イラン情勢で注目した報道(3.31追記)
個人的に、以前の記事と照らし合わせると意味深な報道に注目中。今後掲載される報道が増える可能性あり。
引用文の太字は私の仕業w 以下に記した内容、事実以外はすべて私個人の憶測である。
トランプ氏、ホルムズ海峡を「我々にとって不要なもの」と呼ぶ -ABCNEWS
イランでの紛争が3週目に突入する中、ドナルド・トランプ大統領は日曜日の夜、エアフォースワン機内で記者団に対し、ホルムズ海峡の警備について各国と協議中であると述べ、「7カ国ほど」を検討していると明かしたが、具体的な国名については明らかにしなかった。
トランプ大統領はまた、ホルムズ海峡は「我々に必要のないもの」だとし、米国以上に影響を受ける他国が介入して支援すべきだと主張した。
「私は本当に、これらの国々に介入して自国の領土を守るよう求めている。なぜなら、そこは彼らの領土だからだ。彼らがエネルギーを調達する場所であり、彼らが来て、我々がそれを守るのを助けるべきだ」と大統領は述べた。
トランプ氏はまた、米国が一切支援を行わない可能性も示唆した。
「我々はそれを必要としていないのだから、そもそもそこにいるべきではないという主張も成り立つだろう。我々は世界一の産油国であり、多くの石油関係者を擁している」と彼は述べた。
「ホルムズ海峡閉鎖が長引けば米国とロシアの石油はよく売れるだろう」という話は以前の記事で書いた通り。トランプもそれを意識しているようだ。また彼は、自身のSNSでこんな発言もしている。以下翻訳文。
米国は世界最大の石油生産国であり、その差は圧倒的である。
したがって原油価格が上昇すれば、我々は莫大な利益を得る。
しかし大統領として、私にとってはるかに重大かつ重要なのは、邪悪な帝国であるイランが核兵器を保有し、中東を破壊し、ひいては世界を破滅させるのを阻止することだ。
私は決してそれを許さない!本件へのご関心、感謝する。
ドナルド・J・トランプ大統領
建前より先に本音漏らしちゃったw ・・・ホルムズ海峡封鎖、前書いた通り、多分こういうのが目的の一つ。なんてひどい茶番orz 産油国の米には必要ないから他国がどんなに困ろうと利益優先で封鎖の黒幕になることを選ぶとは;
米が各国にホルムズ海峡を護衛する艦船を出せと無茶を言うのも、自国の石油を買わせるためのディールと考えた方がいいかも。
まあ入れ知恵したのはイスラエルだろう。あの国もホルムズ封鎖によってサウジから自国にパイプラインを伸ばしてエネルギーハブ国を目指す事業の良い口実がつくれる。状況的に、イランの反ハメネイ勢力と米・イスラエルは各自の思惑で利害が一致し連携が可能ではある(真偽不明)。
そして我が国の政権は、米だけでなくイスラエルに近い政権である。彼らに好都合な動きをするだろう。お税金を使って。
案の定、ホルムズ海峡への艦船派遣も精力的に検討中とのことである。ネットでは「派遣の結果(現地で艦船が攻撃されたり日本がテロの標的になるなどして)無残な犠牲者が出れば好都合。大衆の平和ボケが治って憲法改正に追い風」とかいう暴論まで出てきた;
(それ、故ジョセフ・ナイが海底資源目的の台湾有事で提案してたやつじゃね?)
(4月8日追記:首相が本当に自衛隊派遣しようとして内閣官房参与に止められていた件;)
これは一つの可能性。もしもイランの反ハメネイ勢力(ハメネイ政権メンバー死去で有利に)と米・イスラエルとが水面下で組んでいた場合、米・イスラエルのポチでもある日本はイランの反ハメネイ勢力とは敵対関係にならない。敵対するとしてもプロレスになる。
(もとよりイランと日本は共に建国日が水瓶座同士なので相性自体は悪くない。)
・・・さて、話変わってこの報道である・・・
高市首相、米国産原油輸入拡大を伝達意向 トランプ氏に首脳会談で
19日に米ワシントンで予定されている日米首脳会談で、高市早苗首相がトランプ米大統領に米国産原油の輸入拡大を伝達する方向で調整していることが17日、複数の政府関係者への取材で判明した。日本がアラスカ州での原油増産に投資などで協力し、その原油の輸入を検討している。日本は原油の大半を中東地域から輸入しており、米国・イスラエルとイランの交戦で安定供給への懸念が強まっている。調達先の多角化で中東産原油への依存度を下げ、これまでのエネルギー政策からの脱却を目指す。
↑これは予想通り北極海航路案件。ただ、今回の話でどの程度不足が解消されるのかは不明。
翌日、トランプ大統領は「日本の支援必要ない」とホルムズ海峡でのタンカー護衛を事実上撤回。「イランから近く撤退」と発言も(報道)。
◆3.31追記
トランプ氏「ホルムズ海峡閉鎖のままでも作戦終結の用意」 米報道
米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は30日、軍事作戦の長期化を避けたいとの思惑から、トランプ氏が「たとえホルムズ海峡がこのままほぼ閉鎖されたままだとしても、作戦を終えて構わない」との意思を側近に伝えたと報じた。
トランプ氏は地上作戦を見据えた米軍の増派も進めており、米側が攻撃を激化させる可能性も残っている。ただWSJは、トランプ氏や側近らが、海峡の実質的封鎖をやめさせることにこだわれば「4~6週間」という当初念頭に置いていた期間中に戦闘を終えることはできないとの判断に傾いた、と説明。米政権高官らは、イラン側との外交交渉で海峡の開放を受け入れさせることができなければ、「欧州やペルシャ湾岸の同盟国に圧力をかけて、海峡再開に向けた交渉を主導させる」との考えも示しているという。
米にとってホルムズ海峡は閉鎖のままでも構わない理由が一番上で引用した報道(特に太字部分)。むしろ「海峡封鎖さえ長引けば、軍事作戦は長期化させる必要が無い」とも言えそう。
ここで、過去記事の「◆ランド研究所の目論見?」を参照。あれを見返すと、中東情勢からのエネルギー危機醸成は当時からの計画かという妄想が浮かぶ。
ウクライナ戦争同様、現イラン情勢にも欧州のエネルギー危機を促進する(欧州を米国の資源にする計画の促進)効果あり。
あの時誰がノルドストリームを破壊したか、このブログ読者ならご想像できると思う。あの時点でリクードはラングレーを居抜きで乗っ取り済みだという噂はあったが・・・?
