薄くて軽くて空洞
※以下に書いたことは個人の妄想です。
参政党の設立メンバー「政治的革命を起こす可能性」…謎の“一体感”の生み出し方「党員の主流が変われば過去発言はなかったことに」
神谷氏自身も党員の空気から逃れることは難しい。というか、むしろ組織拡大を目指す神谷氏は集まった党員の空気を代弁する必要がある。そのため、十分に現実的な精査がされることなく、政策がアウトプットされているのが実態ではないかと推測される。
そして、その政党構造の宿命として、新たに組織拡大のマーケティング対象として集めた党員層にウケる政策を言い続ける必要がある。参政党が陰謀論、オーガニック、反ワクなどのコアな支持者を取り込んでいく際に、その新規党員層の声を反映した主張を繰り返してきた。しかし、時が経って、党員の主流が変われば過去の発言は不問かor無かったことになる。なぜなら、同党にとって説明責任を負う相手は、世間ではなく党員、なのでそれで問題になることはほぼない。
ロシアの日本学者に聞く、参政党はなぜ浮上? 社会の原子化とイデオロギーの欠如
小規模な政党は、重いイデオロギー構造に縛られることなく、時折、目を引く魅力的なスローガンや迅速な解決策を提案し、大衆の支持を獲得する。しかし、これは通常、衝動的で一時的な選択にすぎない。
また、 サンクトペテルブルク極東研究センターのキリル・コトコフ所長は、参政党は純粋なポピュリズムの政党で、政治に疲れた有権者を引き付けるために設計されたもので、魅力的なスローガンに弱い人々をターゲットにしている、と話している。
専門家の間では、今回の出演がロシアによる対日情報工作の一環であるという見方もあります。
特に、参政党が一部で「親露的」と受け取られる言説(※注:こういうの)を展開していることから、ロシア側がその発信力に価値を見出している可能性があります。
欧州ではSputnikの閲覧を制限している国もあり、日本国内でもその報道姿勢に対して警戒が必要とされています。
引用記事の中段はロシアの国営メディア「スプートニク(Sputnik)」の日本版から。
国民主権を知る日本の有権者よりもロシア(国民主権じゃない独裁国家)の学者(キリル氏)がよく見抜いているという皮肉・・・
かの政党の主張、いくつかはとても義務教育で国民主権について習ったことがある人達とは思えない内容のものがある(一例)。だが、そんな主張もいずれ「なかったこと」にされるのだろう。過去の主張に期待して支持してきた党員達は使い捨てになる可能性大。
そんな有様でもなぜか日本であの政党の人気が急上昇しているのだという。
支持者の多くは個人的な不安や社会への不満を抱えてなおかつ「政治に疲れた日本人(魅力的なスローガンに弱い)」に見えないこともない。
その中にはもはや精神安定のために信仰に近いレベルで傾倒しちゃってそうな人さえいる。多分、こういう心理が働いてる。
この状況、ロシアじゃなくても利用したくなるw 中国だって利用したくなるかもしれない(※)。
このブログでも書いたが、今ヨーロッパで躍進してる右派(やはりポピュリズム的)もロシアと繋がっているのは有名で、ロシアが「欧州よりチョロい日本でも同じことやってみよう♪」とか思っちゃったとしても驚かない。陰謀脳だから。
案の定、なぜかロシア語のペーパーカンパニーに参政党が広告費を支払っているという事実も出ている。リンク先の「ヴォストーク」とは、ロシア語で東を意味する。
不安やストレスや社会への不満を抱えてなおかつ政治に疲れ魅力的なスローガンに弱い・・・参政党はそんなタイプの(世の中に沢山いる)人々が傾倒しているものを救い上げて利用したり、あるいは彼らが喜びそうなナラティブを作り上げて支持者(信者)にし、用が済んだらポイ捨てして別のカモを探す。過去の事は「なかったこと」にしてしまう・・・
このやり口がもし本当なら、再選したトランプ陣営の支持者集めと似ている。やはりバックに多極派(中露含む)がいるのかもしれない。
ある勢力が場当たり的に雑多な人々が好む色んな要素を盛り込んで一時的にせよまとまった支持(とお金)を得ることはできるが、人々が視野を狭めず俯瞰的に観察すれば軽さと薄っぺらさにすぐ気が付くはず。もはや支持集め自体が目的化した組織にありがち。中身がない。そんな組織は何のために存在するのか?
・・・人々がそういったことに気付いて熱に浮かされたような流行的人気がすぐに収束すればいいけれど、困難の多い今のご時世はストレスで視野が狭まり判断力も「考える力」も低下して藁をもつかみそうな人々も多い。だから軽くて薄っぺらくて中身が空虚な「藁」に縋りつく(=藁を投げ与えた側の思惑にハメられる)人も増えやすい; つまり、「そんな組織」は藁として機能させるために存在しているのであれば、それは「心身を痛めつけて洗脳する」という古典的な手口と結局は同じだ。人間同様、社会だって予め痛めつけてやればある程度洗脳できる。
あの古典的手口はカルトやブラック企業や部活のみならず、古くは出エジプトから始まるユダヤ人の苦しい流浪やナチスドイツからのシオニズム運動、はたまた共産主義革命でも使われた可能性があるまいか(妄想)。
世界の多極化を推進する多極派の中にはポピュリズムを台頭させて民主主義の否定へと誘導したい一派もいるという(独裁的な国が多極派に多く参加している意味)。
多極派と言えば、統一教会が教祖亡き後に分裂し、分裂した元メンバーが「サンクチュアリ教会」というカルトを立ち上げて話題になった事がある。かの組織は全米ライフル協会とも密接で、なおかつトランプ派(=多極派)である。(再選したトランプ陣営の支持者集めと手法が似ている)参政党の神谷氏は、そんなトランプ派のサンクチュアリ教会ともつながりが深いようだ(➀、➁)。選挙活動も手伝ってもらっている。
統一教会と言えば(参政党と一部似たような主張を持つ)日本会議に浸透しているとの噂は有名。そしてトランプと言えば、今になってロシアのスパイ説が再浮上したw
うーん、怪しいw 陰謀論好きにはたまらない怪しさだw
こんな声明を出した現デジタル大臣にはぜひ色々検証してみて欲しい。
2025.7.16
参政党占ってみた
参政党の議席予測は15席改選議席1からの躍進←欧州の(ロシアがバックについた)右派台頭を思わせる;
参政党を支えたのはロシア製ボットによる反政府プロパガンダby山本一郎
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