退職後の人生 手相でヒントを掴む
ちょっとタイトルを雑誌ぽくしてみました(笑)。
団塊世代の退職ラッシュ。これからどうしようか? 今まで考えなくてよかったことを考えなきゃいけない新事態(退職は結婚同様、『ゴールじゃなくて新しいスタート』なのかも)に直面し、戸惑ったり、頭をひねったり、浮き足立ったり、茫然としたり。
そんなオトウサンたちが人生の道のりで渋滞(ラッシュ)している。退職ラッシュは、占いの客層にもひそかに変化をもたらしていた。
去年やおととし辺りから、実際に足を運んで占いに来る団塊世代の男性が増えてきた。実はこれ、ちょっと珍しいことなのだ。経験上、団塊世代の男性はめったなことでは占いに来ない。私が路上で占いをやっていた頃は、酔ったオトウサン以外は来たためしがない。そんな彼らが自ら生まれて初めて占いに来て、おずおずと席に着く姿は何だかほほえましい。
初めて占いに来た団塊世代のお父さん達には、退職後自分が家庭でどう過ごすのか、とか、次どこで働こうか、といった具体的相談で来る人だけではない。漠然と自分がこれからどうなっていくのか、自分でも想像がつかず、何かの参考になればと半信半疑に好奇心が後押しして占いをしに来た、という方も多い。またそれとは逆に、「前からやってみたかったことがある」とおっしゃっていた方もいる。
そもそも占いって何が見えるんだろう? 何か自分のことで見えることがあれば知りたい。自分は他人からどう見えるんだろう? そんな感じだ。
そんな団塊世代の方々を見るとき、私はまず両の手のひらを見せていただくことにしている。彼らから見れば少女趣味的なイメージのあるタロットと違って、手相なら身近に感じて初めてでも抵抗なく落ち着いて占いに臨むことが出来るようだ。それに、予め自分の手の大まかなしわやスジの様子を聞いておけば、後々自分の手のひらを見返して、しわやスジの変化と自分の変化を照らし合わせてみる楽しみもある。
手相には仕事運や恋愛運といったいわゆる「運勢」だけではなく、その人の素質や適性、性格、短所、人生で乗り越えてきたこと、これからのチャンスや課題、体質・・・そういったものが刻まれている
右手は自分が作ってきた運(歴史)。左手は生まれ持った運(素質)。その両の手のひらを比較して、分析してゆくと、これから進む方向に見当をつける上での「適性」のようなものが見えてくる。普段無意識に見過ごしてしまっていた自分の姿や思い、内面的関心や課題と呼べるようなものが見えてきたり、そのことが今後どの方向に充実感を求められそうであるかのヒントにもなっていく。
そして、読み取ったヒントをうまく使って方向性に見当や仮説・解説をつける作業は、占いならではの楽しみでもある。ちょっぴりわくわくするオトウサンを見るのは、占い師の立場から見ても楽しい。
手相はその人が立っている「今」を読み解くことに適した占いとも言える。「今」を読むことは、自ら本当に良い方向へ向かうために今何が必要か、何が出来るかを知ることでもある。
これから直面する新事態に改めて自分を見つめたいと思っている団塊世代の皆さんは、自分の手を覗いておくとオモシロイことがあるかもしれない。
何しろ、手は自分の一部であり、その手に刻まれたモノは自分の歴史と可能性でもあるから。
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団塊世代で子供がニート気味の皆さんはこちら。お若い頃を思い出しながらどうぞ。
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