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2024年11月

2024年11月25日 (月)

ロシア語で考えてみた

※以下に書いたことは全て個人の妄想と冗談です。


露、ウクライナに発射の中距離弾道ミサイルを「量産化」 プーチン氏、迎撃は不可能と強調

ロシアのプーチン大統領は22日、ウクライナに向けて21日に発射した新型中距離弾道ミサイル「オレシュニク」について、「量産化する決定がなされた」と述べた。実戦使用を含む実験を続けるという。プーチン氏はまた、このミサイルの効果や威力は「戦略兵器に匹敵する」とし、迎撃は不可能だと強調した。国防省高官や軍需企業幹部との会合で発言した。

西側がウクライナに長距離ミサイルと地雷を供与したことでロシアが怒ってウクライナ情勢が混迷していくような雰囲気を出しているが、恐らく「混迷と緊迫が強まる欧州情勢をトランプ達が見事鎮めた→評価UP」的なシナリオが既に用意されていると思う。トランプは戦闘終結を見越してウクライナ特使を新設する予定だ。そこにトランプやプーチンと同じ多極派のエルドアンなども関与して来るだろう。


◆カギは「近距離無双」?
ロシアは新しく開発した極超音速弾道ミサイル「オレシュニク」を欧米西側へドヤ顔でアピールしているように見える。ロシア西部から発射した場合のオレシュニクが欧州各地に着弾する時間まで自信満々に発表している。
その様子を見る限りでは、まるでロシアがあのミサイルを使って自国の西側へプレゼンス拡大を狙っているだけのように見えるが、それは恐らく、より重要な戦略を隠すブラフだ。ウクライナにあのミサイルを使ったのは、あくまで実用試験。ウクライナで実験したという事は、本命は別の場所を想定していて、本命は欧州というよろむしろ多分違う方向にある。
あのミサイルは確かに高速で飛べるが、欧米の防空システムなら迎撃可能だ。なので、プーチンが強調する「迎撃不可能」な地域は近距離に限られている印象。大げさにミサイルの威力範囲をアピールしているロシアも、それをあえて伏せていると思う。むしろ「近距離から撃たれると迎撃不可能」な事が重要なのだと思う。そういう狙いと思惑で開発された戦略兵器に見える。
では、ロシアは「オレシュニク」を本当はどんな狙いや思惑で開発したのか。ロシア語で考えてみた。

ロシア語で「オレシュニク」はハシバミを意味する。ハシバミの熟した実は殻を割ってナッツのように中身を美味しく食べることが出来る。
なぜロシアは物騒なミサイルに美味しい木の実の名前を付けちゃったのか、どんなネーミングセンスしてるのかと思ってしまうが、それには多分ちゃんと理由がある。
私が注目したは、「ハシバミの分布・生育地」だ。実はロシア周辺でハシバミが生えている地域は、結構限られている。

ハシバミの分布・生育地(by ウィキペディア):
ロシア沿海地方から東アジア北東部の全域、詳しくは、ウスリー川流域(ロシア沿海地方)、および、アムール川流域(中国東北部を含む)から中国陝西省にかけての地域、ならびに朝鮮半島、日本列島(北海道・本州・四国・九州)に分布する。
山地や丘陵の日当たりのよい林縁などに自生する。

お分かりだろうか? 「ロシア側から見てあのミサイルが地政学的威力を発揮しうる迎撃不可能エリア」と「ハシバミの分布・生息エリア」が丁度うまいこと重なる。だからあのミサイルにハシバミの名をつけた可能性がある。もしそうなら、ブラフ出しても戦略を隠しきれてない。
政治的にはむしろ戦略性の全く分からないミサイル名にした方が良かったんじゃなかろうか。「胆石」とか「糸ようじ」とか。
このミサイル、少なくとも中韓蒙にはプレッシャーを与える効果を持っている。


◆ハシバミと龍脈が暗示するロシアの思惑?
冗談で脱線したが、以前からこのブログをご覧の方々はお気づきかもしれない。ロシア周辺の「ハシバミ分布」と「迎撃不可能エリア」の2つともが例の巨大龍脈「北龍」と重なる事に。北京もエリア内だ。ロシアと組んでる中国だが、ロシアと国境を接するエリアが全部「迎撃不可能エリア」になってしまった。通化の基地とかも無理だろう。だが要注意エリアはそこだけじゃない。
中でもとりわけ「朝鮮半島」は要注意。以前書いた通り、最近のロシアは北朝鮮を衛星国化しつつある。もしも北朝鮮にオレシュニクが供与・配備された場合、北の目と鼻の先にある韓国はあのミサイルを迎撃できない。発射から着弾までの時間が短すぎて対応しきれない。即ちあのミサイル、北が韓国にプレッシャーを与えるにはエグいほどぴったりの戦略兵器なのだ。
それは要するに、「ロシアを後ろ盾にした北朝鮮主導による南北統一」が実現しやすくなったという事。ロシアからすれば、日中のお隣を自国の裏庭(核つき)にできる。
そうなる場合、トランプは南北統一が穏便に済むよう調停役をした上で、在韓米軍を引き上げる可能性あり。
奇しくもハシバミの花言葉には「和解」「平和」「一致」といった意味がある。南北統一にぴったりの花言葉なのは偶然か否か・・・
恐らく今後韓国では、北寄りのロビー組織や政治派閥(隠れ親露派とも言える)がアップを始めるかもしれない。

ロシア語で妄想すると、あのミサイルに込められたロシアの思惑はさしづめ「ウラジオストク(東方を制する)」か。同じ名前の美しい都市がロシア沿海州の州都である。ロシア沿海州と言えば、偶然にも、21日の昼(日本時間)にはロシア沿海州で珍しく龍脈変動が起きていた(しかも異常震域)。同時に、雛形論でロシア沿海州と照応関係になっている青森の陸奥湾で群発地震が発生。そんな照応地同士の龍脈が共鳴するかのような現象、何かただならぬ大きな暗示ではないかと当時思っていた()。
そしてその日の夜、オレシュニクが史上初めて使用された。
そんなことがあったので、「この偶然は多分、オレシュニクに込められたロシアの強い念が『ウラジオストク』なことを暗示するシンクロニシティーではないか?」と妄想するオカルト脳であった。

ウラジオストク(東方を制する)・・・その名を持つ都市には古くからロシア海軍の港があり、原子力潜水艦もある。あのミサイルを潜水艦に積んで標的国の領海ギリギリまでこっそり近づいて不意打ちのように使えば、場所によっては日本でも迎撃に苦労するかもしれない。
奇しくも、ロシア沿海州と照応関係にして龍脈共鳴が起きた陸奥湾の沖には、「潜水艦からのオレシュニク不意打ち」がしやすく、青森や秋田の自衛隊基地・米軍基地に効率よくダメージを与えることが出来る丁度いい海域がある。津軽海峡だ。国際海峡なので、無害通航(を偽装)する限り、どの国の船も通れる・・・

・・・などと物騒な妄想をしたが、ロシアがオレシュニクで日本を狙うメリットは、今のところ全く無いと思うw
ロシアはあのミサイルを自国から放てば迎撃できない地続きの近隣を衛星国(緩衝国)にしたいだけだ。海まで渡ると割に合わない。
ロシア以外で今一番あのミサイルが欲しいのは、北龍エリアでロシアの子分になりつつある北朝鮮かも。同じ北龍エリアでも北京の政府はミサイルに苦虫か(あの国は北を自分達の衛星国にしたかったのだ)。
今年元旦に北陸で大地震を起こした北龍エリアの運気変動、未だ目が離せない・・・
(そう書いた後、早速変動が始まった。北龍終点にあるパワスポの霧島で火山性地震増加のニュース

 

トランプ当選と東アジアの運気変動?

能登半島地震と龍脈の奇妙な偶然

北龍と地震について。雛形論だと能登半島の照応地はデンマーク。オレシュニクが登場してしまったことで、地政学的にかなり従来運気が揺れ動きかねない国の一つ。多分、ロシア(特にカリーニングラード)と近すぎてアレを迎撃する時間が無いかも; 「地域の運勢が大きく揺らぐ」という点で照応地同士が何らかの形で運気共鳴する可能性は元旦の頃から感じてはいた・・・
地政学的にも、北極海航路的にも、グリーンランドを持つ国が親露化する意味・・・(グリーンランド照応地は礼文島。9月にロシア軍機が領空侵犯していた地域)

2024.11.25追記
どうやら今回の記事、某スピリチュアル系霊能者(?)に文章を一部パクられていた模様www(

2024.11.26
石川県能登地方で震度5弱
。霧島に続く北龍エリアの変動。照応地はあのデンマーク・・・

2024.12.7
北龍の韓国で戒厳令騒動。変動がユーラシア側に伝播。伊大統領は誰か(恐らく多極派)に戒厳令を唆されてハシゴ外された感。今回の戒厳令で韓国は従北派(隠れ親露派)が優勢になったかも; ロシアや多極派達の思う壺; トランプ政権になったら半島の運勢はもっと変動する。北龍の変動も続くだろう。トランプ(もとい多極派)主導で南北統一が現実味を帯びて来る・・・

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2024年11月19日 (火)

多極化後の世界とAI?

