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2006年10月16日 (月)

北の「勇羅武魅威」

最近記事になるネタがないなと思ったら、前の記事からもう10日も経っていた。
その間にいきなり某国が「核実験をやったぞ」とか言い出して大騒ぎ。たった10日間で世界情勢は変わってしまうのか?

以前、某元首相の生年月日を知って遊びで星占いをしたことがあるそのとき、「心のどこかで「自分はもっと愛されるべきだ」とか、「構って欲しい」といった感じで心に寂しさを持っており、そのため、派手なことや風変わりな事、個性的な事をして目立ちたいのかもしれない。本当は愛に飢えていて、とんがってて、斬新な感性を持った目立ちたがりや・・・・・・・・一昔前のロックシンガーか?」とブログに書いた。
そしたら、そんな彼よりもっとはるかにとんでもないツワモノがいるんじゃないかと思えてきた。

北○鮮。

一昔前の「とんがった」ロックシンガーどころか、グレた暴走族みたいになってる・・・
「構って欲しい」どころか、「存在を無視されたり軽んじられるくらいなら、怖がられた方がいい。それが自分の存在証明になるから。存在を軽んじられないだけの力がある証明だから」くらいの勢い。構って欲しいと願う愛に飢えた子供が、ひねてグレた感じ。彼らは虚勢を張るために、軽んじられないために、恐れられるために、時にはやってないこと(あるいは本当はもっと小さななこと)まで大げさに武勇伝として自慢することもある(そして時々「何だお前フカシじゃねえか」と見破られたり、逆に「フカシ」が独り歩きして窮地に・・・)。
ロックシンガーなんて可愛いものだ。尾○豊みたいに、自分と自分の心を歌で表現できるのだから。暴力で表現しなくてすむのだから(いや、ロックシンガーで暴力事件起こす人いるけど)。
何故かあの国がそんな暴走族と共通点があるように見えてしょうがない。そんなものに例えるのはとんでもない見当違いかもしれないが、あくまで私の勝手なイメージだ。妄想は続く・・・

さて、そんなグレた寂しい暴走族。そういう人とは制裁やけん制をするだけよりも、何かモノをあげるだけよりも、そのほかに文化交流もしたほうがいいんじゃないかと思う。キーボードやゲーム機をあげると中の基盤を軍事転用しちゃったりするからダメ。経済援助や食糧援助だけじゃなくて、文化交流。例えば、共同でラジオ番組を作って、時間をずらして日本語とハングルで放送したり、衛星中継で数箇所をつないでライブ演奏したり、テレビで映像作品を見せあったり、イベントに作品を出展したり・・・そんな交流が出来るほど甘いもんじゃない?

中学時代、同じクラスにグレた男の子がいた。彼は家庭が複雑だという噂があった。
2学期あたりから少しずつ荒れだして、先生に乱暴な口を利いたり、煙草を吸ったり、ケンカをしたり、ロッカーに八つ当たりをしていた。その様子を見て、女の子達が特に怖がった。
その日は寒い冬で、夕方から自治体のどんど焼きがある日だった。どんど焼きの会場とは少し離れた広場の片隅で、グレた子が友達2人と家にも帰らず長いこと小さな焚き火をしていた。
大人たちがそれに気付いて、様子を見に行った。やがて2人をどんど焼きの会場に連れて来た。
二人に話を聞くと、「寒いから火を焚いていた」と言ったそうだ。
寒くても家には居たくなかったみたいだった。
おばちゃんたちが、「ならこっちに来たらいいのに。ここの方がもっと暖かいし、向こうで焚き火をするのは危ないから」と言った。2人はもじもじして照れくさそうに頭を下げた。陽気なおばちゃんたちは2人を囲んで話に花が咲く。
木の枝に刺したおもちが焼けると、二人にもお汁粉が配られた。すごく恥ずかしそうにしていたけれど、まんざらでもない顔をしていた。そして神妙に、しかしとても嬉しそうにお汁粉を食べていた。
ホントは、ずっとこっちに混ざりたかったんじゃなかろうか? とその時私は思った。
あの出来事と関係があるかどうか。やがて彼は、暴言とロッカーへの八つ当たりだけはしなくなった。

ふと、何故か最近思い出した昔の出来事。

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