宮崎駿氏占ってみた
月と水星が強いスクェア
神経質で移り気。情緒不安定。イライラしやすい。実際に感じることと表現することとのあいだにギャップがある。虚言癖、または、生まれ育った環境のせいで気持ちを素直に表現できない。行動にも気紛れで軽はずみな要素あり。知的好奇心は旺盛だが、飽きっぽく、物事を表面的にしか理解しない傾向あり。
(頭は良いけど葛藤が多いタイプの星回り、頭の回転率はとんでもない人だと思う。宮崎氏曰く『昔のインテリは内気だからではなく、頭が良すぎて言葉数が少ない』とのこと。彼自身がそういうタイプかも)
木星と冥王星がスクェア
暴走の可能性を示す世代的座相。
(生まれた頃は国が暴走してて、学生時代は学生運動全盛期)
木星と土星が合
いわゆる大合。20年に1度生じる。アクセルとブレーキの結合。表裏一体を成す権利と義務。やめるべきことをやめ、始めるべきことを始めるという重い責務が課せられた世代。この年は社会的にも重大な分岐点になりやすく、吉と出るか凶と出るか両極端。開戦に向かう 1940-41年は凶と出た例。西暦2000年に再び大合ができる。世代的な座相であるが、個人的な意味もかなり強い。この合を持つ人は、運命的に重い責務を背負う。キリストはこの大合を持つといわれる。
(常に時代の先を見通した作品を作って来ただけに、すごい意味深。オバマ氏や麻生氏と同じ星回り)
火星と海王星がセクスタイル
情熱とビジョンの調和。未来に向けて美しい夢を描き、夢の実現のために情熱を傾ける。勇気があり、勘も鋭い。直感的に大胆な選択をできる。
水星と土星がトライン
知性・表現力と抑制の調和。研ぎ澄まされた簡潔な表現をなす才能ないしは素質を持っている。勉学においては、地道で着実な努力を行い大成する。どちらかといえばやや陰気だが、控え目で魅力的な人柄。
火星と冥王星が弱いトライン
異常なまでの情熱の持ち主。揺るぎない勇気をもって、とことん頑張ることができる。肉体的な愛情関係において、官能的な強い喜びを得ることができる。
(空を飛ぶ描写に優れている宮崎氏。夢判断では、異性と一緒に飛ぶイメージはその異性と『身も心も結ばれる』ことを象徴する。彼の作品に出てくるヒロインは彼のアニマなのだろう。よく空を飛んでいる。某作品に至っては、飛行機自体に菜緒子というアニマが投影されている)
太陽と水星が弱い合
活力と知性の結合であるが、あまり強い意味はない。一応、インテリタイプの合理主義者と解釈できる。しかし、他の配置によっては、太陽の「消耗」というマイナスの意味が出て、なまくらな知性、あるいは神経衰弱となる。
(幸いにして神経衰弱はしなかった模様)
土星と冥王星がごく弱いスクェア
信じられないような恐ろしい災難、最悪の事態、極度の試練を暗示する世代的座相。およそ10年ごとに生じる。
(そんな時代を潜り抜けてきたし、そんな事態を描く作品も多い)
太陽と月がごく弱いスクェア
半月または満月の日の生まれ。満月(衝)の場合、エネルギッシュで、鋭敏な感受性を持つが、やや浮ついている。浮き足だったり、調子に乗って浮かれ騒ぐ傾向。半月(スクェア)の場合も、内面的なエネルギーは高い。人生において、たびたび今までのやり方を見直し、反省する必要に迫られる。その努力を惜しまなければ、飛躍的な発展につながり吉。
(彼は半月生まれ。文明に対して『今までのやり方を見直せ』と促すメッセージの作品が多い)
水星と木星がごく弱いトライン
高度な知性を持つインテリ。こけおどしや表面的な雄弁ではない堂々たる表現力を持つ。生き生きとした精神の持ち主。陽気で高潔。フットワークも軽やか。さわやかな好人物。
(あんな表現力を持つ人はめったにいないかも)
天王星と海王星がごく弱いトライン
平均すると半世紀に1度ほど生じる世代的座相。美しいビジョンにもとづく変革を表す。とくに意識の変革という意味がある。
(彼の作品が人々の集合無意識に与えた影響は計り知れない)
海王星と冥王星がごく弱いセクスタイル
信じられないような夢をもたらす世代。終戦直後の1940年代後半、および1960年代にもこの角度ができている。
(本当に沢山の夢を見させていただきました)
余談:
幼児期にナウシカを見て衝撃を受け、ジブリを見ながら大人になり、小学生から読み始めたコミック版ナウシカは感性に多大なる影響を与えた。常に彼の作品から刺激を受けそれを栄養として育ってきただけに、宮崎氏の引退は非常に感慨深いものがある。
個人的な話で恐縮だが、実は彼の引退発表の日は私が幼少期から抱えてきた非常に厄介な問題に解決の糸口が見えた日でもある。この個人的なシンクロニシティー、宮崎氏の作品が問題を抱えて原因も解決法も分からずさまよっていた私に心の支えをくれていた日々を思うと、ある種の「卒業」を迎えたような気分になってしまった。
ありがとうございました。あなたに頂いた心の糧をムダにはしません。
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