風邪の時に見た夢
このところ急に冷えたせいか、風邪を引いた。おかゆとハーブティーで何とか治そうと試みている。
風邪を引くと一日中でも眠っているので、よく夢を見る。たいてい風邪のときに見た夢は起きて数分後には忘れてしまうのだが、今回はいくつも覚えているので、記録しておく。
その1 鎧を着た中世の騎士が怪我の治療のために温泉に入る。
解釈:環境(気候)の変化に対応して自分の体を保護する必要がある(鎧)。しかし保護が不十分だったので、鎧を着ていても怪我をした=風邪を引いた。温泉は身体を温め変化による緊張を解くことの暗示。
その2 近所の川沿いの道を、少年(自称運送屋)の自転車の後ろに乗って走る夢。ちょうどどうしてもある場所(多分地元の母校)へ行きたかったので、非常に助かった。その川には、実際には存在しないスイレンやハスの花がまだ少し咲いていた(以前にも何回か夢でこの風景を見たことがある)。
解釈:夢に出てくる子供というのは、よくわずらわしい出来事の象徴とされているのだが、多分風邪のことだろう。しかし自転車は身軽さ、活発さの象徴でもある。風邪のための休養が心理的な意味でのリラックスと開放感をもたらしたと言うことか? それとも、最近自転車の空気を入れた記憶が関係しているのか?
身体の変化が運気の変化を暗示することがあるので、占い師らしく風邪で運が一時休止し、風邪をきっかけに運を再構成するという考え方もしてみた。
川はハスやスイレンが咲くぐらいだから、実物より流れが遅い。そして、ハスやスイレンは飲み会から帰った夜や、家で飲んだ日の夜に見ることが多かったことを振り返ると、代謝が落ちて老廃物が溜まることの暗示だったのかもしれない。ハスもスイレンも、あまり流れのない水場の沈殿した泥から咲く花だから(単純にきれいだなと喜んで見ていたのだが)。今回も私の体調を象徴しているのだろうと感じる。特に、腸内環境ではなかろうか? 実は腸の状態が悪い(スムーズじゃない)と免疫が落ちたり、熱を持つことがある。副鼻空に鼻水が溜まることもある。今回は鼻水は出ないが、腸の中をきれいにするためにひまし油をお白湯と一緒に飲む。熱が少し下がった。
その3 何故か新体操のようなダンスのようなものを踊る人になっている。実際は前屈にならないくらい体が硬いのに、夢では非常に軟らかい。とても動きがスムーズで楽しい。踊った後で少し年下の男の子のダンサーと会う。あの踊りをアイススケートのようにペアで踊ろうというアイデアが浮かび、相手役の少し年下の男の子とミーティングでアイデアを練っている。シチュエーションやストーリー性の凝ったものがいいという話をしていた。テンポの良い面白い踊りが出来そうだと楽しみになってきた。
解釈:踊りは自己表現の象徴。難しい踊りを踊れた場合は表現力やコミュニケーション能力UPの暗示。無意識レベルでは新しい物語でも思いついたのだろうか?
その4 卒塔婆が印象的なお墓。私はある作業をする必要があり(何かは分からない)、誰かがそのお墓を作業の場として貸してくれたらしい。大小さまざまな鉢が重ねてある。何本か立てられた線香から煙が出ている。
そして作業が終わると(何をしたのか記憶してない)一旦その場を離れ、再び片付けに入る。何故か昔の友人のお母様が出てきて、「さあ適切な作業を済ませましょう」と言う。当の友人も私の隣に来た。私は重ねられた鉢を墓石の上から移動させようとすると、鉢の中に溜まった水の中へ、上の樹からヒルがくねくねしながらぽとぽと落っこちてきた! 友人と二人でムンクのように叫んだところで目が覚めた。片付けなくてごめんなさい。
解釈:昔の友人は現在の人間関係の象徴。お墓は先祖の象徴だったり、生活の変化の象徴だったりする。そういえば今年のお盆は色々あってお墓参りへ行ってない。線香も気候の変化や運の変化の象徴。樹は人体、或いはその人の霊的な体を意味するそうだ。ヒルは体調不良、特に冷えを意味する。運気を変える作業がひと段落して、その仕上げ(片付け)が「風邪」? 友人のお母様の謎の言葉は・・・?
なお、「気候の変わり目は運の変わり目」とも言われている。それは、気候の変化に伴って身体もそれに順応すべく変化するからだ。
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