「向精神薬よりも安全に心が安定する大麻」への興味を持たせたかったのかもしれない(もし学生達が興味を持てば実際に大麻吸引へと導いていたかは不明だが、文化祭などでこっそり大麻を吸う者がいたとの噂は聞いたことがある)。
インターネットが今ほど各家庭に普及していない時代に、大麻解禁のネットロビーそっくりの主張で学生達へ大麻に関心を持つよう働き掛ける留学生がいた事は要注目に値する。
もちろん断った。

ご注意いただきたいのは、在日中国人や中国人留学生達自体は決して「悪の組織の手下みたいな存在」ではないということ。ドラッグへのお誘いはきっぱり断る必要があるが、日本にいる中国人全員が大麻解禁派ではないし、皆が大麻に興味があるわけでもない。そんな人は少ない。中国人全部を危険視するのはただの偏見だし人種差別だ。多分、ネットが普及した今はあんな方法で勧誘する人はほとんどいないだろう。
よって、中国人に対する差別や偏見、不当な敵視や排除はダメゼッタイ

実は中国、国内で麻薬や合成ドラッグが大量生産&密輸されているだけでなく、大麻草の生産量も世界トップクラスの国である。ただし中国国内での嗜好大麻の使用・売買は重罪だ。代わりに国外へ沢山輸出されている(必ずしも非合法な商品ではない)。
ならば全ては中国が単独でやっている陰謀なのかというと、多分違うと思う。何度も書いてるが「すでに経済成長が頭打ちなのに未だに経済覇権を握り続けてて商売上ウザい先進国(一部からはグローバルノースとも呼ばれる)からグローバルサウスへと経済成長の場を転換させたい人達」の中には、その昔トロツキスト(共産主義者の一派)から影響を受けた多極派のお金持ちさん達がいるというので、彼らが投資や各種支援と引き換えに利害一致した中国に先進国の覇権を抑えてグローバルサウスの成長が促進されるよう色々動いてもらってるのかもしれない。そうやって動くことで中国は国際社会でのプレゼンスを上げることも出来るのだろうか(妄想)。
その様な多極派の皆さんは米国をはじめ先進国各地にいるので、彼らと中国が水面下で連携すれば米国をはじめとする先進国に中国製ドラッグ蔓延&ドラッグ使用非犯罪化政策への流れを作るのは割と出来ない事ではないのかもしれない(妄想)。
(大麻中毒患者が急増したタイは潜在的に中国のライバルになりうるグローバルサウス国だったが今後どうなるか。せっかく民主化したのに軍政に戻ってしまったミャンマーも大麻生産量の点で中国のライバルになりえる国だったが、再軍政化したことで各国がミャンマーとの貿易をやめたため、中国産大麻が世界シェア1位を保っている。どちらの国でも中国に好都合な事が起きている)

皆さんは既にお気づきだと思う。
薬物なんか使うまでもなく、オカルト脳や陰謀脳になれば安全で気軽に妄想や幻覚を楽しめるということを。

大麻含め、薬物の中毒や副作用で苦しむ方は今すぐこちらをお試しください
水や白湯を飲みながらだとより効果的。


オマケ
依存症の背景
薬物だろうが酒だろうが占いだろうが、何かに依存してしまうには相応の原因があり、その原因と向き合い解決する必要があるのは皆同じ。精神論だけで薬物依存症は解決しないが、精神的なアプローチは必要。

とある大麻解禁論者の本音?大麻解禁運動が盛んな最近になって出回る銘柄の中には、なぜか大麻成分が強めてあって危険なものがある

多極派誕生秘話

2023.7.2追記:
豪州、医療目的での幻覚キノコとMDMAの使用を承認 専門家「治験データ不十分」

大麻が「医療目的のみ承認」されたタイの蔓延と中毒の惨状を知っているはずなのに。しかも「治験データ不十分」なんてコロナワクチンのような大規模薬害さえ起こりうる; この政策、目的はソフトドラッグどころかハードドラッグの蔓延と非犯罪化(ハームリダクション)か?
英連邦の豪州でこの政策を勧めた政治家やロビー団体の事が気になる。

2023年8.8追記:
「やっと表沙汰…寮屋上は9年前から大麻喫煙所」日大アメフト部OBが証言 薬物汚染の衝撃実態…林真理子理事長、内田元監督に真相直撃
最近は大学生どころか中高生にさえ大麻汚染が広がっている(報道

大学スポーツむしばむ大麻 「合法」と宣伝、「安全」と誤った認識も
強豪の東京農業大ボクシング部でも大麻汚染

2023.11月追記:
タイ・バンコクで大麻廃止 「銃乱射事件」と外国人旅行客「乱用騒ぎ」のせいか


2024.1月追記:
タイ、娯楽目的の大麻使用を禁止へ 歴史的な合法化から一年半

2024.3月追記:
不安障害の患者にLSD投与、1回で即効性と持続性確認 FDA(米食品医薬品局)が「画期的治療薬」に指定
嫌な予感しかしない;

2024.4.8追記
大麻使用者の2割が依存症に、精神症リスクは「コカイン以上」心臓病や脳卒中、うつや暴力の増加も 
言わんこっちゃない;
4.11追記
【京都】「大麻の耐性がついたので刺激の強い薬物に手を出した」高校生ら4人を逮捕
やはり大麻はゲートウェイドラッグだった模様。言わんこっちゃない;


2023年6月20日 (火)

対話型AIの罠?

以下に書いたことは全て個人の意見と妄想です。引用文の太字は私がやりました。内容を予約している箇所があります。


最近急に登場して示し合わせたように普及を目指して大企業や省庁や市役所などで急速に導入されている対話型AI(ChatGPT等)だが、AIの回答が不正確なケースが目立ったり、中にはとんでもない捏造さえあるという。話のつじつま合わせだけが高度に発達したAI。まるで詐欺師。
そんなアテにならないものに依存した社会は混乱不可避なのは誰でも分かるだろうに、なぜ普及させようとするのか? 

【2023年最新】ChatGPTを導入した日本の企業・組織事例まとめ
省庁や大企業も多く導入している。いい加減な対話型AIに仕事を依存するなんて心配だ・・・

メルセデス車にチャットGPT搭載、米国で試験運用
タロット風に表現すると「戦車の逆位置」な結果にならないことを祈る。

「平気で嘘をつく」AIの誤情報を排除するには...知らないと痛い目に遭う"ChatGPTの弱み"

【酒井】AIが生成した文章が正しいかどうかは、人間が自分で信頼できる情報源にあたるなどして確認するしかないんでしょうか?

【古川】そうなりますね。たとえばChatGPTが出してきた回答に対して、「これは本当に正しいですか? 根拠を説明してください」のように質問する方法もありますが、それに対する回答がさらに間違っている可能性もあるので、人によるファクトチェックが基本です。

【酒井】Web検索ですぐに確認できればいいですが、専門性の高い内容などの場合、人間がチェックしきれずにAIが生成した間違った情報がそのまま使われてしまうケースもありそうです。
(中略)
【古川】一方で文章生成AIの場合、回答の根拠がブラックボックスになってしまうために、使用するユーザーは誤りに気づきにくいと考えられます。

弁護士がChatGPTを使って作成した申請書で存在しない過去の事例がでっち上げられていたことが判明

航空会社を訴えている顧客の弁護士が裁判所に提出した書面に、存在しない架空の事件がでっち上げられて記載されていたことが分かりました。弁護士は文書作成のためにChatGPTの助けを借りたことを認め、「内容が虚偽である可能性には気づかなかった」と説明しました。

生成AI、チャットGPTに米政財界で懐疑論 〝投資の神様〟が「原爆に匹敵」、グーグル元CEO「ガードレールが早急に必要」

「投資の神様」として知られる米大手投資会社「バークシャー・ハサウェイ」のウォーレン・バフェット会長兼CEOは、同社の年次総会で次のように言い放った。
「(生成AIやチャットGPTなどの)AIは原爆に匹敵するのではないか」

AIへの懐疑を公にしたのだが、メディアはこの発言を無視して、「バフェット氏は、シリコンバレー銀行(SVB)の預金者保護は不可避的だったのであり、もしそうしていなければ事態はもっと深刻となっただろう」と発言した部分だけを強調した。
米IT大手「グーグル」で最高経営責任者(CEO)を務めたエリック・シュミット氏が、これまでの立場を変えて「AIにはガードレールが早急に必要である。1年前には考えもしなかったことが起こっている」と言い出した。つまり、次の経済を牽引(けんいん)すると期待されたAIやチャットGPTなどの新技術に投資筋は懐疑的なのである。

