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2004年1月15日 (木)

@縁と時空の不思議@

昨日ちょっと不思議に感じたことがあった。
昨日は太極拳をしに行った後、銀行で用事を済ませた。
そのあと、以前から気になっていた銀行の向かいの古びた看板の洋食屋へ思いきって入る。
ランチを食べてみた。ハンバーグにかかってたトマトソースが美味。食後にコーヒーがついてて、食事よりコーヒーがいける。で、コーヒー飲みながら店に置いてあった雑誌を気まぐれで手にとったら意外と面白かったので丸々一冊読んじゃった。
あ、もうこんな時間。早く電話鑑定待機しなきゃと、急いでお勘定済ましてチャリを漕いでいたら銀行に忘れ物していたことに気付き、銀行へ引き返す。
銀行で忘れ物を受け取るために係員を待っていたら、ある人が驚いて声をかけて来た。
「人違いだったら申し訳ないんだけど、あなた手相見てくれた人?」
顔をよく見ると、なんと、去年お花見の時期に地元の桜並木の下に腰掛けて花見客を相手に手相を見ていたとき占った二人組!
あの時は色々話が弾んで面白かったことを思い出す。「占いがんばってね」といってくれた人達だった。当時はまだメールやサイトを立ち上げていなかったのでまたいつか私の手相をやるために連絡先を知りたがっていたけれど、ろくに教えることも出来なかった。サイトを立ち上げてからは桜並木を通りがかる度に「あの二人どうしてるかな」といつも思っていた。つい一昨日さえも。
忘れ物を受け取り、その場が妙に盛り上がるなか二人に近況を伝え、HPの書いてある名刺を渡して別れた。
このことは、私が気まぐれをおこして銀行の向かいでランチを食べ、雑誌の記事に思わず見入り、銀行に忘れ物をしてそれに気付いて取りにもどらなければ起きなかった出来事。
もっと言うと、数日前キャッシュカードをなくしたと勘違いして銀行に届け出たらその日のうちにすんなり家で見つかり、手続きのために昨日は銀行へ行ったので、そもそも数日前変な勘違いをしなければ銀行には行かなかったし、忘れ物もしなかったのかも?
まあ、考え過ぎるとワケがわからなくなるのでこの辺にしておこう。
ともかく、二人に会えてなんかすごくうれしい。妙な「縁」を感じる出来事を経験したのはこれが初めてではないけれど、いつも思うのは、こんなことが起きるのは、きっと私の住む世界に何か秘密があるに違いないということ。
二人と出会う時空が縁によって出来上がったと考えてそれを「運命」と呼ぶ人もいるかもしれない。
でも、私は「あらかじめ全てが生まれる前から決められている」とか、「自分自身とは無関係に何者かが最初から最後までその人の人生を計画し、それに基づいてその人の時空と人生を作っていく」とは考えない。そうやって世界が作られているとも思わない。
その人の「運命が決められている」ということは、「運命を決めたものがいる」ことを意味する。
自分の人生をあらかじめ決めた者がおり、プログラム通りの事しか起きなければ自分が良い方向へ行く努力や工夫は意味を成さないし、誰も自分に責任を持たないし、ましてや占いを利用する意味がない。最初から何でも決まってたらアドバイスは必要ないから(運命論は「マトリックス」の世界観と似てる)。

だから昨日の出来事は、もっと違う「何か」が隠れてるんじゃないかと思う。なんかものすごい秘密が。
世界のほんとうの秘密が知りたいので、これからも占いを続ける。

未来予測と平行世界の検索

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