ホルムズ海峡騒動に思う
※以下に書いた内容は事実以外、全て個人の憶測です。
ホルムズ海峡近くで石油タンカー攻撃 オマーン沿岸、4人負傷 パラオ船籍
ロイター通信は1日、ホルムズ海峡に近いオマーン沿岸でパラオ船籍の石油タンカーが攻撃されたと伝えた。
(中略)米国とイスラエルのイラン攻撃を受け、海峡を通る船舶が激減したとの情報もある。
船の名は「スカイライト」。乗員の大半は避難して無事。4人が負傷したとのこと。不意打ちされた割に人的被害が少ないのは不幸中の幸い。
これ、現在保険会社がホルムズ海峡を通行する船舶との契約解消を続出させ、多くの船舶が海峡通過を避け始めた原因となった事件。
イランへの攻撃が開始された28日、ホルムズ海峡に居合わせた商船三井の船「MAYASAN」はタンカー的に脱兎の勢い(20.7ノット)で海峡を離脱(※)。翌日、商船三井の株が100円以上値上がりしたw
さて、なぜか攻撃を受けてしまったパラオ船籍のタンカーだが、私が見る限りどのメディアも「どこが攻撃したのか」を明記していない。
「そんなのイランの仕業に決まってる」と思う人も多いだろう。イラン情勢が変動したタイミングで起きた事件なので、多くの人がイランからの攻撃であるかのように誤認して恐れおののき、その結果多くの船がホルムズ海峡を避けて事実上の海峡封鎖と同じ効果が出ている。
だって、それが目的だから。心の汚れた陰謀脳にはそう思えた。以下に理由を説明する。
◆ホルムズ海峡騒動の背景?
実は攻撃されたという例の船、イランが西側の制裁を回避してこっそり物資を輸送するのに使っていた「密かにイランを助ける船」だったのだ(※)。
なので、実はイランにはこの船を攻撃する理由が皆無である。イランの仕業に見せかけているだけで、犯人は別にいる。
あの船を攻撃したい輩は、イランと対立していてよほど嫌いなのだろう。我が陰謀脳が思うに、「嫌いな奴らが制裁回避に使ってる船をホルムズ海峡で攻撃し騒動を起こして嫌いな奴らの貿易産業を滞らせ、原油価格や市場価格を操作出来れば一石二鳥」である。イラン攻撃に合わせてタンカー銀座のホルムズ海峡でタンカーを理不尽に燃やせば世界と市場をドン引きさせる効果抜群だ。標的はあくまで船なので、乗員達の命は見逃してやってもいい。
何となく、2019年に日本のタンカーがホルムズ海峡で中途半端な攻撃(人的被害なし)を受けた事件とも似て見えた。
あの当時も裏があるのではないかと思った。故安倍元首相が対立する米とイランの関係を調停するためにイラン滞在中に起きたあの事件。あんなことして得をするのは安倍政権か米・イスラエルぐらいなものだ。船持ってる会社が永田町に近く、船員達(日本人皆無)に被害が出ていないところを見ると、政策の追い風にしたい安倍がイランにこっそり耳打ちし、調停の見返りとして一芝居打ってもらったんじゃないかと密かに思っていた。
あの当時も今回も、一国の軍隊が本気になってたった1隻の無抵抗な商船を攻撃すれば、乗員達はあれほど無事ではいられなかったはず。ましてや石油を積んだ大きな船は燃えやすい。本気の一撃なら何人も死ぬ。
日本タンカーのケース同様、攻撃があの程度で済んだ意味を考えてしまう陰謀脳であった。そのうえ今回は、攻撃された船の正体が前述の通りである。
その事件の後、米軍が「ホルムズ海峡は閉鎖されてない」と表明した。すると今度は革命防衛隊(ハメネイ政権の私設軍であってイラン国軍ではない)が反論するかのように「ホルムズ海峡通ったら燃やしてやる。この地域からの石油輸出を許さない」とか言い出した。だが、あの海峡を封鎖して自国と世界の貿易を麻痺させてた上に影響を被る世界各国を敵に回して友好国まで捨てても自分達には何のメリットもない。普通ならどこかの無抵抗な船を燃やす暇があれば今まさに自国を攻撃している敵と戦うだろう。ましてや革命防衛隊が長年忠誠を誓っていたハメネイ氏が敵に殺されたばかりなのだから。
現時点で、ホルムズ海峡は物理的には閉鎖されてはいない模様。本気で海峡を封鎖する気ならとっくに大量の機雷がバラまかれているが、そんな事にはなっていない。