シュミット氏は、元米国務長官のヘンリー・キッシンジャー氏らと共同で、「AI開発と国家安全保障」を追求し、ガイドラインを制定する委員会を継続してきただけに、姿勢の変化には注目が必要だ。

ネットの対話型AIの情報源はしょせん、冗談や妄想や噂やフェイクニュース等、いい加減な情報が氾濫するネットである。
ヒトと違って理性的な感覚のないAIにしてみれば、ここみたいなオカルト妄想系ブログさえ回答を作るための情報源になりうる。人間なら「さすがにそれはウソだろうw」と感覚的に判断できるものも、AIにはできない。「嘘を嘘と見抜けない」わけだ。
なので、仕事でそんなAIに依存し、AIが作成した文章や回答の根拠や情報源を調べていちいち検証やファクトチェックが必要ならば、二度手間だ。AI使わずに最初から自分でやった方が早い。

そんなあやふやな対話型AIをもてはやし依存したがる先進国。マイクロソフト創業者のビル・ゲイツに至っては「18カ月以内にチャットAIが子どもたちに読み書きを教育するようになる。いずれは他の科目も教えられる良い家庭教師になる」と提唱(報道)。自社のパソコンもChatGPT対応の仕様にするという。
そんなゲイツだが、先日中国へ訪問したら珍しく習近平が自ら出迎え、ゲイツは習近平から「今年北京で米国人の友人に会うのはあなたが初めてだ」とのコメントをもらっている(報道)。何やらかなり歓迎されている模様。


今のところ、いい加減な情報が氾濫する「ネット」を情報源とする対話型AI依存を急激に推進したことで混乱や不利益が出ているのは欧米など先進国だけのようだ。中国が政治的な理由でChatGPTを禁じている意味を、考えてみた方がいい。
これと似た感じ、前にもあったような気がする。そう、脱炭素を口実に災害やエネルギー防衛に対して国を脆弱化させる電気一元依存政策を欧米先進国にだけゴリ押しする流れや、健康面で不安要素が残るコオロギ食を先進国で推進するのと似ているような気がするのだ。もしかすると社会を混乱させる歪んだLGBT政策の推進とも似てるかもしれない。これも先進国だけ。(陰謀脳)。
そんな感じで、先進国に危険な形でのAI依存を推進することもまた、「先進国の経済覇権(ドル覇権)を縮小させてグローバルサウス(投資先)を台頭させたい一部経済界の思惑」ゆえの現象なのだろうか(妄想)。米財界もまた、中国はもとよりグローバルサウス各国への投資をしている例は多い。習近平がゲイツを歓迎したのはそんな背景もあるのだろうかと妄想した。
マイクロソフトもまた、ゲイツの現役時代から中国市場へ大きな投資をしているのだ。

マイクロソフトをはじめとする多国籍企業は、必ずしも「欧米の経済だけが一番強くないと困る」わけじゃない。先進国の作るドル覇権が縮小し、人口と地下資源が多い中国及びグローバルサウスが台頭すれば、ゲイツ及びMSもそれを商機に出来るだろう。
資本の論理からすると、経済成長が頭打ちになった現先進国(ドル覇権)がいつまでも幅を利かせていて他の地域の経済成長を邪魔するのは面白くないし無駄に見えるのだろうが、グローバルサウスには人権を軽視しがちな国や乱暴な独裁政権が支配する国も多いので、そういう国の政府・政権が投資のお陰で一層元気になってしまうと、今までは無かった色んな問題が国内外に出てくると思う。中国がまさにそれ。個人的にはそれが引っかかる。外部からの投資と経済成長で民衆の暮らしが向上・安定するだけならいいけれど、そうは問屋が卸さない;
資本の論理からすると、利益さえ出ればその国の内情や国民の苦しみやその後の事なんか知った事ではなさそうだが・・・本当に目先のニンジンしか見てないのか?

とまれ、「頭打ちの先進国(ドル覇権)からグローバルサウス(非ドル覇権)へ」という流れは今後も加速する気がする。
だって、バイデン大統領ボケちゃったし。

 

余談:AI研究、中国突出 論文の質・量で米国引き離すからの妄想
いい加減な対話型AIはゴリ押し効果もあって先進国で多くの人や組織が利用している(とくに無料版)。この流れ、恐らく多くの人達が様々な用途で対話型AIを利用することでそのデータをAIのディープラーニングに活用すること、即ち高度なAI開発が目的ではないかと妄想中。
もしそうなら、いつどこでどの言語でどんな人や組織がどのようにChatGPTを使用したか、全ての利用データが記憶されている(=筒抜け)ということでもあり、蓄積された利用データの分析次第では各国の大企業や官公庁、個人、学術界などの営みや傾向、ニーズ、内部事情まで分かってしまいかねない。
これは情報防衛や防諜の観点からもあまりよろしくないのではないかと思う。どーりで中国が国内使用を禁ずるわけだ。

そして、今世界で最もAIの研究開発が進んでいるのはお隣の中国である。かの国はChatGPT使用禁止なので上記のようなリスクは回避されている。ただ、ネットで自由に使える対話型AIを世界に公開して蓄積された使用データがその後どこでどのように利用されるのか、色々妄想が捗ってしまう要素がそろいすぎているw
そんな中国を訪問して国家主席から直々に歓迎を受けたMS創業者ビルゲイツは、対話型AIの普及に熱心で、MS製パソコンがChatGPT対応に仕様変更されると発表した。これはMSが世界シェア一位のパソコンを使ってChatGPTの利用を促進しているという事でもある。
これは、データ収集(ディープラーニングや諜報に転用可能)という分野で「ゲイツが(MSが)中国(のAI開発?)に協力的」という可能性もありうるってことなのかどうか・・・習近平がゲイツを「米国の友人」と表現した意味やいかに??

「中国が手に入れようとしたのは、ライバル先進国の混乱と引き換えの最先端AI開発」・・・まるでAIが考えた社会派小説風の煽り文句みたいだ(寝ろ)。

 

2023.7.1追記:
chatGPTが「個人情報を許可なく収集」、米利用者らがオープンAIを提訴
言わんこっちゃない; 
中国がchatGPTを禁止したのは、それを知ってたからだろう。自社製品をChatGPT対応にしたMSも個人情報収集に協力的だったということだ。

2023年6月17日 (土)

ヒトを道具にする方法

※以下に書いたことは全て個人の妄想です。事件について犯行を正当化する意図はありません。


【独自】「注意されたらすぐ逆ギレ」移動しながら次々発射…自衛官候補生(18)の行動判明 「真面目な自衛隊には向かないと」

3カ月は大きく変わる期間…専門家が解説『自衛官候補生の訓練』服従心養う教育と供述内容「叱られて狙った」

陸自発砲事件、容疑者は任期制の「自衛官候補生」どんな制度? 元精鋭隊員らはどう考える


・・・とうとう日本でも乱射事件が起きたのかと驚いた。しかも自衛隊の射撃場で。その後、40年前にも同じような事件が起きていたと知ってさらに驚いた。
この事件は、もともと反抗心が強く逆ギレしやすい犯人が、(多分自覚に乏しい)自分自身の素質とはミスマッチすぎる「服従第一」の職場を選んだ結果起きてしまった悲劇、とでも言えばいいのだろうか。
犠牲者のご冥福と負傷者の順調なご回復、そして犯人の更生を願ってやまない。


◆目的のために手段を選ばなかった副作用
問題を抱えた犯人には「ミスマッチすぎる職場」だった自衛隊。犯人の抱える問題の大きさもさることながら、この組織も大いに問題を抱えていて、セクハラ体質を告発した五ノ井さんは有名だし、パワハラを告発したら逮捕された自衛官までいる
自衛隊に限らず、「服従第一」を志向する世界はどこも下の事件とも似た問題を抱えているのかもしれない。

