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2024年11月 7日 (木)

トランプ当選と東アジアの運気変動?

※以下に書いたことは個人の妄想です。

 

今年の大統領選はトランプが勝った。トランプ優勢を報じるワイドショーに出演したデープ・スペクターはお通夜のような顔になり、トランプの勝利宣言に対してパックンは「一生続くショック」とコメントした。
以前トランプを占った結果にご興味がある方はこちら

以下、トランプ当選で発生しうる東アジアの運気について妄想してみた。

◆日本について
米大統領選の結果に関わらず、脱ドル化進行でだぶつくドルはいずれバブル崩壊して欧米の世界覇権は縮小し世界が多極化していく運気が強まってきた事は多くの人がうすうす感じていたのではないかと思う。ドル余り加速中ゆえ円安になるのも無理はない。今後さらにドル高円安が進む(NY株は高騰する)だろうが、それでも円は安いままでいい。この状況で円が高くなるということは、ドルインフレにつられて日本円までインフレするってことだから。今後、「インフレしていない信用通貨」が残っていた方がいい事もある。
欧米一極覇権の縮小・・・トランプ政権になると、その流れが加速するんじゃなかろうか。
それは、長期的に見て日本の対米自立(日米が対等な関係になる)を考えている石破にとっては好都合な運気でもある。多分、安倍と石破は前からその運気を見越していた(妄想)。また多極派にとっても、彼らの考え方は利用できる。
多極派(欧米ドル覇権縮小し隊)のトランプは、大統領になると在日米軍とも関係する防衛費負担増を日本に求めることが以前から予想されている。そうなった場合、石破はこれを逆手にとって対米自立(日米地位協定撤廃含む)への追い風にしようとするだろうし、過去に「世界警察辞める宣言」を出した多極派のトランプもそれを見越してかなりボッタクるのではないか。
その結果、辺野古に入って来るのは米軍じゃなくて自衛隊になるかもしれない。
さらに、トランプメリカ再発で日本だけでなく東アジア全体の運気がかなり変わるのではないかと妄想した。


◆中台について
こう書くと、「万が一台湾有事になったら辺野古に来た自衛隊が出動するイメージ」が湧きやすいが、仮にトランプ大統領の任期中に中国が台湾統一を狙うとしたら、恐らく「台湾有事」という形にはならないかもしれない。
それは、トランプ政権になるとジョセフ・ナイの『対日超党派報告書』 の計画が実現しにくい運勢になるという事でもある。
というのも、過去に世界警察辞める宣言を出したトランプメリカは、台湾支援に消極的と言われている。そもそも米国は、核保有国と戦わない。というか、そもそも核保有国同士はどこも危なすぎて戦争が出来ないのだ(相互確証破壊)。これはウクライナ情勢を見ても何となくわかると思う。
なので、万が一中国が台湾侵攻した場合、台湾はウクライナ化しかねない。
それ以前に、中国は半導体先進国の台湾を無傷で手に入れたい。なので、獲物の価値を下げるような仕留め方(軍事侵略)はする意味が無い。
ペロシ訪台時みたいに台湾使って米が中国を挑発すると、中国内部には怒って台湾侵攻したくなる人より「米ウザいから早く経済潰れろ」と考える人の方が増えつつあるという噂を最近聞いた。
そして現在、脱ドル化の潮流でドル余りが絶賛加速中。ドルバブルはいつか崩壊するまで加速度的に膨らみ続けそうだ。大統領が誰になろうが、それが米の大きな弱点というか、爆弾抱えてるようなもの(仕掛けたのは多極派)。
米をウザがる多極派の中国が、それを見逃すはずもなく・・・

かくして、台湾有事より前に米側の経済がどうにかなってしまい、中国と戦うどころではなくなる可能性あり。特に世界警察辞める宣言した多極派のトランプが当選すると、ハリスが当選した場合よりその可能性が高まると妄想していた。
そんなこんなで米の支援が期待できなくなった台湾に、中国と戦争する選択肢は消える。
台湾からすれば経済的に厳しくなった西側の支援を受けながらの戦争では国土も国民も守れない。中国も台湾をボロボロにして価値を下げたくない。
台湾はどうすればいいのか。恐らく、公式・非公式を問わず中台関係の改善と自治の現状維持に全力を尽くすだろう。
個人的に、台湾まで香港みたいになって欲しくない。
だから中国とうまく交渉して中台関係が現状維持に戻れるようナアナアにできればと思う。
そのためにも、多くの国が台湾の味方になって対中交渉を有利に進められるよう公式・非公式に支援できればと思う。
交渉は戦争と違い、長引いても双方が兵器で傷つくことはない。せいぜい諜報機関のフォルダが火を噴く程度だ。
中国もそれ以外の国も、台湾の半導体に依存している国は多い(インドも)。そこが台湾側に有利に働いてくれれば・・・

