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2025年8月

2025年8月15日 (金)

「カミカゼ」の本当の目的

以前、カミカゼ作戦立案者の一人であった大西瀧治朗の証言に基づく「神風」の真意に触れた(とあえて言わせていただく)記事「太平洋戦争のベルセルク悲話」を改めてご紹介。
上にリンクした記事、どうしてこんな題名にしたかは本文を見ればお分かりいただけると思う。
記事の「◆呪術の暴走を止める『カミカゼ』? 」という章で引用した「神風作戦の真意を密かに漏らした大西の証言」を知れば誰でもわかることがある。

神風の本当の目的は、「敵国を攻撃すること」ですらない。

むしろ、国内向けの作戦だ。アメリカに対してどうこう・・・というのは、あくまで表向きの話だ。真意はそっちじゃない。
この事実を、多くの日本人が未だ知らない。教科書にすら載ってない。80年経っても、だ。
戦後に生きる日本人が共有しなければいけない近代史の事実が共有されてないばかりか、作戦の目的が正しく伝えておらず、誤解されている。
大衆向けにはあくまでも「当時の軍部がいかに無謀で乱暴で愚かだったかを示す証拠」としてしか扱われていないカミカゼ。しかし、「愚かさの裏に隠された悲しい真意と祈るような思い」を、研究者さえ汲み取っている者は少ない。
「あの戦争を忘れてはいけない」というなら、あの作戦の本当の目的は、真珠湾や空襲や原爆並みに忘れちゃいけない話だ。
その目的を知る前と知った後では、全く別の意味で「愚かな悲しい作戦」と認識できるだろう。色んな意味で日本人的過ぎてめまいがした。
何でアレを正しく伝えようとする動きがほとんど存在しないのか。正確に伝えられないまま右派(似非保守)が都合よく政治利用している現状は、もはや冒涜だ。深い闇すら感じる;

国家神道という呪術が支配する時代。統帥権を持つ上に神様だった昭和天皇には高位の指揮官すら直接直訴することが許されていなかった。
その結果がアレだ。
歴史を正しく知らなければ、当然歴史から正しく学べない。
この時期は末端の人々が体験した戦争の悲惨さにばかり注目が集められがちだが、日本人が自らの「考える力」をきちんと活用するためにも、高位の指揮官である大西瀧治朗の言い残したカミカゼの真意をきちんと知る必要がある。あの時、どんな思いで真意を言い残したのか・・・
何故今まで一般市民の目から見た戦争ばかりがクローズアップされ証言が語り継がれ、なぜ高位の指揮官から見た戦争はあまりそうされないのか?
証言が残っているにもかかわらず、ネットには10年以上も前から載っているにもかかわらず、なぜ、メディアは取り上げもしないのか。

その意味を、「考える力」を使って考えてみて欲しい。
声を封じられた立場から祈るような思いで託したカミカゼの真意と目的。それゆえに生み出されたあまたの犠牲(いけにえ)。あえて愚者を演じ、本人も「統帥の外道」と認識しながらそれを実行し、思いを託して生贄達の後を追った中将・・・
それらの事実が闇に葬られてはいけない。

余談:
「特攻の父」が残した教訓 研究者ら読み解く 「悲劇」が覆い隠す不条理 丹波・青垣出身、大西瀧治郎中将

↑まだ肝心な所を読み解けてない。
戦争末期に大西が出した「あと2千万人の特攻隊を」という主張だって無謀な脳筋抗戦派のフリしつつ遠回しに「もう戦う方法は尽きたから講和するしかないですよ」という無言のメッセージになっていた。当時それは禁句だったから、そんな手段でしか伝えられなかった。
それは当時の関係者なら皆分かったはず(結果的にそのメッセージが玉音放送の一因になったかも)。
なぜなら当時の就労可能人口が2千4百万人。もし2千万個も飛行機作れるならとっくに陸海空が軍備増強していたはず。
あんなことを当時の関係者が本気で大真面目に主張した事にしたいのは、当時の軍部の愚かな無謀さだけを強調したい戦後のプロパガンダだけ。
本当に愚かだったのは、軍などというレベルではない。近代日本が国家運用に採用した呪術システムそのものだ。
現在、再びそれを都合よく転用したがっている勢力がいる。