欧州はジェット燃料の30%近くを中東に依存している。ウクライナ戦争でロシアからのエネルギー供給が失われたから依存度はもっと増えてるかも。そのタイミングで起きたホルムズ海峡封鎖の意味。
これは、欧州及びNATOがじわじわと軍事力(特に空軍力)を奪われているという事でもある。ウクライナ戦争同様、長引くほど力を奪われる仕組み。
ウクライナ戦争もイラン情勢も、本当の攻撃対象はウクライナやイランじゃなくて欧州(NATO)だと思う。
欧州(NATO)という存在は、このブログ風に言えば「米という将を射るために前もって射るべき馬」の一つでもある。日本は多極派のイスラエル与党と密接な高市政権発足で既に射られた。
黒幕は多極派(米一極覇権衰退し隊)で、中露同様に多極派として動くウクライナやイランは被害者を演じているがグルと思った方がいい(陰謀脳)。
両国とも、多極派の傀儡or多極派として進むことにメリットがあると考えているだろう。現体制の重鎮達を失ったイランは(裏では密かにイスラエルの傘下として)存続と経済発展を約束されているのかも知れない。まるで戦後の日本のように。
イランを傘下にした上で経済発展させることが出来れば、イスラエル(リクード党)はますます強くなってしまう・・・かつて親イスラエルだったパーレビ体制時代の夢が復活?
(もしもあの頃イランとイスラエルが手を組んでしまえば、当時の英米一極派の手には負えなくなっていたはずだし、イラン国内の世論も納得しなかっただろう)
◆一方その頃日本では?
親イスラエルの高市政権が海峡封鎖騒動と同じタイミングでなぜか「台湾有事による本土へのミサイル攻撃を想定した市町村単位で全住民を収容できるシェルター作りの方針」を閣議決定していた(31日の報道)。当然ながらシェルターの話は(敵基地攻撃ミサイル同様に)以前から進められていたことだが、偶然にもタイミングが悪すぎて陰謀論クラスタ達に余計な妄想の機会を与えてしまう。
ホルムズ海峡封鎖からのエネルギー問題が、東シナ海に眠る莫大な資源に大国の目を一層強く向けさせる効果になっているのかどうか・・・
ここで例の過去記事を思い出す↓
ジョセフ・ナイ「対日超党派報告書」より
東シナ海、日本海近辺には未開発の石油・天然ガスが眠っており、その総量は世界最大の産油国サウジアラビアを凌駕する分量である。
米国は何としてもその東シナ海のエネルギー資源を入手しなければならない。
そのチャンスは台湾と中国が軍事衝突を起こした時である。本土を攻撃された日本人は逆上し、本格的な日中戦争が開始される。
自衛官の中国大使館侵入事件だけでは日中関係悪化の仕込みとして弱いけれど、今後どう展開するのか・・・
中は台を得て、米は海底資源を得て、日は戦争きっかけに改憲&軍備増強しコア5=極国として再出発する・・・そのための手段として、多極派が日中戦争というプロレスを採用しないことを勝手に祈っておいた。
(おそらく既に対中プロレスをしている)高市政権、ちょっと怖い偶然を持っているだけに、無駄な心配をしてしまう陰謀脳であった。
(外交の最先端で頑張ってる人々からすれば、陰謀脳ごときに変な心配されるのは嫌がらせ以下w)
おバカなカルト政権誕生の秘密?
最悪、革命で政権を得たイランの現体制はかの国が強く大きく発展して勢力を伸ばせないように力を封じる役目を(当事者は知ってか知らずか)与えられ、そうなるように動かされ利用されてきた組織であった可能性がある・・・
コア5構想で見える日本の強み?
↑コレを実現するための手段がもし戦争なら、この過去記事で描いた事を手放しで歓迎する気分にはなれない・・・;


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