最近の台風から連想すること
※以下に書かれていることは全て支離滅裂な個人の妄想です。
四国と近畿、暴風域へ=大型台風、3日未明に上陸-大雨警戒を・気象庁
震災以降、日本各地の龍脈が動くことで、動く前の龍脈に基づいて施されていた昔の呪術装置が機能停止(稼動停止)していってる今年は、台風でも意味深な運勢の現象が発生するのだろうか?
◆台風6号と奇妙な偶然
今年の7月20日ごろやってきた台風6号。コイツの進路と、それが通った後発生した出来事がちょっとオカルトめいてる。
まず6号の進路図に注目(クリックで拡大)。台風の目がピンポイントで狙ったように四国八十八箇所のとある札所付近にだけ接触している。ここは空海ゆかりの地であり、四国別格二十霊場第四番の鯖大師本坊がある(お遍路した菅氏も立ち寄っただろうか)。
オカルト説でいうと、四国八十八箇所はその昔空海が奈良の都とその周辺(多分帝や貴族の生活圏)のために作った結界でもある。巡礼路を設置することでこの場所の気の流れをより活性化することが出来る。
唐の長安で最先端の知識を学んだ空海によって作られた四国の結界。半分神様みたいな伝説を残す空海(弘法大師)の作ったそれが、震災後の龍脈変動で機能を停止しつつある可能性もちらほら出てきた。
台風6号の目が鯖大師付近にピンポイント接触した時、目に近い鯖大師は無事であったものの、暴風域にあった四国霊場第二十一番札所の太龍寺は倒木(樹齢約400年の杉の大木)による直撃を受けて本堂が損傷した。
(四国なら今まで何度も強い台風の直撃を食らっているはずなのに、何故今回はそんな運勢になったのだろう?)
◆奈良で意味深な出来事?
奈良のために作った四国の結界の一部が損傷した時、奈良県桜井市江包にある素盞鳴(スサノオ)神社のご神木も折れて倒れた。このご神木は「江包・大西のお綱祭り」(同県指定文化財)で綱を結ぶために使われていた。
「江包・大西のお綱祭り」はヤマタノオロチ伝説ゆかりの神事である。8つの頭を持つ大蛇ヤマタノオロチ(多分龍脈のシンボル)を鎮めるための生贄にされかけていた稲田姫を救うために素盞鳴がオロチをバラバラに切り刻んで退治したあと稲田姫と結婚した伝説に因み、毎年2月11日(要は建国記念日)に素盞鳴と稲田姫の結婚式を行うのだ。(なお、素盞鳴は皇室神道の主神である太陽神、アマテラスの弟)
そんなやんごとない神事に使ってたご神木が、折れちゃった。オカルト視点では、この神事に秘められていた何らかの呪術的機能が停止したように感じる。
台風6号による四国の札所と奈良のご神木倒壊事件の約5日後、奇妙な地震が起きた。三重県南部が震源なのに、そことは遠く離れた神武東征ゆかりの地(奈良県宇陀市)が最大震度4の揺れを観測したのだ。何故かここだけが震度4だった。
神武天皇は宇陀市で「まつろわぬ者」であった兄宇迦斯(エウカシ)を倒しており、宇陀市には彼らを祭った宇賀神社もある。 宇陀は朝廷御用達の狩猟地でもあった。
四国の札所が損壊した後、奈良のいわくありげな二箇所に意味深な現象が起きた。実は奈良及び近畿には、都を中心にした☆型の結界が作られている。四国の結界とこの☆結界がどういう関係なのかは私にはよく分らない。でも、多分かなり密接に関係してるんだと思う。同じく☆結界に守られていた京都の二条城も台風12号で被災したし・・・
震災による龍脈変動が起きている今みたいな時期は、四国の呪術装置が影響を受けると本当に奈良や近畿にも影響が出るものなんだろうか?
それとも全てはただの偶然なのか?
◆台風12号が接近する出雲と隠岐
今回の台風12号は四国や近畿だけではなく、出雲や隠岐にも接近するようだ。 四国や近畿については先述したので今度は出雲と隠岐について。
出雲といえば、奈良で神木が折れて機能停止した神事『お綱祭り』の由来となったヤマタノオロチ伝説の舞台もまた出雲である。
隠岐といえば、出雲に伝わる「国引き神話」だ。その昔、出雲の貧弱な土地(龍脈)を補強するために越の国(震災の余震激しい長野北部や新潟中越を含む地域)や隠岐から余分な土地(龍脈)を引っ張 ってきて出雲にくっつけたという話がある。「引っ張られた土地(龍脈)」のひとつに隠岐が含まれているのだ。
国引き神話・・・龍脈本来の姿を失わせてしまう点は、同じ出雲を舞台 としたヤマタノオロチ伝説とも似ている。 多分国引き神話とヤマタノオロチ伝説は関係があるのかもしれない。「国引き」をした八束水臣津野(ヤツカミズオミツヌ)と言う神はスサノオの子孫とされているからだ。
「国引き」はスサノオが「切り刻んだ」せいで貧弱化した龍脈を補強する(そして都合の良い姿に組み立て直す)ために行われたものではなかったか?
もしも切り刻まれていた龍脈が本来の姿を取り戻せば、貧弱化していた頃の補強処置は必要なくなる?
以前とある記事で書いた、オロチ(龍脈)を切り刻むために構えられたスサノオ像の剣が出雲市の「国引き通り」で折れた事件を覚えておられるだろうか? (ニュース記事)
震災以降、歪みを解放し本来の姿を取り戻しつつある日本の龍脈・・・もしもオロチ(龍脈)を鎮めたり切り刻んだりする必要がなくなれば(オロチ神話が機能停止すれば)、スサノオは剣を必要とはしなくなり、稲田姫とスサノオは出会う理由がなくなる。結婚式をする理由も、なくなる。 国引きをする理由も、だ。
もしかすると、「お綱祭り」という神事の呪術的な機能が停止したのは、そんな背景も関わっていたかもしれない(妄想)。
もしそうだとしても、今なら何となく分かる気がする。
現在発生している台風12号は、そんないわくありげな妄想をさせる地域に上陸する。台風12号の名前は「タラス」。フィリピン語で「鋭さ」を意味する。まるで台風が「剣」の切っ先みたいだ。スサノオと稲田姫を結びつける綱、国引きで他の土地(龍脈)を出雲へ引っ張っていた綱、四国の結界を形づくる綱、近畿の結界を形作る「綱」・・・そういう様々な呪術的「綱」を断ち切る剣?
折れてスサノオの手から飛んでいったあの剣は、鋭さを維持しながら宙を舞い、「綱」に表された呪術機能を断ち切る?
上記のような妄想をした後では、ただの台風も何かオカルト的な意味のある台風に見えてしまう。
とりま、こんな下らない妄想とは無関係に、四国・中国・近畿地方の皆さんは台風に十分注意して下さい。
【2011.09.17追記】
台風12号の影響で近畿の☆形結界のうち、熊野本宮付近の綱が機能停止した模様。結界全体の機能停止は時間の問題。
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