この矛盾した変な状態、恐らく情報戦の一種だろう。あるいは、モサドやCIAが革命防衛隊の中枢に以前から浸透していて作戦に合わせて動き出し、革命防衛隊の一部が乗っ取られて動いているか、はたまたこの戦争自体、イラン叩きは口実で本当の目的は米露イスラエルが経済的利益を得るよう誘導する茶番なのか? この戦争も多極派案件のにおいがする(下に脚注)。
海峡は物理的に閉鎖されていない。しかし先日のゆるふわタンカー攻撃や防衛隊の脅しのような声明だけで大概のタンカーを持つ会社や保険会社は怖がる。イランはその間商売が出来なくなる。情報戦の効果はそれだけで十分だ。
この効果がもし今後長引いた場合、世界中がホルムズ海峡を通らなくても原油を輸入できるロシアや米国etcに注目しだす。いずれトランプもプーチンも顧客が増えてニッコリ。日本も米露の石油を買う(買わされる?)だろう。
改めて海峡封鎖が長引けば得をするのはどこかに注目。(3.17日追記:イスラエルにとっても、自国とサウジの間をパイプラインで結び新たなエネルギーハブになる良いタイミングとなる)
要するに、このブログで何度も出してきた北極海航路の件が注目されるのだ。その点まで踏まえると、ホルムズ海峡でのタンカー攻撃の黒幕を何となく想像できた陰謀脳であった。
お気づきだろうか? 革命によって樹立したイランの現体制は恐らく、今多極派が潰している英米一極派の力で誕生した可能性が高い事に(次の記事で説明)。
お忘れだろうか。トランプメリカとイスラエルのリクード党、そしてイラン(米国大嫌い)は、全員多極派になったという事に。
(一極派の都合で樹立した?)イラン現体制のハメネイ政権は恐らく、一極派衰退により「用済み」になったのかもしれない。
イランは官僚制度が確立している国なので、一極派側にいたハメネイ氏達主要メンバー亡き後でも政府は維持できる。だが表向き政府は維持されても、中身は違うものになっているかも。この戦争が終わった時はイラン国内の多極派が一極派側に代わって国の運営を主導し、裏でこっそり米・イスラエルの仲間になっているかも知れない。
イランは莫大な資源を持つ上に物流の要衝で大国化しうる素養があり、古来より文明が栄え、文化的に独特の洗練されたセンスを持っていた(今もある)。古代から中世にかけては先進国だったのだ。なのになぜ現代になって政治センスだけが壊滅的に無くなったのか。なぜ突然「おバカなカルト政権」が樹立して人々を苦しめ国の可能性が抑圧される羽目になったのか、そんな事が起きて誰が得をするのか、そしてそんな政権が倒れたらどうなっていくのかを次回に陰謀脳視点で妄想してみる(3.6追記:妄想した結果)。
(正直、イランて政権はリスペクトしないし服装規定がウザいけどなんかキレイで行ってみたい国だった→➀,➁)
ここ10年、イラン周辺の龍脈(イスラエルやアフガンともつながっている)は変動を激化させ、度々大きめの地震が起きていた。かの国がかなり大規模な運気変動を経験するであろうことは、一部オカルト界隈の皆様には予想がついたことかもしれない。そして今・・・
※多極派:超大国アメリカが世界を支配する従来の構図を崩し、複数の地域覇権国とその影響圏が共存共栄して効率的に経済成長していく構図に世界情勢を変えていこうとする国境を越えた派閥。旧トロツキスト達(米に亡命した一派はネオコンを形成)やロックフェラー財閥、そしてBRICS諸国といった「米国の世界覇権によって割を食っていた各国や財界・勢力」に賛同が多い・・・と言われている。超大国覇権構造を嫌う賛同者達がどんな方向へ誘導されて行くかは憶測の域を出ないが、一部ではAIを使った世界連邦化へ向かうのではないかという噂も。
中東発のドル覇権変動?
酷寒の北極海、戦争とビジネスでホットスポットに?
「あり得ないことが起きて妄想」←「◆世界の「金行」が変動中」参照
2026.3.5追記
保険会社がホルムズ海峡を通る船舶の保険契約を解消するきっかけになった変なタンカー攻撃事件以降、トランプが保険会社の代わりに「米国によるホルムズ海峡安全保障サービス(船の護衛)」を提供すると言い出した。この商売やるなら、事前にホルムズ海峡で船が犠牲になる事は好都合だ。
あの~・・・犯人分かっちゃったんですけど?w
2026,3,17
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