※以下に書いたことは全て個人の妄想です。


今回は、下の報道から生まれた妄想である。

マスク氏、報酬ゼロで週80時間以上働く「高IQの革命家求む」…「政府効率化省」の人材募集を開始

新設される米国の「政府効率化省」のトップに就く米実業家のイーロン・マスク氏は14日、X(旧ツイッター)上で同省の人材募集を開始した。報酬はゼロで、週80時間以上働くことなどを条件としている。

Xへの投稿によれば「地味なコスト削減に週80時間以上取り組む意欲のある、高IQ(知能指数)の革命家を求む」として、履歴書をXを通じて直接送るよう求めている。申込者の上位1%をマスク氏らが直接審査するという。

マスク氏によればこの仕事は無給だが、「短期間でも高い能力と誠実さを持つ人々が政府にいれば米国は大いに助かるだろう」と投稿している。

NVIDIAのファンCEOが断言「ロボットAI革命をリードするのは日本がふさわしい」

フアン氏は「フィジカルAIによるロボットのAI革命をリードする国として、ロボットが大好きな日本こそが最もふさわしい。最新のAIによるブレークスルーと、日本が持つ最先端のメカトロニクス技術を組み合わせることで、最大のチャンスをつかむことができる。NVIDIAとしてぜひ協力していきたい」と力を込める。
(中略)

AIエージェントとフィジカルAI
ファン氏は、生成AIの登場などによって進化を続けるAIアプリケーションの有用な事例として「AIエージェント」と「フィジカルAI」を挙げた。
AIエージェントは、デジタルAIワーカーと呼び変えることもできるが、基本的にはこれまで人が行ってきた業務の多くを担ってくれる存在である。NVIDIAは、AIエージェントの処理に必要なトークンを発行するだけでなく、生成AIモデルの開発と展開を支援するフレームワークである「NVIDIA NeMo」なども提供している。
(中略)

講演の後半でフアン氏は、ソフトバンクのグループトップを務める孫氏との対談を行った。孫氏は、ソフトバンクグループが国内に導入を進めているAIインフラのリソースを研究者や学生などに提供し、スタートアップの起業などに役立てたい意向を示した。
(中略)
孫氏は、PCやスマートフォンと同様に1人1人にAIエージェントが行き渡る未来を見据えてソブリンAI(国家独自のAI)の重要性についても言及した。「そういったAIエージェントは、その国の文化や慣習、知識を反映したものであるべきで、基になるデータはその国に帰属しなければならない。そのためのソブリンAIのデータセンターであり、国家としてのデータセキュリティにも関わってくる」と述べている。


◆多極化後の時代運気?
トランプら多極派陣営の当選は、いわば革命勢力が米国の従来勢力から政権を奪取したようなもの。古今東西、革命が実現すれば必ず従来勢力の粛清が起きる。現在は軍幹部の粛清が検討されているとの報道()があるが、いずれ軍だけでなく「忠誠不足」と見なされた色んな分野の連邦職員が粛清の対象になるだろう。
かつて世界革命実現(=世界覇権化)に燃えるソ連のトロツキスト達が対立派閥のスターリン(粛清大好き)によって活力を奪われたように、これで米国の世界覇権パワーは失われる。

米国でトランプが当選し、既にBRICSペイも始動した事で、世界の多極化はほぼ実現する目途が立ったかもしれない。
「ドナルド(あるいはマクドナルド」はケルト系の言葉で「世界王者」とか「世界の支配者」、トランプは「切り札」という意味がある。即ち、「世界支配者の切り札」という名前を持つ大統領が来年アメリカに誕生する。まさに世界のパワーゲームをひっくり返すジョーカー(道化)みたいな大統領になることは容易に想像がつく。それよりむしろ切り札が属している「世界支配者」が気になるところw
(なお、トランプと同じ多極派の現ロシア大統領の名前『ウラジーミル・プーチン』の意味はロシア語で『世界支配者の道』である。二人は仲良し。こんな偶然ある?w)

そんな情勢なので、そろそろ多極化後の世界について色々妄想してみてもいい頃か。
多極派達は、ただ単に世界を多極化させて今まで欧米一極覇権に経済発展を抑圧されてきたBRICSに投資して新しい商売を展開出来ればそれで満足なのか、それで儲ける事がゴールなのか?

確かに多極派達の中には目先の餌だけを見てそれをゴールと設定して動く人達もいるだろう。
が、多極派の源流になったトロツキスト達の背景を見ると、陰謀脳には多極化の潮流は単なる目先のビジネスだけで終わらない気がするのだ。
以前の記事でも少し書いたが、おそらく世界の多極化は何らかの形でゆくゆくはいわゆる「隠然とした世界政府(世界連邦政府)」かそれに一部似通ったものが実現しやすい世の中にするための通過地点に過ぎないのではないかという印象が今になって再度強まっている(個人の感想)。
実際に、そういう噂も聞いたことはある。当時は半信半疑だったので、この記事では「世界政府システムというレトロSFチックな構想は現実的ではない。最悪、世界政府出来る前に大勢が嫌がって揉めまくって人類が滅ぶw」的な事を書いたのだが、今回は「技術革新とやり方次第では将来直接統治的な世界政府ではないものの、隠然としたそれっぽいものが実現可能になっていくかもしれない」という前提で再度非現実的な妄想してみたいと思った。

で、その矢先に上のような報道を見つけたわけだ。
私がとくに注目したのは「PCやスマートフォンと同様に1人1人にAIエージェントが行き渡る未来を見据えてソブリンAI(国家独自のAI)の重要性について~」というくだり。
これ、要するに国民一人一人から国家の営みまで、ぜーんぶAIエージェント及びその企業に監視されて筒抜け・・・やり方次第でものすごい監視社会が作れる。集まった膨大な情報をどう使うか・・・
もしAIが国家運営に関与する時代になると、採用されたAIの企業にAIが関与した国家運営の全情報が集まっていくことになる。その情報は、ビッグデータとして「サービス向上のため」に他企業と共有されるかもしれない。
ビッグデータと言うものは、表向きこそ「プライバシーを特定されない形」になっているが、別のデータと突合することで個人を特定できてしまうことが判明している。これ、10年前から問題視されていたが、未だ解決していない。解決する気もないだろう。

仮に国民~国家の営みまで全部AIが関与していたら、膨大なデータと突き合わせてプライバシーや機密が推定できる。名探偵より頭のいいAIが素早く真相を見つけてしまうだろう。諜報も防諜もサイバー戦も、人間はAIに敵わなくなる。
そこに危険を感じたとしても、既に人類はAIに依存しなければ国家運営も生活も出来なくなっている可能性が高いんじゃなかろうか。そうなれば、人類が依存するAIを扱う資本達の思うがまま。隠然と都合よく社会を動かせる。そんな彼らは陰で「テクノクラート」のような立場になれる。彼らが各国を直接統治するわけではなく、各国有力政党の支持母体として政権を取らせ意向を反映させる。現在も(支持母体・支援母体の財界によって)各国で時々似た事が起きていると言われている(多くの投資を受け急成長した経験のある米中露は典型)のだが、社会のAI依存化で今より国家に対しての立場が強くなり、政権に意向を反映させるのが今より簡単になる(それが難しいほどの大国は潰すし、作らせない)。
彼らがもし各国に対してそんな事が出来たら、それはもはや「隠然とした世界規模の連邦政府」みたいなものだ。世界革命2.0だ。
「マスク達シリコンバレー界隈は、そんな時代運気の推進にも関与しているのか?」と私の陰謀脳が囁いた。


◆抵抗を封じるには
EUという概念や、(計画の妨げになる)超大国覇権を無くすこと、隠然と進む監視社会化、疫病を口実にした国家主権制限が懸念されるパンデミック条約と世界保健規則改正、トランスヒューマニズム(先端技術を使って人間が肉体や場所の制約を超越した存在になることを目指す。当然、国境の制約を超えたライフスタイルが普及する)などは例の計画実現に向けて人々から徐々に抵抗感をなくさせるためのものと聞いたことある。AI依存社会推進もその一つだろう。
現在この流れに対して人々に抵抗感が無いわけではない。特に監視社会化は多くの人が違和感や不安感や嫌悪感を感じている。しかしマイナンバー制度などでもお分かりの通り、その抵抗感は無視されて強引に進められている。AI依存推進も同様だろう。
何より、便利な技術を普及させ「それ抜きでは生活できない(させない)時代」へ強引に移行させることで人々の抵抗感を封じている。またはパンデミックや災害や治安悪化などの「危機」を口実に抵抗感を封じている(そのためなら危機を意図的に作る)場合もある。
そうやって「大勢が嫌がって揉めまくる」ことを防いでいるかのように見えなくもない(幻覚)。

