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2014年10月 3日 (金)

御嶽山にまつわる奇妙な話

※以下に書いてあることは全て個人の妄想です。御嶽山噴火に伴う被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。犠牲者のご冥福をお祈り申し上げます。

 

スコットランドの騒ぎも収まってニュースが静かになるかと思えば、今度は日本の霊山にしてパワースポットの御嶽山が噴火し、多くの犠牲者が出てしまった。
頂上の祠には大己貴命少彦名という国造りの神様が祀られていたが、壊れてしまった。もしかすると今までやってきた国造りが破綻した暗示かもしれない。というのも、この御嶽山、頂上には破壊された祠とは別に神社があり、そこに祀られている神のなかに、「国之常立神」」という神様がいる。名前の意味は「国の大地が立ちあがる」だ。そして、噂によればこの神様、別名が「艮の金神」であるという。神々の勢力争いに敗れ、鬼門に封印されたといわれている神様だ。古代に始まった日本の「国造り」は、この神様を封印した状態で進められたわけ。大地を司る国之常立神の封印は、即ち国の龍脈を封印したことを象徴している気がする。国の大地(龍脈)を封印した上での国造り・・・国造りというよりは、「侵略」だ。この事が、巡り巡って近代になった時、以前書いた「例の神経症()」の感染を招く体質を日本に作ったかもしれない。
あの噴火、今まで本来の姿を抑圧されていた龍脈(国の大地)が311以来少しずつ復活して行く動きの一環のように見えてしまった。そうやって封印されていた国の大地が立ちあがると、今まで為政者側(大地を封印して国造りしてきた側)が乗っていた国造りの運気的地盤はひっくり返ってしまうだろう。龍脈は従来型の為政者に従わない。有利な運気も供給しない。
この話に関しては2011年からずっとこのブログで言ってたことと同じ。

◆御嶽山とレイライン
封印された大地(龍脈)・・・そんな象徴を帯びた神様がいる(かもしれない)御嶽山は、富士山~白山を結ぶレイラインの真上に位置する(画像)。日本海を越え白頭山まで続くこのレイラインが変動(火気流失)しているのかもしれない。富士山が特別な山であるのは言わずものがな、白山は中国大陸から朝鮮半島を流れる大きな龍脈「北龍」が日本に入る時の玄関口みたいな場所にある霊山である。3つの霊山が一直線上にキレイに並んでるのは見た目にも不思議だ。
さらにこのレイライン、富士山よりも先に線を伸ばしていくと、関東大震災の震源になった相模トラフや伊豆大島を有する龍脈に到達する。御嶽山噴火のつい前日、その龍脈が変動したと思われる2つの現象が起きていた。一つは大島近海の地震()、もう一つは国が「特に重大な事故」として初認定した小田原厚木道路のバス事故()。両方とも件の龍脈エリアで発生した現象だ。
この龍脈、妻を失った傷心のヤマトタケルと縁深い龍脈である(関連記事←『◆あづまの由来』を参照)。彼が東征中に自分の失言がもとで失った妻を嘆いた場所がこの龍脈地帯なのだ。
ヤマトタケル神話の元ネタとなる古代日本で行われた「東征」・・・これが日本の地母神イザナミを黄泉の国(冥界)へと封印し、東征時代に行われた呪術は日本の龍脈を封印してしまうことになる(妄想)。軍需産業を象徴する製鉄の神(火の神)を産んだイザナミは、やけどで死んだ(詳しい経緯はこちら)。
古代は出雲などで「沢山の鉄製武器」が作られ、東征を勝利に導いた。しかし大規模な製鉄はしばしば豊かな自然環境(地母神)を破壊した。イザナミのお墓は古代に大規模製鉄の中心地だった出雲にある。

