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2004年11月29日 (月)

とあるパブにて占い師・・・

地元のアイリッシュパブである人と飲んでいた。そこへ、ジュークボックスをいじくりに来た通りすがりの若い営業マンが、私達をカップルと思いこみ、冷やかし半分で話しかけて来た。グダグダな話しの流れで私を占い師と知るや、手相を見てくれと言い出す。奢るんなら見てもイイと言ったが、結局そいつはタダで見て欲しいらしい。少し考えて、退屈凌ぎに、よくあるネットの無料占い程度の運勢を見てあげたらそいつは私の占いが気に入ったらしく、ギネスのジョッキを片手に友達を連れて来た。そいつもタダで見ろと?
結局、友達の方は最初のヤツより少しだけ真面目だったので、まずつまみを奢ってくれた。
二人の仕事運(営業)が手相によく現れていて、最初のヤツは押しが強くて営業向きだが、積極的に利益を追求するあまりせっかちになり、手順をすっ飛ばす。そのせいで、売り込みが途中までうまくいっても性急過ぎて相手に逃げられる率高そう。そう言ってやったら案の定そうらしい。道理で私に対しても手順(=奢る)なしで占いをねだるわけだ。
友達の方、仕事振りは至って地味。礼儀正しくおとなしめなので、営業としてはどちらかというと「うだつがあがらない」。だが、運命線が手の下の方にあるので、大器晩成型。中年にさしかかったら力を発揮し、独立して店を持つなり何なりで自分の道を切り開くかもしれない。友達の方は私の言った事が気に入ったのか、占いを喜んでいた。

これを読んだ方はタダ働きだと思われるかもしれないが、実はこれ、手っ取り早い開運法でもある。現金は受け取らなくても、運勢が累積される。さらに、偶然知り合った一期一会の相手でも、出会ったことには何らかの意味がある。今回の場合、二人は私に良い教訓をくれた。「利益の追求だけにのめりこまず、自分の占いを、相手にとってどれだけ役立つツールに出来るか」だ。言いかえると、相手がどれだけ私の占いを「使える」「役立つ」と思うか、が重要だということ。最初に「喜びありき」。二人は両方とも、私の一面を表していた。利益を望む私と、力の発揮を望む私。より注目すべきは後者だというのが今回の教訓。

こんな感じで、大学祭以外の酒場で偶然出会った人にタダかつまみ一つで占いをするのはこれが二度目。

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