生徒を自殺に追いやる「スパルタ部活」の深い闇


自殺社員遺族とゼリア新薬ら和解 新人研修が心理的負荷

個人的には、2つの事件と今回の事件に共通するのは、「目的のためならどんなに過酷でリスクの高いトレーニングや人権にあえて目をつぶった理不尽な指導・指示・命令であろうと感情や感覚を殺して従順に実行するロボットを育てようとした結果起きた悲劇」に見える点だ(とはいえ今回の事件に関しては犯人自身の抱える問題は非常に大きい。犯人自身がそれを自覚し向き合うことは罪を償うためにも自分自身のためにも不可欠だ)。

当然だが、「相手を従順にさせる目的で心身を痛めつけること」は現代社会で普通にNGだが、未だに一部ではシゴキと称して正当化されの学校でも家庭でも企業でも軍隊でも行われていて犠牲者が出る度に報道される現実。
自衛官候補生発砲事件の背景にも、犯人の抱えた問題に加えて組織が抱えるこの手の問題も無関係ではないのかもしれない・・・ネット界隈ではそんなふうに囁かれていた。私もそう感じた。

人は苦痛や脅威から己を守るために本能的に感情や感覚を殺し、時には苦痛や脅威を与える相手に対して己を守るために従順になることがある。とりわけ「逃げられない支配的な相手」に対しては。
ただ、そうなるのは異常事態に限る。感情と感覚を殺して己を守るのは一種の解離で、そんな異常事態が長く続けば心の健康を損なう。
なので、そうなっている人を「厳しい状況にめげず立派に耐えている」と賛美する気にはなれない。
(『どんなに残虐だろうとその相手に依存しなければ生きられない状況』が発生しうる監禁事件や人質事件、虐待やDVの家庭で同様の現象が起きることもあるという。個人的には社会格差が固定化されて底辺からはい上がれない世界や圧政を生きる民衆にも似た心理傾向があった気がする)
そんな「解離」を、痛めつけることで意図的に身に着けさせる風潮が各所に存在するようだ。

軍人という職業ともなれば、戦場で「消耗品」として運用されることさえ想定した訓練をせざるを得ない。使い捨てや理不尽な扱いにも絶対服従が前提の職業だ。軍人が常に求められているのは「納得」ではなく「どんなに理不尽で残酷な命令でも無条件に服従すること」である。
基本的に、軍人は「道具」として扱われ、道具の人権は制限される。道具の消耗は抑えたいが道具にいちいち納得させる必要はない。あくまでも理論上、戦いの場ではそうする方が目的達成には効率的で合理的だからだ。
ましてや軍人(自衛官含む)の仕事は戦場で全力を尽くして殺し合うという、まさに異常事態の中で行う苦痛に満ちた残酷なものなので、そんな中で己を守るべく個人の感情や感覚を殺しかつ従順に命令を遂行するスキルを会得する上でも、軍隊では伝統的に普通の訓練に加えて逃げられぬ環境下で理不尽に心身を痛めつける方法や風潮が伝統的に採用されがちだ。あらかじめ学習性無力感を利用して解離と従順化を覚えさせることで脱走者や上官殺しや反乱が出るのを防ぐ効果もある(それだって100%は防げない)。
ある意味では「軍人が己の感情や感覚から解離しつつ仕事に集中するスキルの習得をどう実現するかの課題」とでも言えばいいのか。
軍人は「とてもじゃないが解離していなければ耐えられない仕事」が多い。無残な死者達や過労や劣悪な環境下で死と隣り合わせの日常なのは勿論、本来はタブーと認識している殺人を実行するのは勿論、時には身体に爆弾巻き付けて突っ込んでくる洗脳された少年少女(自分の弟妹や子供位かそれより幼い)をハチの巣にしなきゃいけなかったり、国によっては圧政へのデモ行進する同胞達や亡命を試みる同胞や難民達を射殺する命令も出る。民間人が大勢住んでいる市街地を砲撃・空爆することもある。納得できる理由のない戦争や侵略戦争をさせられる場合もある。脱走した仲間の射殺も命令される。時には命令一つで昨日まで信頼し支え合った仲間や部下達を捨て駒になければならないし、自分が捨て駒になる命令を無条件に受け入れなければいけない。自国に勝ち目はないと分かっていても命令ある限り死ぬまで戦い続けなければならない。軍隊はそんな事まで想定しなきゃいけない。だから軍人は心を殺しどんなことも無条件に受け入れるスキルが要る。
けれど結局、感情や感覚を完全に殺せる者などいない。その時は誤魔化せても辛さやストレスは消えずに蓄積し、いずれ何らかの歪んだ形で必ず副作用が出る。押し殺してきたものの深刻さと副作用の深刻さは比例する。副作用は押し殺してきたものと向き合い自覚しなければ治りにくいし、向き合うには(治療するには)大変な時間と労力がかかることも多い。もし向き合って自覚したら生きていけない苦しみを一生抱える人もいる。解離が強過ぎれば解離障害で別人格が生まれたり、記憶喪失や解離性遁走さえ起きる(脱走者の何割かは解離性遁走)。
結局、人は道具になり切れない。それは自衛官も例外ではない。

上述の理由から軍隊で行われるその手の方法が、何故か民間の企業や学校や家庭でも発生し、社員や子供達は狙った結果を出すための道具として、「納得するかしないか」ではなく、「無条件に従うか否か」の指導が行われている。パワハラ6類型の一つ「過大な要求」だ。
その結果、何人も心身を壊している。結果を出せるのはほんの一握り。絶対服従の環境下で成長期かそれより前の子供達が極端な練習や減量や勉強を強いられ何人も疲労骨折したり臓器に問題が出たり摂食障害や精神疾患や過労や自殺に追いやられる現実がある。そして隠蔽される。
周囲の大人達は「そんな厳しい試練を経験することで成長できる・将来どんなことでも耐えられる人間になる・そうでもしなければ結果など出せない」「その程度で壊れる人材は元々要らない」として子供達の悲鳴を意に介さず、自分達を正当化することもある。心身の不調で結果を出せなくなった子を責めて残酷に罰する事もあれば、後遺症に苦しむ子に何のケアもせず使い捨てる事もある。子供達は当然泣き寝入りだ。そんな環境の子供達もまた、学習性無力感を持つことがある。解離どころか解離性障害を発症する子もいる。
(例え子供達がリスクの高い極端な練習や勉強を自分の意志で熱心に取り組んでいる場合でも、大人達はダメージの蓄積や行き過ぎを止める立場だと思う。何か起きたら隠蔽すればいいと安易に考えすぎている人は後を絶たない)

人を学習性無力感と解離が出るまで痛めつけ続けて力づくで従順にさせることは慣れた者には簡単だろう。でも、それで人としての心の強さや健全な発達や優秀な人材や、ましてや忠誠心は育つまい。せいぜい解離が上手くなるか表面的に洗脳されるだけで、作れるのはせいぜいロボット(道具)だ。しかも、道具になる前に消耗しすぎて使い物にならなくなる(稀に反乱される)リスクがつきまとう。
ロボットが欲しいなら、手間暇リスクをかけて人をロボットに仕立てるより、最初からロボットを使えばいい。
人間は「どんな辛いことも受け入れ耐えられる存在」になるべきではない。そんなことが必要な事態を作るべきでもない。
磨いて向上させる必要があるのは、解離力ではなく、問題解決力だ。

例の「逃げられない場で痛めつけてロボットにする方法」が採用された閉鎖的な組織である軍隊では、その方法を採用した副作用ゆえに平時すらイジメやパワハラやセクハラ、レイプ、リンチも横行するし隠蔽(黙認)されるし世代を超えて連鎖する。精神を病んだり自殺したり、民間人や家族に対して組織内と同じ感覚で暴力や性加害やモラハラをふるうケースもある。これも世代を超えて連鎖する。解決より解離と泣き寝入りと憂さ晴らしが選ばれている限り。

・・・例の方法、まさに色んな意味で、「お国のための汚れ仕事」だ; 軍隊という存在自体、人類がきれいごとだけで生きていない証。

それに加え、自衛隊の場合は募集人員が集まらずに人手不足でなりふり構わぬ採用になる傾向があり、自分の名前がきちんと書けない人でも採用されてしまうなど、人事のミスマッチが頻発しているという(報道)。
(適性に問題があっても力づくで従順化させて使うしかないという発想なのかは不明)
もし今後、少子化の日本が徴兵制を採用すれば、志願制の時代よりはるかに多くのこんな問題が男女問わず発生するだろう。80年前にも同じ問題があり、一部の学校や部活や虐待家庭にその系譜が未だにカルマのように受け継がれている・・・