本当の脅威とは
真珠湾攻撃(=太平洋戦争勃発)がソ連の工作によって誘導されたことを検証。
太平洋戦争の裏を形成した茶番。色んな意味で愚かな時代だったことは確か。
こういう茶番を繰り返さないためにも、為政者や指揮官の視点から戦争を語り継ぐことは有効。

2025年8月 5日 (火)

平和教育と「考える力」

凄惨な写真、どこまで 原爆資料館に子ども向け展示新設へ 識者議論

初会合では事務局の資料館から、子どもの発達段階を踏まえて、凄惨さをどこまで伝えるか配慮すべきではないかと提案があった。それに対して、子どもらに被爆証言を続けている被爆者の内藤慎吾さん(86)は「原爆の凄惨さを伝えるものを見せることで、核兵器の悲惨さを伝えられる。(それらの展示を)省くべきではない」と強調した。

精神医学を専門とする大沢多美子医師は、その意見に賛同した上で「ショックを受ける子どももいる。見学前後で何かしらのフォローが必要だ」と語った。ほかにも、凄惨な写真などの展示をやめるのではなく、子どもが見るか見ないかを主体的に選べるようにすべき、との意見が出た。

【広島原爆】「助けてくれぇ」うめき声に猛火… 被爆者の体験をVRで映像化

「かあさん!」「熱い」。悲痛な叫び声が響く。その場を離れようとすると、背後から生徒たちが死を覚悟したかのように歌う君が代が聞こえてきた。終了後、参加者の多くがあまりの衝撃に、しばらく立ち上がれなかった。

原爆資料館を活用した平和教育の効果と課題

この研究が本稿にとって示唆的なことは、平和教育によって児童・生徒にトラウマが生じる可能性があることと、衝撃や恐怖が強すぎた場合、何も感じられない、考えられないといった「感覚麻痺」に陥る可能性があるということである。児童・生徒の発達段階を無視した実践は、かえってナイーブな心に恐怖心を植えつけてしまい、人間や世界に対する不信感とニヒリスティックな感情を育てる(宗藤,1982)。
こうした感情を強烈に体験させられることは、平和教育の目的でもある「平和を希求する意欲・態度」の形成を阻害する恐れがある。
先行研究では、こうした可能性、危険性が平和教育に内在することを指摘しているものの、依然として、その実態は十分に明らかにされていない。

ひたすらグロに訴える平和教育は、被害のグロテスクさに焦点が当たり過ぎて原爆(核兵器)の本当のヤバさや本当に考えるべきテーマから焦点がズレてむしろ注意逸らしにすらなりかねない危うさを感じる。肝心なことを忘れ、グロだけを追求した演出になりかねない。
(広島の原爆資料館はショッキングになり過ぎず大勢が見やすいように展示内容を変えた)

核兵器に限らず、ミサイルなどの大量破壊兵器による攻撃は必ず現場がグロテスクな地獄絵図になるのは同じで、ガザやウクライナで今もそのようなグロテスクな虐殺が現在進行形で起きている。その衝撃的な被害は計り知れず、生還者は多くが身も心も深く傷ついている。
日本が80年前に受けた核攻撃による被害もグロテスクなのは事実であるけれど、グロよりも重点的に訴えるべき(知るべき)肝心な事実があるのでは? と思う。

原爆(核兵器)の本当の危険性や本当に考えた方がいい肝心な事の一つは、
「人類が強力な兵器を追い求め続けた結果生まれた『種族を滅ぼす力さえ持ちうる兵器』が利害対立した当事国の判断で自由に運用される(=あくまで自国ファーストで仕事している少数の人間に人類の命運が委ねられてしまう)」ことだ。
そして、軍拡競争によりそんな兵器が何度も種族を滅ぼせるほどの数量産され、今もなお増え続けていて(報道)、使われるかどうかは揺らぎやすい国際情勢の微妙な均衡の上にゆだねられており、核保有国は危険性を知りながらもその兵器が持つ力に政治・外交・軍事etcを依存し続け、唯一の被爆国である日本も自国を核攻撃した国が所有し依存するその力の傘に依存しているということ。先進国が自らを滅ぼせる力に覇権と繁栄を依存しているという事。何かに依存すればそれに支配されやすくなり、依存と支配は表裏一体であること。

これらの肝心で複雑な事実について、義務教育ではあまり触れられた記憶がない。子供達にそっちの事実について自分なりに考えさせる教育というものもあまり見たことがない。そもそも、これらの事実を子供にも分かるように話せる大人がどれだけいるか?