◆籠の中の鳥は♪
ちなみ御嶽山を通る富士山~白山の2地点に伊勢神宮を足して線を引くと、割ときれいな三角形が出来る(画像)。これもちょっと神秘的。
個人的な妄想だが、この三角形ラインに重なる逆向きの三角形ラインが存在したら面白いなと思った。二つの三角形を重ねると、カゴメ紋(六芒星)になるからだ。童謡の「カゴメ歌」にある「籠の中の鳥」と呼ばれている何かは、そうやって出来たカゴメ紋内の地域にいたりしてw 地図を開いて上記の三角形ラインを重ね、脳内でさらにその上からカゴメ紋を形成するように「妄想三角ライン」を上書きしてみると、妄想上のカゴメ紋内にやはり霊山とされている「恵那山」を見つけた。ここは地形的にも運気的にも「日本を支える背骨」と言える龍脈、中央構造線に位置する山だ。伝説によると、日本の地母神イザナミが天照大神を産んだ時に赤ん坊の彼女を包んでいた胞衣(えな)と胎盤が埋められたのがこの山なのだという。今もイザナミがこの山の神社に祭られている(天照大神の生まれ方は諸説あり、古事記ではイザナミから生まれたのではなく、イザナギの左目から生まれたとある)。

イザナミと国之常立神(丑寅の金神)。どちらもこの国の大地と縁深く、そしてどちらも封印されてしまった神だ。太古に黄泉の国へと封じられた日本の地母神である彼女が「出やる」時、そして鬼門の方角に封印された国之常立神が「出やる」時、それまで「籠の中の鳥」だったこの国が持つ本当の運気が「出やる」=この国が本当に開運する・・・抑圧(=封印)された本来の姿を取り戻そうと変動を続けるこの国の龍脈(=国之常立神)が身じろぎしている大変動の流れはその方向に向かっていて、蘇ったこの国の龍脈(中央構造線)からいつか「籠の中の鳥」は出やるとしたら・・・山頂に国之常立神(艮の金神)が祀られた御嶽山の噴火は、鳥籠の網目を一つ破ったようなものかもしれない(妄想)。

カゴメ紋は、天(=鶴)を意味する上向きの三角形(△)と、地(=亀)を意味する下向きの三角形(▽)を統べた形、即ち六芒星だ。「鶴と亀が滑った」は「鶴と亀が統べた」の訛りではないかというオカルト説もある。つまり「天地がつながった」という意味。
いわゆる運気・運勢が具体的な形に現象化していく流れには「天、地、現象化(発生・顕現)」という3段階に分けられるかもしれない。物事を現象化させる「運気」は地上よりも上の次元(天)から地上へと「降りて」来る。運気が地上へ降りるとそれが現象化し、目に見えるようになった現象の有様をみて人間は運が良いとか運が悪いとか言う。運気が天から地上に降りる=「天と地」が統べることで「籠の中の鳥(=運気)」は目に見える形を得て地上に現象化する(=出やる)。鶴と亀が滑る=天と地が統べる→鳥が出る。△(天のマーク)と▽(地のマーク)を統べた六芒星の図形が「かごめ」。その中から「鳥(運気)」は出てくるのだろう。
カゴメ歌は特に、封じられた「鳥」について歌っている。

◆いついつ出やる
御嶽山を含め、龍脈上に位置する(=その国や地域の運気を現象化させるエネルギーの強い場所に位置する)ことが多い「霊山と呼ばれる場所も、「天と地を結ぶ(統べる)=運気を降ろす」場所なのかもしれない。
その国の運勢はその国自身が作るように、その人の運勢はその人自身が奥底(無意識)から作っている。自分を誕生させる運勢さえ心の奥底に潜む自分の魂が作っているという。
その国の集合無意識の中にも個々人一人一人の無意識の中にも宿っていて、それぞれの魂が望む生き方(本人が心の底から本当に望む生き方)を実現するのにふさわしい独自の豊かさ(対人運・金運・仕事運etc)を作る環境インフラがある。これが「地母神」のモデルだ(妄想)。人間には自己実現用の本能とそれを支援する独自の環境インフラがあり、それを地上で最初に発動させるのが「誕生(最初の自己実現)」かもしれない。