◆時代の変化 告発者を恨む被害者達のケア
例の方法で「痛めつける側」はというと、人権より合理性や効率優先、結果優先の価値観だったり、本人のための指導だと思っていたり、自分もされたことだからと罪悪感がないことも多い。
私の知る事例では、ある学校で残念な先生方が「体罰で重傷を負わせるのはダメだけど、精神的に追い込むことは生徒の反抗や非行を防ぎ従順化させ忍耐力を育てる上で大切な事だ」と考えて新入生にやたらとプレッシャーを与えて些細な事で恫喝し委縮させたり、体育で独自の踊りをさせて振り付けの覚えや動きが悪い生徒に対しミスする度に全員を連帯責任で罰し続けて孤立させ、挙句イジメと不登校を誘発したり、または突然無茶な量の宿題を出し続け生徒達を意図的に不眠・過労へ追いやったケースもある。それまでは変なことをしなかったごく普通の先生達までどんどん様子が変わってしまう現象もあり、職員間の同調圧力は相当強かったようだ。そんな残念な先生方が顧問をしている部活動は推して知るべし。
生徒達は委縮していき、入学時は健康だったのにストレスから摂食障害や性的逸脱を起こしたり、持病の精神疾患が悪化した生徒も出たという。
(最終的に、ある生徒が保護者に相談して問題発覚)

痛めつけて従順にさせようとしてくる組織や個人に対し、委縮したり感じることをやめて従順なロボットになることで己を守るタイプの被害者が多いほど問題は告発されず闇に葬られる。たまに告発する被害者がいると、耐えずに自分だけ逃げたとか、根性なしや裏切り者、指導の恩を仇で返す者と敵視され、告発を受けた加害者だけでなく、従順化を選んで耐え忍んできた被害者達からも非難・報復されることもある(私の母校もそうだった)
苦痛を押し殺して必死に耐え続けた人ほど、告発者(=自分と同じ境遇なのに耐えなかった者・救いを諦め必死に耐えてきたことがバカみたいに思わせた者)への妬みや恨みは、深い。
だから世代間でシゴきは連鎖しやすく、告発者は加害者だけでなく、同じ被害者達からも恨まれ報復されやすい。
告発者の保護だけではなく、こういう心理に陥った被害者達のケアもすごく大切だ。

だから昔は、シゴきの被害者達は告発などせず、せいぜい身内や占い師に愚痴るだけが多かったが、今は?
21世紀にもなれば、どんな形であれ「服従心を養う」「どんなことにも耐えられるように解離を覚えさせる」ということを目的に痛めつけられれば指導や鍛練ではなく不当なハラスメントと認識する現代人が増えている。私もその一人だ。
そういう人達がとっさに痛めつけられたとき、必ずしも「自分を守るために感情や感覚を殺して従順になろう」という発想がすんなり浮かぶとは限らない。言い換えると、日常生活のなかで「解離・服従して自分を守る」という経験が乏しく、そういう発想や動作が苦手かもしれない。
自衛隊でも企業でも、ハラスメントの告発が増えているということは、そういうことでもあるのだろう。
まだ大人ではない学生達だって最近は痛めつけられれば解離して従順になるより親に相談するか不登校を選びがちだ。録画や録音さえする。逆に、グレて暴力に訴える生徒は減ってると思う。委縮して(又は報復を恐れて)口を閉じてくれるとも限らない。
「告発」は未だに勇気の要る行動だが、これから色んな現場でもっと増えるのではないかと思う。封建時代から続いてきた、「忍耐と泣き寝入り(強靭さと解離上手)が混同され解決より憂さ晴らしが選ばれる時代」は徐々に終わって来た。
本当の強靭さとは何か、改めて問い直したい時代だ。

そんな潮流を生きる現代人達に、昔ながらの方法で従順なロボット化を求めるのはもはや難しい。国家も自衛隊もいずれ例の方法とは別の方法が必要になって来るのだろう。離職率の高さや人手不足解消のためにも・・・
『ロボットが欲しいなら最初からロボットを使えば』と書いたが、なんと英陸軍は30年代までに全体の4/1をロボット兵にする予定だという。

人間は、苦痛から己を守るためなら感覚や感情や自我を殺すどころか、自分や他人の命を奪うことさえある。そのことを忘れてはいけない。
人間が苦痛から自分を守ろうとした結果が必ずしも「感情や感覚を殺した従順なロボット化」とは限らないということを、忘れてはいけない。

ましてや、その生い立ちや生来の素質から協調性に乏しくてキレやすく、高圧的な相手への反抗心や人を撃つことへの関心が極度に強くなっている人間の場合は特に・・・


自我境界が未発達な国民性3

奴隷の反乱

2023年3月 3日 (金)

「危機」という名の口実と、考える力

※以下に書いたことはあくまでも「現時点における個人の感想と妄想」です。

昆虫食ぶっちゃけQ&A
昆虫食が地球の危機を救う!? その知られざる実態を徹底調査!
「救世主はコオロギ?」無印良品が提案するサステナブルな食生活
コオロギ食が議論 根強い抵抗と不安 専門家は安全性強調「アレルギーには注意すべき」
昆虫食は人類を救うのか? 私が「コオロギを食べるのは危険」だと思う理由
次世代フードとして注目の昆虫食 国内法整備進まず「どんな昆虫でも食品にできてしまう」現状
東京大学 大学院教授・鈴木宣弘氏「まともな食料生産を潰して武器とコオロギで飢える愚かさ」
EU で1月24日からあらゆる加工食品にコオロギ粉末の添加が許可・実施される
コオロギ食の前にフードロス対策を


◆昆虫食について
最近、食料危機や脱炭素、SDGsといった理由で急速にコオロギ食が推進されている。ダボス会議及び世界経済フォーラムでも昆虫食推進が挙げられ、既にJALの機内食材料にコオロギが導入され、大手からコオロギ入りのパンが売られ、今後は給食にも導入されるかもしれない。
コオロギ食普及にパソナや電通も乗っかっている。この急速さに違和感を感じてコオロギ昆虫食について調べてみた(上のリンク参照)。
さらに、内閣府の食品安全委員会がコオロギ食のリスク要因を研究した論文を紹介しているのを発見。
論文紹介ページはこちら

以下、内閣府食品安全委員会のサイトより一部抜粋。

リスクプロファイルにおいて以下に挙げる相当な懸念が特定された。
(1)総計して、好気性細菌数が高い。
(2)加熱処理後も芽胞形成菌の生存が確認される。
(3)昆虫及び昆虫由来製品のアレルギー源性の問題がある。
(4)重金属類(カドミウム等)が生物濃縮される問題がある。
寄生虫、カビ類、ウイルス、プリオン、抗菌剤耐性及び毒物類等の他のリスクは低いと判定された。数種のリスクに関しては、更なるエビデンスが必要であることを強調しておく。

(4)の「重金属の生物濃縮問題」は、コオロギの食べる餌に使われている農薬がコオロギの体に蓄積されるためだろう。
コオロギ含めいくつかの昆虫には甲殻類と似た成分があるので甲殻類アレルギーの人は要注意だ。虫入り食品には見やすい場所に「虫入り」と明記しないとアレルギー持つ人が知らずに食べちゃって思わぬ事故につながる恐れがある。
ただ、コオロギ含め昆虫食は中国や東南アジアでは昔から食べられてきたという。wikiによれば、伝統的な昆虫食は「あらゆる昆虫を一年を通じて食べるわけではなく、特定の昆虫が旬の時期に食べられてきた」という。コオロギなら旬は9~10月。