◆トラウマ依存からの脱却
私の記憶では、義務教育時代に行われる平和教育と言えば、ただただ悲惨さやグロテスクさを伝えることに終始していた記憶がある。稀にだが、低学年の頃に無残なご遺体写真を強制的に見せられてトラウマになった人もいる(平和教育に熱心だったりグロ耐性の高い教員の裁量次第では、今なら公共の電波に載せられないレベルの写真を子供達が凄惨な解説付きで見る羽目になったケースもあったとか)。ご遺体写真を見た一部の子が後日不調をきたして保護者から苦情が出る事もあったという(ただしご遺体写真と不調の因果関係を保護者側が証明することは必ずしも容易ではない)。
また、「そのような強烈なトラウマこそが次世代に戦争への憎しみと平和の尊さを受け継ぐために必要不可欠だ(幼い日にトラウマを植え付けられる/植えつけることは日本人の義務である)」とする考え方も一部にはある。もはや「人を傷つける事は大義のために許される」って発想に近い。皮肉にもテロとか戦争の発想に近いw ここまで来るとさすがに行き過ぎではないかと思う。

恐らく、戦争の強いトラウマを抱える人も多かった世代が初期の平和教育を担ったために、トラウマを負った当事者の視点に基づく教育(多角的視点ではない)になりがちで、その結果次世代へミーム的にトラウマが受け継がれてしまう現象が起きてるんじゃないかと思う。
その結果、平和教育の動機と原動力を当時のトラウマに依存する感情的な文化が生まれ、やがて依存するべきトラウマ(の持ち主)がこの世を去りだしたら平和教育が立ちいかなくなる懸念に直面している。・・・これも戦争の爪痕と言えるだろう。カルマと表現してもいい。
平和教育のトラウマ依存脱却こそ、社会が世代を超えた戦争の傷を癒していく過程に不可欠かもしれない。

戦争の傷は、癒えた方が平和の運気を増やす。受け継ぐべきは、傷(トラウマ・カルマ)ではない。
被爆者やその身内が想像を絶する大変な思いをしてきたのは事実だが、大変なのはそこだけじゃない。依存するがゆえに手放せず抱え込んだトラウマが視野を狭め、「伝えるべき事実」を取りこぼしている感。
感情的ともいえる「核兵器被害のグロ追及志向」は、より考えるべき肝心な事に焦点が当たっていない。それ自体が危険な事だと思う。
人は恐怖や嫌悪感などで強いショックを感じると、思考力や判断力が低下する。その後もショックを感じた物事についての思考を無意識に避ける。
即ち、「考える力」が抑制されてしまう。これはトラウマ患者にも通じる。よって行き過ぎたトラウマ型平和教育は逆効果。

もう一つ忘れてはならないのは、長年続けられてきた核兵器の悲惨でグロテスクな恐怖(のトラウマ)にのみ焦点を当てて訴える平和教育のやり方は、核兵器の力をアピールすることにもなっていることだ。そして、被爆者のトラウマを受け継がせる形で(殊更人の恐怖心や嫌悪感を刺激する手段を追求する形で)核の危険な威力をアピールする事は、「そんな恐ろしい兵器を保有している国家の力」を宣伝することにもなっている。これこそまさに当時の米国が原爆投下で狙った戦略的効果だ。「平和教育」の名目で核被害のグロテスクな恐怖を強調することで、その戦略的思惑にまんまとハマってしまっている。いい宣伝役になっている。抜け出そう。
良かれと思って行う平和教育が「核保有国の力を宣伝するためのグロテスクな見せしめ」として機能しないよう注意する必要がある。

人の手には大きすぎる力の危険な効果をアピールすることは、サウロンの指輪のようにある種の者達を惹きつけてしまう。
人は条件がそろえば、「危険なほど大きな力」に関心を抱いたり惹きつけられたりすることがある。だから核は未だ無くならない。
その条件とは? さあみんなで考えよう(←懐!w と思った人は同世代)。


