太陽磁場の異変と金環食で妄想
今回はこのニュース記事から妄想を展開した。
通常、太陽の磁場は南極と北極が同時に反転するが、北極がマイナスからプラスになっているのに南極がプラスのまま変わらない状況が確認されたという。この現象は、約170年前と約370年前に起きたとみられており、それぞれの約10年後には太陽の黒点の数が減って地球が寒冷化していたという。磁場変動した太陽の模式図を見ると、赤道をはさんで1つずつのS極とN極が発生していることに。二つの南と北。近いうちに起きるとされる太陽磁場の4極化はまるで「双子」だ。 太陽磁場が前回「双子化」したとされるのは約170年前。前回金環食が江戸で見られたのは173年前。・・・時期が偶然の一致。 前回金環食が江戸で見えた173年前の日本を見てみよう。173年前の5月には蘭学者の大量逮捕事件「蛮社の獄」が発生している。幕府お抱えの伝統的な朱子学者一派と新分野として隆盛しつつあった蘭学者たちの対立(利権争い?)が背景だ。 蘭学と朱子学。西洋の学問と東洋の学問。どちらも得意な面と不得意な面を持つ。片方だけを選び片方を切り捨てたり痛めつけたりするのではなく、両者が適材適所で連携し、適性を発揮したり不得意面をカバーしあうことで対立するよりもはるかに多くの意義を生み出すことが出来ただろう。日本にとってもプラスになったはずだ。だが残念ながら、それは実現しなかった。「スタンドプレーから生まれるチームワーク(=和)」にはならなかった。 (それぞれの面を巧みに組み合わせて多面的に発展・成長していけたら・・・)
「蛮社の獄」は当時の日本で時代の潮流が変わり始めていたことを物語り、既に徳川幕府消滅と開国へ傾きつつあったことを示す初期の予兆とそれへの反発だ、と言う人もいる。この事件の3年後、即ち太陽が4極化した170年前、日本は無意識のうちに開国へ近づく方向へ方針転換をしている。
新要素を取り入れ変化を求める側と、新要素に反発し従来要素のみを良しとしてあくまで変化を拒む側。
一面性を維持するための対立か、多面的な統合と連携か。
「太陽磁場変化と金環食」という共通点のあるあの頃と今は、なんだか世相が持ってるテーマもどこかが似ている気がする。
日本の首都で5月22日に見られる金環食は双子座の始めで発生する。 これは占星術的・オカルト的に見て牡牛座的な性質のある「戦後日本」という歴史に双子座的な性質のある「震後日本」という歴史が加わっていくことを予兆しているように見えてしまった(妄想)。
日本の個性にさまざまな面が加わっていき、多面的な個性になっていく。今、日本に新たな面が加わり新たな歴史と運気をつむぎだす?
◆牡牛座と双子座
ここで牡牛座と双子座の特質(個性)をご紹介。
牡牛座は地の星座。保守的で堅実。忍耐強く安定性と持久力がある。信頼しやすい。物質的な分野に強く(ゆえに物質的に繁栄しやすく)、粘り強く着実に進むが、融通が利きかず即応力は低い。動きが鈍くどうしても腰が重い。守りに入りすぎたせいで己を縛り、必要な身動きさえとれず結果が裏目に出ることもある(原発対応における腰の重さなんてまさにそれ)。
牡牛座の特質が裏目に出た場合、双子座の視点から見ると、「融通が利かず頑固なだけで何もしない。問題解決能力のない鈍感のろまバカ」に見えちゃうかもしれない。 (あ、そういえば野田首相は牡牛座だ)
牡牛座と対応する体の部位は顎、首全体(耳鼻咽喉)、甲状腺。
甲状腺・・・首の上部に位置するここは牡牛座的な「戦後日本」にとって今やとても皮肉な「ネック」となった象徴的な部位。「甲状腺被爆」をご存知だろうか? 下手をすればこれから多くの人々に出うる症状だ。
双子座は風の星座。進歩的で気まま。好奇心旺盛でフットワークも軽く即応力は高い。情報分野に強く機敏で社交的なので誰とも・どことも広く友好な関係を築ける反面、裏目に出ると安定性が悪く衝動的で、ムダに動きすぎたり、手を広げすぎたり、余計なこと・無駄なことまでやっちゃったり、移り気で中途半端だったり。
双子座の特質が裏目に出た場合、牡牛座の視点で見ると「軽はずみで胡散臭くて信用できない。ろくなことをしないクセにムダに行動力がある分タチの悪いバカ」になっちゃう。
(双子座の裏目部分が世間の鳩山氏に対する評価と似てるw 民主党のロゴが双子化した太陽磁場の模式図となぜか似てるのは偶然?w)
双子座と対応する体の部位は肩、腕、手、自律神経。
どの部位もパソコンやネット・携帯のやりすぎでイカれやすい場所。良くも悪くも色んな意味でネットはまさに双子座的。 ネットに煽動されて衝動的に動いちゃう人々は双子座性質の暗黒面を体現してる?
牡牛座面と双子座面・・・新旧異なる要素が対立することなく連携し、どちらも犠牲にせず活かせれば、それは日本にとって「個性化」のひとつを担うものになるだろう。もちろんプラスになるし、お互いに欠点をカバーし合える。A→Bへの移り変わりではなく、AとBの統合。多面的な特性の獲得と活用。
大事なのはどんな時にどの面を使うか。適材適所で対立せず痛めつけずバランスのとれた統合と連携を司り実現できるのは、AやBよりも上位の広い視点。利権(目先のプラス)に惑わされず、「本当のプラス」を見抜く視点。「自分だけの利益」ではなく、「自分を含めた全体の利益」を見抜ける視点。 目先のプラスにしがみつかなくても楽に生きる方法が見抜ける視点。
その視点、ユング心理学の「個性化」で例えるならセルフの視点だ。古代日本人の発想で例えるなら「和(スタンドプレーから生まれるチームワーク)」というものを実現するために不可欠な神の視点。
そんな視点を持つ機能が、恐らく私たち一人ひとりの無意識の中に隠されている。無意識のそれらが集合無意識の中で連携を合わせると、古代人が憧れ想像した「神の力」が発動する。
双子座的な好奇心と社交性は、東征以来抑圧されたままだった日本の個性とも友好的に交信して抑圧から解放し連携していける可能性を秘めている気がする。
太陽磁場が多面的になりそうな今、太陽をトーテムとするこの国もまた、色んな意味で多面的になるテーマを迎えているのかもしれない?
とある東の国の物語2←例えばこれとか
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