また、コオロギは古来より薬として用いられていた。
83年に第一刷が発行された「漢方医学大辞典1 薬物編」コオロギの項目から一部抜粋。

効能は利尿消腫。臨床応用は尿閉、水腫、気チョウ(月偏に長の字)、2~6個を煎服し、或いは1~2個を焦がし焙って粉末にして呑服する。
妊婦は禁忌

コオロギは体から水を排出させる作用(利尿作用)の薬としても用いられてきた。その場合はあくまで薬であるため、病人向けに少量を摂取することが前提だ。医師がその人の体調に基づき処方を判断する必要がある。過剰に摂取したり必要でない人が摂取してしまえば、体の水分が不足する。それを知らずに日常的に長く食べ続ければ慢性的に血液がドロドロ気味になって血流悪化し、血栓ができやすくなったり、循環器系に負担が出やすくなる。水分不足は腎臓にも良くない。
コオロギ含め昆虫食というものは、人類にとって「旬の時期に期間限定で食べる経験」はあるものの、旬とは無関係に年間を通じて日常的に摂取し続けてきた経験が未だ乏しい。当然、年間を通して長期に食べ続けてきた場合のエビデンスが不足している。
もしコオロギに重金属(農薬)が生物濃縮されている場合は長期に食べていると有害な重金属が体に蓄積してしまって危険。
コオロギにはタンパク質が多いのと同時に痛風や動脈硬化の因子になるプリン体という成分も多い(米国立衛生研究所)。
⑵の芽胞形成菌と言えば食中毒で有名なボツリヌス菌やウェルシュ菌が代表格。漢方ではコオロギを処方する時焦げるほど過熱する理由はこのような菌がいるからだろう。いずれにせよ、コオロギは食べ方や調理法には要注意だ。
食品の原材料を記した欄に下の単語がどれか一つでも入っていれば、それはコオロギ入り食品である。

ドライクリケット
クリケットパウダー
グラリスパウダー
サーキュラーフード
シートリア
レオバイト


◆ワクチンと昆虫食

・・・ここまで読んで、昆虫食推進がコロナ下でのmRNAワクチン推進と似たような臭いを感じる方もおられるかもしれない。エビデンスが不足しているものを推進しているところや、循環器系や血流にリスクがあるところもそっくりだ。個人的には「危機」を口実に普及を目指し健康や安全よりも目先の利益や別の何かを優先しているかのように見えるところも似てると感じた。
ただでさえワクチン接種で血栓ができやすくなっている人々に対してプリン体が多く利尿作用の強いコオロギを日常的に摂取する食習慣が加わると将来的に血管や循環器系のリスクが増加しまいか。とりわけ、ワクチン接種を強引にでも普及させた西側先進国の人達ほどそのようなリスクにさらされることになるまいか(栄養不良改善のために昆虫食が奨励されているラオスは伝統的に虫を食べ慣れており、ワクチン普及率も低いのでリスクは西側より低いかも)。
しかも、必ずしもすぐに影響が出るものではないので、因果関係を証明しにくい。これもワクチン副反応と似た構図だ。

また、昆虫食推進には「畜産業は大量の水を消費し家畜のオナラやゲップは温室効果ガスを沢山出すから環境に悪い。畜産を削減し、そのかわりエコな昆虫食にしよう」「食料危機に備えて昆虫食を」というロビー活動が先進国を中心に行われている。実際は昆虫養殖に大量の電気が必要であまりエコとも言えない。昆虫食推進の結果、電気代が上がってがってしまわないか心配だ。
「環境危機(脱炭素)」「食料危機」という大義名分がつけられているが、畜産業を削減することで慢性的に食肉や乳製品が手に入りにくくなり、価格も高騰するのでかえって食料危機のリスクを上げかねない。本当に食糧危機を防ぎたいのなら、食べ物の種類や食料生産者を減らすようなことは矛盾している。むしろ、食料危機を誘発したいかのようだ。
先進国では米豪加NZなどが畜産を主要産業の一つにしているが、そんな各国の主要産業に昆虫食推進がどの程度影響するかも気になる。昆虫食を広め主要産業の畜産を削減するなら間違いなく食肉輸出の収入は低下する。中でも米の畜産業者は共和党(保守派)寄りになりやすいのだが、昆虫食推進派はそれと対極のリベラル寄りである。まさか昆虫食推進のついでに共和党支持者が多い畜産業界を・・・考えすぎかw

一方日本政府はというと、「コロナ下で生乳が余った」という理由で牛乳が大量に廃棄され、乳牛の殺処分(最大4万頭)に助成金を出している。自ら畜産を削減し食料危機を招くかのような事に税金を使って本末転倒を感じる(⑥のリンク記事でも指摘されている)。
生乳はチーズにすれば長期保存が可能だ(子ども食堂やフードバンクや災害時の備蓄にもいい。その気なら生乳やチーズが欲しい国との物々交換にだって使える)。鳥インフルエンザで養鶏業が大変な今のタイミングに合わせて牛まで削ることは無いような。余った生乳を生かし乳牛を守り畜産を守ることはコオロギよりも重要だと思う。現状、食料問題で一番大きいのはフードロスだから。

そもそも、人類が必死に削減している温室効果ガスなど、ひとたび火山噴火や森林火災が起きればあっけなく吹っ飛ぶ量だ。だから個人的には最近の「温暖化対策(脱炭素)」やそれらを口実にした極端な政策には違和感を感じる。そんな口実とは無関係な、本当の目的が別にあるんじゃないかと(オカルト脳)。


◆日本人は同調圧力に弱い?
環境危機や食料危機という大義名分が付いたムーブメントに疑問や異論を唱えると、しばしば「意識が低い」、「環境を考えず身勝手」というレッテルと批判が出て同調圧力がかかることがある。支持率にも差し障るから、日本含め古今東西の政治家達は有力なロビー団体(圧力団体)や政党や政権の支持母体から圧力を加えられると弱い。そのためかは不明だが、スウェーデンでは2012年から政府が菜食化や昆虫食計画を進めている(参照)。極端すぎやしないか?
日本では政府がワクチン接種を強制しなかったが、『ワクチンを接種しない人は他人のことを考えない身勝手な人』というイメージが誘発されて同調圧力が生まれたことは記憶に新しい。あれも似たような構図だ。副反応が酷くて3度目の接種をやめた人やアレルギーで接種しなかった人などが職場でワクチン差別に晒されたこともある。
いずれ「昆虫食を嫌って肉食を選ぶ人は環境意識が低く身勝手/動物愛護精神が低い」「昆虫食推進に反対する人は変な人・遅れた人」みたいなイメージが誘発されるかもしれないw。少なくとも、電通が昆虫食普及に参画しているので何かしらイメージ戦略は行われるだろう。

私は無垢な幼児だった頃に一度だけイナゴの佃煮を食べさせられたことがある。味は普通の佃煮だった。甘辛くて、硬い後ろ足が歯に挟まったり舌にめり込んだりしてちょっと痛かったw また食べたいとは思わないが、食べてみたい人は食べればいい。昆虫食も同様だ。食べたい人だけ自己責任で食べればいい。ただ、昆虫食の押し付けや同調圧力、変なレッテル貼りを誘発するイメージ戦略は懸念する。さらに昆虫食事業優先と畜産の削減の結果、多くの畜産農家が廃業し肉や乳製品の価格が上がって気軽に買えない高級食材になってしまうのは個人的に嫌だ。食文化すら破壊しうる。


◆以下妄想
エビデンスに乏しく深刻な副作用も出うるワクチン、そして「温暖化対策(脱炭素)」「食料危機」を名目にした昆虫食(畜産削減)や電気一元依存化政策(EMP攻撃や太陽フレアや災害に弱くなる。電気代高騰が産業や生活に直結)といった極端でリスキーな政策の推進・・・
全てセットにして西側先進国だけにゴリ押しすれば、既に経済成長が頭打ちになっている西側先進国は(主要産業にダメージを負ったりエネルギー問題や食料問題や健康問題を抱えるなどして)国力低下しかねない。すると中国を含めた新興国(グローバルサウスなど)が台頭しやすくなる。新たな投資先が生まれる。
そうなると誰が得をするか?
それを考えれば、世界経済フォーラム(ダボス会議)で昆虫食推進が挙げられたことや最近の脱炭素を口実にした妙に極端で国力低下リスクも感じさせる政策の推進にどんな背景があるのか、色々と妄想しやすい。

電気一元依存、ワクチン、コオロギ・・・どれも「危機を口実にした、先進国だけを対象にしたリスクやダメージが大きい物事」が急速に推進されているかのように見える幻覚を発症したが、この国の主権者(=この国のボス)として、時代の流れから一歩引いた冷静で客観的な視点を持って、不安を煽りつけ込んで好都合な方向に大衆心理を誘導したい者に利用されたり時代に心流されたりして思考停止せず、自らの「考える力」をきちんと保ち続けたいものだ。オカルト脳だっていい。思考停止するよりはマシだから。