今回の中台関係についての妄想は、ある衝撃的な話を知って生まれた。以下、海外のニュースサイトから一部抜粋&翻訳

台湾軍、米国に半導体工場を爆破させないと発言

台湾の国防相は月曜日、中国が台湾に侵攻した場合、米国が台湾の半導体工場を爆撃するという考えに反論した。
セス・モールトン下院議員(民主党)は最近、米国は「中国に対して、もし台湾を侵略したらTSMCを爆破するとはっきり言うべきだ」と述べた。
モールトン氏の発言について質問された台湾の邱国成国防相は、「軍はそのようなことはさせない」と述べた。
サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙によると、「台湾を守るのは軍の義務であり、他国が我々の施設を爆破することは容認しない」と述べた。
台湾のチップ工場が中国の支配下に入るのを避けるために爆撃するというアイデアは、ワシントンで人気を集めている。
米陸軍士官学校が2021年に発表した論文によれば、アメリカと台湾は「焦土戦術」を計画すべきであり、それによって台湾は「武力で掌握された場合、魅力的でなくなるだけでなく、維持するのに多大な費用がかかる」ことになるという。

同論文は、この戦術は「世界で最も重要なチップメーカーであり、中国の最も重要なサプライヤーである台湾半導体製造会社の施設を破壊すると脅すことによって、最も効果的に行うことができる」と述べている。

むしろ米軍の方が台湾傷つける気満々だった; そんな脳筋策、「#爆撃ダメゼッタイ」で中台の意見が仲良く一致してしまうではないか。
どーりでTSMCが熊本をはじめ日本に拠点を移してるわけだ; 
なぜアメリカが中国にこんな変な脅し方をする必要があるかと言うと、米国が表立って中国と戦争できないからだ。核保有国同士だもの。
結局、(ジョセフ・ナイの『対日超党派報告書』に唆された?)米国は中国を挑発するくせに台湾をきちんと守れない。
台湾もその事を知って中台関係改善に力を入れるんじゃないかと思う。安倍氏が存命なら調停役になれたかも・・・
(台湾国防相を怒らせ国際社会の信用を低下させるような米の脳筋策、もしや多極派の仕業かも?)←陰謀脳

今年から北龍の変動現象が激しいことは1つ前の記事でも書いた。
中国の首都北京は、北龍の真上に置かれた都である。
北龍の様子から中台運気の今後を妄想すると、台湾だけでなく北京政府側の運気もかなり大きく変動する可能性を感じる。
そして北龍沿いの地域で変動の気配が濃い場所は、中国だけではない。多分、朝鮮半島も、だ。

◆朝鮮半島について
日本人の多くは「東アジア情勢の変動」といえば台湾有事にばかり注意が向きがちだが、ロシアと同盟組んだ北朝鮮が自分達主導で南北統一しかねない運気になってる事に気付いてる人はまだ少ないかもしれない。
「北がそんなこと始めたら在韓米軍も米本国も黙ってない」と考えられがちだが、先述の通り米国は核保有国とガチの喧嘩などしない。ましてや核保有国同士が同盟組んでるならなおのこと。当然、韓国側も北朝鮮と本気で戦争する気にはならないだろう(例え米国に焚き付けられても)。表向きは一触即発or朝鮮戦争再開的な演出はあるにしても。
金正恩はそれが分かってるので、韓国軍どころか米国や在韓米軍をそんなに怖がらなくなってしまった可能性がある(リアル世界にゴルゴはいないので)。統一が実現すれば在韓米軍は存在理由が無くなり、米覇権はさらに縮小し、多極派に好都合だ。
運気の大きな変動は、台湾よりむしろ半島で起きてもおかしくないのだろうか・・・という妄想が湧いた。
米国は核保有国と交戦できないので、もしそんな運気の流れが発生した場合、効果的に流れを止めることが出来ない。
もし今後「統一朝鮮」が誕生すると、その国は間違いなく核保有国になり、旧北朝鮮の支配層が優勢になりやすい(特に軍事分野)。
しかもその核保有国は、同じ核保有国のロシアと仲良し(というか衛星国)な上に、グアムまで届くミサイルを持っている。