国や社会を構成する個々人が魂の望む方向を自覚し環境インフラの支援を得てそれを実現する(スタンドプレーする)ことで、自然と国や社会自体が集合無意識規模で開運する(チームワーク化する)仕組み・・・それがこのブログで時々言う「スタンドプレーから生まれるチームワーク(和)」だ。日本で「籠の中の鳥」が出る(日本が開運する)時もこの仕組みが関係すると思う。つまり、この国を構成する私達一人一人の自己実現(=開運)が国の開運に寄与する。そういう意味では「国のために国民を犠牲にする」手口で国造りをしても国は開運しないと言える。
この国の自己実現(=開運)の本能に相当するのが龍脈神「国之常立神」で、この国の自己実現(=開運)を支援する環境インフラに相当するのが地母神「イザナミ」かも(妄想)。
龍脈や霊山は、私達で構成された国が本当の意味で自己実現(開運)する方向に運気を流しているのかもしれない。その運気は本来、単に為政者や国民のエゴを満たすだけの方向には流れない(呪術的に流れを捻じ曲げることはできても、いつか反動で元に戻る)。
ゆえに、単なるエゴレベルの願望を満たすためだけの願掛け目的で霊山やパワスポを訪れても、どの程度効果があるのかは不明(もしも願いが叶わぬ時は)。

この国に開運効果を出すには、この国を構成する我々が己の魂に秘めた自己実現用の本能と独自の環境インフラを信頼し発動させ「スタンドプレー」をすることがカギだ。それには、各々が心の表層にあるエゴだけの満足(表面的な満足感)を追求する小手先の生き方・選択ではなく、本当に心の深い奥底から魂を満足させるような生き方・選択を見つけていく必要がある。後者を選び意図すれば、それをスイッチに自然と環境インフラが発動し運気は流れそれは実現する。それが本当の自己実現。エゴだけが満足するのではなく、満場一致が自己実現のカギ。
自分の魂を満足させる生き方や方向性を見つけたいと本気で思ってるとそれが実現するように環境インフラが発動する。この国の自己実現本能(龍脈神)とこの国を構成する国民一人ひとりの自己実現本能が環境インフラ(地母神)ごと集合無意識規模で同期・共鳴したら、すごい開運力になる。時間はかかるかもしれないが、311以降目まぐるしく変動する日本龍脈の動きを見ていると、運気が現象化するまでの時間の流れは加速している。集合無意識レベルでも個人レベルでも、「籠の中の鳥」が出やすくなっている気がする。日本の封印=鳥籠は、デミアン風に言えば「卵の殻」なのだろう。自分の殻というやつでもある。
(それは日本だけじゃなくて、御嶽山噴火とシンクロしてデモの運気が急膨張した南龍のパワースポット香港でも? リーダーはなんと17歳。香港の運気、北龍上にある北京政府の運気を揺さぶっている。北龍と南龍の合流地点には火山性地震を増やしつつある霧島が・・・)

余談:
「カゴメ歌」の2番には「つるつる滑った 鍋の底抜け底抜いてたもれ」という歌詞がある。日本人が囲炉裏使ってた頃は、囲炉裏に吊り下げて煮てる最中に鍋の底が突然抜けたらさぞかし蒸気と灰が舞い上がるだろう。まるで今回の噴火のように。
御嶽山の噴火に居合わせ危ういところで下山した登山客の話によると、火山灰の積もった地面は滑りやすくて「雪山を滑るように」下山したという。他にも「尻餅をついた」と語る人をテレビで見た。
・・・「つるつる滑った」らしい。

前から書いてるが、火山の噴火や地震などの龍脈変動は大地の火気が流出する現象なので、その反動で水気が押し寄せてくることがある。現在、台風18号という巨大な水気の塊が日本の、しかもあのレイラインに接近中。御嶽山の様子だけに気を取られず、台風への注意も忘れたくない。

 

2014.10.5追記
クニトコタチ(丑寅の金神)を封印した上で成立していた国造りの破たんを連想させる御嶽山の噴火。その後まもなく出雲大社で「イザナギ・イザナミの国造り」を模した皇族と宮司の婚礼。これは意味深な暗示?

