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2023年7月31日 (月)

油田事故と気候変動?

※以下に書いたことは全て個人の妄想です。

今年の夏はやけに暑い。都心がバンコクよりも暑くて出かけたくない。農作物は大丈夫なのか?
猛暑お見舞い記事を書いた後、こんな記事を発見。

大西洋の海洋循環、今世紀半ばにも停止か 「早ければ2025年」

世界でこのまま温室効果ガスの排出が続けば、大西洋の海水が表層で北上し、深層で南下する南北循環(AMOC)は今世紀半ば、早ければ2025年にも停止する恐れがあるとの研究結果が報告された。

この循環は世界の気象パターンを維持する重要な役割を果たしているため、停止すれば欧米の極端な異常気象や海面上昇、熱帯の季節風の変化など、各地で重大な影響が出る事態が予想される。
科学者らは何年も前から、気候危機が加速するにつれてAMOCが不安定になり、流れの強さを左右する水温と塩分濃度のバランスが崩れる恐れがあると指摘してきた。
この現象は、今から1万2000年以上前にも起きていた。氷河が急速に解けてAMOCが停止し、北半球の気温は10年のうちに10~15度も変動した。

(中略)

(ディトレフセン教授らの)チームは「信頼性の高い」予測として、AMOCが早ければ25年、遅くとも95年には停止し得ると主張した。39~70年に停止する可能性が最も高いという。

ディトレフセン教授はCNNとのインタビューで、「実に恐ろしい」「軽々しく論文に書くような話ではない」と語り、この結論に確信があると強調した。
同教授らの研究に関与していない専門家らは、AMOCの正確な転換点は不明確で、今のところ観測データにはほとんど変化がみられないと指摘する。ただその一方で、憂慮すべき研究結果であることを認め、転換点が従来の予想より早く到来する可能性を示す新たな証拠になるとの見方では一致した。


◆海流が弱る時

引用・抜粋元で語られているAMOCだが、正式には「大西洋南北熱塩循環(AMOC)」 という。より詳しい記事に図が載っている。これを見ると分かる通り、世界中の海水は暖かいのと冷たいのが流動・循環することでかき混ぜられている。そのおかげで寒暖差の極端化が防がれる。この流動が低下すれば、海水は混ざらず温度は場所や季節によって暖まりっぱなしだし冷えっぱなしになる。気温もそれとシンクロするので気候は季節の寒暖差が極端化しやすい。寒暖差の極端化は大気の状態を不安定にして嵐や豪雨、竜巻などが起きやすく、台風やハリケーン、サイクロンの類も大きく発達しやすくなる。即ち災害リスクが高まる。まさに今現在の気候がそんな感じ。

陰謀脳症を発症している私は常日頃、「二酸化炭素増えただけでこんな急激に気候変動する?」と感じているだけに、海流低下による気候変動という現象を知ってはっとなった。
件のAMOCが属する重要な海流に「メキシコ湾流」というものがある。メキシコ湾流と言えば、2010年4月20日22時にBP社のメキシコ湾油田原油流出事故がメキシコ湾流の流動を低下させて気候への影響が懸念されていた事を思い出した(,)。あの事故は海に流出した原油と石油分解剤の量が桁違いで、史上最悪の原油流出事故と言われている。安全管理がずさんだったとの指摘も出ている(,)。余談だが、事故の日時を数霊占いをすると縁起の悪いことに「13」だった。
事故による海流低下の仕組み端的に説明した箇所を先述のリンク①(一次ソースはEurope Busines 2010.10.05 )から抜粋する。

色をつけた暖かい水に冷たい水を噴射させる大学レベルの物理学の実験がある。
これにより、温水流の境界層を見ることができる。もし、そこに油を加えたなら、それは温水流の境界層を分解して、効果的に渦度を破壊してしまう。

そして、これこそが今、メキシコ湾で、そして、大西洋で起こっていることだ。

カリブ海から西ヨーロッパの端に至るまで流れるすべての『温水の川』がすでに死んでおり、これは、オバマ政権がBP に使用を許可し、ディープウォーター・ホライズンからの原油流出の規模を隠すために使われた石油分解剤コレキシット( Corexit )が原因だと考えられる。

この事故が起きて以降、メキシコ湾流の影響が強い欧米では極端な寒波や極端な熱波が頻発するようになり、豪州をはじめ世界各地で森林火災が目立つようになり、農作物にも影響が出るようになった。あの事故、二酸化炭素よりはるかに気候を変動させているような・・・