北が軍事力を背景にして韓国へ南北統一を求めた場合、韓国は北と戦争をするより、統一が韓国側にとっても無難なものになるよう北との交渉に全力を尽くす方を選ぶだろう。北にとっても韓国が無傷のまま統一できた方がいい。「戦争より交渉」という点では台湾と一部共通する。その南北交渉を調停できる立場にいるのが、プーチンと同じく多極派で金正恩と会談経験のあるトランプ大統領だ。多分、ドヤ顔で調停役を買って出る可能性がある。

万一朝鮮半島がロシアの衛星国みたいになってしまうと、ロシアにとっては「ユーラシアの西側で失った衛星国を東側で補填した」ことになる。比較的北朝鮮に近いモンゴルは前からロシアの同盟国だ()。
半島に親露国。日中にとっては「お隣に核保有&BRICS参加で経済成長するロシアの衛星国が誕生する」ことになる。もうホラー。
いつか東アジアで今まで以上にロシアの影響力が広がってしまう可能性が今までより高まったんじゃないかと一人で勝手に懸念する陰謀脳は、もしや(対米自立目論む)石破も(ドルがバブル崩壊しそうな)アメリカも、東アジアがそうなる可能性をすでに織り込んだ上で対米自立路線とか、「玉木とエマニュエル大使の会談@大統領選選挙前夜」とかが起きているのではないかと妄想した(まさかトンデモ論扱いされてる『アジア版NATO構想』も??)。

プーチンとトランプは、どちらも多極派であることも忘れてはならない。表向きはともかく、裏では世界の多極化に向けて連携しているだろう。
今のうちに日本はロシアと(お互いに政治的価値観を押し付合わない形で)関係回復して、何らかの形で経済成長を目指すロシアの日本依存度をもっと高めておく方法を考えた方がいいのだろうか。将来、政権が変わっても維持できる良好な関係という形で。
依存と支配は表裏一体。日本だけ一方的にロシア依存度が高いのは、あまり良い状況とは言えまい。
もし南北が統一するようなことがあれば、やはり日本は経済成長を目指す統一朝鮮と良い関係を作っておいた方がいいのは言うまでもない(拉致被害者が帰還しやすくなるためにも)。
また、ロシアの衛星国が新たに生まれるようなら日中は対露で協力した方がいい。両国ともロシアと領土問題がある。その協力関係と引き換えに日本が中台関係改善調停(に協力)できればなおいい。

そんな妄想をしていると、日本における北龍のパワスポの一つ「白山」で4日から地震が急増し、米大統領選の結果が出た6日にも震度3の地震が起きた()ことは「トランプ大統領当選によって、アメリカだけでなく北龍エリア(日・半島・中)の運気も大きく変わる予兆」に思えてしまうオカルト脳であった。


11月10日追記
プーチン大統領は9日、北朝鮮と6月に締結した「包括的戦略パートナーシップ条約」の批准に関する法律に署名した(報道)。
署名後の現在、「お金の不徳を正す龍脈」も太平洋上(日本本土よりグアムに近い場所)で地震を増やしている。この龍脈、北陸新幹線経由で北龍と繋がったため、日米中朝韓(の運気)とつながっていることになる。
また、プーチンの署名後にモンゴルの龍脈も反応を始めた(M5.0)。モンゴルの運気にも注目しておきたい。

11月12日追記
「またトラ」でウクライナ停戦が成立すれば、北朝鮮兵が平和維持軍に?
かつて中央アジア(旧ソ連領)の大使になった経験がある記者が「北朝鮮兵を平和維持軍として境界のロシア側に駐留させてはどうか」と書いている。彼も北をロシアの衛星国と見なしてそのような役割を提案している。停戦してロシアとウクライナの間に非武装地帯(DMZ)を作るのは、朝鮮戦争と同じやり方だ。前の記事で「ウクライナ戦争は長期化すれば朝鮮戦争レベルになるかもしれない」と書いたが、ホントにそんな雰囲気になって来た;
ウクライナ戦争によって経済成長したロシアにとっては、この戦争が朝鮮戦争みたいに「ずっと停戦中(=戦争中)」ってことにしておいた方が経済的なメリットが大きい。西側も対露制裁を続ける羽目になって疲弊してくれる。

11月26日追記
ロシア語で考えてみた
ロシアの新型ミサイル「オレシュニク」も北龍エリアの運気を変える可能性。

12.7.追記
北龍の韓国で戒厳令騒動大統領と現政権の運気が変動した・・・

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