さらに、AIは便利ゆえに使い方次第で人間が本来持っている能力を退化させてしまい、長期的には国民の能力が退化して国家の力を奪うことにつながる。変な使い方をさせれば人類が更にAIへ依存していき、種族としての生きる力がAI無しには保てなくなるほど退化する未来もありえる。そうなれば技術を通して隠然とした支配を受け入れざるを得ない。IQも下がっている。
人類が今までできなかったことを出来るようにするためのAI利用ならいいんだけど、人類が今まで出来ていたことをAIに依存し代行させるようになっていくと退化が始まる。するといずれは「退化し弱体化した人類をAIとテクノクラートが効率的に飼育する世界」になってしまう。
「便利さゆえの弱体化(情報筒抜け)」は、隠然世界政府実現に好都合である。そんな未来になれば人類の抵抗力は消えたも同然だ。国民主権がこれまで以上に形骸化してしまう。
まさに、依存と支配は表裏一体。退化と弱体化によるこんな手口はこのブログで語った事のある「地母神」とは真逆のものだ。
「育む母性」ではなく、「甘やかし発達を阻害していつまでも依存させ支配する毒親」だ。

そんな「便利さを使って抵抗を封じ隠然世界政府化を進行させる計画」があるとすれば、そこには大資本(国際金融資本)やNVIDIAやマスク、孫正義などが関与していると思う。トランプ政権の中にマスクがいるのは意味深だ(陰謀脳)。
「政府効率化省(DOGE)」なんて効率化を目的に「AI依存=便利さゆえの弱体化(情報筒抜け)」を推進する格好の口実だ。超大国の覇権弱体化も兼ねられて一石二鳥である。超大国を制するものは世界を制する。課題はEMPと電力不足か。

多極派は世界規模で社会のAI依存(=AI支配)を進めていくはずだから今後AI資本の株は安定資産になると思う。万一世界恐慌が起きてもAI株は強い。だが、将来自分達を監視し支配するものに投資することは自分達の首を絞めることになる。
AI資本の思惑を考えると彼らに寄与したくない・・・と考える投資家達もいるだろうが、「不景気でAI株ぐらいしかいい資産の逃げ場がない事態」にしてしまえば世界中の投資家達をほぼ強制的にAI投資へ向かわせることもできる。溺れさせて藁を掴ませるわけだ。

個人的に、マスクが政府効率化省で募集している「高IQで誠実な革命的職員」は、人間じゃなくてAIだとしても驚かないw
(ついでに軍人やCIA職員やサイバー戦関係者に高IQで誠実で無給で働くAIロボが採用されても驚かない)


◆歴史は螺旋状に進む
マスクも関わる「資本主導による多極化からの隠然世界政府化」とも言えるこの潮流、源流は欧州の封建制度崩壊を促したフランス革命から始まっていたのかもしれない。
徐々に国家権力が資本に凌駕されて行き、資本に好都合な価値観や国家運営がされていくようになった流れがフランス革命以降の歴史にはある。そして今後見えてくる世界は、昔コミンテルンの一派であるトロツキスト達(多極派の源流)が目指してた「世界革命」の後の世界ともいえそう。革命後は、「世界支配者」 が統治するのか。
かつて大資本がコミンテルンを使ってやろうとしたけど出来なかったことを別の方法でやり直そうとしているようなこの情勢、占星術界隈でよく言われる『20世紀前半の焼き直し・カルマ再現』とも無関係ではあるまい。
「やり直し」のためには、世界人類の全てを監視し把握する(そして依存させる)目が必要になる。昔は技術的に難しかったけど、今はできそうな気配がある。恐らく、本当に「プロビデンスの目(神の全能の目」的なものを作れちゃう時代になったのだ。 
この前スプートニクが報道していた欧州各国の諜報機関を統合する汎欧州諜報機関新設計画 もそんな計画の一環に見える幻覚を発症した。

多極派が目指す「AIテクノクラートによる隠然統治」・・・その視点で見ると、台湾の半導体は今後さらに重要なカギになる。台湾は多極派の思惑(が良いかどうかはともかく)と合致すれば香港化せず今まで通り台湾のままでいられるかも。中国と同じ多極派各国の中にもそれ以外の国にも、「自国が『半導体の台湾依存』はともかく『半導体の中国依存』は嫌だ」と思う国も多い。多極派の大国であるインドとロシアも多分そう。日本もそう思っている。みんな世界が多極化しようがすまいがそう思ってる。そういった国々が中台関係改善に協力してあげられるといい。

ここまで書くと、世界のパワーゲームをひっくり返す切り札(トランプ)の持ち主たる「世界の支配者(ドナルド/マクドナルド)」について、何となく想像がつくかもしれないし、つかないかもしれない。
そんな事をこの写真見ながら妄想した次第であるw

今回の妄想は以上。
この先の時代、人々の「考える力」はますます必要になっていくかもしれない。己の「考える力」をAIに明け渡してはいけない。
愚民化は世界政府化にとっても各国政府にとっても資本にとっても好都合なのだから。
「効率的な支配・管理のためなら地球人類の大半をAIに依存させて退化・弱体化させて進化の可能性を奪っても構わない」と本気で思える存在は、もしかすると地球人じゃないかもしれない(真顔)



「シンギュラリティ」で妄想←例え将来、全世界が一つの国になって政府が一つしかなくなるとしても、「人権」や「主権者」という概念と機能は退化も弱体化もさせずにきちんと残しておいて欲しい。

人間はその技術を幸せに使えるのか?←トランスヒューマニズムについて。トランスヒューマニズムの政党が提唱する理想社会(理想の王国)を示す隠語「ゾルタクスゼイアン」がどんな世界なのか今となっては何となく想像がつくかもしれないし、つかないかもしれない。
トランプ政権とゾルタン・イシュトヴァンは親和性が高いと思う。siri(逆から読むとiris=虹彩)もまた、「プロビデンスの目」の一部なのかもしれない。

 

2024.11.27追記
イーロン・マスクがトランプへ密かにあてがう「超優秀な新ブレーン」の正体
似たような懸念を持つ学者の記事。同じような懸念を持つ人は多いかもしれない。
ふと思う。習近平やプーチンが「優秀な後継者」を育てている気配が無いのは、社会がヒトより優秀なAIを使って統治される時代を見越してのことか? と。

2024.12.2追記
本日、ヒトラーも似たような未来予測をしていたと知って鳥肌。「進化した者と退化した者の二極化」という未来予測をしていて、退化した被支配層(ロボット人間)の様子が「AIテクノクラートによる隠然統治」を受け退化した人々のイメージそっくり;
進化した支配層(神人)はさしずめ「AIテクノクラート」ってところか。


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2024年11月16日 (土)

クマ害多発で妄想

以下に書いたことはあくまで個人の妄想です。

 

【ヒグマ速報】特産物などが販売される施設付近で“体長約1メートルのヒグマ”目撃「クマのようなものが横切った」ドライバーが通報 民家まで約100メートル…その後ヒグマはやぶへ 北海道夕張市


◆飢えたクマが象徴するもの?
最近日本のあちこちでやたらと出没が増加してるクマ。深刻な人的被害も発生している。
クマ出没多発の物理的な原因は、多分(異常気象などにより)山で食料が不足してるからお腹が空いて人里に出てきてしまうんだと思う。それで作物への被害や人的被害が出てしまう。
異変で本来の居場所や生活手段では十分に飢えをしのぐことが出来なくなってしまっているから、いつもより凶暴になっているのだろう。
飢えて追い詰められたクマも気の毒だけど、襲われる側はたまったもんじゃない;

実はこの現象、占い師の視点だと「人間界でも同じことが起きやすい運勢」を暗示した現象(シンクロニシティ)と言われてる。
確かに、人間界で発生した「ある事の増加」を暗示的に象徴した現象だと思う。
その「ある事」、特に「異変で本来の居場所や生活手段では十分に飢えをしのぐことが出来なくなってしまっているからいつもより凶暴になってる」という部分が似ている。「襲われる側はたまったもんじゃない」ってところも。

それは、「闇バイトで犯罪に手を染める人々の増加」
実は以前、クマの出没が増加しだした頃にその話題で雑談していたある同業者が遠い目をしてポツリと
「これから治安がもっと悪くなるかもしれない・・・」と呟いた。
あの時、わけもなく鳥肌が立ったことを覚えている。