◆衝撃による思考力低下を利用されるな
そのことも踏まえて昨今の流れを考えてみると、我が国長年の傾向として、核兵器被害の衝撃的なグロテスクさを訴える事(トラウマ継承)に終始して先述した肝心なことに焦点を当てず注意を向けさせず考えさせない傾向は、図らずも非常に政治的で危険な使われ方をしていく可能性を感じる。
(自国を核攻撃した国の核に依存している)日本社会が今までのようなトラウマ依存型平和教育を続けて「考える力」が抑制される傾向のまま、近年目立ち始めた右派(宗教右派含む)が日本社会に自国の核武装論を広めようとする流れ(例,)が既に存在している意味・・・
感情論ばかりで考える力が抑制されたままだと、人は簡単に流され煽動される。日本では、「戦え勝つぞ日本は正義!」と熱心に戦中プロパガンダを信奉していた人(プロパガンダによる洗脳で考える力が抑制された人)が戦後になったとたんに「あの戦争は最初から全部間違い!」とそれまでとは真逆の戦後プロパガンダをすんなり信じている事例がいくらでもあった。同じようなことが(宗教)右派の広める日本核武装論というプロパガンダでも起きない保証はない。何しろ皮肉にも平和教育で「核保有している国家の力」を無意識下に刷り込まれている可能性があるから。

例えそれが危険であっても、人々や国家が大きな力を所有したくなったり依存したくなる(ように仕向ける)のは、どんな時か・・・
先述の「肝心な事」に加え、それらについても日本人は自らの「考える力」を使って考えてみて欲しい。

そろそろ「単なるトラウマの継承」から一歩進んでいい頃だ。平和を思うなら、ショッキングな方法で「考える力」を封じる方向ではなく、活用する方向にシフトしていいはずだ。多角的に平和を考える能力をいつまでもトラウマによるショックで封じ続けない方がいい。
トラウマを負った当事者は「どんなに酷かったか後世に残したい」気持ちが強いのは分かる。どんなにつらい思いをしたのか、どんなに酷いものを見たのかを打ち明けたい被爆者達を思いやる心はあって然るべきだが、グロ耐性は個人差が大きいのでグロに訴えるやり方は逆効果な事も。
核廃絶を願うなら、「核兵器はショッキングでグロテスクな悲劇を起こすからやめましょう」以外の理由や根拠もあっていいはずだ。

 


2025.8.6追記
被爆80年を迎えるこの夏に広島で体感した衝撃、「核武装」を肯定する参政党候補者が参院選で25万票も集めるとは
トラウマに根拠を依存しがちな感情的な反対意見ではもはや説得力が十分に保てない。
中国脅威論を根拠にした日本核武装論の静かな広がりは、それを暗示しているように思える。
核武装論に対する反証可能な、感情論以外の説得力ある根拠が必要な時代になった。
その根拠、地政学ド素人の占い師でも少し考えれば多少は提示できるものがある。
例えば中国と日本が核を撃ち合った場合、間違いなく日本が先に滅ぶ。国土面積と人口の差を見れば歴然。しかも日中は近すぎて先方から極超音速で飛んでくるミサイルを日本側は打ち落とす時間が足りない。対して国土の広い中国側にはある。なので対中国を根拠に日本が核武装してもお税金喰うだけで強みにはならない(国内で核実験できる広大な場所もない)。核の撃ち合いで勝てる相手はせいぜい北朝鮮。
だからこそ国土が広く距離も日本より離れた米の核に依存しアメポチしてきた(そこはもっと対等になっていいと思う)。もはや対米従属利権を維持するために中国脅威論が使われるフシさえある。
日本核武装論に対しては感情的にならずこの程度の反証はして欲しい。なぜ多くの核保有国は国土が広大なのか。何で宗教右派(多極派の別動隊。一部はイスラエルとも密接)が日本を核武装させたいのか、誰得か。その背景を考えてみて欲しい。

2025年8月 1日 (金)

