誰かの生きる支援
「親になる」ということは、自分とは全く異なる人格を持つ他人(の人生の初期)に出会って「その人の発育や発達の支援(=その人が自分の人生を生きる支援)」をするということ。誰かの生きる支援をすることは、結果的に自分の生きた証を残すことにもつながる。
「その人が自分の人生を生きる支援」・・・それって別に、親にならなくても割と多くの人がやっている事なんじゃないかと思った。親だけが特別にやっている事じゃない。
例えばいくつかの職業は、日常的にそういうことをやる。教師、医者、カウンセラー、占い師、行政書士、看護師、薬剤師、研究者、弁護士、芸術家・・・数えればきりがない。
「誰かの人生を支援する」という作業の中では、親こそが本人の人生の一番初期に関与する。DNAさえ提供する。
それゆえに他とは異なる独特の作業をするし、それゆえに独特の立場にもなる。でも突き詰めれば「誰かが人生を生きるための支援」の一種だ。
結局、「誰かの人生を支援する」という事をしたいだけなら、親という形に限らず自分の個性や素養や事情や経験を最も活かせる形を選べばいいんじゃないかと思う。特に、子孫を残す本能がさほど発動していない場合は。
人類は今までになく増えた。増えすぎて地球環境がやばいほど増えた。それも背景にあるのか、これからの時代は生き方が多様化して人類の進化の可能性も増え、必ずしも「親になる(誰かの生きる支援に人生の初期から参加する)」という生き方の形を選択しない人も増えていくはず。
なので、多様性の時代に合わせて色んな人生支援の形も増えそうではある。
そうなった方が次世代の子供達により良い社会を残していってあげられるかもしれない。
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