自然界も人間界も、共に飢えが解消されなければ「人が襲われる」現象は減らないと思う。
人里離れた山の中に熊の餌になるような植物を遠隔操作ロボットかなんか使って植えておくと長期的にはクマ害が多少減るかもしれない。
「遠い山の中に餌となる植物を植える」のと同じような事を人間界でもする必要がある。
それが人間界で治安悪化する運勢を改善するための開運法だと思う。


◆駆除と摘発、共通の懸念
人里に出る飢えたクマの増加現象を「闇バイトで犯罪に手を染める人々の増加」になぞらえた未来予測が当たってしまった以上、その視点で見てもさらに気がかりな事が現在起きている。

「協力する奴いないだろ」ヒグマ猟友会が駆除拒否報道で広がる同情の声

ヒグマ駆除をめぐっては、北海道砂川市で’18年8月に市職員と警察官の立ち会いのもと、市に依頼されてヒグマを駆除したハンターの男性が、“銃弾が住宅に届く恐れがあった”として道公安委員会から猟銃所持の許可を取り消された。これによって同市で30年以上、保護や駆除を担ってきたベテランハンターは、引き金を引けなくなった。

「ハンターが発砲した現場は、ヒグマのいた土手とその奥の建物に8メートルの高低差がありました。背後の土手は、弾止めの“バックストップ”の役割を果たすため、“周囲への危険はない”と判断。男性の撃った銃弾は1発でクマを倒し、当時、現場に同行した市職員も警察官も問題としませんでした。
しかし、なぜか2カ月後に刑事事件として取り調べが行われ銃は押収。検察は起訴はしませんでしたが、ライフルなどの猟銃4丁を押収した警察はこれらの返還を拒み、北海道公安委員会が猟銃所持許可の取り消し処分を決定したのです」(地方紙記者)

男性は処分の取り消しを求め’20年5月に提訴し、’21年12月の1審では男性の訴えが全面的に認められ、札幌地裁は公安委の猟銃所持許可取り消し処分を「著しく妥当性を欠き違法」「裁量権を逸脱・濫用した」として処分の撤回を命じた。

しかし、同公安委はすぐに控訴。2審の札幌高等裁判所は今年10月18日、「“跳弾”は飛んでいく方向が分からない」ため、「弾丸が周辺の建物や人物に到達する恐れがあった」などとして、1審とは真逆の判決を下したのだ。今後のためにも男性は現在、上告を申し立てている。

この判決を受けて道猟友会は対応を議論。市町村からの出動要請には原則、応じないよう求めることも含めて検討を進めているといい、年内に開く理事会で正式な方針を決定するという。

今後は民家のある場所でクマが人を襲ってても人間がクマを駆除できないケースが出て来たが、クマは相変わらず出没中だ。

これ、要するに「公安がクマ駆除を遠回しに妨害」する形になってしまってる;
猟友会によるクマ駆除が困難になって被害が増加した場合、状況次第では民間で新しい害獣駆除ビジネスのチャンスが生まれる。
すると当然、猟友会に代わって企業が頻出するクマの駆除を行い、官民で利権が生まれる(まさか公安の天下り先にはなるまいなw)。

裏社会が関与している(当然公安も捜査に関わる)闇バイト問題でも、似たような事に発展していかないか、勝手に懸念している。
クマと防犯、どちらもAIや遠隔操作を使った自動化と監視システムの利権創設には非常に好都合な現象とも言える。

<独自>公費で防犯カメラ設置補助へ 政府、経済対策で防犯支援 トクリュウ事件多発受け

政府は首都圏で相次ぐ強盗事件などを受け、新たな経済対策に防犯対策の強化支援を盛り込む方向で調整に入った。防犯カメラ設置費用の公費での補助が柱。21日、複数の政府・与党関係者が明らかにした。

なお、一部の中国製監視カメラはネットにつなげないと機能せず、プライバシーの面で注意が必要だ。
闇バイト、素人使ってあんな成功率の低いことをいくらさせても、さして儲からないだろうに。
・・・なんであんなことやらせてるんだろう??;

日本でクマと闇バイトが社会問題になっていると聞きつけた全米ライフル協会(最近は銃規制が強化されて面白くない)が日本で政治家相手にロビー活動始めちゃったり、そこに銃をご神体とする統一教会の過激分派「サンクチュアリ教会」が便乗したらブラックジョークにしても笑いにくいと思うオカルト脳であった。

2024年11月13日 (水)

陰謀論をばらまく陰謀

以下に書いたことは個人の妄想です

今回米国の政権を取ることになったトランプ陣営と言えば、外せないのがQアノン だ。

「ディープステートとの戦い」石破政権の外交ブレーンが陰謀論 玉木代表が「危うい」投稿

玉木氏が取り上げたのは、日刊サイゾーが「石破茂首相のブレーン・川上高司内閣官房参与が語る“日本一わかりやすい”米大統領選挙報道の見方」との見出しで掲載した川上氏へのインタビュー記事。そこで川上氏は、2021年に陰謀論集団「Qアノン」の信奉者らが引き起こした米議会議事堂襲撃などについて語っている。

玉木氏は同記事についてXで、「石破政権の外交ブレーンである川上内閣官房参与がインタビューで『ディープステート(闇の政府)との戦い』や『Qアノンによる革命政権』を賛美するような発言をしています。もはや陰謀論の類いです」と紹介。

米国の一極覇権を支えてきた「DS」という存在はあるのかもしれないが、いわゆるQアノンによって広まった「DS陰謀論」はトランプも属する多極派がばら撒く情報戦の一種だ。
Qアノン創設者はトランプの腹心だったスティーブ・バノン。Qアノン(qannon)の頭文字qを上下左右逆にすると「bannon」になる。
要するに、そういう事。

対米自立志向の石破は米覇権を崩したい多極派にとっても好都合な存在なので、同じ多極派のトランプ陣営が選挙前から接近していたと思う。
スパイジャーナリストで有名な山田氏によると、日本の某公安調査庁の方もDS型陰謀脳症に罹患したらしい(動画)。
その御仁とは、個人的に一度酒を酌み交わしてみたい。大して飲めないけどw
石破の周囲にはトランプ陣営の情報戦にどっぷりハマった人が今後も増える可能性はある。公安調査庁の人と外交ブレーンの2人だけで済むとは思えない。恐らく議員や官僚達の中も・・・


◆DSvs多極派?
陰謀脳としては、トランプのバックについたネオコン系シンクタンク「ヘリテージ財団」が主導する「プロジェクト2025」の話を聞く限り、むしろ今は多極派(欧米ドル覇権崩し隊)がディープステート(DS)に成り代わろうとしている印象(過去記事参照)。
今まで欧米一極覇権をけん引してきたDSは衰退しつつあり、トランプが当選するとそれが不可逆的になりそうだ。

多極派が(主にQアノン経由で)情報戦としてばらまいてるDS陰謀論は「トランプ陣営は米国に長年巣食う悪のディープステートと戦う光の戦士達。プロジェクト2025でDSを倒し、悪の手からアメリカを取り戻す」みたいな内容だが、陰謀脳として言いたい。くれぐれも鵜呑みにしないように。分裂した統一教会の一派閥もトランプ側につき、Qアノンの陰謀論をばらまいている。

トランプ陣営は別に光の戦士()じゃない。ただ単にDS(欧米ドル一極覇権推進派)と利害対立する別派閥(多極派)なだけだ。喧嘩は、同レベルの者同士の間でしか成立しない。
多極派のヘリテージ財団がプロジェクト2025で「DSを倒してトランプ主義の機関化」を目指しているという事は、トランプ引退後もホワイトハウスで「機関」が存続し、支配的に機能し続ける可能性があるという事だ。まるで共産主義を機関化させた旧東側の国みたいに。
そのせいか、プロジェクト2025は、既に多数の法律専門家達から「法の支配、権力分立、政教分離、市民の自由が弱体化する懸念」が指摘されている。
多極派のネオコン。彼らの起源が米に亡命した元トロツキスト(コミンテルン)だからなのか、例のネオコン系財団が作ったこの計画は民主主義を軽んじているように見える。
結局、多極派もDS同様に自分達が専横をほしいままにしたいような。喧嘩は同じレベルの者同士の間でしか成立しない。
しがない陰謀脳として提唱する。「DS陰謀論」ならぬ「プロジェクト2025多極派陰謀説」を。
場合によっては、多極派によって米国にゾルゲ事件以上のヤバい展開が発生するかもしれない(妄想であってほしい)。