中東とカムチャツカ地震の奇妙な偶然

イスラエル人権団体、自国の行為を「ジェノサイド」と初めて断定 ガザの惨状に戦慄

イスラエルの主要人権団体2団体がパレスチナ自治区ガザ地区の惨状をめぐり、「ガザのパレスチナ人に対するジェノサイド(集団殺害)を犯した」としてイスラエルを非難した。イスラエルの人権団体がイスラエルの行為をジェノサイドと断定するのは初めて。
(中略)
ベツェレムは、ガザの状況についてはイスラエル政府に責任があるとする一方で、ジェノサイドを許した国際社会にも非難の矛先を向けている。
「多くの国家指導者、特に欧州と米国の指導者は、ジェノサイドを阻止するための実質的な行動を控えただけではない。イスラエルの『自衛権』を認める声明や、武器弾薬の提供を含む積極的な支援を通じ、ジェノサイドを可能にした。『イスラエルの行為はジェノサイドに該当する危険が大きい』と国際司法裁判所(ICJ)が判断した後もそれは続いた」

イスラエルの主要テレビ局、「道徳は崩壊したか」と視聴者に問いかけ、ガザ飢餓でイスラエル人動揺

イスラエルの主要テレビ局はパレスチナ自治区ガザで飢餓に苦しむ住民の様子を放映した後、アンカーはカメラを見つめて「これは広報の失態ではなく、道徳の崩壊であると認めるときが来たのではないだろうか」と視聴者に問いかけた。

1968年に米CBSのウォルター・クロンカイト氏は、ベトナム戦争は米国に勝利をもたらさないとの見解を戦地から視聴者に示した。
イスラエル・テレビ局のアンカーによるコメントが、そうした分岐点になるかどうかは不明だが、過去1年10カ月近くにわたりイスラム組織ハマスとの戦争を一貫して支持してきたイスラエルに、重要な転機となり得る発言だった。
(中略)
「ガザに飢餓はない」と言い切るネタニヤフ首相の発言には、熱心なイスラエル支持で知られるトランプ米大統領でさえも「あれは本物の飢餓だ。ごまかしようがない」と発言した。

パレスチナ国家承認、日本も早期判断迫られる可能性 カナダも承認へ

カナダのカーニー首相は30日、9月の国連総会でパレスチナを国家として承認する意向を表明した。パレスチナ自治政府が来年中にイスラム組織ハマスが関与しない形で選挙を実施し、非武装化などの改革を進めることが条件だとした。

 パレスチナを国家として認める国は145カ国を超え、主要7カ国(G7)で承認する方針を示したのはフランス、英国に続く3カ国目となる。イスラエルと米国は「(イスラム組織)ハマスへの褒美だ」と反発した。

イスラエルは今年10月に総選挙を控えている。しかし、ネタニヤフ政権は身内から超正統派が離脱したことで大きく運気が揺らいだ。
ネタニヤフ政権から超正統派が離脱したとたんにイスラエル国内では人権団体が自国のジェノサイドを発表し、それを皮切りにG7も掌返しでイスラエルのガザいじめを大っぴらに批判しパレスチナ国家承認をし始めるのは、なんだかなあ・・・と思う。
G7なんかイスラエル資本とイスラエルロビーの巨大圧力に逆らえず今まであれだけ批判を自粛(抑圧)していたのに、である。米国の大学で起きていたガザいじめへの抗議活動への抑圧なんか、まんまベトナム戦争の頃そっくりだった。悪趣味なほど。
そんな流れを見ていると、人権団体の報告をきっかけにしたG7の掌返し現象が保身の白々しさを通り越して演出的でシナリオめいているように感じるのだ。陰謀脳だから。
ついでに、ネタニヤフ政権の運気変動がそれまでイスラエルと急接近していた国々(インドやアゼルバイジャンなど)や一部がイスラエルと密接な日本国内の(宗教)右派達の運気にどう影響するのか注目中である。多分影響する。
そんなこんなで、ハマスのテロを発端にしたガザいじめから展開した今回の流れ、個人的には多極派がシオニスト右派に仕掛けた『暴走させて失敗させる作戦』が実行された結果のような気がする。かつて多極派が米一極派に仕掛けたベトナム戦争や(911を発端にした)イラク戦争みたいに。
今回もまた、「大きな犠牲なんかお構いなしで目的のためなら手段を選ばない多極派の仕業」・・・なのだろうか。

