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2015年7月15日 (水)

「キジの物語」で妄想

※以下に書いたことは個人の妄想です

 

安保法案、委員会可決=与党採決強行、野党反発―あす衆院通過方針

 

件の採決があった今日、何人かの占い師がタロットカードで日本の今後を占ったところ、「力」のカードが正位置で出たケースが目立った。カードの図柄は「ライオンを優しくなでる貴婦人とそれを喜ぶライオン」である(画像)。
まずは「力(Strength)」のカードの意味(一例)を分かりやすい解説サイト()からの拝借でご紹介。

 

●優しい愛情で包み込むこと●相思相愛●強い絆●強い意志と忍耐力●勇気
●自分を知り、自分を受け入れることによる成長
●自制心で気持ちをコントロールする ●困難の克服

 

「力」のカードの意味を読み直してたら、最近リリースされたペプシの「桃太郎(エピソード3)」を思い出した。
あの話、「力」のカードと構図や意味する内容が一緒なのだ。動画では貴婦人が「キジ」で獅子は「カラス」になっている。
まずは動画をご覧あれ

 

この場合、日本の国鳥でもある「キジ」は日本の象徴。「カラスと戦う」という表現を取ってはいるものの、キジが挑んだ「鬼退治」の方法は踊りによる愛情表現。すると兄の暴走は止まる。暴走を止めて鬼の姿から本来の姿に戻って横たわる兄の膝が立っているということは、キジは兄(獅子)を殺したのではなく、癒したということ。
(古代からのカルマを作り出した原因である地母神の抑圧と、その結果始まった東征を含む弱肉強食史により)傷だらけな手負いの獣のようになったキジの心(=カラス)。やがてその傷ついた心が「力(パワー)」に救いを求め過剰に欲するあまりついに暴走し鬼となる。
それは、キジ(日本)にとっての「もう一人の自分」。キジ(日本)の一部なのだ。「不都合(ないし恥)なこと」と見なしたり、恐れたりして目を背け忘れ去ろうとしている自分の一部にきちんと目を向けて、それも自分の一部だと受け入れる。それでもなお自分自身を愛し傷を(カルマ)癒そうとすること。キジが兄を救う(癒す)ために踊り続け、次第に翼が大きくなっていく様子は、自分を癒す(救う)能力が徐々に成長していく様子の象徴にみえた。
天を飛ぶ能力である「翼」は、物理次元(地上の次元)を超えたスピリチュアルな領域の能力を象徴するものでもある。それが癒しの能力、即ち力(Strength)

 

これから、日本の運勢にキジのお話みたいなことが起きるんだと思っとく。
この先日本が向かう方向。それは311で日本列島全域の龍脈が大きくうねって大変動を始めた頃から度々書いていたことと同じ。力のカードに例えるなら、「(抑圧された)自分の姿を知り、そんな自分を受け入れる(愛する)ことによる困難の克服と成長」だ。それには勇気も忍耐も要るだろうが、キジはやりおおせる。
(多分、日本人一人一人のテーマとも重なる? カラスの傷ついた心は日本の集合無意識にあるからだ)

 

カラスが求めている力はPower(権力)。キジが持っている力はStrength(剛毅)だ。ココを間違えないように。そんあキジのカラスを救う力の源は、鳥王国の国民、即ち我々である。
「桃太郎ep3」では鳥王国の国民一人一人が輪になってキジに願いを託し力を授ける儀式のシーンがあるが、あれはフィクションじゃなくて普通にありうることだ。
アレがあるから、キジは「やりおおせる」のだ。

 

余談 今回の採決でひどくお怒りだったりひどく落胆なさった皆さんの中には、今回の安保法案に自分個人が抱えている悩みや鬱屈を投影・同一視しすぎて混同してしまい、『安保法案阻止=自分自身の問題解決(お悩み解決)』という図式を作ってしまっていないか要チェック。その図式は、『安保法案が阻止できない=自分の人生の悩みが解決できない』という図式を無意識に創って自己洗脳するのと同じことだ。これ、すごい怖いことで、深刻な問題や悩みを抱えている人ほど危険。最悪、今回の採決のせいで人生が絶望だと思い込んでしまったり、それで自暴自棄になったり、自分の人生を絶望させたことへの逆恨みを政権や政治家に抱いてしまいかねないからだ。安保法案阻止に非協力的だった友人は自分の人生に関わる問題解決を応援せず突き放す冷血者みたいに見えてしまう危険さえある。

さすがにそれは妄想だ。

そういう心理に陥りそうだと感じる方はとりあえず、今回の法案強行採決とそこに投影・同一視しちゃった自分自身の悩みや問題・課題は別々に処理しなきゃいけないモノで、当然ながら解決方法も発生原因も背景も全然違うものであることを要確認。感情移入しすぎるとそこが混同・一体化してしまう(=社会と内面の同一視は社会を私物化した上での社会変革を求める独裁者系革命家と同じ心理に陥る危険がある)ので、もしそうなっちゃっている皆さんがいたら冷静になって法案や強行採決に投影した「自分自身が抱えてるモノ」にフォーカスし、しっかりと向き合って欲しい。それが、「自分を知り、そんな自分を受け入れる(愛する)ことによる成長と困難の克服」が出来るようになる第一歩だ。
一人一人の心が変化すれば一人一人の運勢が変わる。一人一人の運勢が変われば、国の運勢も変わっていく。一人一人が成長し困難を克服すれば、自ずと国もそうなっていく。
次回、「抑圧された自分の姿(=力のカードのライオン・キジにとってのカラス)」についてもう少し突っ込んでみる。
キジの中にカラスがいるのなら、我々の中にもカラスはいる。キジの中にカラスを救う力があるのなら、我々の中にも「内なるカラス」を救う力はある。

 

オマケ:
日本の個性化←日本の運勢と「自分を知り、そんな自分を受け入れる(愛する)ことによる困難の克服と成長」をテーマにした話
日本の個性化2←とりわけ、「カラス」の心理は多分これだと妄想した。ここで書いてる「キジ」は今回のキジとは別モノなので注意。

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コメント

ブログいつも拝見してます。
台風18号の針路が伊勢や豊川など中部地方のパワスポをヒットしていますね。
安保法制が問題になっている時期なだけに何だか意味深です。

>だつさん

昨年からほぼ放置していると言っていいレベルのブログをご覧いただいて恐縮です。

おっしゃる通り、台風18号は色々と不思議でしたね。あの台風の影響で北関東~東京にかけて大雨を降らし鬼怒川を決壊させた直線状の雲が発生したんですが、その雲が見事に日光~江戸にかけての北極星の通り道と一致していました。
いわば北極星レイラインとも言えるこの線は徳川幕府の呪術でもあります。江戸城と東照宮を結ぶ線を北極星の通り道と一致させたんですね。
安保採決直前にそんな曰くありげな線の雲が発生して大雨(水気押し寄せ)を発生させるというのは妙な現象に思えました。
1960年にも大騒ぎになった「安保」というこの国の課題は、江戸時代から続く因縁を秘めているのかもしれません。
60年安保も15年安保も、(国民より自分達の利益を優先するかの如き)その強引な進め方は、民主主義というより封建時代の名残を引きずっているかのようではあります。

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