人類が削減を目指している温室効果ガスの量など、長期で大規模なメタン噴出や火山活動や森林火災が起きればあっけなく吹き飛ぶ量で、火山や森林火災を制御出来なければ焼け石に水だ。地球には火山活動が今より活発な時代があり、当時は温室効果ガスも今以上に出まくっていたが、そのせいで海流が消えたり気候が急変して生命が住めなくなったりはしていない。また、1万2千年前にも氷河が急速に溶けたことがあったとあるが、ヒトが二酸化炭素を出しまくったせいではない。温暖化と二酸化炭素は必ずしも結び付かない。
むしろ、海の温冷循環が低下することで海水温の上がり過ぎた海域にあるメタンハイドレードの方が温暖化に影響しそうな気もする。

おまけに、人口が多い中国含むグローバルサウス各国では脱炭素政策などろくにしていない。ロビー組織が西側の政府にばかり脱炭素政策の圧力を加えているからだ。その結果、西側先進国ばかりが電気に一元依存し災害とEMP攻撃に脆弱でエネルギーリスクを分散させずに国力を落とすような(というか多分それが目的の)「地球にやさしい政策」をさせられている()。恐らく、経済成長が頭打ちになった西側先進国(ドル覇権諸国)がいつまでも幅を利かせていると、グローバルサウスを経済成長させて商売したい人々の邪魔になるからだ()。ついでに先進国が電気に一元依存すると原発利権が儲かる。これについては後述する。


◆油田事故で陰謀妄想
話を元に戻す。13年前の油田事故でメキシコ湾流が低下したならば、メキシコ湾流が属するAMOCの動きも低下するはず。それは海水温と気温の寒暖差を徐々に大きくさせる。そんな状態13年前から続いてるとなれば・・・やはりあの事故、二酸化炭素よりはるかに気候を変動させている(二回目)。
つまり、こんな陰謀妄想が出来なくもない。
「大きな海流域の海底油田を派手に壊せば海流も気候も壊せるし食料問題も社会不安も作れる」よって「油田事故→海流低下→世界的気候変動&食糧問題→脱炭素を口実に電気一元依存政策と食料問題で西側弱らす→グローバルサウス成長に好都合」
という図式も、書けなくはない。事実今、ウクライナ情勢のせいで世界的に食料問題が起きつつあるわけだが、そこに気候変動が加われば・・・
ここまで読んで「食料問題なんか起こしたらグローバルサウスだって被害甚大で経済成長どころじゃないのでは」と感じた方もおられるだろう。そこで出てくるのが、グローバルサウスの大国ブラジルの「熱帯小麦」だ。

収穫量が最大3倍に増える可能性を秘めた「熱帯小麦」をブラジルが開発する、小麦の自給自足を達成して世界有数の輸出国になる可能性も

ブラジルが40年にわたる研究で開発した「熱帯小麦」が、ブラジルを一気に世界有数の小麦輸出国に押し上げる可能性を秘めていると注目されています。
熱帯小麦は暑くて乾燥した気候での栽培に適した品種であり、ブラジルが輸入している唯一の農産物である小麦の自給自足につながることが期待されているそうです。

すでにブラジル中西部で熱帯小麦の栽培が開始されており、ゴイアス州のある生産者は全国平均の3倍に相当する1ヘクタールあたり9.63トンもの収穫量を達成したとのこと。ブラジルは熱帯小麦を普及させて小麦の生産量を増加させることにより、世界の小麦出荷量の約17%を占めるEUや約16.4%を占めるロシア、約13.7%を占めるオーストラリアなどと並び、世界有数の小麦輸出国になるという野心を持っているとCzappは報じています。

皮肉にも、気候変動と食糧問題は熱帯小麦でブラジルを大きく成長させる契機になる。この小麦はブラジルのみならず比較的温暖なグローバルサウス各国の気候風土とも合いやすい。それに引き換え、先進国(グローバルノース)は必ずしも食料自給率が高くない。これが意味するところは、色々考えさせられる。
地球規模の気候変動がたった一つの油田事故で作れるかは分からないが、メキシコ湾流の流動が低下し始めたタイミングに起きた未曽有の油田事故が海流変動に追い打ちをかける形になった場合、その影響が後々どう出るのかは気になる。
また海流変動が促した急速な気候変動で寒暖差が極端化し災害が増えている中、二酸化炭素こそが気候変動の根本原因とする説を前提に脱炭素を口実にした電気一元依存政策をするということがどれだけリスキーか、やはり色々考えさせられる。
頼れる生活エネルギーが電気しか無ければ、災害時を想定したエネルギーリスク分散ができないということだ。もし夏や冬に停電したら・・・
海流変動も気候変動も一時的なもので再び元に戻るかもしれないが、その間に世界情勢は不可逆的な方向へ変化するかもしれない。


