ファッション・アクセサリ

2007年10月14日 (日)

容姿・劣等感・個性3

※以下は占いを通した個人の仮説です。

異性から見た人の魅力

自分の容姿が造形的に評価されるか否かに関わらず、自分に女性的な感性や男性的な感性と思える部分があると感じることは多かれ少なかれ誰にもあるだろう。その感性を使って自分の喜びや幸せを作ったり感じたりすることは、自分の個性の一つ。
人は性別を問わず自分の中に女性的な部分と男性的な部分があるといわれている(当然、性別とは無関係な部分もある)。その2つ(ないし3つ)の割合や性質や使い方次第で、色んな個性が出たり、色んな恋愛のバリエーションが生まれるようだ(もし身体の性別と精神的に大部分の割合を占める性別とが異なると、複雑なことになりそうだ)。

自分の個性に宿る女性的な感性や男性的な感性。普段の言動、ライフスタイル、ファッション、趣味などでその感性を(例え無意識にでも)使っていると、それを見た異性は本能的に、そんな相手の中にある「女性的(男性的)要素」そのものに心惹かれることがある。例え、自分がそれを異性から魅力的に見えるものだとは思っていなかったとしても。ものすごく極端に言うと、周囲に異性がいる限り、自分の感性を有効に使って生きている様子を見せることが異性への最も消極的な自己紹介になりうるようだ(ただし、最も消極的な自己紹介だけで恋が成就することは稀だ)。

人間の恋愛に関わる心理の中に、「自分には無い(女性的・男性的)要素を求める」という無意識の本能があるらしい。その本能がとある異性と遭遇し、相手の中に自分には無い(女性的・男性的)要素を嗅ぎ取った場合、無意識が「心地良さ」や「興味」や「美」や「魅力」という形で意識に向かってサインを発する。そして、そんな「無意識の本能」が嗅ぎ取る 「自分には無い(女性的・男性的)要素」の魅力や美しさは意識が想像可能な範囲を超えていることが多く、決して造形的・表面的なものとは限らない。当然メディアでもてはやされる類のステレオタイプなものだけに限ったりもしない。美や芸術が流行や目に見えるものだけに限らないように。どこをどんな風に嗅ぎ取るかは、謎多き無意識の本能が持つ独自の感覚に基づいている。そのセンサーが感じ取るものは、一般的な「男らしさ・女らしさ」を超え、美や魅力という概念にすら収まらず、「自分から見て何故だか心惹かれるもの・気分よくなるもの」と表現した方がいいのかもしれない。陳腐だが、「言葉に出来ないinteresting」とでも言うべきか?

もし当人の意識がステレオタイプなイメージ(ある意味これも多数決)やそれに基づく劣等感にこだわっていた場合、その人はステレオタイプの範囲外にある魅力をなかなか感じ取れない。無意識の本能サインを見落としがちなのだろう。それどころか、サインを頑なに拒んでることさえあるかも。「こんなもの魅力とは認めたくない!」と。
恋の占いだと、ステレオタイプに拘りすぎて恋愛運を自ら狭めている暗示が出ることもある。
・・・だが古今東西、無意識の本能のサインを柔軟にキャッチしたお陰で、「彼女(彼)はいわゆる『女らしい(男らしい)人』でもなく、『容姿が美しい』わけでもなく、特別なところも無く地味で平凡なんだけど、なぜかこの人を愛したくなった(愛したら幸せだった)。」という恋はいくらでもある。
「個性」を履き違えた勘違いや自分の個性が分からない(=自分が持てない・見失っている)ゆえに劣等感のある人、他人の価値観やステレオタイプや多数決に弱くなっている人、劣等感とまで言わないが何となく自信の無い人、自分の容姿やモテないことをコンプレックスにしている人は、そんな上に書いたような恋愛を、本当は望んでいるんじゃあるまいか。そしてそのためには、自分の中で幸せな恋が出来る環境を整える必要がある。自分含め「生きてる人間の愛し方」を知っておく方がいいのかも。

時に劣等感を抱えた上での「恋人がほしい」という切ないまでの願いが、「しっかりとした(安心できるだけの)自分の自尊心がほしい」という願いの裏返しならば、裏の本当の願いが叶った時、すなわち、このテーマの1で書いたことを通して愛すべき本当の「自分の個性」を知った時・・・それを元に、劣等感に歪められていない本当の自分に合う恋の姿を知ることだって出来るだろう。当然、恋人を単なる自尊心の保証書にせず自分と同じく一人の人間として愛せるような恋愛ができるようになっているだろう。自分の中で、幸せな恋の出来る環境が整ったのだ。

カードは言う。「運は自分が作っている。自分が変われば、運は変わる。恋愛運も変わる。」

おわり

人間を楽器に例えた恋の話
「必要とされる」必要が無い

2007年10月12日 (金)

