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2004年5月22日 (土)

占い師の囁き裏話編

・・・・・今だから言える話。
あれはまだ私が学生時代の頃、自分の占いの腕がどこまで通用するのか知りたくて某駅前にて占いの露店を出し、道行く人を言い値で占っていた時のこと。
日本に出稼ぎに来ているアルゼンチン人の女性が占いをしに私の元へやって来た。「一度アルゼンチンの家族の元へ帰りたいのだが、それはクリスマスにすべきか、それとも来年の3月にすべきか、どちらがよりふさわしいか占って欲しい」というご相談。
私はカードを切って何枚か出すと、その中に棒の3のカードが。このカードは「協力者」「冒険」などと言った意味がある。他のカードとの組み合わせから見て、私は「3月が良いと思います」と答えた。ついでに棒の3のカードを見せたら彼女は納得して「ドモアリガトウ」と幾ばくかの鑑定料を置いて行った。
そのときは、たったそれだけの事。

占いに出ていた翌年の3月、もともと経済が不安定だったアルゼンチンは財政破綻し、アルゼンチン政府が発行していたお金は紙切れになってしまった。
TVでニュースが流れた時に例の占いを思い出し、彼女の日本円がご家族の協力者になってることをこっそり祈っておいた・・・

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