国土の個性と文明 自分の個性と生き方
※以下に書いたことはすべて個人の妄想です
北海道震度7地震 キャッシュレス決済、災害に脆さ 停電でカードなど使えず
昨今のアナログ排除傾向(人々の生活や産業などををデジタルシステムに依存させて支配したり、災害恐怖を用いた利権政策や統治手段にも好都合)には懸念を感じていた今日この頃。
大規模災害を経験した人には分かると思うが、被災時の数日間はアナログな手段・原始的手段が一番強かったりする。311の時からオール電化が問題視されていることは記憶に新しい。台風21号の被害を受けた地域もオール電化な上に停電した所は一層不便だったろう。
そしてさらに、今後は停電に弱い電気自動車や電子化されすぎた自動車、タワーマンション上層階、キャッシュレスの脆弱性が指摘されるようになるだろう。充電が一日持たないスマホも災害には弱い(周囲ではスマホの評判が芳しくないので、私は未だに時代遅れのガラケーを使っているw)。
そんな上の記事から湧いた妄想。
現代文明をけん引する西洋発祥の文明デザイン・インフラデザインの設計思想は、日本のような(台風や津波を含めた)海の力と龍脈が強く活発な地域では必ずしも有益なものではない。ユーラシア西端の現代文明発祥地周辺は日本ほど強い龍脈が無いし日本ほど強烈な龍脈変動が起きにくいのでそれらに対応した文明デザインは発達していないし設計思想もない。日本には日本に適した文明デザインの設計思想が要る。
(似たような理由で中国大陸発祥の風水や陰陽道はこの国の強烈な海洋龍脈に対応しきれる呪術ではない。真に国益に叶う呪術がどうしても欲しいなら龍脈の流れを支配し捻じ曲げるような自然征服の発想を排除し、この国の龍脈を1から理解し龍脈と共存し時にちょっと便乗したり活用させてもらう程度の呪術を0から開発する必要がある。しかも呪術を一部の者が権力を得るためではなく、国民の共有財産として全体に良い運気が循環する形で運用すること。呪術次第では近隣各国にも良い効果が出るかも)
日本に有益な文明デザインの設計思想で欠かせないのは、国立公園や温泉の恵みで繁栄する地域と同様、「いかに自分達が自然に合わせて(いかにタイミングよく安全に便乗させてもらって)生きられるか」という発想かもしれない。
古代より日本人は、自分の国の個性としっかり真正面から向き合い理解してこなかった気がする。いたずらに恐れ忌み嫌うか、いたずらに変形させ押さえつけ支配・制服しようとする(自我延長にする)かで、「逃走と闘争」を司るアドレナリン的な対応しかしてないのかも。
(これ、自分の国の個性だけじゃなくて「自分の個性」に対しても言えることかもしれない)
日本のインフラ整備は主に高度経済成長期に行われた。未だに欧米コンプレックスが強かった時代だ。そろそろ明治以来の西洋発祥文明至上主義(及び欧米コンプレックス)から卒業してはどうだろう? 150年近く無条件で憧れて有難がってきたアレはそんなに万能じゃないし頼りがいのあるものでもない。
確かに便利で優れた技術はあるが、画一的な猿真似ではなく、使い心地が良いように自分達で独自にアレンジしたりデザインや設計に手を加えたりしてオリジナルの運用をしなければ文明を使いこなしているとは言えない。文明に使われている。
例えば、事故を起こした福島第一原発の非常電源装置は、あろうことか津波や洪水が起きれば真っ先に浸水して使えなくなってしまう地下に設置してあった。これは、竜巻対策が施された米国の設計をそのまま使ったからだ。同じく先日の台風21号で機能を失った海抜の低い関空も電源設備が何故か地下に置いてあったために被害が拡大した(ソース)。到底日本に向いた設計思想ではない。
自分達に合う文明は自分達の手でしか創れない。まず国土の個性と向き合い理解しなければ始まらない。自分自身の個性を自覚しなければ自分の生き方を創れないのと同じことだ。自分に合う生き方は自分の手でしか創れない。他人のマネでも世間の流行や風潮に支配されるわけでもない、自分自身の生き方。文明と個人、どちらも日本人のテーマとして照応している気がする。
災害が多発し自分達の国の自然がどんな恵みと危険を併せ持つのか、どんな可能性を秘めているのかを見ようとせず盲目的に画一的に西洋発祥の文明を猿真似してきたしわ寄せがどんどん浮上している昨今。災害よりも利権優先のやり方にしわ寄せがきている昨今。「文明を使う」ということへの方向性を今一度問い直し国土の個性を見直すチャンスかもしれない。
【余談】
災害は多いが治安は悪くないこの国にはキャッシュレス化よりも現金存続の方が向いていると思う。日銀とか日本円というものには災害とは別件で色々問題はあるのだが、通貨の発行権を日銀(とその遠い背後にいるお金持ちな皆様)ではなくこの国の主権者が持てるようになればそれも解決する。つまり、日本国の経済を担う日本国主権者自身が独自の通貨発行権と管理権を持っているようにする。一部の者が権力を得るためではなく、国民の共有財産として全体に金運が循環する形で設計し運用すること。災害時にもその方がいい。
今後も続くと思われる活発な日本の龍脈変動と運気変動は、多分その方向に進もうとする運気は妨げない。
【余談2】
このブログで以前書いたことだが、オカルト界の一部では東経135度付近が「次世代文明の運気ポイント」といわれている。現代文明の運気を支える運気ポイントは経度0度だが、そのポイントが発する文明運気運気が90年代から徐々に衰退しつつあるという。 そんな時期に「次世代文明運気ポイント(東経135度)」周辺で台風21号が襲来し、西洋発祥の現代文明が持つ弱点や盲点を露呈させたことには奇妙な偶然を感じる。