容姿・劣等感・個性2

※以下は占いを通した個人の仮説です。

自分を幸せにする素質・能力≠他より優れた素質・能力

日本でもいわゆる「個性を持たなくては」「個性を大事にする」「これからは個性を伸ばさなくては」 という風潮が出てきている。これ、時々「自分にしか持てない特別な素養を持っていなければ」とか「他人より何処か一つでも優れている所がなければ」という勘違いから、「自分の中に人と違う特別な素養や他より優れた部分がないと幸せじゃない」という勘違いを生んでしまうことが時々ある。これもある意味「個性のはき違え」だと思う。ヘタをすると自分の個性がいつまでもわからなくなりそうなこの勘違い、やっぱり多数決に弱いからなんだろうか?
そんな根拠のない履き違え・勘違いが、「私は他より優れた能力は一つもないし容姿も悪い。特別なところも無い。私には何のとりえも無い。だから私は人より劣っている。だから人並みの幸せは得られないのでは・・・」という根拠のない不安や劣等感を作りやすくするのかも。

仮に、「自分にしか無いもの・自分にしか出来ないこと・他人にはマネできないこと」を「個性」とするならば、それは極論すると「自分の人生を作ってゆくこと」や「自分の喜びや幸せを作ること・感じること」になるのかもしれない。これは他人が肩代わりできないから。自分の感じる喜びは自分にしか味わえないから。そこがうまく行けば、ゆくゆくは「自分の価値観を作る」ことにも繋がるのだろう。自分という存在が持つ可能性を愛し、望んだ時、容姿や周囲の評価や多数決や他者(時には恋人)に依存しない「自分の自尊心(劣等感に変化しない自尊心)」を作ることに繋がるかもしれない。これもある意味「個性(の可能性を)伸ばす」と言えるのでは?
その1の最初の話に出た2:「私が出会いを得る日はいつですか?」は「私が自分の自尊心を作れる日はいつですか?」かも。3:「異性から愛されれば劣等感が癒されて自信が持てるのですが」は「異性」を「自分」に置き換えてみればいい。
例え誰かがあなたに価値を見出し愛したとしても、あなたがそれを喜んで受け入れ同意しない限り、愛される喜びは生まれない。例え周囲が自分をこき下ろす価値観を持っていても、自分がそれに同意しない限り、劣等感は生まれない。

容姿に悩んでいなくても、「愛したい」より「愛されたい」が非常に強い人の場合は3と共通する心理がカードに出る。「恋人に愛されることで自分の価値を証明し、自尊心を維持したい」心理が人並み以上に「愛されたい」という気持ちに関わっていることをカードが示した例が結構ある。そしてその場合、振られたり恋人がいない時期になったりすると、否定された気分になったり自信をなくし得体の知れない不安を感じやすいようだ。「自分を見失ってしまったような気分」とも表現できるだろうか?  
多分、「自分(の個性が)わからない」状態だとコンプレックスの「モト」となる劣等感を持ちやすくなるのかもしれない。自分の存在が持つ可能性を知ることや、それを愛し必要とすることが出来ないでいるわけだから。
同じく、かつてある程度自分の個性を知っていたのに何らかの理由で「個性を見失った(自分を見失った)」状態になった場合でも、自分の価値を認識・識別するのが困難な状態に陥れば劣等感が生まれやすいかもしれない。

結局、自分がわからないことで自覚できない自分の価値を、誰かに保証してもらいたい気持ちが、「恋人(自分の代わりに自分を愛してくれる人)」や「他人より優れた部分」を探し求める気持ちに繋がっているのかも。「自分が分かってくる」ということは、自我の発達とも深く関わっているようだ。そういえば昔のエライ人が言った。「汝自身を知れ」

恋愛の場でも、「個性」は大きな意味を持っている。次回は容姿に限らず異性から見て魅力的に感じる人の個性。特に、人の個性が持つ女性的・男性的な要素に出来るだけ迫って書いてみる。

2007年10月 8日 (月)

容姿・劣等感・個性1

※以下は占いを通した個人の仮説です。

そのコンプレックス、本当に「容姿」のせい?