◆「世界革命」と多極化
多極派の元ネタとなったトロツキズムと言えば、世界革命論(革命を一国規模でなく世界規模で行うべきとする理論。スターリンの主張する一国社会主義論に敗れ、トロツキー派は粛清or亡命)で有名。
トランプ当選によって今後は加速度的に進むと思われる「世界の多極化」は、恐らくあの時トロツキスト達が実現できずに終わった「世界革命」の生まれ変わった姿なのかもしれない。当時とはイデオロギーも形もだいぶ違うが、目指す結果は同じ。
多極派もトロツキスト達も、バックには等しく国際金融資本の支援がついていた(アカいトロツキスト達が米国に亡命できた意味多分これ)という事実をお忘れなく。そもそも共産主義を発明したマルクスさんはロスチャイルドのご親戚である。
なので、トロツキストと多極派の目指す方向はどちらも結果的には「スポンサーにとって都合のいい世界になるための世界秩序変更(革命)」てことには変わらないと思われる。どおりで共産圏の大国だった中露が多極化の主導的役割をしているわけだ。
それが今起きている時代の流れなのだとしたら、やはり占星術界で噂されていた「20世紀前半のカルマ再現」そのものだ。
(なんか多極派が某90年代少女アニメキャラの『世界の果て』に操られる者達みたいに見える幻覚発症w)


◆革命の末に・・・

「溺れる者は藁をもつかむ。経済難で多くの者が溺れ苦しむときこそチャンス。痛めつけた愚民共に『藁』を投げ与えてすがらせることでパワーゲームとマネーゲームを有利に進めることが出来る・・・」

そんなふうに考えている連中が、いつの時代も多分いる(陰謀脳被害妄想)。
「藁」にコロリとだまされて積極的に受け入れ支持する人々。はたまた「藁」だと分かっていてもそれにすがるしか生き残る道が無いから仕方なく苦渋の決断で彼らの思惑を受け入れるしかない人々も今後沢山出てくるかもしれない。

いずれにせよ気を付けておきたいのは、「水に突き落とす側と藁を投げてくる側はグル」という可能性。
(例えば、予め息のかかったロビー組織に自滅的政策をするよう政権に圧力をかけさせ、失政が実現して国民の不満を買い政権交代した後、息のかかった野党政権を誕生させて『こんなひどい政策は今日で終わり!』と救世主を演じさせるとか、ドルバブルを崩壊させて金本位制のBRICSペイや新しい通貨を資産逃避先に誘導するなど)

個人的に、多極化革命はフランス革命や共産主義革命と手口が似て見える幻覚を発症した。その後の展開まで似る可能性(妄想)。
しばしば蔑ろにされて怒れる民衆は不満を都合よく利用され、使い捨てられる・・・
「歴史は繰り返す」というが、正確には螺旋状に進化する。過去から学び、革命後にやって来るのが「大粛清」や「民意を排除した恐怖の独裁政治」とかにならないようにしなければ。
(トランプ主義の機関化に反対する人は当然共和党内にもいるはずで、彼らも粛清対象にならなきゃいいけど;)

多極派がどうして原油高(物価高)を引き起こしたり石油利権を失い国を脆弱化させる電気一元依存政策を西側にゴリ押ししたり脱ドル化を進めてドル余りを加速させ、世界の大混乱が不可避なドルバブル崩壊を急ピッチで仕掛けているのか、今のうちに色々考えておいた方がいいかもしれない。「考える力」を鍛えるためにも。

 

ウクライナ戦争の背景とヘリテージ財団

 

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2024年11月 7日 (木)

トランプ当選と東アジアの運気変動?

※以下に書いたことは個人の妄想です。

 

今年の大統領選はトランプが勝った。トランプ優勢を報じるワイドショーに出演したデープ・スペクターはお通夜のような顔になり、トランプの勝利宣言に対してパックンは「一生続くショック」とコメントした。
以前トランプを占った結果にご興味がある方はこちら

以下、トランプ当選で発生しうる東アジアの運気について妄想してみた。

◆日本について
米大統領選の結果に関わらず、脱ドル化進行でだぶつくドルはいずれバブル崩壊して欧米の世界覇権は縮小し世界が多極化していく運気が強まってきた事は多くの人がうすうす感じていたのではないかと思う。ドル余り加速中ゆえ円安になるのも無理はない。今後さらにドル高円安が進む(NY株は高騰する)だろうが、それでも円は安いままでいい。この状況で円が高くなるということは、ドルインフレにつられて日本円までインフレするってことだから。今後、「インフレしていない信用通貨」が残っていた方がいい事もある。
欧米一極覇権の縮小・・・トランプ政権になると、その流れが加速するんじゃなかろうか。
それは、長期的に見て日本の対米自立(日米が対等な関係になる)を考えている石破にとっては好都合な運気でもある。多分、安倍と石破は前からその運気を見越していた(妄想)。また多極派にとっても、彼らの考え方は利用できる。
多極派(欧米ドル覇権縮小し隊)のトランプは、大統領になると在日米軍とも関係する防衛費負担増を日本に求めることが以前から予想されている。そうなった場合、石破はこれを逆手にとって対米自立(日米地位協定撤廃含む)への追い風にしようとするだろうし、過去に「世界警察辞める宣言」を出した多極派のトランプもそれを見越してかなりボッタクるのではないか。
その結果、辺野古に入って来るのは米軍じゃなくて自衛隊になるかもしれない。
さらに、トランプメリカ再発で日本だけでなく東アジア全体の運気がかなり変わるのではないかと妄想した。


◆中台について
こう書くと、「万が一台湾有事になったら辺野古に来た自衛隊が出動するイメージ」が湧きやすいが、仮にトランプ大統領の任期中に中国が台湾統一を狙うとしたら、恐らく「台湾有事」という形にはならないかもしれない。
それは、トランプ政権になるとジョセフ・ナイの『対日超党派報告書』 の計画が実現しにくい運勢になるという事でもある。
というのも、過去に世界警察辞める宣言を出したトランプメリカは、台湾支援に消極的と言われている。そもそも米国は、核保有国と戦わない。というか、そもそも核保有国同士はどこも危なすぎて戦争が出来ないのだ(相互確証破壊)。これはウクライナ情勢を見ても何となくわかると思う。
なので、万が一中国が台湾侵攻した場合、台湾はウクライナ化しかねない。
それ以前に、中国は半導体先進国の台湾を無傷で手に入れたい。なので、獲物の価値を下げるような仕留め方(軍事侵略)はする意味が無い。
ペロシ訪台時みたいに台湾使って米が中国を挑発すると、中国内部には怒って台湾侵攻したくなる人より「米ウザいから早く経済潰れろ」と考える人の方が増えつつあるという噂を最近聞いた。
そして現在、脱ドル化の潮流でドル余りが絶賛加速中。ドルバブルはいつか崩壊するまで加速度的に膨らみ続けそうだ。大統領が誰になろうが、それが米の大きな弱点というか、爆弾抱えてるようなもの(仕掛けたのは多極派)。
米をウザがる多極派の中国が、それを見逃すはずもなく・・・

かくして、台湾有事より前に米側の経済がどうにかなってしまい、中国と戦うどころではなくなる可能性あり。特に世界警察辞める宣言した多極派のトランプが当選すると、ハリスが当選した場合よりその可能性が高まると妄想していた。
そんなこんなで米の支援が期待できなくなった台湾に、中国と戦争する選択肢は消える。
台湾からすれば経済的に厳しくなった西側の支援を受けながらの戦争では国土も国民も守れない。中国も台湾をボロボロにして価値を下げたくない。
台湾はどうすればいいのか。恐らく、公式・非公式を問わず中台関係の改善と自治の現状維持に全力を尽くすだろう。
個人的に、台湾まで香港みたいになって欲しくない。
だから中国とうまく交渉して中台関係が現状維持に戻れるようナアナアにできればと思う。
そのためにも、多くの国が台湾の味方になって対中交渉を有利に進められるよう公式・非公式に支援できればと思う。
交渉は戦争と違い、長引いても双方が兵器で傷つくことはない。せいぜい諜報機関のフォルダが火を噴く程度だ。
中国もそれ以外の国も、台湾の半導体に依存している国は多い(インドも)。そこが台湾側に有利に働いてくれれば・・・

今回の中台関係についての妄想は、ある衝撃的な話を知って生まれた。以下、海外のニュースサイトから一部抜粋&翻訳

台湾軍、米国に半導体工場を爆破させないと発言

台湾の国防相は月曜日、中国が台湾に侵攻した場合、米国が台湾の半導体工場を爆撃するという考えに反論した。
セス・モールトン下院議員(民主党)は最近、米国は「中国に対して、もし台湾を侵略したらTSMCを爆破するとはっきり言うべきだ」と述べた。
モールトン氏の発言について質問された台湾の邱国成国防相は、「軍はそのようなことはさせない」と述べた。
サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙によると、「台湾を守るのは軍の義務であり、他国が我々の施設を爆破することは容認しない」と述べた。
台湾のチップ工場が中国の支配下に入るのを避けるために爆撃するというアイデアは、ワシントンで人気を集めている。
米陸軍士官学校が2021年に発表した論文によれば、アメリカと台湾は「焦土戦術」を計画すべきであり、それによって台湾は「武力で掌握された場合、魅力的でなくなるだけでなく、維持するのに多大な費用がかかる」ことになるという。