(経度0度の地域で発祥した大航海時代や産業革命が後の現代文明の源流になっていった。その当時のかの地域で主流だった自然界に対する発想といえば、『自然は征服するもの』)
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はじめまして。
「余談2」についてなのですが、その以前の記事も読んだことがあります。
東経135度についてなのですが、それって「ガイアの法則」や「文明法則史学」のことですよね。私はこの話が好きで、だからこそ信じています。
ちなみに、私はその135度の子午線の通った兵庫県明石市に住んでいます。
生まれも育ちもずっと明石です。
ですが、この地が次世代文明の生まれる場所になるということが実感できません。なんというか、何にもない場所なんですよ。明石って。
何にもないというとど田舎を想像しがちですが、そうではないんです。
明石はそれほど田舎ではありません。
明石海峡大橋とか子午線上に天文科学館があるとか、近くに淡路島があって海も近い、明石ダコとか明石鯛が有名でー、明石焼きとかもあるよー、みたいな。
まあ明石海峡大橋は、実際は舞子にあって実際は神戸市にあるんですけどね。
その地域の特色はあれど、地味すぎず派手過ぎず「へー。」と、聞いた人が相槌うってすむ程度の、普通な感じなんですよ。突っ込みどころがない感じ。
小学生のときいじめられたし、この土地にいい思い出はないのでとっとと引っ越したいとか思ったりもするんですが、どうも「ガイアの法則」に書かれてあることが気になって、明石からあまり離れたくはないと現在は思っています。
神戸あたりに住んで明石を観察したいと思ったり思わなかったりです。
地元愛はそれほどないですが権力や注目の集まる土地だとわかると途端に目が離せなくなるのです。
(続きます)
投稿: 健康 | 2018年9月14日 (金) 03時21分
(続きです)
「ガイアの法則」が嘘ではなく真実であってほしい理由は、私が明石出身だからという理由だけではありません。
「ガイアの法則Ⅰ・Ⅱ」と「ガイアの法則」の著者である千賀一生氏が書いた別の著書の「タオ・コード」にか書かれてあることなのですが、性についてです。
私は性の闇を取り払って表舞台に引きずり出したい、と思っています。
というか、私はある時期から性の闇がこの世の闇だと感じるようになったのです。失恋もしていませんし性行為も一度もしたことありません。何の性被害にもあっていません。
本当にくだらない、他の人が聞いたら不思議に思うようなきっかけで私は性についていろいろと考えるようになってしまい、一人で鬱々としていました。
そんな時に千賀一生氏の本を読んで、半信半疑ではありますが救われたと感じました。オカルトというか胡散臭いジャンルの本なので、どこまで信じてよいのかわかりませんが。
とにかくその時期の私は人間と性を肯定したいのに肯定できない気持ちでいっぱいだったのです。
AVとか売春とか、お金がなくて体を売る女、それを買う男。私はこれらの闇がこの世で一番怖いと思っています。
借金や殺人よりも怖い、この世の闇だと思っています。
三大欲の一つである性欲、赤ちゃんを産むための性欲、恋を生む性欲。
性欲は汚くて、妊婦や母親は尊い?汚い性欲が生んだ赤ちゃんは穢れなき存在?出産は尊くて性行為は汚い?
その矛盾とはいったい?人間は汚い?性悪説?
千賀一生氏の著書を読むまで私の頭の中は矛盾に悩み、人間を肯定できなくなっていました。
性の闇がこの世の闇と書きましたが、だからこそ性の闇がなくなればこの世の闇は消えると確信しています。少なくとも私の目に映る世界では。
だから、その為にも「ガイアの法則」が真実であってほしいと常々思っています。初めて著書を読んだその日から、です。
投稿: 健康 | 2018年9月14日 (金) 03時56分
>健康さん
あなたが性自体を悪や穢れとする信仰や風潮に人生や精神のよりどころを依存しなければ(依存したがゆえに支配されなければ)性は闇でもなんでもなく単なる生物学的・心理学的なものでしかなくなるでしょうね。
例えば、
「刃物は残酷な事件の凶器になることがあるので一つ残らず取り締まるべき絶対悪であり、平気な顔で人が死ぬほど鋭い刃物(=悪)を毎日造り、そこで得た汚れた金で生活することを何とも思わない刃物職人や販売業者こそこの世を闇に陥れる悪魔である。刃物を生活の中に取り入れることは罪であり、刃物を使わなければ生活できない者は汚れた卑しい者であり、その生命に尊厳はない。」
・・・もしもそんな面白宗教に洗脳されてしまった人達がいれば、出刃包丁(よく凶器になる)をふるう魚屋や寿司屋や魚市場や優れた包丁職人さん(悪魔)が沢山存在する日本国は世界の闇そのものでしょうねw
クールジャパンと称して罪と悪と穢れを世界に発信している極悪な国に生きてるんでしょうねその人達は。
「」内の刃物を火や性欲に置き換えても同じことが言えます。
(もしも神経症などによる病的な強迫症状の可能性を感じる場合は医師にご相談ください)
投稿: AYA | 2018年9月18日 (火) 11時03分
返信ありがとうございました。
そうですか。私はこれから少しずつでも民俗学の観点から性について調べて行こうかと思います。
多分、病んではいないと思います。
投稿: 健康 | 2018年9月27日 (木) 00時29分