日本の一年占ってみた
占星術の世界では、「春分図」というその国の一年を占う天体配置図がある。占星術をやっている多くの人達が、日本の今年の春分図は非常に劇的な運勢の暗示を感じているようだ。
以下、趣味で使ってる占星術ソフト「アストロロギア」より。鑑定結果が捏造ではないことを示すため、ソフトの原文ママ。あくまでも遊びの占いです。
木星と天王星が非常に強いスクェア
発展と変革のあいだの緊張。この世代においては、急激な社会の変化によって矛盾や問題が生じやすい。個人的意味は、自分のやり方にどこまでも固執してしまうこと。その頑固さに、内省能力が加われば吉。
(まず税制分野を連想した。また、この木星はアメリカの星座である蟹座に位置している。天王星は貿易を示す場所にあるので、多分日米関係やTPP、こういう分野でも『急な変化による影響』が出やすい?)
天王星と冥王星が強いスクェア
異常なまでの大事件の可能性を示す世代的座相。あまり強い意味はない。
(今年の春分図が劇的だといわれている理由は、冥王星が従来ならあまり強い意味を持たないこの星回りの意味を強めてしまう特殊な配置になっているから。どちらも原子力を司る冥王星と天王星がアメリカの星座に位置する木星と3すくみになっているのが不気味。原発再稼動・増設のことだとか、非核三原則見直しの暗示だと解釈する人もいる。個人的には、政治的なパフォーマンスを含めて、今年の日本も非常に男性的・父性的な振る舞いをすると見た。原発関連で大事件起きたらと思うとゾクゾクする)
金星と天王星が強いセクスタイル
独創的な新しい美を生み出す才能ないし素質の持ち主で、イラストその他の芸術的分野に適性。恋愛観も進歩的。風変わりな人物に惹かれやすい。物事を平和的に変革してゆくことができる。
(芸術・工芸やアニメの分野は吉か。クールジャパンも運気好調?)
木星と冥王星が衝
暴走の可能性を示す世代的座相。
(冥王星が父性の山羊座にあるので、今年もアドレナリンドバドバの男性的なガス抜き&注意そらしが行われる傾向。その演出に大衆心理はまんまと引っかかり煽動される? その背後にあるのは強いストレスや不安感だ。忍耐と泣き寝入りの混同から来る問題解決そっちのけの憂さ晴らし衝動にも注意。目先に誤魔化されず背後の本質を見る力が欲しい。国民自らメディアリテラシーや自己欺瞞を防ぐ力をupさせることは開運法になると思う※)
水星と海王星が合
吉角・凶角両方の意味を併せ持つが、吉意が強い。未来に対して美しい夢を描き、それをはっきりと表現してゆく。芸術分野においては、幻想的で詩情あふれる表現力を持つ。ただし、やや耽美的、自己陶酔的で、押しつけがましいところあり。抽象的な学問分野にも適性。言葉で説明するとややこしくなる複雑な事柄を、イメージとして直観的に把握できる。
(芸術だけじゃなく、ダンスなどの芸能分野でも吉か。また、ソチ五輪等では日本選手の優れた演技が見れるかもしれない。)
月と金星が弱いスクェア
わがままでぜいたく。虚栄心あり。尖鋭的な美意識を持つが、精神的な葛藤あり。しばしば母親や恋人と不和。
(バブル期を思わせる風潮や流行が仕掛けられるかも。ともすれば現実逃避的な虚飾・虚栄。日本が父性的・男性的方向に偏りすぎて地母神との縁を活かせない暗示? ※ 個人的には現政権がプッシュしてる国内カジノ構想も連想した。基本的にギャンブルは男性性を帯びてる。今年も大衆心理は問題解決をごまかされ憂さ晴らしに誘導されやすいのか)
月と冥王星が弱いセクスタイル
異常なまでの感受性を持つ。しばしば病的。強迫神経症、自閉症などを暗示。
(男性的・父性的なイメージを前面に押し出して求心力を作る手法は、自閉的な視野の狭さと隣り合わせ)
木星と海王星がごく弱いトライン
発展と夢幻の調和。美しいビジョンにもとづき、うるおいのある発展をもたらす世代。個人的意味は、幻想的なものに対する強い適性。理想主義的な高潔な精神。
(神秘的なもの・スピリチュアルなものがブームになる? 雇用問題が改善するといいんだけど)
月と土星がごく弱い合
凶角と似ているが、もっと鈍重。猜疑心が強く、陰気で冷酷。人間不信。しかし集中力はあり、感情を押し殺して物事に打ち込むことができる。自分の感性を冷静に発揮できるという意味もある。
(秘密主義と国庫を司る蠍座11室での合なので、去年もめたあの法案とNSCが関わっている暗示なのだと思う。また、あの法案やNSCを占った時、何故か経済に関する暗示が出たのだが、日本の春分図にも金星関連で同じ暗示が出てるようだ。日本のNSC長官はパチンコ・パチスロ・カジノ利権を持っていると報道されている※。特秘法とかけてギャンブルと説く。その心は『ポーカーフェイス』。まさに月と土星の合にぴったりなイメージ)
« 謹賀新年 | トップページ | 戦後の男性性と女性性 »
「占い」カテゴリの記事
- 第2次トランプ政権占ってみた(2025.01.25)
- 2025年の日本春分図サビアン(2025.01.05)
- 情熱の矛先(2024.11.03)
- 石破茂氏占ってみた(2024.09.27)
- 中国軍機の領空侵犯を占った(2024.08.28)
« 謹賀新年 | トップページ | 戦後の男性性と女性性 »
コメント