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2022年3月 4日 (金)

ロシアの運勢を思う

※以下に書いたことは全て個人の妄想です。

ロシアのウクライナ侵攻が始まった先月から何となくロシアの今後の運勢について妄想していたら、似たようなことを考えている人がいた。
今後の中露関係について、似たようなイメージを持った人は結構いるのかもしれない。

ロシアのウクライナ侵攻により「プーチンは中国の『わな』にハマった」…ソ連・フルシチョフ氏の曽孫が主張
ソ連の元最高指導者・故フルシチョフ氏の曽孫にあたるニーナ・フルシチョワ氏が独自の見解を示した。
「プーチンはロシアと中国の関係を強化すれば欧米との闘争における心強い味方ができると考えているようだ。しかし、実際には中国は10年ぐらい前から米国と距離を置き始めており、トランプ政権においてそれが加速した。バイデン政権でもこの流れは変わっていない。したがって、実際には中国側がより切実にロシアとタッグを組みたいと考えている。しかし、中国がロシアと組む場合、決して平等なパートナーという位置づけではない」とつづった。

 続いて「中国側はプーチンのウクライナに対する軍事行動を事実上支持している。しかし、これはロシアが米国やNATOと軍事衝突した時に中国が助けてくれるということではない。習近平は何らかの行動を起こすだろうが、それによってロシアは中国に依存することになるだろう。つまり、プーチンは習近平との同盟で中国から支援を受けようと考えているが、実際には中国の『わな』にハマっているのだ」とした。

 フルシチョワ氏はさらに「欧米諸国がロシアに経済制裁をすれば、ロシアは天然ガスを中国に売るしかなくなる。もともと欧米の資金と技術で行われるべきシベリアの地下資源開発やインフラ整備も、全て中国の独壇場となるだろう」と警告した。


◆「中露巨大経済圏」という妄想をした

中国は世界中から批判と制裁を受け孤立したロシアが最後に頼る相手になりたい。ロシアが世界中からディスられるのは好都合なので中国はロシアの味方をして侵攻を支持してる。対ロ制裁はしないか、しても形だけになるだろう。制裁で欧米との貿易が細ったロシアから色んなものを買ってあげるつもりだと思う。ルーブルが大暴落しているうちは金(ゴールド)と引き換えになら中国の物を売ってあげるかもしれない。北極海航路が栄える可能性も?
世界中から制裁されたロシアが中国に依存するしかない状態にすれば、ロシアよりはるかに経済規模の大きい中国はロシアをいわばシナポチ化できる。これが実現すると、ドルではなく、元や金(ゴールド)などで決済するシステムの、中国の一帯一路に露が加わった巨大経済圏(一帯一露、とでも言えばいいか)を中国主導で作ることもできる。この経済圏が出来ればロシア国民が制裁で苦しむことも減る。ルーブルが暴落したロシアは輸出に強くなり、中国の工場が建つ。日本企業も工場建てるかも。インフラ開発や資源開発も中国や日本が名乗りを上げる?
中露と貿易を続けたい国は少なくないので元や金の価格は上がるだろう。世界に元や金で決済する貿易が増えれば世界経済が金本位制に戻る可能性さえある?
国民無視の冷たいビジネス視点だと、「その後の経済成長が計画された国」の場合、暴落は伸びしろになるのでむしろ好都合だ。
戦後、焼け野原から狂乱のバブル景気にまで上り詰めた日本を見ればわかる。

この経済圏がうまくいけば、もし中露が旧西側諸国と貿易が出来なくなってもSWIFTから追放されてドル決済が出来なくなっても必要なものはだいたい元や金で調達できるようになる。それはさながら、「元帝国」だ。経済的な意味で。
一帯一路地域と縄張りがほぼ一致するモンゴル帝国と中国の通貨。名前が同じということに、不気味な偶然の一致を感じる・・・ノストラダムスの予言に出てくる「アンゴルモアの大王」とは、まさか・・・?(ロシアは経済的タタールの軛に注意?)
言い換えれば、中露は今後、旧西側諸国からどんなに非難され制裁されても気にせず自分のしたいことができやすくなる怖さが出てくる。
しかも、その巨大経済圏の決済にドルを採用しなければ欧米の経済覇権は今より低下し、新興経済圏がライバルとなる。その場合、欧米は下手をすると自分達の懐を痛めて対ロ制裁した挙句、自分達の経済覇権を(そしてNATOの力と信用も)低下させるというオチになりかねない(妄想)。

また、中国がウクライナから「スクラップ」として買ったソ連時代の古い空母を改造して自国の空母「遼寧」を作ったこともあり、実はウクライナは親中国だったのだ。もしも今後、ロシアがウクライナを子分(or緩衝国)にできれば中露巨大経済圏にはウクライナ周辺(黒海の港とドニエプル川という貨物船が内陸まで通れる大河がある)も含むことが可能になる。
だから中国は、ウクライナを手元に置きたいロシアに本格的な制裁をしないし、今のところウクライナを積極的に助けることもしない。それもあって現在はウクライナで対中感情が悪化しているとされるが、中国からすれば「いずれウクライナはロシアを通して己の影響圏に入るから問題ない」と思っているのか、それとも?
戦争が始まって以来、「遼寧」のよしみがある中国の軍部(軍閥)はウクライナを積極的に支援したがっているが習近平が首を縦に振らない、などという噂も聞いた。あの国も一枚岩ではないから、ウクライナ情勢が水面下で内部に及ぼす影響は未知数だ。