関連記事:
近代日本のカルマと金カム鯉達よ。清流に住めずとも、時代の激流に心流されず、己の最善を尽くして竜となれ。
多元的に豊かさを循環させる

 

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2022年9月25日 (日)

国葬占ってみた

※以下、趣味で使ってる占星術ソフトより原文ママ

水星と冥王星が非常に強いトライン
異常なまでの情報収集能力を持つ。知的能力や表現力も高い。異常なまでのすばやさという意味もある。
(国葬は異常に素早く即決された。外交向けのイベントではあるのかも)

火星と土星が非常に強いトライン
情熱と地道な努力の調和。野心的、意欲的で勇気があり、しかも腰を据えてじっくりと努力を続ける集中力と持続力もある。人生において成功するタイプだが、雰囲気は陰気で、冷たい感じを与えやすい。

太陽と木星が非常に強い衝
無尽蔵のエネルギーあり。プライドが高く、わがまま。目立ちたいという欲求はあるが、やや自信過剰で楽観的すぎる。虚栄心あり。性格的には鷹揚で、こせこせしないが、後先のことを考えずに無駄遣いしたりする。エネルギーと地道な努力が結びつけば吉。
(国葬である以上、お税金が使われるのでそこは気になる)

土星と天王星が非常に強いスクェア
十数年に1度の世代的座相。変革の頓挫や、急激な改革ゆえの不都合を暗示。
(急に決まった国葬である)

月と土星が非常に強いトライン
感受性と抑制の調和。一時的な感情に流されることなく、また冷淡ということもなく、程よい距離を置いて物事をしっかり見つめる。冷静にして柔軟。あまり目立たないが、内面的に調和のとれた美しい人。感覚はやや古風で奥ゆかしい。
(月の位置が宗教も司る9室。政治とカルトの問題はただの流行で、国葬が終われば誰も注目しなくなるという楽観論も出ているようだが、じっくり腰を据えてしっかり問題と向き合って解決していって欲しい)

水星と金星が非常に強い合
軽快な美的センスの持ち主。若々しいファッション、ポップアートなどに適性。生き生きとして魅力的な人が多い。軽やかな恋愛を好む。浮気っぽく、次々と違う人を好きになる。この場合、太陽との三重合にならない方がかえって軽快。
(堅苦しくない自由でフランクな外交の場となりそう)

月と火星が強いトライン
感受性と情熱の調和。精神的な強さを持ち、大胆で強気。情熱は適度の柔軟さによって程よくコントロールされ、決して暴走はしない。性的な事柄に関しては発展家。感受性が鋭利に研ぎ澄まされ、物事のすみずみにまで気を配る。
(ホスト国としてそつなく振舞える模様)

金星と冥王星が強いトライン
いつくしみ深い性格。献身的な愛を限りなくそそぐ。美に関する分野で極端な才能ないし素質を持つ。
(他国と日本独特のつながりを構築できる? ODAの話が捗るかも)

海王星と冥王星がセクスタイル
信じられないような夢をもたらす世代。終戦直後の1940年代後半、および1960年代にもこの角度ができている。
(色んな意味で集合無意識が動きそうな日)

水星と海王星が衝
鋭い感覚を秘めているが、全般的に物事をしっかりと把握するのが苦手。自分で自分を理解できないことも多い。精神的に不安定で、脆さがある。想像力は豊かだが、それを間違った方向に用いてしまいやすい。嘘をついたり、つじつまのあわない非現実なことを主張する。しばしば自分だけの「お話の世界」の中に閉じこもってしまう。夢想を建設的に生かせれば吉。
(交通・通信・放送には注意。国葬関係の説明に虚偽や隠ぺいあり?)

金星と海王星が弱い衝
夢のような甘い話に弱く、結婚詐欺やインチキなセールスにひっかかりやすい。恋人を勝手に理想化して、結果的に幻滅しがち。既婚女性はよろめきやすい。将来に向けて美しい夢を思い描くが、おおかたは机上の空論。夢はあっても地道な努力が嫌い。そのため心の中に葛藤が生じやすい。快楽主義者。酒や麻薬におぼれる。夢想の能力を建設的に生かせれば吉。
(偶然だが安倍氏にもこの座相がある。宗教にハマりやすいタイプの座相でもある。国葬の演出が統一信者含めそういうタイプの方々には効きすぎる可能性。演出過多になるかもしれない)

2022年6月12日 (日)

社会の思春期

※以下に書いたことは全て個人の妄想です

ロシア外交官が抗議の辞任 「主戦的で、うそと憎悪だけ」

ロシア革命の頃は多くの人々が集合無意識レベルで強い専制君主(ツァーリ)を求めてしまっていたために革命による民主化は失敗し、独裁国誕生という運勢をたどった。そこではプロパガンダなどを使って支配層が理想的な専制君主の代用品になった。
しかし今、人々の集合無意識は違って来たようだ。100年前より近代自我の発達が進んだ。だから今はロシア革命でやり直したことを実現しやすい時期に来てる。あの頃出来なかったことに再びチャレンジしやすい運気だ。結果的に、過去の焼き直しみたいな現象も起きやすい。

中国もまた、人民の集合無意識が「専制君主に依存すること」を求めているうちは民主化運動が成功しにくい。いわば自我発達を終えてなくて親に依存する子供のようなもので、「親」の支配を嫌がりながらも依存心を抱えているうちは、運気が人々の求める専制君主役(親役)の指導者を作ってしまいやすい。それで「理想的な君主(親)」の代用品が出来上がる。あくまで代用品なので、本当に理想的かは不明。
親への反発と依存を併せ持つ今はさながら思春期。
願わくば、毒親が思春期の自我発達と親からの自立を妨げないことを・・・

理想的な専制君主を求める心理はいわば理想的な親を求める子供の心理。
親(君主)を恋しがるのは近代自我発達の過程で誰もが通る段階で、恥ではない。

やがて気がつくはず。実在しない「理想的で完璧な君主(親)」を追い求めその代用品に依存し時に裏切られる日々よりも、自分で(あるいは皆と力を合わせて)実現できたささやかながらもかけがえのない喜びや幸せや達成感を噛みしめ自分の成長を自覚し自然な自信を得ていく日々の方が嬉しいと。実在しない「完璧な理想」より、実在するそれらを大事にしたい気持ちがあるということを。空想上の完璧さは実践的な幸せにとって必ずしも重要ではないことを。
かつて「自由を尊ぶ超大国アメリカ」という理想的で完璧なリーダー像に依存しすぎたために、時々かの国を傲慢な専制君主の如きふるまいへと導いてしまった我々にも同じことが言える。古今東西、リーダーを傲慢にさせるものの一つが「リーダーに対する過剰な依存心」なのかもしれない。相手への過剰な依存心は、相手を過大評価(理想化)させやすくする。増長させやすくもなる。時に幼い子供が親を理想化させてしまうのは、無理もないのだろう。それは、依存される側のプレッシャーと虚勢につながることも。

そして古今東西の「傲慢なリーダー」もまた、人々が自分に寄せる過剰な依存心に依存していて「共依存」の関係になっている場合もある。
そんなリーダーは依存対象である人々の離反を恐れて、時には人々が離反意識で結束せぬよう互いに疑心暗鬼へと誘導し分断統治することもある。例えば、アメとムチを使った密告制度などもそれだ。リーダーからアメをもらって味をしめた密告者達は、味をしめるほど疑心暗鬼と孤立を深めていき、ますますリーダーに依存するようになる。その様子を毒親風のセリフで表現するなら「可愛い子、誰も信じてはだめ。唯一信じられるのは私だけ。唯一あなたを守り幸せにできるのは私だけ。だから全てを私に報告しなさい。あなたにプライバシーは必要ない」
だが、リーダーからムチをくらったり、リーダーがちらつかせるアメに魅力を感じなかった者達は? 一部は反感や違和感で意気投合し、中にはリーダーに目を付けられる危険を防ぐために助け合い結束する者達が出るかもしれない。密告者が増えるほど、彼らも増える。やがて彼らは「リーダー(親)ではなく仲間を信頼して力を合わせて何かを実現する」という経験を学ぶ。その経験がリーダーへの過剰な依存心を卒業させる。その時、人々の過剰な依存心に依存し支えられてきたリーダーの運気は・・・
世界各地に現存する「理想的な専制君主(の代用品)」に人々が依存し従属し支配されることで成立している物事の運勢が将来自然な形で変化していけることを願ってやまない。
子供には、自分の成長や発達を自覚していくと自分の力を生かして人生を作りたがる本能がある。自立した人間として生きる本能は、死ぬまで続く。

