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2008年9月11日 (木)

ジュセリーノの名古屋・岡崎地震予言と「ええじゃないか」

眠れぬ夜の落書き。マニアック注意。
最近、巷ではジュセリーノの予言のうち「9月13日に名古屋・岡崎で大地震が起きる」というものへの関心が今までになく高まっている。18日にはテレビ特番まであるらしい。予言への関心度の高まりは人々の集合無意識におけるカタルシス願望の高まりを示している。このご時勢だ。かなり高まっているのかも。偶然にも以前名古屋や岡崎は緊急地震速報の誤作動で「大地震が来る」という速報が日を異にして2回ほど出てしまい、地下鉄が止まったり避難騒ぎがあったりなど予言を疑似体験する現象が集団規模で実際に起きている。オカルトな発想で言えば、「カタルシス願望が高まっている人々の集合無意識が引き起こしたシンクロニシティー(意味のある偶然の一致)」か。
予言の疑似体験はカタルシスを促進する。
心の世界「だけ」で考えれば、前もって発生した予言の「疑似体験」は当事者の心の世界にとって予言が既に実現した(的中した)のとある意味同じなのだろう(疑似体験とはそういうこと)。ということは・・・

予言は物理次元では実現せず疑似体験止まりの可能性が非常に高い。
(ご安心を)

その時、ふと気づいたことがある。幕末から明治元年にかけて流行した狂乱的な「ええじゃないか」現象。当時、日本人にとって価値観や世界観が大きく変わる予感が既にあったのか、妙にカタルシス的で熱狂的な空気が支配していたようだ。丁度今みたいに。
そのええじゃないか現象、発祥地の一つが名古屋や岡崎という説があるそうだ。そう。ジュセリーノの地震予言と場所が同じ。要は名古屋・岡崎地震予言への巷の関心の高まりは、現代版「ええじゃないか」なのかも知れない。
先日1日だけ復活した「ジュリアナ」もある意味熱狂的で派手な「ええじゃないか踊り」なのだろうか。
もしくは、カタルシス願望に満ちた時代において閉塞した鬱屈の象徴を「天岩戸」に見立て、それを打開する作戦の「アメノウズメの踊り」としてもいいかもしれない。お立ち台で踊る様子は古事記の描写そっくりだ。

予言とカタルシス願望2
『崖の上のポニョ』とカタルシス
短所含めてありのままの自分を愛して

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