ちなみに、イスラエルと戦ってパレスチナ解放を目指すPLOという組織がハマスより前から存在した。初期のリーダーは毒殺されたアラファト議長。そんなPLOを同じパレスチナ人に攻撃させ、パレスチナ側に分裂と内紛を仕掛けたかったイスラエルは、ハマスを資金援助した。
そんな経緯があるためか、ハマスはイスラエルにとっては何かと好都合な動きをしていることが多いように見える。
ハマスのテロ後、モサドの元トップが「ハマスを怪物にしたのは結局我々だ」などと悔やむように語っているが、あのテロもまた、ガザを潰したいシオニスト政権にとっては好都合なテロであった気がする。悔やむコメントをすればその疑惑をカムフラージュしやすい。
要するに、陰謀脳としては今回の大規模ガザいじめの口実になったハマスの大規模テロはシオニスト政権のために裏でつるんだマッチポンプ(911同様の偽旗作戦)の仕込みだった可能性を妄想してしまうのである。だってテロ発生時からすごく怪しいから。


◆星々と龍脈が示すもの?
現在のイスラエル・パレスチナ情勢は、24年に起きていたアメリカの日食にまつわる奇妙な偶然を思い出させる。去年のアメリカでは意味深な地名の上空を通った日食と同時期に意味深な地名の場所で龍脈変動が起きていた。
あの時の日食図と龍脈変動からは、ある種のメッセージを感じた。
「今まで続くイスラエルロビーの憑依的圧力を拒絶した上で、ガザで苦しむ人々に共感して危機を乗り切れるように手を差し伸べろ。それが運気の癒しとなる。お前はイスラエルではない。オリジナリティを取り戻せ。他勢力の道具になるな」
あれは、アメリカだけに向けられたメッセージじゃないのかもしれない。あの頃から暗示的な予兆は発生していたのかもしれない(オカルト妄想)。

現在、イスラエル地方も司る牡羊座で海王星と土星が重なっている。海王星と土星の合は海王星の象意である隠し事や陰謀が土星によって抑制されたりバレたりしやすい配置といわれている。この配置が発生している時に今までネタニヤフ政権が隠していた不都合な事実(飢餓・ジェノサイド)がバレた。
さらに、極限的な変化も意味する冥王星が水瓶座のとある場所に滞在している。そのサビアンはズバリ、「海軍からの脱走兵」。
このサビアンが暗示しているとされる解釈例は、
「常識からはずれ自力で行動 耐え難いところまで来た社会的な地位を運命的に拒絶することで自己実現を図る」
まさに今、(イスラエルとは対立せずが常識だったはずの)G7で起きているイスラエルへの掌返しを暗示している気がする。
この冥王星は30日に発生した「風のグランドトライン」と呼ばれる特別な天体配置の一部を形成していた。
その配置を見た第1印象は、「情報が関係する形で新しい展開や情勢変化を予感させる」だった()。
そんな「風のグランドトライン」が発生する直前にとうとう(昔から自国の過激な右派の所業を監視していた)イスラエルの有名人権団体「ベツェレム」が自国の所業を「ジェノサイド」と初断定し、イスラエルの主要テレビ局が現政権のガザいじめを批判的に放送し、トランプはガザに飢餓が存在することを認める発言をし、グランドトライン発生日にはカナダもパレスチナを国家承認し、さらに同期して、(イスラエルや多極派と縁深い)ロシアの鬼門地域カムチャツカではM8.7という大地震(大規模龍脈変動=大規模火気流失)が起きた。

イスラエル情勢とロシアにほぼ同じタイミングで変動発生。この奇妙な偶然は、何を意味するのか? 
イスラエルとロシアには、運気変動を同期させうる何らかの共通点が発生しているようにみえる。カムチャツカ地震発生時の天体配置図には、その手掛かりがあるかもしれない。
早速その配置図を見ると、海王星の支配下にあって隠蔽(隔離)や陰謀・裏工作・裏取引等の他に人権問題も司る12ハウスという場所に運気の流れを強める火星が入っていた。火星が暗示する運勢を現したサビアンは「香炉を持つ少年:以前の価値観を捨て、より優れたものに従う」だった。
これだ、と思った。イスラエルとロシアの水面下では、人権問題に関して以前の価値観をより優れたものに刷新する運気の流れが強まっているのだろう。これが共通点だと思う。2国に共通したこの運気の流れは、いずれ世界中に広がっていく・・・
(両国とも多極派なわけだが、目的のためなら手段を選ばぬ多極派の価値観も刷新されて欲しい)

