占い師の正月休み①
占い師にとって年末~松の内はかきいれどきなので、いわゆる「お正月休み」は巷と少しずれることが多い。
父が正月に温泉へ行きたいと去年から言ってたこともあり、今年は8日から9日に家族で西伊豆の温泉へゆくことになった。父が買ったカーナビが大活躍した。
◇一日目◇
まず「伊豆洋らんパーク」へ。温室の熱帯植物を見学。青い熱帯スイレンが美しい。携帯の接写モードでピンクの小さな蘭を撮ったら、思いのほか上手くいった。園内ではトロピカルジュースも飲める。
ちなみに、ココの軽食屋「旅人の木」は、メニューのかき揚げどんぶりやかき揚げそば・うどんのかき揚げの大きさが尋常ではない。直径が丼ものの器とほぼ一緒。厚さも2cmくらいはある(写真撮り忘れた!)。特産のさくらえびがたっぷり入っていてとてもおいしい。そしてちょっと胃にもたれる。だがそこがいい。
車は海岸線に沿って進む。大瀬崎というところに向かう。幅が百数十m足らずの細ーい岬が駿河湾を分けている。岬の内側の海は穏やかそのもので、夏は海水浴場にもなっている。外側は白波が立っていて荒っぽい。内と外でこんなにも違うものかと思う。岬にある大瀬神社におまいりして先に進むと、「神池」といって海からわずかな場所であるにもかかわらず淡水の池がある。生き物が沢山いるらしい。大瀬崎はとてもきれいな海で、ダイビングのメッカだそうだ。開運のために、油断すると転びそうな外海の強風(多分爆弾低気圧の影響)にもめげずマフラーを「マチコ巻き」にしながら水平線をたっぷり見ておく。写真は沼津の港と大瀬崎の外側。富士山はてっぺんが雲の中。
車は更に海岸線に沿って宿泊地の戸田へ。車窓の風景は最高。車の中でかけていたエンヤの最新アルバム「アマランタイン」がマッチする。途中、井田という場所を通ると、伊豆は暖かいのか、もう菜の花が咲いていた。下の写真に「井田」の字が見えるだろうか?
今夜の宿は私がネットで見つけた戸田エレガンスという宿だ。この宿、なんとなく気になっていたら、楽天の口コミでも評判がよかったので今回選んでみた。看板娘は10歳のチワワ、さくらちゃん。抱っこしても嫌がらない。この宿は犬同伴でも泊まれるとのこと。早めにチェックインして海の見える部屋でお茶を飲んだ。
~プチお茶会~
家族と車で眺めのよい場所に旅行する時はいつも、「プチお茶会セット」を持ってゆくことにしている。ティーパック(コーヒー)、水筒、紙コップ、あれば急須代わりにスタバのラージサイズの容器。自宅または宿で熱湯を水筒につめておき、ここぞという場所でお茶にする。今回は事前にクッキーも焼いてきた。海の見える部屋でエンヤを聴きながら飲んだお茶は至福の時間だった。
宿に着く頃には海からのしょっぱい強風や山から落ちてくる突風で体が冷えていた。日が落ちる前に海が見えるお風呂へ。戸田は温泉が出る。ココでちょっとラッキーなことが。宿泊者が私たちしかいなかったので、お風呂が実質貸切状態に! 入る前にちょいとお風呂を撮影することが出来た。
夕食はここの海で取れた新鮮な魚介のお刺身や小さなブイヤベース、肉料理まで出た。どれも素敵な味。肉料理の付けあわせも凝っていて、ブイヨンで煮た大根(最初おでんと間違えた;)、パセリとバターでソテーしたブロッコリー、ジャガイモ、サツマイモ、栗を粉チーズを振ってオーブンで重ね焼きしたもの。これもおいしかった。夕食のご馳走、私の胃袋には全部納まりきれなかったが、デザートだけは残さなかった。それぞれ紅茶生地とココア生地のスポンジにフルーツがたっぷり入ったムースをサンドしたもの。おなかが苦しいけどおいしいことだけはわかった。
つづく
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