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2012年1月28日 (土)

エア恋愛の意味

主婦がエア恋愛にハマる理由 リンク先の記事より抜粋

有働アナウンサーと「エア恋愛」経験者の主婦2人による座談会では「なぜ主婦がエア恋愛にはまるのか」について議論され、2人の共通点として「夫に弱音を吐けない」ことと「キラキラしていたい」という願望が浮き彫りに。「エア恋愛」の相手を通じて自身を慰めているとの声も上がっていました。

(中略)

妄想の相手はハリウッドスター、韓流スター、ジャニーズタレントといった有名人から、「ブラック・ジャック先生」(妄想人生さん)、「漫画『ワンピース』のロロノア・ゾロ様」(腹巻になりたいさん)など漫画のキャラクター、「一回り下の男のコと妄想恋愛中」(ツナサンドさん)のように身近な人物まで千差万別。

日本では源氏物語の時代から行われていた「心の中で楽しむ恋(妄想)」に対して「エア恋愛」なる表現まで生まれる時代になったようだ。

◆ダヴィンチもエア恋愛?
かの有名なルネサンスの巨匠、レオナルド・ダヴィンチもエア恋愛をしていたという説がある。彼はそのお相手(多分彼のアニマ)を絵に描いて、生涯大切に持ち歩いた。フランスで生涯を終えたときも、その絵はベッドの下で大切にしまわれていた。その絵の名前はモナ・リザ。 あの絵が意外と小さい理由は、持ち歩く前提だったからかも。
(彼の自画像とモナリザを重ねると目鼻立ちが完全に一致
実は、ルーブルで展示されてるアレよりも年齢の若いモナ・リザもある(画像)。
ダヴィンチの「Monalisa」はフランス語の「Mon alisa(私のアリサ)」という意味が隠されているのだろうか(妄想)。
アリサ・・・この女性名はドイツ語やギリシャ語で「高貴な」という意味の言葉やヘブライ語の「楽しみ」という言葉に由来する。ダヴィンチのエア恋愛のお相手(アニマ)は、アリサという名前なのか?(妄想) 

エア恋愛とは、「高貴な楽しみ」なのだろうか? 場合によっちゃそうかもしれない。
「エア恋愛」という現象には、重要な意味が隠れていることがある。無意識の底に隠された「もう一人の自分(=アニマ・アニムス※)」と一つになって己の無意識に封印された新たな可能性を得ようと願っている人の場合には特に。
おそらく、震災以降日本におけるエア恋愛の傾向は加速度的に増加していくものと見られる。日本の集合無意識で、何かが起きようとしている。 「日本」という国自体すら、封印された「もう一人の自分」と向き合おうとしてる気配がある。

エア恋愛は、孤独を癒すことが出来るだろうか? 
その孤独の原因が自分自身の内なるものを見失ったり封印してしまったことであったり、「もう一人の自分」が持っている個性や可能性を求める心理(それを自覚・活用できなくて人生が物足りなく感じる心理)が作り出しているものであれば、エア恋愛はその孤独を癒す「変化の予兆」になるかもしれない。

 

↑エア恋愛の歌として歌詞(日本語訳)を読むと面白いw 歌詞に水という単語が出てくるが、心理学的に 「水」は無意識の象徴(マジ)。このPVに出てくるイケメン(あらゆるところにいるが、どこにもいない)が最後は主人公の部屋(=心の中。己に最も近い場所)にいて微笑むところが意味深。彼はアニムスだろう。
これがイケメンじゃなくて美女や美少女といったアニマに置き換えても同じことが言える。

※アニマ・アニムス:理想の異性像。アニマが女性版でアニムスが男性版。本人の隠された個性や可能性、意欲等を象徴することが多い。ユング心理学の用語)

 

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