カムチャツカと龍脈がつながっている日本(北海道)にもいずれ変動が到達するだろう。雛形論だと、変動が真っ先に到達すると思われる北海道の照応地はイスラエルと切っても切れない縁を持つ北米だ。イスラエル与党に選挙支援を受けたトランプが(ネタニヤフ政権は認めない)ガザの飢餓を認め、かつて日食の暗示が出た場所でもある。
そして、ロシアと照応する東北地方は、既にカムチャツカの大地震に先行して暗示的な大規模火気流失が起きている。このブログでも記事にした大船渡の大規模山林火災だ。あの時既に、妙な暗示めいたものを感じたっけ。あの時感じた暗示と、カムチャツカ地震の天体配置図に出ていた暗示、両者は多分密接に関係している。
(北海道つながりでロシアと縁深い鈴木宗男氏の運気も大きく変化していく可能性)

件の風グラトラは、8月上旬になるとパワーアップして再形成される。
とりわけ8月9日(長崎に原爆が投下された日。去年の記念式典では長崎市長がガザいじめに抗議する意味を込めてイスラエルを招待しなかったために、G7各国もイスラエルに気を使って式典を欠席)は、満月の日なのでさらに強力な意味を持つ。日本にとっても世界にとっても特別な満月の日になるかもしれない(満月図)。
その頃、情勢はどうなっているのだろう? 過去記事の「◆日本が無しうる可能性?」の章で書いたことも思い出される。今年の式典はどうなるか? 日本が持ちうる役割はあるのか? 
(投稿後の速報:今年は長崎の式典にロシアもイスラエルも参列するという。しかもパレスチナが初参列。やはり特別な満月の日だ)
(満月図を見た限り、日本の場合は日米関係や経済の暗示も帯びている感)

8月上旬のグラトラは一部が月ではなく、運気を強める効果がある火星になる。グラトラの持続時間も月より長い。
そのサビアンは月の時と同じで「六番目の部族の光が七番目のものに変質する:固定観念や先入観を持たずに目の前のことにチャレンジ」だ。
件の2ヶ国は、より優れた新しい価値観に固定観念や先入観なくチャレンジしてみて欲しい。
また、グラトラの一部を形成する双子座の天王星(変革という意味あり)のサビアンが「ガラス底のボート」から「こっそりと靴下に物をつめるサンタクロース(自分の内面の豊かさに気づき楽しむ/無意識とのつながりや気付きが促進される)」に変化する。
水瓶座冥王星のサビアンは同じく「海軍からの脱走兵」だ。
自己実現を図ろうとする脱走兵に、サンタクロースからの贈り物が届くのかもしれない。

「脱走兵」とは即ち、「まつろわぬ者」である。鬼門は即ち、「まつろわぬ者の方角」であり、不都合な物事を封印した方角でもある。
ロシアで発生した大きな龍脈変動(大規模火気流失)は、そんな「封じたはずのまつろわぬ者や不都合な物事」を司る方角で起きた。まるで、封印されたものが解放されて表に現れるかのようなイメージだ。イスラエルではそれが起きた。多分、ロシアでも・・・そして、ロシアと龍脈がつながる日本でも・・・
ロシアと龍脈がつながっている日本は、今のうちにロシアの運気変動に備えた方がいいのかもしれない。
全ては個人の妄想である。



余談

カムチャツカ地震の天体配置図では、地震によってロシア海軍に関する物事に何らかの被害や試練が発生している可能性が出ている。グラトラの冥王星サビアン「海軍からの脱走兵」と妙にシンクロ; 冥王星は原子力も司り、ロシア海軍は原子力を使った物をいくつか持っている。カムチャツカ周辺にも? 
もしかすると、その件もロシアの運気変動と関係してくるかもしれない。
将来、ロシア軍の中にも新しい価値観が広がる可能性は0じゃないのだろう。22年の時点でロシアの退役軍人達がプーチンの辞任を求める程度の事は起きている。

 

ロシアの運勢を思う「◆ロシアの運気変動?」を参照
大船渡の火災と奇妙な偶然
ロシアの隕石で妄想


2025.8.2追記
ロシア海軍の基地、やはり被害出た模様


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