同論文は、この戦術は「世界で最も重要なチップメーカーであり、中国の最も重要なサプライヤーである台湾半導体製造会社の施設を破壊すると脅すことによって、最も効果的に行うことができる」と述べている。

むしろ米軍の方が台湾傷つける気満々だった; そんな脳筋策、「#爆撃ダメゼッタイ」で中台の意見が仲良く一致してしまうではないか。
どーりでTSMCが熊本をはじめ日本に拠点を移してるわけだ; 
なぜアメリカが中国にこんな変な脅し方をする必要があるかと言うと、米国が表立って中国と戦争できないからだ。核保有国同士だもの。
結局、(ジョセフ・ナイの『対日超党派報告書』に唆された?)米国は中国を挑発するくせに台湾をきちんと守れない。
台湾もその事を知って中台関係改善に力を入れるんじゃないかと思う。安倍氏が存命なら調停役になれたかも・・・
(台湾国防相を怒らせ国際社会の信用を低下させるような米の脳筋策、もしや多極派の仕業かも?)←陰謀脳

今年から北龍の変動現象が激しいことは1つ前の記事でも書いた。
中国の首都北京は、北龍の真上に置かれた都である。
北龍の様子から中台運気の今後を妄想すると、台湾だけでなく北京政府側の運気もかなり大きく変動する可能性を感じる。
そして北龍沿いの地域で変動の気配が濃い場所は、中国だけではない。多分、朝鮮半島も、だ。

◆朝鮮半島について
日本人の多くは「東アジア情勢の変動」といえば台湾有事にばかり注意が向きがちだが、ロシアと同盟組んだ北朝鮮が自分達主導で南北統一しかねない運気になってる事に気付いてる人はまだ少ないかもしれない。
「北がそんなこと始めたら在韓米軍も米本国も黙ってない」と考えられがちだが、先述の通り米国は核保有国とガチの喧嘩などしない。ましてや核保有国同士が同盟組んでるならなおのこと。当然、韓国側も北朝鮮と本気で戦争する気にはならないだろう(例え米国に焚き付けられても)。表向きは一触即発or朝鮮戦争再開的な演出はあるにしても。
金正恩はそれが分かってるので、韓国軍どころか米国や在韓米軍をそんなに怖がらなくなってしまった可能性がある(リアル世界にゴルゴはいないので)。統一が実現すれば在韓米軍は存在理由が無くなり、米覇権はさらに縮小し、多極派に好都合だ。
運気の大きな変動は、台湾よりむしろ半島で起きてもおかしくないのだろうか・・・という妄想が湧いた。
米国は核保有国と交戦できないので、もしそんな運気の流れが発生した場合、効果的に流れを止めることが出来ない。
もし今後「統一朝鮮」が誕生すると、その国は間違いなく核保有国になり、旧北朝鮮の支配層が優勢になりやすい(特に軍事分野)。
しかもその核保有国は、同じ核保有国のロシアと仲良し(というか衛星国)な上に、グアムまで届くミサイルを持っている。

北が軍事力を背景にして韓国へ南北統一を求めた場合、韓国は北と戦争をするより、統一が韓国側にとっても無難なものになるよう北との交渉に全力を尽くす方を選ぶだろう。北にとっても韓国が無傷のまま統一できた方がいい。「戦争より交渉」という点では台湾と一部共通する。その南北交渉を調停できる立場にいるのが、プーチンと同じく多極派で金正恩と会談経験のあるトランプ大統領だ。多分、ドヤ顔で調停役を買って出る可能性がある。

万一朝鮮半島がロシアの衛星国みたいになってしまうと、ロシアにとっては「ユーラシアの西側で失った衛星国を東側で補填した」ことになる。比較的北朝鮮に近いモンゴルは前からロシアの同盟国だ()。
半島に親露国。日中にとっては「お隣に核保有&BRICS参加で経済成長するロシアの衛星国が誕生する」ことになる。もうホラー。
いつか東アジアで今まで以上にロシアの影響力が広がってしまう可能性が今までより高まったんじゃないかと一人で勝手に懸念する陰謀脳は、もしや(対米自立目論む)石破も(ドルがバブル崩壊しそうな)アメリカも、東アジアがそうなる可能性をすでに織り込んだ上で対米自立路線とか、「玉木とエマニュエル大使の会談@大統領選選挙前夜」とかが起きているのではないかと妄想した(まさかトンデモ論扱いされてる『アジア版NATO構想』も??)。

プーチンとトランプは、どちらも多極派であることも忘れてはならない。表向きはともかく、裏では世界の多極化に向けて連携しているだろう。
今のうちに日本はロシアと(お互いに政治的価値観を押し付合わない形で)関係回復して、何らかの形で経済成長を目指すロシアの日本依存度をもっと高めておく方法を考えた方がいいのだろうか。将来、政権が変わっても維持できる良好な関係という形で。
依存と支配は表裏一体。日本だけ一方的にロシア依存度が高いのは、あまり良い状況とは言えまい。
もし南北が統一するようなことがあれば、やはり日本は経済成長を目指す統一朝鮮と良い関係を作っておいた方がいいのは言うまでもない(拉致被害者が帰還しやすくなるためにも)。
また、ロシアの衛星国が新たに生まれるようなら日中は対露で協力した方がいい。両国ともロシアと領土問題がある。その協力関係と引き換えに日本が中台関係改善調停(に協力)できればなおいい。

そんな妄想をしていると、日本における北龍のパワスポの一つ「白山」で4日から地震が急増し、米大統領選の結果が出た6日にも震度3の地震が起きた()ことは「トランプ大統領当選によって、アメリカだけでなく北龍エリア(日・半島・中)の運気も大きく変わる予兆」に思えてしまうオカルト脳であった。


11月10日追記
プーチン大統領は9日、北朝鮮と6月に締結した「包括的戦略パートナーシップ条約」の批准に関する法律に署名した(報道)。
署名後の現在、「お金の不徳を正す龍脈」も太平洋上(日本本土よりグアムに近い場所)で地震を増やしている。この龍脈、北陸新幹線経由で北龍と繋がったため、日米中朝韓(の運気)とつながっていることになる。
また、プーチンの署名後にモンゴルの龍脈も反応を始めた(M5.0)。モンゴルの運気にも注目しておきたい。

11月12日追記
「またトラ」でウクライナ停戦が成立すれば、北朝鮮兵が平和維持軍に?
かつて中央アジア(旧ソ連領)の大使になった経験がある記者が「北朝鮮兵を平和維持軍として境界のロシア側に駐留させてはどうか」と書いている。彼も北をロシアの衛星国と見なしてそのような役割を提案している。停戦してロシアとウクライナの間に非武装地帯(DMZ)を作るのは、朝鮮戦争と同じやり方だ。前の記事で「ウクライナ戦争は長期化すれば朝鮮戦争レベルになるかもしれない」と書いたが、ホントにそんな雰囲気になって来た;
ウクライナ戦争によって経済成長したロシアにとっては、この戦争が朝鮮戦争みたいに「ずっと停戦中(=戦争中)」ってことにしておいた方が経済的なメリットが大きい。西側も対露制裁を続ける羽目になって疲弊してくれる。

11月26日追記
ロシア語で考えてみた
ロシアの新型ミサイル「オレシュニク」も北龍エリアの運気を変える可能性。

12.7.追記
北龍の韓国で戒厳令騒動大統領と現政権の運気が変動した・・・

2024年11月 5日 (火)

欧州のガス事情で運気変動? その②

※以下に書いたことは個人の妄想と、以前の記事の補足のようなものです。

中露を軸とした「BRICS+」の狙い G7を超えて「米一極支配からの脱出」を図る

インドのモディ首相はインドに帰国するとすぐに、インドを訪問していたドイツのショルツ首相と首都ニューデリーで会談を行った。インドは旧ソ連時代から武器の購入をソ連に頼っており、旧ソ連が崩壊してロシア時代になっても保守などの関係もありロシアからの輸入を継続していた。
そこでアメリカは露印の緊密さを遮断するために好条件をつけてアメリカからも武器輸入するように仕向け始めたのだが、ドイツはそこに割り込み、インドとの防衛・軍事関係強化を図っている。

ロシアは経済維持のため戦争を止められない?迂回貿易や並行貿易も…経済制裁の“抜け穴”

ここ数年のコロナ禍やウクライナ戦争をきっかけに世界経済を巡って分断の動きが広がるなか、ロシアは欧米などと距離を取る一方、中国やインドをはじめとする新興国との関係を深化させている。