さらに、中露はすでにOPEC(石油輸出国機構)の国々と仲良くなって「OPECプラス」に参加しているので、サウジやイランなどの産油国もロシアには本格的な制裁をしないと思われる。ロシアは制裁されてもあまり石油の心配はしなくて済むのかもしれない。制裁されてもロシアが強気なのはそのせいか? 「元でも石油を決済できるようにしよう」って話も中国から出ている。ペトロダラー制の運気やいかに?
ウクライナで始まった戦争。最後に笑うのはロシアでもウクライナでも旧西側でもなく、中国だったりして・・・
(その全てを仕組んだ黒幕は多分中国に投資して経済成長させている。その目的は、ビジネスのために成長が頭打ちになったドルの世界覇権を無くし、代わりに地域ごとに地域覇権国と地域経済圏を設けて成長させ、世界と基軸通貨を多極化させること=世界覇権国や世界覇権通貨が誕生しないようにすることかも)

◆ロシアの運気変動?
では、西側各国から制裁されてもロシアは強気でウクライナを攻撃し続けられるのだろうか? それは分からない。なぜなら、当のロシア人やロシア兵がウクライナとの戦争を嫌がるようになっているからだ。友達や親戚がいることも多いウクライナが攻撃されることを、彼らは必ずしも望んでいない。ロシアにしては珍しいほど反戦運動が活発化しているのはそのためだ。ウクライナの友達や親戚から口コミで緊迫した現地の状況が入ってくるのだから、当局のプロパガンダでは誤魔化しきれない。
かつてはプーチン支持者も多かったロシアの退役軍人達がプーチンの辞任を求める異例の事態()も発生しており、ロシアの国民はソ連時代にも残っていたツァーリズム的な政治気質を受け継ぐプーチンのやり方を必ずしも望んでいないのだ。

これは、ロシア人の集合無意識に長い間潜在している「ケンカが強くてマッチョで押しが強いことを尊ぶ気質」が変化してきているのかもしれない。ケンカが強くてマッチョで押しが強いプーチン(現代のツァーリ)に強い運気を与えて来たロシア人の集合無意識が、今まで以上に調和や優しさや思いやりを好む方向へ変化している。それは決して「戦いを嫌がる軟弱者になった」という事ではなく、彼らの心はとても強く大きな勇気を湧き出させ、その流れは大きくなっている。だからこそ、逮捕・投獄されたりキャリアに傷がつくことを覚悟で反戦運動に参加する人々が増えているのだ。デモによる逮捕者が日を追うごとに増えていってるのがその証拠だ。
ウクライナに知り合いがいたり独裁者のせいで経済制裁されて生活や経済が危機に陥っている背景もあるとはいえ、日本人が同じ状況に陥ったら同じことができる人は何人いるだろう? 彼らは、もう十分に強い。マッチョなリーダーを必要としない程に。その強さと勇気の根底にある原動力は、優しく調和を愛する心。昔のツァーリよりだいぶいい。
ツァーリに依存してご機嫌を取る価値観が薄れゆく今でも、プーチンは国民の反戦運動など意に介さないかもしれないが、その国の指導者に強い運気を与えて来たその国の集合無意識的な価値観が変化することで指導者の運気に大きく作用する可能性は十分にあると思う。プーチンが今までのような強い運勢を保てるかは分からない。カギを握っているのは、集合無意識の在り方だ。

占星術界隈では、ここ数年で20世紀前半のカルマが象徴的に再現される気配が星に出ていると言われてきた。これは、「過去には失敗したことや選べなかったことをもう一度やり直し違う未来を選択するため(カルマを解消するため)」にそのようなことが起きるのだと勝手に思っている。既にコロナという形でスペイン風邪の再現は起きている。多分、ロシア革命の再現(やり直し)だってありうると思う。ロシア革命の9年前にロシア上空で起きた隕石の大爆発も、やはり今から9年前にロシア上空で再現されている()。
ロシア革命は専制君主を倒しても民主化できずにツァーリズムのカルマを受け継ぐ独裁国家が生まれてしまった。今回はやり直せる?

さらに、4月には傷と癒しを司るキロンという星が「成功しなかった爆弾の破裂」という位置に来ることも覚えておきたい。プーチンは核爆弾を使った脅しさえかけているが、星を見る分では今のところ戦争や破壊が拡大する心配や核の心配はしなくていいと思っている。

ポストプーチンロシアがどんな姿になっているのかは今のところ想像しづらい。中国とのパイプが太い人(あるいは中国の傀儡)が指導者になる可能性もあるが、個人的には変化しつつある新しいロシアの集合無意識に相応しい人物が指導者に選ばれることを願う。
その様な運勢がロシアに生まれれば、自ずと中国の運勢にも影響を与えるだろう・・・

 

ロシアへの祈りを込めて

プーチン氏占ってみた

多極派誕生秘話


2022年11月29日追記
中国全土にゼロコロナへの抗議運動拡大
:ここまで大きな抗議デモは天安門事件以来の異例のこと。北京中心部へも抗議活動飛び火・・・抗議運動が起きてる地域には中国三大龍脈上にある主要都市が多い。 中露の運気が互いに良い方向へと共鳴し合い相乗効果が出て欲しい・・・ 

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