続 鳩山元総理をタロットに例えると?
このブログ的に興味深い現象がシンクロニシティーを起こしている。これから書くことは、数年前の記事「鳩山元総理をタロットに例えると?」の続きというか追記みたいなもので、先にそちらを読んでいただければと思う。この記事に出てくる「愚者」は、決して人を馬鹿にする意味のものではないと分かるだろう。
(※以下に書いたことは全て個人の妄想です)
◆裸の王様、永田町を大いに騒がせる?
先日、タロットカードの「愚者」を彷彿とさせるシンクロニシティーが起きた。
まず、以下の報道。
鳩山元首相 「私は、官僚たちの反発で “裸の王様” 状態になっていた」――(基地移転)を具体化するために外務省なり防衛省なり官僚に知恵を出してもらうはずが、笛吹けど踊らず状態だったと?
鳩山 そうです。まったく踊らないどころか、これは後にウィキリークスによって明らかになった話(*)ですが、例えば日本の官僚がアメリカ側に「鳩山政権にもっと厳しく対応してくれ」と要請していたりした。それは私が首相を辞めた後でわかったことなわけですが……。
――日本の官僚が「うちの首相を潰(つぶ)してください」とアメリカに頼んでいたのですか?
鳩山 ワシントンの駐米大使も「鳩山内閣は自分たちの思い描いている安全保障の理論と違う。だから早く自民党政権に戻すように」という動きをしていたようです。
私自身、彼らが「面従腹背」、つまり、表向き私の言うことを聞くふりをしながら、裏では足を引っ張る態度でいたことをわかっていなかった。
その反省を今は大変強く持っていますが、現実には多勢に無勢というか、“裸の王様”状態になっていたのは、お恥ずかしい話ですが事実だと思います。
・・・これ、さらっと言ってるけど実はかなりエライことなんじゃないか? と思った。政府の下で働くはずの官僚達が自分達の都合のためだけに外国に向かって自国の政権を潰すように頼んでいるわけで・・・
「日本は自民党政権じゃない限り官僚が働かない(官僚は自民党のためにしか働かない)」という有名な噂(陰謀論?)は聞いたことがあったけど、それってもし本当なら税金から給料もらってる官僚達が国民のためには働いていないということでもある。自民党も官僚も、主権者は税金払ってる国民じゃなくて自分達だと思っていることになる。
そんな「噂」の裏付けになりかねないインタビューが報道されたら後々大きなショックを永田町に与えるんじゃないかと思うのだが・・・
そんなことを考えさせられたインタビューのリリース同日にこの事件
国会議事堂に男侵入=90分後に発見、逮捕-警視庁
19日午後3時25分ごろ、東京都千代田区永田町の国会議事堂敷地内に男が侵入したと周囲を警備中の警視庁機動隊員から通報があった。同庁麹町署員らが駆け付けて捜したところ、午後4時50分ごろ、衆院第1議員別館付近で上半身裸の男を発見、建造物侵入容疑で現行犯逮捕した。
同署によると、男は20~30代とみられ、身分証などの持ち物はなく、意味の分からないことを話している。同署は侵入した目的などについて調べている。
なんと、よりによって何故か上半身が裸・・・まさに、「裸の王様、永田町を騒がせる」である。真っ先にタロットの「愚者」を思い出した。起源は為政者を皮肉ったギャグで秩序をひっくり返す道化師。 オカルト的には、集合無意識から現れようとしている変化の流れと真っ先に同調・連動した言動をするトリックスターみたいな役割を果たす人物や物事。私は以前から鳩山氏がそんな「愚者」の役割を無意識に行っているんじゃないかと思っていた。そして彼(裸の王様)へのインタビューリリースと同時に起きた今回の「半裸男侵入事件」。かつて発生した「パンツ一丁の訪問者」を思い出させるような裸の侵入者もまた「愚者」ではないかと思う。
二人の「愚者」・・・これはちょっと興味深いシンクロニシティーなんじゃないか? こういうシンクロ現象が起きるということは、あの「裸の王様」へのインタビュー報道が集合無意識規模(この国の運勢規模)で重要な意味を持ってくる可能性を感じる(妄想)。「王様は裸であるという事実(=タブーの象徴)」をこっそり穴の中で叫ぶどころか、メディアが報道しちゃってるわけで。
やはり311や西之島拡大や御嶽山噴火などの龍脈変動効果は半端ない?
・・・なんて妄想していた翌日、インタビュー記事の後編がリリースされた。
過熱する沖縄県知事選直前! 元総理大臣・鳩山由紀夫の弁明【後編】「官僚は私を諦めさせるためにウソをついた」―ところで、辺野古に戻したことを悔いているとのことですが、実際にどの段階で諦めさせられたのでしょう?