さらに、欧米などによる経済制裁にも拘らず、実際には中央アジアやコーカサス、トルコなどを通じた迂回貿易や並行貿易を通じて欧米などの製品やサービスがロシアに流入しているとされる。

そして、中国やインドなど新興国との貿易拡大の動きは、経済制裁を受けた欧米など向けの輸出減を補って余りある展開をみせるとともに、欧州などは依然としてロシア産天然ガスの輸入に依存せざるを得ない状況にある。

このように欧米などによる経済制裁には様々な形で『抜け穴』が存在しており、開戦直後に大きく下振れした景気はその後に一転して底入れの動きを強めており、足下の実質GDPも開戦直前を上回る水準となるなど実態として克服が進んでいると捉えられる。

IMFがロシアを世界第4位の経済大国にランク付け。購買力平価で日本を抜く

IMFは 10月23日に発表した世界経済見通しの中で、2024年のロシアの国内総生産(GDP)は購買力平価ベースで世界の GDPの 3.55%に達し、3.38%の日本を上回ると述べた。
報告書によると、ロシアは、購買力平価で中国(18.8%)、米国(15%)、インド(7.9%)に次いで第 4位となっている。
最新の数字によれば、購買力平価で世界をリードする経済圏には現在、中国、インド、ロシアの3つの BRICS 諸国が含まれていると報告書の著者たちは指摘し、ロシアの格上げは西側諸国の制裁によるものだと指摘した。

今回はこれらの記事から妄想が生まれた。
今思えば、ロシアは自分が極悪行為をすれば欧州が自国から資源を(表向きでも)買えなくなることを見越して、即ち西側からの制裁を最初から見越して制裁を逆手に取るつもりでウクライナに侵攻した気がする。
多極派のプーチンには、自国が西側から制裁されても困らない理由が裏にある。多極派によるBRICS成長計画だ。ウクライナ侵攻後の迂回貿易・平行棒益によるロシアの経済成長もその流れの一部とみていいかも。
この戦争がロシアの経済成長を兼ねているのなら、ロシアとしては確かに長引かせたいだろう。長期化すれば朝鮮戦争レベルになるかもしれない(朝鮮戦争は今なお停戦中という扱い)。
長引く方がロシアやBRICS成長にとってメリットなら、少なくともウクライナで核が使われるわけがない。核云々はロシアの悪役演技だ。ロシアが対ウクライナで苦戦しているように見えるのも、長引かせるための動きだからか。
ウクライナ側の停戦キーマンが停戦交渉直前にウクライナ保安庁から射殺されたのも、英国のトラス首相がゼレンスキー大統領に停戦を思いとどまるよう説得したのも、停戦計画を持っていたゼレンスキーの頭越しにウクライナの一部隊がロシアに逆侵攻して停戦計画を潰したのも、恐らくそんな「ウクライナ戦争長期化計画」が背景だろう。要は(国を超えて連携する)多極派さん達の仕業?
逆に西側は、ロシアへの制裁とウクライナ支援によって自ら負担を増やすことに。これは22年の記事を書いた時から懸念していた。


◆BRICSペイと脱ドル化
当初、中国は一帯一路を通して元を広めようとした。ドル基軸と同じで中国元を使った「元の大帝国」を実現したかったのだろう。2年前の記事でそんな妄想をした。中国がやりたかった「元帝国」だが、これは中国だけが一方的に得をするだけで、一帯一路各国は得をしない。
そこでロシアが新しい決済システムを提案した。これはSWIFTに代わるシステムで、コルレスバンクの代わりに国が金を備蓄して決済を保証するというやり方で、貿易は貿易相手国の通貨で決済できる。それが「BRICSペイ」だ。
このシステムに参加する国の通貨は、実質金本位制となる。昨今の金価格高騰の裏にはそういう経緯もあるわけだ。
これ、BRICSが将来EUみたいになる場合にも便利なシステムかもしれない。サウジもこのシステムに参入済みなので、BRICS各国は自国の通貨で石油決済が出来る。ペトロダラー協定失効の裏にはこんな経緯があった。
そして人口の多いインドネシアがBRICS入りするとのことなので、BRICSペイの市場規模は一気に拡大することになる。
インド、インドネシア、中国・・・BRICSには地下資源や人口資源が多い国が結構ある。これらの国々がBRICSペイを通して脱ドル化へ進んでいる。ペトロダラー協定が機能していた時代に各国が石油決済のために用意し続けてきたドルは、ダブついてしまった。いずれインフレになり、「ドルバブル崩壊」的な展開にもなりうる。多極派主導のBRICS各国による脱ドル化の流れには、多分それを促進する狙いがある。
(7日追記:インドネシアのBRICS入りが決まった約1週間後、インドネシアの龍脈が変動開始。トランプ当選直後の11月7日には火山が大噴火した)


◆インドと迂回貿易

欧州へガスを供給していたノルドストリームは去年既に米の支援を受けたウクライナによって爆破済みだし、一つ前の記事で書いた通りウクライナが「自国領通ってるロシアからのガスパイプライン止める宣言」した以上、欧州は米からガスを輸入するか、インド経由の迂回貿易拡大が必要になった。
そして、ドイツは後者を選び、それも踏まえてインド(多極派)にすり寄った。独印の軍事・防衛関係強化の流れにはそのような背景も含んでいるのではないかと妄想した。
(自国のガスを欧州にもっと輸出したい米には不本意だろうが)

欧州各国からすれば、ロシア産のガスや石油をうまいこと迂回貿易でもっと手に入れることが出来れば、米から輸入するよりコスト面がマシになるかもしれない。例え迂回貿易がロシアの経済を利するとしても・・・
一つ前の記事で、「欧州向け輸送船の多くがフーシ派のせいでスエズ運河を通れないため、欧州で足りなくなった分のガスは多くを米から輸入する可能性が高い(=露のガスより高コスト)」と書いたが、そうならないように引き続きロシア産ガスを欧州へ輸入する抜け道がある事を忘れていた。それがロシアと仲の良い「インド」だ。欧州で、インド経由の迂回貿易は以前から行われていたという(フーシ派はロシアと中国の船を襲わないことを宣言した。要するに、BRICSの船は襲わないようだ。フーシ派が多極派の思惑で動いていることがこれで明らかになったと言うものだ。彼らを支援するイランが多極派だもの)。

そういう側面もあって(インドとの防衛関係強化と迂回貿易拡大を望む)ショルツ首相がデリーまで出かけて(BRICS会談から帰国したばかりの)モディ首相と会談したのかも。多極派のインドがドイツに対して「そっちの出す条件次第では迂回貿易の拡大にも協力してやるよ」と言う幻聴が聞こえる。今後、場合によっては、独をはじめ欧州でもBRICSペイに参入する国が今後出てくるかもしれない(妄想)。
「ドイツとインドの軍事・防衛関係はあくまで欧米とインドの共通仮想敵である中国をするためで他意はない」という意見も当然あるが、実は中印、既に和解し始めている。今後のインドは中国と対立する動きを徐々に減らしていくだろう。多極派の国同士はケンカしにくくなるという。今後はインドが西側主導の中国包囲網に意欲的ではなくなるかもしれない。中印は同じ通貨決済システムを利用する仲になった。


◆欧州で各国諜報機関が統合される??
一方、欧州各国では(インドと同じく多極派の)ロシアと繋がりを持つ右派政党が人々の不満を背景に影響力を伸ばしつつある。
安いエネルギー輸出国ロシア、ロシア産エネルギーの迂回貿易地インド、ロシアと繋がる右派政党・・・かくして欧州は、否応なく多極派国とのつながりを余儀なくされる。かくして米国という将を支える駒は射られる・・・
今、EUでは「汎欧州諜報機関新設計画」なる話が持ち上がっている。EU各国の諜報機関を統合すると言うものだ。諜報機関の統合は、EUが連邦制に移行するフラグとも言われている。
これ、報道ソースがスプートニク(露)系なのである意味眉唾な話でもあるのだが、もしガチならこの計画は多極派の発案かもしれない。もしこの計画が実現すれば、欧州各国は独自の諜報機関(=例えるなら目)を失う。各地に散らばる小さな目の代わりに、大きな一つの目が生まれる。
そして統合された諜報機関(大きな一つ目)は多極派のために機能するだろう。EU連邦は多極派のものになる。その前に独仏も多極派の政権になっていくだろう。
欧州での右派台頭はその布石にもなっていると思う。そんな流れがいいのか悪いのかは別として・・・


◆所感
今は米大統領選の結果が出る直前期。世界中がアメリカに注目しているが、時代運気の流れを見ていると、アメリカだけに気を取られてはいられない。能登で北龍が変動した時から気がかりだった朝鮮半島にも運気変動の気配が濃くなってきた(後述)。

