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2007年8月20日 (月)

ハリケーンの目に現れた謎の数字2

※後半部分は占い師の囁き(たわ言)です。科学的根拠はありません。

 

 2
海の向こうではハリケーンの季節。
さて、2005年にカリブやフロリダを襲った観測史上最低気圧記録の強烈なハリケーン「ウィルマ」。自然のイタズラか神秘の仕業か、そのレーダー画像の目の部分に「2」の数字が偶然現れた事件を覚えておられるだろうか?当時、「見事なゴシック体だなあ」と感心していたのだが、浮かび上がった数字については余り意識を向けなかった。今更ながら「なんで2?」という疑問が湧いたので、今回はあえて電波に数字の方へフォーカスして遊んでみようと思う。
古代の世界では、数字に様々な象徴や意味を当てはめる考え方があった。数秘学(数字を使った占い)などはそこから作られたもの。古代に行われていた「数字に特定のシンボルを当てはめる作業」は、人間が無意識に抱く数に対するイメージを反映している、とも言われている。
ちょっと気になって、「2」が具体的にどんなシンボルを持っているのか調べてみたら、「2」のシンボルには、二極相対(二極分化)を前提としたシンボルが比較的多いことがわかった。以下は「2」に関する主なシンボルイメージ

 

女性 母性 月 知恵 陰陽 回転、渦 流動、海、水、アヒル、均衡(バランス)、目に見えないもの、「表」に対して「裏」、「文明(人工)」に対する「自然」、「顕在意識」に対する「潜在意識(心の裏側)」「合理性」に対して「非合理性」etc・・・

 

ハリケーンは渦だし、回転するし、流動的だし、水や海とも縁が深い。また、ウィルマがハリケーンの最大規模を示す「カテゴリー5」になった2005年10月19日は丁度満月だった。偶然にも「2」は月のシンボルでもある。そして、くだんのレーダー画像が放映されたテレビ局はNBC2。レーダー動画をみると、「2」が浮かび上がった時間は約2秒。本当にイタズラではなく、全て偶然とのこと。

 

「ウィルマ」をはじめとして、2005年は今までのハリケーンの記録を塗り替えた巨大ハリケーンが多発した年だ。同じ年に発生した「カトリーナ」の惨状を覚えているだろうか? 「地球温暖化がハリケーンを大きくさせているのでは?」といわれるようにもなった()。今年の「ディーン」もそんな感じだ。
地球温暖化。偶然にも、「2」のシンボルイメージにある、「文明に対する自然」と「均衡(バランス)」の問題だ。
さらに、「2」が「文明に対する自然」と共に「顕在意識に対する潜在意識」というシンボルイメージを持っている所が面白い。潜在意識(無意識)は、人間の心の領域の中でも、文明が人工的には作れない「自然」の領域でもある。心の中で最も自然の領域の近い部分(又は自然界に属している部分)が「本能」と「無意識」だともいわれている。・・・昨今の自然環境と心の環境の現状は、似通っていまいか?
人間は「母なる自然」にも目を向けると共に、自分自身の心の領域にも目を向けた方が良い時期に来ているのかもしれない。「顕在意識に対する潜在意識」の「均衡(バランス)」・・・
巨大ハリケーンが発生するのは地球温暖化と因果関係があるからだとすれば、巨大ハリケーンは人類に対する自然界からの警告的なメッセージなのかも知れない。「自然に目を向けよ」。
ウィルマのレーダー画像が「2」に見えるのは、雲の様子から人の無意識がそのように見せているからだとすれば、それは「心の中の自然界」である無意識からのメッセージなのかもしれない。「心に目を向けよ」。
人間から見た自然と無意識(心)。どちらも、「合理性」を追求する余りにないがしろにしてきた「非合理」の部分だろう。精神世界系の人ならそれを「スピリチュアリティー」と表現するかも。
外界の自然と内なる自然である無意識(心)は、人が生まれた時からどこかで繋がっているのかもしれない。

 

文明と生命力の使い道
エコロジーと終末論

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