鳩山 この問題に解決のめどがつけられなければ2010年の参院選に勝てないと考えたのが戦術ミスでした。
参院選が7月なので、タイムリミットは5月。政権発足後はまだ時間的余裕があると思ったのですが、最初の数ヵ月は予算編成などでまったく余裕がなくなってしまい、気がつけばもう4月、5月しか残ってない。この期間で基地移設を議論するのはあまりにも性急すぎた。
しかし、この数ヵ月の間にいくつか提案もいただき、最も有力な案として残ったのが鹿児島県の徳之島でした。2009年12月頃に徳之島の青年たちや当時の町長から、「島の活性化のため普天間の移設先として徳之島を」というお話を非公式にいただき、この方向でなんとかしたいと動いていたのです。ところが、その情報が外に漏れて一斉に反対運動が巻き起こり、今まで賛成していた人たちや町長さんたちも、反対と言わざるを得なくなって潰れてしまった。
さらに、県外移設を諦めたもうひとつの決め手が、当時、日本の官僚を通じて「米国の意向」として伝えられていた「普天間基地の移転先は沖縄の海兵隊基地から60マイル以内」という条件です。60マイルというと約96km圏内ですから、徳之島はもちろん、そもそもどうやったって沖縄県外には出せない。この話で心臓を刺されたような感じになりましたね。―それは本当にアメリカからの要望だったのですか?
鳩山 いいえ。これも後でわかったことなのですが、アメリカ側からはそんな条件は一切出ていなかったのです。
(中略)
―あえて厳しい言い方をすれば鳩山首相をはじめとする当時の民主党が、官僚のコントロールやメディアの使い方、時間のマネジメントなど、政権担当能力が足りなかったとは感じます。
ただ、すべてを民主党政権のせいにするのではなく、あのとき、実際に何があったのか? 「最低でも県外」の実現を阻んだのはなんだったのかを検証することは、今、沖縄の基地問題を考える上で必要だと思います。
尖閣をめぐる中国の攻勢など東アジアの情勢は、鳩山さんが首相当時と大きく変化しています。それも含めて沖縄の基地問題を今どう見られていますか?鳩山 先日、菅(すが)官房長官が沖縄に行き、「あと5年で普天間を運用停止する」と明言しました。しかし、仮に辺野古に基地が造られるとしても2019年には間に合わない。それでも普天間を運用停止できるなら、そもそも辺野古は必要ないことになる。それを官房長官自らが言ってしまったのです。もちろん、この発言が知事選に向けた単なる空手形であれば、5年で普天間運用停止が実現可能かどうか考える必要もないのでしょうが……。しかし、この選挙は単に沖縄のトップを決めるだけではありません。これは日米関係の将来を大きく変える可能性のある、大変意味ある重要な知事選だと、私は認識しています。
このインタビューが世間と永田町の運気にどのような影響を与えていくことになるか、気に留めていきたいと思う。
官僚のコントロール・・・これは政治家達だけじゃなく、彼らに給料払ってる国民もそれに参加できた方がいい気がしてきた。
◆裸の王様が起こした移転騒動の裏で怖い話?
当時、鳩山氏の進退を決める参院選が2010年7月だったので、鳩山氏の動けるタイムリミットは2010年5月。
そんな2010年4月30日夜、徳之島の町役場職員が近所にある「亀徳」という地名の海岸から水死体で発見される(※)。目立つ外傷は胸部の擦り傷。現場の水深は、わずか70㎝。警察は貝を採ってるうちに溺れた(=事件性はない)ものと判断。
職員死亡の翌日、それまで「島の活性化のため普天間の移設先として徳之島を」と言っていた徳之島の3町長がこれまでの方針を急転換して、首相と面会し基地移設反対の申し入れをした。
当時この水死事件を扱った2chのスレッドでは、真偽不明のこんな書き込みが。
511:名無しさん@十周年 :2010/05/01(土) 19:12:29 ID:UFi24qaL0
亀徳は浅瀬でもなく
急に深くなるような磯場です。この時期はウツボが多いので水深30~70cm程度なんて
ウツボの巣だから怖くて入らないよ浜辺も砂利とか玉石だらけなんで貝が採れるような場所でもないし
そもそも亀徳の海で貝採ったら漁協に注意される。833 :名無しさん@十周年:2010/05/01(土) 22:49:37 ID:UFi24qaL0
>>820
ウツボは夜行性なので
この時間帯に海に行くことはないですねぇ…786 :名無しさん@十周年:2010/05/01(土) 22:42:15 ID:UFi24qaL0
前スレの511ですけど言い忘れてたけど
昨日の18:00から21:00にかけてが「満潮」の時刻です。
尚更ありえません。満潮時の潮位は167cmです
・・・徳之島に亀徳、そして徳之島を根城にしていた議員といえば、あの徳洲会事件(お金の不徳を正す島(?)が出現した時の事件)で起訴猶予になった徳田虎雄氏だ(鳩山氏の基地移転打診を拒否)。
・・・やたらと「徳」の字が目立つ割には、事件の様子や当時の書き込み(あくまで真偽不明)を見てると何やら推理小説めいた不徳的・背徳的な空想をさせられてしまうのは気のせいだろうな。
(徳洲会の中で長らく専制君主の座についていた徳田虎雄氏の運勢変化は、長く戦後日本の王者だった自民党の運気が変化していく未来を暗示・・・するのかどうかは定かじゃない)
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