多極派(欧米一極覇権崩して世界を多極化させてBRICSを成長させ隊)の思惑により、西側の対露経済制裁は西側にとってセルフ経済制裁になった。これは2年前の記事で妄想した通りになった。当時は他にも多くの人がそんな予想をしていた。
欧米西側の一極覇権が続くと中露やグローバルサウス(BRICSに多い)はずっと貧しいままなので世界全体が効率よく経済成長しない。当時国や大資本家達にはうまみが少ない。だからみんなでこっそり連携して世界を多極化させることにしたのだろう。
その計画の中にウクライナ戦争やペトロダラー協定失効&BRICSペイによるドル余り(脱ドル化)があり、中露の経済成長、パンデミック、西側への電気一元依存政策ゴリ押し(独占してた石油利権を放棄させ国を脆弱化させる)、朝鮮半島の運気変動気配などなどがあると見た。

かつてコミンテルンの支援者が大資本家達だったように、(トロツキストの系譜を持つ)多極派の支援者も恐らく大資本家達だろう。
ネオコン(多極派)が生まれた頃から流れは始まっていたのかもしれない。

トランプとハリス、どちらが当選しようとドル余りは解消できず、脱ドル化は進み、ドルバブルの膨張(インフレ)と崩壊へ向かう方向へと運気は進んでいくだろう。それに合わせてNY市場の株はどんどん値上がりしていくが、それはアメリカが好景気になったわけではなく、インフレの証。一般投資家が喜べるような現象ではなさそうだ(多極派は喜ぶけど)。
昨今不穏な変動現象を起こしている北龍と繋がる「お金の不徳を正す龍脈」を生み出した西之島の噴火は、日本の領海内であると同時に日本本土よりグアム(=アメリカ)に近い場所で起きたことを忘れてはならない。あの龍脈を生んだ噴火、米国への影響が小さいはずが無い(噴火当時にその件についての記事を書いたら在日米海軍のドメインで何度もアクセスがあったが、それを見越してのことかは不明)。
グアムは朝鮮半島(北龍)に最も近いアメリカ領であり、半島に有事があればグアムの基地が反応する。そして北朝鮮は既にグアムまで届くミサイル兵器を持つようになっている。
北龍の朝鮮半島エリアで運気変動気配が濃くなった今、奇しくも北龍のパワスポである白山で地震(龍脈変動現象)が増加している(報道)。
白山は能登半島地震の10分後に上空の電子数が急増したエリアだ(過去記事参照)。
この現象が尚更半島の運気を気がかりにさせる・・・半島の運気についてはいずれ書くかもしれない。まだちょっと自信がない。



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ウクライナの逆侵攻で懸念
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2024年11月 3日 (日)

情熱の矛先

不倫には「完璧な恋愛」を求めたいから…婚外恋愛を経験した女性たちが別れを決意した瞬間

「完璧な人に出会い、完璧な関係を築いていると思っていました。お互いに結婚していることだけは悲しかったけど、それもこの愛が試されているんだ、こういう状況でも私たちは愛を貫けるかどうかが重要なんだと思い込んでいた」

アユミさん(40歳)はそう言う。29歳のとき結婚し、31歳で長女を出産。ところが2年後に仕事で知り合った5歳年上の男性と恋に落ちた。出会った瞬間、お互いに体中がしびれるほど惹かれ合ったのだという。だがふたりとも立場がある。自らの恋心に負けて、互いに相手に心身を委ねたのは半年後だった。

ところが3年経ったある日、なぜか突然、「別れよう」と思った。

「わかっちゃったんですよ。お互いに完璧な愛情を保ち続けるのがつらくなっていることが。以前のような情熱の高まりは冷めてきているし、彼を崇拝するような気持ちもなくなっていた。勝手に崇拝していただけですが、彼も人間だから欠点もある。他の人の欠点は許せても、“完璧な恋人”の欠点は許せなかった。だからもういいかな、と。

占い師をやっていると、当然ながら「完璧な人・理想通りの人」との出会いについての相談を受けることがいくらでもある。時には不倫、時にはお見合い、最近はマチアプ前提でのそんな相談も増えた。
恋愛って、自分が心のどこかで抱えている願望や可能性を相手に投影して好きになることが多いので、自分が相手にどんな願望や可能性を投影しているのかに気付くことがとても重要になってくる。
投影するその願望が相手とは全く無関係な願望だったり、相手ではなく自分自身こそが持ちうる可能性(自分の隠れた個性や可能性の実現など)だったり、ごく個人的な(時にコンプレックス由来の)願望だったりした場合は相手への情熱がすぐに冷めやすい。本当に好きなのは相手ではなく、願望の方だからだ。
いわば相手に対する情熱は、相手に投影した願望への情熱だったりする。相手を手に入れたいというより、願望を手に入れたい感じ。
「相手に対する情熱がとても強いのは、相手に投影した願望への情熱がとても強いから」とタロットカードが示した場合も多い。
願望の実現・・・そりゃあ魅力的に見えないわけがない。

で、その願望がそもそも相手とは全く無関係な願望だった場合、自分が情熱を寄せて恋焦がれているのは相手ではなく、相手の様子から無意識に連想した自分の個人的な願望だ。それが混同されて相手と同一視しているだけに過ぎない。
とくに、自分の願望を余すことなく象徴的に体現するような特徴を備えている(ように見える)人物=自分の願望を強く連想させる人物は、「完璧な人・理想通りの人」に見られやすい。錯覚されやすい。
いわばお相手は、自分の心が抱く願望に気付かせてくれたキーパーソンでもある。その場合、「役目が終われば縁も切れる」という運勢になることも多い。肝心なのはお相手との交際ではなく心に抱く願望の自覚や実現の方だったりすることも多いからだ。
あるいは、しばらく不倫相手と交際していたがアユミさんのように「自分の願望を強く連想させる条件からズレた動きや特徴」が相手から見えてきた結果、「幻滅」という形で情熱が冷めるケースも多い。錯覚が修正されたのだろう。
いつの間にか自分の願望が実現していたり自覚できたりしたことをきっかけに相手への情熱が急速に冷めることもある。
願望の自覚や実現により、もはや自分個人の願望を相手に投影・同一視し続ける必要が無くなったからだ。
不倫でお悩みの場合は、まず自分と向き合い己の願望に気付く努力をすることが先決だ(その願望をどう叶えればいいかを占った方が人生が開運しやすいケースもある)。願望を知るヒントは、自分がお相手に感じる魅力や期待の特徴。場合によっては、過去の恋と似てたりする。
そして、相手が自分の抱える無意識の願望に気付くキーパーソンになってくれたことに感謝しつつスッキリお別れするのが一番無難ではあると思う(そう簡単にはいかないケースも多いが)。

よく「理想の恋人像」を空想し脳内でオリジナルキャラ化して遊ぶ方は多いが、そのキャラはユング心理学で言う所の「アニムス(男性)」や「アニマ(女性)」に近い。そのキャラの特徴もまた、自分の心が抱える願望を余すことなく象徴的に表している。
例えば、無意識的にでも寂しさや愛情不足や自己否定感を感じて生きてきた人のアニマやアニムスは、「多くの仲間や味方や支持者や理解者を得ている(得ていく)」という設定になりやすい。勇者やアイドル、転校生設定になることもある。あるいは、「迫害を受けた経験がある」「不幸な過去がある」なんて設定になるケースもあるかもしれない。
そして、自分の願望を象徴的に体現した空想上のキャラを強く連想させうる誰かに出会った場合、その人が「完璧な人・理想通りの人」になることもある。

次に、相手に投影した願望が相手とは全く無関係なものではなかった場合。
その願望が、相手と楽しい時間を共有し、相手との交流や協力関係・共同作業などによってこそ実現しうるもの、お互いの経験や個性を(互いが喜べる形で)生かし合う事でこそ実現しうるものであったりすると、相手に対する好意や情熱、相手への魅力や関心は長続きしやすいかもしれない。
そして、自分だけではなく、相手も自分に対して同じような願望を持っていた場合、両想いが判明して交際が実現すると長いお付き合いになることがある。お互いに、相手と願望が無関係ではないからだ。願望と情熱の矛先が示す方向は、一致している。
お互いが個性を生かし合ったり協力し合ったりすることで得られた経験が互いの個性を成長・発達させるので、今度は互いに成長・発達した個性を生かし合ってこそ実現できる喜びがあったりすると、飽きずにお付き合いが続けやすい。互いに相手の成長・発達が良い刺激になって自分もさらに成長・発達できる発展的な関係だ。各々が相手ばかりを見ずに自分自身と向き合い内省する習慣をつけられればなおいい。
そういうのは年齢や性別に関係なく、結婚に向いた関係にもなりやすそうだ。

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