2014.10.6追記
台風18号による土砂崩れが将門封じで有名な成田山の別院を潰した。また、「イザナギ・イザナミの国造り」を模した婚礼の翌日に台風が伊勢の夫婦岩の注連縄を全部切っていった。今回の台風、かなり「狙ってる」気がする(オカルト脳)。

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コメント

こんばんは、

御岳山の犠牲者の方々のご冥福を、お祈り申し上げます。

日本の神々が封印された、龍脈が通る山で噴火した。

祀られた神々が封印を解いて 、

現れる。

一人一人の無意識世界的な、変革が現れてくる?

10月8日の皆既月食を境に、世界的な変革が始まると他のブログにも書いてありました。
占星術的には、凶らしいけれど、
今の日本人に必要な変革が始まる気がします。
何が大切なのか、自分は、何が出来るのかを、
一人一人が変革する時代になってきているような気がします。
不思議な妄想、これからも楽しみに待ってます。

>義月 静堂さん

お楽しみいただきましてありがとうございます。
日本を構成し、日本の現状・運勢を創っているのは日本に住む私達でもあり、そういう言う意味では私たち一人一人が日本における「八百万の神」です。
「日本の神々が封印されている」ということは、私達の中にある内なる魂の力が封じられているということでもあるのかもしれません。
その封印を解く時期が来たのだと思いたいです。

8日の皆既月食はパイオニア的な性格のある牡羊座の位置で起きます。しかも変革を司る天王星の近くで起きる皆既月食。これは上記のような封印解除の流れを後押ししてくれたらいいなとか勝手に妄想してますw
http://biznot.xsrv.jp/how-to-watch-a-total-eclipse-of-the-moon-spiritual-2751

まずは亡くなられた方の御冥福をお祈り致します。
壮絶だったみたいですね。
正に一寸先は闇。色即是空 空即是色。
ただいま台風真っ只中です。最近の天災は本当に意味深ですね。

それにしても神を封印って当時の支配者は恐ろしいことをしたものです。
国の規模だと大きすぎてピンとこないけど、会社で考えるとわかりやすいですね。
従業員、それも末端で現場に携わる人がいないと
会社が営業できませんもんね。
なんて事を台風の日に頑張って出勤する日本国民を見守りながら
考えています。

>ぷうままさん
最近の気象は単なる自然現象というより超常現象に近くなっている気がしてしまいます。今回の台風にしたってそうです。
出雲大社での婚礼翌日に伊勢の夫婦岩の注連縄を全部切っていくわ、ついでに横浜にある将門封じのお寺(成田山別院)を壊していくわ・・・
(しかも台風19号がまた近づいているという)

ま、「驕れる者久しからず」ってやつですかね。
久しくないっていう割に運気だいぶ長く続いたけど。

長野県北部で地震ありましたね。
今回は善光寺の境内の燈篭が倒壊したそうです・・・うーん。

話は変わりますが、日本列島の誕生という動画を見つけました。
http://www.youtube.com/watch?v=hVsWfQGb7Hs

かなり古い教育映画のようですので、情報が古いかもしれませんが
6:20以降あたりからの列島誕生までが興味深かったです。

私はまるで胎児の成長のように感じました。
色々な要素で日本の国土が作られているのも
八百万の神を彷彿とさせます。
新しい島もまだ成長してますしね。

震災以降は色々な意味での転換期なのでしょうね。

>ぷうままさん
善光寺もパワースポットだという噂ですね。あの地震、多くの家屋が潰れるほどの破壊力なのに死人が一人も出なかったのは不幸中の幸いかもしれません。

ビデオ見ました。まさに「国産み」とか「国の大地が立ちあがる(古語でクニトコタチ)」みたいな有様ですね。

解散直後でしかも新嘗祭当日にあの地震。すごくオカルトな秘密があるように思えてしまいます(妄想)。

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