占い師なので、老若男女から様々な恋愛相談をよく受ける。
たまに、若い女性を中心にこんなことを言う人々がいる。それらの話を要約すると・・・
その1:「私は自分の容姿がコンプレックスで自信が持てず、この歳になっても異性と交際したことが無い。その事実が更に自分へのコンプレックスを重ねてしまうのですが」
その2:「容姿への劣等感で積極的に出会い探しをすることが出来ない。私が出会いを得る日はいつですか?」
その3:「異性から愛されれば劣等感が癒されて自信が持てるのですが、ブスには一生無理でしょうか?」
・・・悩みがこれら3つの複合型になってる場合もあるようだ。
人間、見た目が「美しい」とされるのは一生のうちでホンの僅かな時間で、そんな不安定なものをコンプレックスが作れるほど自分の価値や幸せや自尊心のよりどころにするのはとても怖いことなんじゃないかと思う。年月と共にどんどん自尊心が下がっていきかねない。恋愛に置き換えるなら、「人」ではなく「視覚情報」に恋し、それに基づいて人生設計をしてしまいかねないわけだ。自分の幸せと(生きる)価値や可能性が分からないから(=自信がない)こそ、信頼できない不安定なものをよりどころにするのかも(何をよりどころにしているかでその人の自信の度合いがわかったりするのだろうか?)。
1~3までの話を詳しく聞きつつ占うと、大概は本人のコンプレックスは容姿のせいではないと出る。むしろ、自分にとっての自分の価値が何かを見つけられないために自分で自分を貶めてしまい、根拠のない劣等感を作っているのだが、それに気づかずに劣等感の原因や理由の説明を目に付く判りやすい所(例えば容姿、学歴など)に求めてしまっている暗示がでる(その場合、例え容姿や学歴が変わっても劣等感は残るかも)。そもそもモトとなる劣等感がないと、自分の何かを口実にして自分を貶めるという発想が湧かないかも。1~3までの場合、「容姿」を自分を貶める口実にしている感じ。それが高じて行き過ぎたダイエット、または美容整形(例:マイケルジャクソン)に走らせることもあるらしい。行き過ぎたダイエットとは逆に、劣等感によるストレスが過食を誘発して太ってしまうケースもある。そんな時は体重や脂肪をとる前に根拠のない劣等感をとった方が良さそうだ。それが肥満や過食やダイエット失敗の原因だから。
なもんで、「太い体型は恥ずかしい・みっともない」という風潮は、ダイエットブームと同時にダイエットが失敗する現象を流行らせている気がする(実際にその方が儲かる。色んなダイエット法で商売できるから。自尊心や人格の形成が未発達な子供や若者達に劣等感を植え付けると、特に儲かる)。
もしも自尊心や人格が育ちきっていない子供や若者達が、「容姿を恥じること」と、「自己の存在そのものを恥じること」の区別がつかなくなっていたとしたら? 

本来、一人一人異なる可能性を秘めた別々の人間同士を比べて絶対的な根拠のある優劣をつけること自体が不可能な作業なのだが、いわゆる「多数決」に弱い日本人は目に付く所にコンプレックスを投影しやすいのかもしれない。「自分にとっての自分の価値」はそっちのけで世間の多数が好む条件や世間の好む価値観(世間から見た利用価値)だけに忠実な余り、そこから外れていると疎外感や劣等感を持ったり、逆にそんな人間を馬鹿にする性質は、いじめ問題にも関わっているのだろうか。昔ながらの全体性を重んじる気質は、使い方次第で平和に助け合うことも出来れば、他人や自分を死に追いやるまで貶め虐げるような使い方も、出来てしまう。
時には、劣等感を外見や世間体や風潮などの「外部」に投影せず、劣等感のおおもとの材料になっているネガティブな感情と直接向き合うことが必要になるかもしれない(これは優越感や不安感にも言えること)。

コンプレックスを持っている人で「いい恋愛をしたことがない」という場合は、恋の理想が自分の本当の好みではなく(実際は根拠のない)コンプレックスに基づいて作られているので、異性を見る目や判断が曇ってしまい、自分を本当に幸せにする恋を選ぼうとはしていないこともある。 劣等感に根拠が無いので、それを材料に作り上げた理想や幸せの形にも根拠が無い。以前そんな小話を書いたことがある。「コンプレックスを持っていなければ興味が無かった」ものを追い求めていないかどうか・・・

理屈や頭では分かっていてもなかなか取れないコンプレックス。それを癒すには、「私は劣ってない」「私は優れている」と無理やり表面的に思い込むよりも、そこから頭を離して自分の好きなこと、得意なこと、興味あることを探して実行する事を繰り返しながら、自分にとっての本当の喜びや幸せを知る方が良さそうだ。例え他人と同じ事をしていても、そこから感じる喜びは自分にしか味わえない唯一無二のもの。自分にしか味わえぬ喜びを作り自分に充実感を与えることができると、自己評価は上がる。それは、自分を知ること、自分の個性が秘めた幸せの可能性(=自分自身にとっての自分の価値や使い道)を見つけることでもあるんじゃないだろうか。昔の人曰く「汝自身を知れ」
じゃあ、最近注目されている「個性」って何だろう? 
自分の個性は、どこにあるのだろう?

つづく

「必要とされる」必要が無い
人間を楽器に例えた恋の話
True Colors
短所含めてありのままの自分を愛して
不安の正体を探ると・・・
コンプレックスをバネに・・・?

2007年3月 3日 (土)

開運待ち受け画面配信開始!

3年前の丁度今頃、「何かが降りた」かのように突然描き始めたイラスト。ここへ来て、そんな私のイラストがとうとうこのブログ以外の場所に進出。
オリジナルイラストによる携帯待ち受け画面の配信がコネクト!オン公式サイトにてスタートしました。
キャラクターの名前は「コネクたん」。
ダウンロードはこちら

さあ待ち受けるのは開運電波か毒電波か??

イラスト、およびコネクたんの感想、お待ちしております。

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