オマケ:
独裁政権下での安全な社会運動危険を伴う社会運動以外に効果の期待できそうな社会的開運法を考えてみた。
ロシアの隕石で妄想ロシア革命の9年前にも隕石が空中爆発した。チェリャビンスクの隕石爆発から9年後は、今年だ。何が起きたかは言うまでもない。
目覚めよ我らが発達本能

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2022年1月20日 (木)

独りぼっちの革命と独裁

◆「私の理想こそが愚かで腐った社会を建て直すのだ!」
古今東西、世の中を憂いた多くの革命家やその支持者達の中には、「愚かで腐ったこの社会を破壊し自分の理想に基づいて再構築」することにただならぬ情熱を傾け、それこそ命さえ惜しまずに(時に過激な)活動をするケースがあった。自分の理想こそ正義だった。
「社会を自分の理想の形にする」とはすなわち、個人による社会の私物化でもある。壮大な規模のエゴイズムでもある。 革命家の多くは、パブリック(社会)とプライベート(個人)の境界 が無くなった状態で「
パブリックのプライベート化」を目指しているとも言える。「自分色に染め上げてみせる」というわけだ。社会を自我の延長とすることで自我境界が失われ、自分本来の輪郭・形を失うことにもなる。
そんな目標を掲げている以上、「多様性(自分の理想と無関係なもの、異なるものも存在する状態)」など許せるものではない。
そんなものを許せば自分の理想だけで社会を統一・構築できなくなるし、社会を自分色に染め上げられないし、社会を私物化できなくなるからだ。自分の理想だけで作られるべき社会に異分子(不純物)が混入すれば、出来上がる社会が自分の理想通りの姿にならないではないか。そんな邪魔な不純物は絶対に発生させてはいけないし、排除しなければ!

◆他人のいない世界でしか実現しない理想社会
かくして、革命家は独裁者になる。時には、外界(パブリック)とのつながりを制限したコミューンのような「狭い殻」に閉じこもる。それは、「自分の殻に閉じこもる」のと同じ現象かもしれない。
こういうのは政治団体だけでなく、ブラック企業や宗教団体にも散見される。異分子を異端者や異教徒とでも呼びかえればいい。要はカルト。)
排除することも閉じこもることも、当事者にとっては「理想の実現を守るため」に不可欠な措置だが、これで問題は解決するのかといえば、そう簡単でもない。「己の理想(だけ)で社会を構築したい(=社会を私物化したい)」という欲求は、「社会に自分由来のもの以外が存在すること(多様性)を許さない」 ので、そのような心理に激しく衝き動かされてしまうと、突き詰めれば「自分以外の存在を全て排除」するまで止まらなくなったりする。
即ち、「パブリック(自分以外のものが存在する世界)の否定」だ。それは「パブリック(社会)のプライベート(私物)化」で必然的に起きること。パブリックはパブリックではなくなり、プライベートなものになるのだから。
結局、自分の脳内理想世界を現実社会に移殖するなら自分と100%同化できない他人は邪魔者でしかない。

己の理想を共有してきたはずの仲間内で些細な認識や意見の違いから激しい粛清や内ゲバを繰り返したあげく自滅する組織や勢力はパブリックを否定してプライベート化させたい欲求が強い(そういう心理の人が多く集まった)と思っていいかもしれない。
自我や脳を共有していない他人同士が100%全く同じ理想を思い描き共有することはありえない以上、例え「己の理想に基づいた社会作り」に共感し協力し合う仲間といえども、ふとしたことで意識の違いやイメージしているものの違いが露呈した瞬間に「理想を妨げる不純物」になりえるのは必然だろう。己の理想計画から不純物を取り除き「革命の純化」を極めていった先には、仲間(=他人)がいなくなって一人ぼっちになった自分がいるだけだ。かつては信頼し合い苦楽を共にした仲間同士が互いを「理想実現に邪魔な不純物」と見なすようになれば、信頼が強かった分だけ敵意と憎しみは強まるだろう。悲しい事だ。
このようなパターンの現象は大昔からあって、古代エジプト神話「ラーの目」のモデルにもなったかもしれない(妄想)。
この神話を見て思った。パブリック(社会、客観的視点)とプライベート(個人、主観的視点)、どちらにも偏らず両方をきちんと俯瞰し、両立・連携させるには、片目ではなく両目が必要なのだろう。

◆独りぼっちの背景?
「パブリックの否定とプライベート化」という欲求が起きやすい背景としては、「他者とのつながりが乏しい環境(数少ない近しい相手と限られた時間のみ顔を合わせる生活、外界から隔絶された僻地での生活、孤立していた、自分の殻に閉じ籠っていたetc)」や、「ほぼ他人のいない世界」に長い間生きていて「パブリック(他人のいる世界)」や「自分ではない存在(他人)」というものを十分に学習しきれていないか、そこでの経験がネガティブなものに偏っていて、ゆえにパブリックを理解しきれず受け止めきれず時に否定的なものとしている(パブリックから目を背け自分の描く理想世界を選んでいる)ことに関係しているのではないかと妄想した。引きこもりが増えている昨今、こういうケースは増えるかもしれない。
「パブリックの否定とプライベート化」とは、要するに現実逃避や解離の一種のようにも見える。

己の描く理想的な美しい空想世界への逃避はやがて、現実世界を侵食していく。革命家はやがて、大勢の他人が存在する世界を自分だけの世界へと作り替えていく夢見がちな征服者にして独裁者へと変身していく・・・その作業はあくまでも孤独。
もしや、理想を実現したくて不純物を取り除き続けた挙句独りぼっちになってしまった革命家や独裁者は、最初から心が独りぼっちだったんじゃあるまいか? 
なぜ自分が救世主になりたかったのか? 作り直したかったのは、救いたかったのは、社会ではなく自分自身やその人生(プライベート)ではなかったか? 現実逃避や解離をしたくなるほどの何かから自分を救いたかったのではないか? 
革命家と独裁者と宗教家は社会に広めたい理想が政治的か宗教的かの違いだけで非常に似ているのは、彼らがそんな共通点を持ちやすいからだったりして(彼らは似ているがゆえに互いを不純物と見なして対立しやすい。同族嫌悪でもある?)

◆異質なしに社会なし
全ての人間は互いに異質。自分と同じ者は、自分しかいない。異質なものを許さず排除・攻撃するということは、自分もまた排除と攻撃の対象になりうるということだ。(それが可能だとして)自分が異質と見なしたものを延々と排除し続ければ、最後には自分一人になってしまうから「社会」は成立しなくなる。だが実際には、想像で決めつけたり予想したりすることができない程多様な異なる人間がひしめき合っているのがこの社会だ。現実的・客観的な検証なしに「これこそが社会を正しく導く唯一絶対の理想であり絶対正義だ(異論は認めない)」などと決めつけることはできない。その理想は、「あくまで自分個人にとって今最も理想的に見える」というだけの事。事情も内面も抱えてるテーマも違う他人には必ずしもそう見えない。しかしある種の革命家や独裁者や宗教家は、そのような(自分の理想に基づく社会の私物化を阻む)異論を決して認めない。
なぜなら、そもそも任意の価値観こそが「正義」と認識する側は、価値観の押し付けを躊躇う動機が無い。正義を拒んだり異論や疑問を持つ相手が悪になる。

金子みすゞの詩に、「みんな違ってみんないい」というフレーズがあるが、パブリック(社会)というものは、当然ながら「自分と違うもの(=他人)」が存在しなければ成立しえないので、社会を心地よく維持するにはできる限り多様な異質が無理なく共存/連携/調和できるようにすることが重要だ。時には、その人(達)が「何故そんな事をするように駆り立てられたのか」にアプローチして解決のために連携・協力する必要が出ることもある。
自分だって誰かから見れば「自分以外のもの(異質)」だ。にもかかわらず、存在が許されていて、今もこの社会で平穏無事に生きている。それは、この社会を私物化すべく自分以外の存在を排除/隔離したがる者が台頭していない証。多様な異質が尊重されている証。
人間は自我も
意見も価値観も主観も理想も、統一(同一化)などできない。多様な人間のいる広い社会で角が立たずに実現しうる理想があるとすれば、それは「個人の主観が打ち立てたもの」ではなく「異なる当事者全員が各々異なる理由や事情により満場一致で承認しうるもの」だろうと思う。
それは「スタンドプレーから生まれるチームワーク(和)」とつながりうるものかもしれない。

自我境界が未発達な国民性1

自我境界が未発達な国民性2

2020年11月 3日 (火)

幸福観の貧困は幸福の手段も可能性も貧困にする?