◆気候変動はウラン利権に追い風?
さて、グローバルサウスへの投資で経済成長させて新たな儲けを得たい人々(経済成長が終わった先進国がいつまでも幅きかせてるのがウザいので弱らせたい人々)の中には、当然ながら投資に強いお金持ち達がいる。その中には、原発利権をお持ちの方々もいる。なので、先進国が国力を脆弱化させる形で電気一元依存政策をしてくれると儲かるし一石二鳥になる。
そんな事情を持つお金持ち達の中にいるのが、かの有名な〇スチャイルド家だ。彼らは投資で中国を経済成長させ、自分達の資産を管理する銀行の職員が「偶然にも」フランスの大統領になり、最近は中国と妙に仲良くしている。
投資を受けて急成長した中国は、まるでかつての日本みたいな有様だ。同じ相手から投資を受けて成長し覇権主義になっていった所だけでなく、「世界覇権国家群にぶつけて力を削ぐ駒」として育てられ利用されているところまで似てる。
また、リスキーな電気一元依存政策を正当化させる根拠でもある気候変動と密接かもしれないメキシコ湾油田原油流出事故。あの事故を起こした石油大手BP社の大株主で会社創設に関わったのも〇スチャイルドだ()。

この〇スチャイルド家、当然原発利権を持っている。それどころか、一説では世界のウラン鉱山の約8割を持つという()。かつて日本に落とされた核兵器のウランもまた、彼らの所有するコンゴのウラン鉱山から採れたものだ。原発と核兵器・・・どちらにもウラン利権がある。


◆電気一元依存政策にまつわる怖い話?
ここで、欧米先進国の性急な電気一元依存政策がEMP攻撃に弱いことを知った時から抱えている陰謀脳ならではの懸念を、あえて口に出す。先進国に対し自らEMP攻撃に脆弱な電気一元依存政策をさせる圧力団体(ロビー組織)が存在する、ということは、先進国にそんな政策をさせたい者達がいて、彼らは「先進国にEMP攻撃することも視野にある」ってことでは?
先進国の政策に圧力をかけて予めEMP攻撃に脆弱な国づくりをさせておけば、実際に攻撃した時のダメージは大きくなる。先進国が効率的に弱れば、グローバルサウスを成長させたい人達(例えばグローバルサウス各国と〇スチャイルド含む投資家達)には好都合だ。復興利権も美味しい。
EMP攻撃って要は成層圏で「核兵器を使う」わけで、それってまさに占星術界で噂される「20世紀前半のカルマ再現」かと; カルマというものが解消のために再現されるものならば、過去とは違う結果を選ぶ機会はきっとある。そのカギを握るものの一つが、我々一人一人の「考える力」なのかもしれない。

海の温冷循環が低下した猛暑の夏。オカルト陰謀脳には何やら由々しき事態が進行しているかのような幻覚が見えるが、ある意味「考える力」を発達させる機会とも言えるし、私の熱中症を疑った方がいいとも言えるかもしれない。

 

新橋のガス爆発で妄想日仏運気共鳴に両国と縁深い〇スチャイルドは関係してるのだろうか??

日本の海で数百メートル下の海洋「内部」の温度が前代未聞の高温に←海底龍脈の変動による地熱上昇と気候変動の関係も気になるところ。既にヒマラヤ~NZにかけての龍脈は陸上でも海底でも活発な活動を始めている・・・


2024.5.2追記
メキシコ湾油田事故と同じ年の11月、科学者たちが「温暖化人為説」にとって好都合な方向へデータを改ざんしていた(記事)。
世にいう「クライメートゲート事件」である。
もしも油田事故が温暖化と関係しているのなら、確かに昨今の温暖化は人為と言えるが、その結果進められている温暖化や脱炭素を口実にした物事(特にコオロギ食や電気一元依存政策ゴリ押し)がとんでもないマッチポンプの茶番ということにもなる。
人類が今必死に削減している温室効果ガスは、森林火災や火山噴火(=自然現象)であっけなく吹き飛ぶ量である(2回目)。

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