「子どもがいたら楽しいのにね」、悪気ない言葉にモヤモヤ 不妊治療マンガ作者語る“普通”への違和感

――治療を受けた日々を振り返って、今、率直にどんなお気持ちですか?

【海原さん】後悔はまったくないとは言えません。不妊でよかったともぜんぜん思えません。世間体を気にしていなかったといえば嘘になるし、夫とだったら楽しく子育てができるんじゃないかと思って治療を受けてきましたから。あと、正直、もう少し早い段階から出産を意識して行動していたら結果は違ったのかなという心残りもあります。でも、もう言っても仕方がないことですし、子育てしない分、自分の時間をいっぱいもらったので、今の生活をとにかく楽しくしようと思うようになりました。

「結婚して子供がいる家庭作るのが人間の普遍的幸せ(そこにしか最高の喜びも幸せも存在しない)」みたいな一元化された狭いマニュアル志向やプロパガンダが不妊治療をする人を苦しめたり子供のいない人を苦しめたり人類の視野と可能性を狭めているのかもしれない。時には、その人が本当に望んでいる幸せと人生を視野の外に追いやって自覚出来なくさせているかもしれない。
20世紀中盤以降、人類は文明の力で今までになく人口を増やし死亡率を低下させ平均寿命を上げていった。人類は十分に増えたというか、増え過ぎた。だから死亡率の低い先進国を中心に出生率が下がるのは自然の摂理だ。人口が少なくて死亡率が高かった頃のようには「生殖本能や母性本能が出力MAXで発動する条件」がそろわなくなったんだから。それは、悲しい出来事が減ったことを意味するし、人類という種族が生存と繁殖以外の方向にも自らの可能性を広く模索し始めた(余裕が生まれてそれができるようになった)事を意味する現象でもあると思う。これは、人類史始まって以来のことだと思う。種族が今までは手が届かなかった広い可能性に、新たな自己発見に目覚め始めている・・・いいことじゃないか? 新しい進化の気配がする。

だから草食化やおひとり様増加という現象は異常事態じゃないし人類の危機でもないと思う。単に大量生産、大量消費、大量雇用に依存した産業革命由来の現代文明を維持するには人口減少が大変不都合だから必死に異常扱いしているだけで、生き物として見ればむしろ死亡率の低い国で発生する草食化・少子化はごく自然で正常な反応なんじゃないかと思う。むしろ無条件に草食化・少子化を不都合とし異常だと思わせる産業革命由来の現代文明こそが不自然なのかもしれない。
実際、現代の文明は自然破壊が甚大だし、食料の問題もある。それもあって死亡率が下がった現状でむやみに増えると自分達の首を絞めるから本能が増えたがらないのかもしれない。
子供を作ることが生殖能力を持つ人間としての社会的責任であるかのように錯覚させたり、子供を作らない/望まないことや子供を好まないことは利己的で人間性に欠陥があるとか幸せになれないとか異常であるかのように錯覚させる風潮は、裏側から見ると「労働者と消費者は産業文明(あるいは国力)を発展・維持させるための家畜や資源として大いに繁殖させておくべき」という思惑が透けて見える。大量生産と大量消費という目的のために、人間の生や繁殖までが生産ラインの一部に組み込まれている。家畜どころか機材や素材扱いだ。いくらでも替えが効く。

心から望んで作った子供と家庭を通して得られる体験や経験は確かに人類種族が実現しうる素晴らしい人生の宝物(幸せ)の一例になりうるだろう。だが、それだけが人類のなしうる素晴らしい幸せの形や手段ではないし、それだけが唯一の正解でも最高でもない。単に、人類が今までそういう幸せの形と手段しか知らなかった(+不都合だからそれ以外を知られたくなかったし抑圧してきた)だけだ。そしてそれらを「唯一最高のもの」と思い込んでマニュアル化し洗脳が発生していたのだろう。その幸せと同様に尊く素晴らしい未知の幸せと手段を知らないまま・・・種族に潜在する広い可能性を知らぬまま・・・時には、そんな洗脳が本心の望みを覆い隠していたかもしれない。

そういう意味でも、現代は実現できる幸せの形も手段も昔よりはるかに種類が増えている。女性の職業が限られていて多くの女性が生活のために結婚していた時代でもない。結婚しない生き方を選んでもちゃんと生きていける時代だ。だから人々の本心が望む幸せの形や手段もそれに合わせて昔より多様化している。それ自体はとても素敵な事なのに、まだ多くの人はそのことに気付かず古いマニュアルに心が縛られているような感じがする。心のOSを更新する必要がある。
心が古いマニュアルに縛られてOSを更新しないままでいると、古いマニュアルが本心で本当に望んでいる幸せと人生のあり方を無視して古いマニュアルが知ってる狭い幸福観(本心とズレている)へと無意識に己を駆り立ててしまうことがある。それは時に、靴ズレしたまま望まぬ方向へ走り続けることを強いられているかのような苦痛を伴うかもしれない。
例えば、本心では望んでいないのに婚活にいそしんだり子供を作ったり不妊治療してたり、成果が上がらずに自分や他人を責めていたりすることさえある。時には産んだ者が産まない者を遠まわしに歪んだ形で非難・攻撃することもある。妬みゆえに・・・

幸いにして、もはや繁殖と生存に大部分の手間暇エネルギーを割かねばならなくて手に入る幸せの形・手段・可能性も限られていた時代じゃなくなった以上、人類のライフスタイルは大きく変化し多様化するのは当然だしそれに合わせて心や価値観や幸福観だって変化・多様化するのは自然の摂理。だって今まで生存と繁殖にばかり使ってた手間暇エネルギーに余裕ができた種族の可能性自体が多様に広がっているのだから。
これは種族に潜在する可能性の実現効率が上がった、即ち「進化のスピードが上がった」というやつではなかろうか?

そんな時代を生きているのなら、一人一人の本心がベストと感じる「幸せの形」ってもっと色々あっていいはず。人間は何のために生まれて生きるのだろう? 少なくとも生存と繁殖のために生まれ生きてるわけではない。そもそも自分の生まれ生きる意味を「繁殖(子孫繁栄・一族繁栄)」に見出す人が死亡率の低い先進国で今時どれだけいるだろう?
生存と繁殖・・・それらは生命活動の一手段ではあるが、生命活動の目的じゃない。
そして当たり前だけど、子供ってのは「子供がいない人生(マニュアルから外れること)への不安感」を動機と原動力にして産むものじゃない
これは占い師に結婚や出産の相談をしに来る人が陥りがちな落とし穴でもある(個人の感想)。

今はまだ、人類の多くが生存と繁殖に全集中していた頃の癖や発想が強く残っていて、種族自身に生存・繁殖以外の可能性を広く模索する経験も少なく、急激な環境と事情の変化で突然広がった自らの可能性にどうしていいか分からなくて戸惑いが残っている時代かもしれない。「皆が生存と繁殖の事で手一杯でそれだけを考えていればよかった時代」じゃなくなったのだから。今や人々の本能は生存と繁殖だけに全集中しておらず、進化の速度を上げることへ今まで以上にエネルギーを注げるようになったのだ。
ご存知だろうか? この種族は生存と繁殖以外にも、色んなことが出来る能力を持っていることに。

今、種族は自らの生命活動について「量より質」へとシフトしているのかも。種族にとって「質」とは、個々が取り組む人生の質であり、質を拡充させる上で「生存と繁殖で手一杯だった従来よりずっと広がった個々人の可能性」が深く関わっているのだろう。
子供を持っていない人は不幸でも劣っているわけでもなく、繁殖とは異なる人類の新たな可能性をより多く持つ人でもあるのかもしれない。
子供を持っている人といない人、どちらが良いとか優れているとかではなく、人類の可能性としてどっちも素晴らしい。


出産する理由と背景についての極論

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