「おバカなカルト政権」の秘密?
※以下は前回記事を書いているうちに浮かんできた内容で、事実以外個人の想像です。
◆カルト政権誕生の秘密?
前回記事で「あるいは、モサドやCIAが革命防衛隊の中枢に以前から浸透していて作戦に合わせて動き出し、革命防衛隊の一部が暴走させられているかだ」という下りを書いている時、はっと閃いた(もとい、毒電波を受信した?)ことがある。
中東に限らず古今東西、確かに敵対する勢力同士はその中枢に相手側の手先が入り込んでいる事は多い。だが、イラン現政権の場合はそんなレベルじゃ済まないかもしれない。なんとなく、20世紀以降に世界各地各地で出現した「おバカな事をして国の発展を抑圧する効果ばかり発揮するカルト的な政権」と共通する匂いを感じるのだ(幻覚)。
中でもとりわけ、隣り合うイランとアフガニスタンは宗教が同じイスラムなのと時期が似通っているのでほぼ同じような手口が使われた印象が強い。
どちらの独裁政権も宗教戒律でがんじがらめにすることで国が発展することを妨げ、人権を軽視し、とりわけ女性を抑圧することで社会的にも経済的にも国民人口の約半分が可能性を発揮できないようにされてしまい、必然的に人口の約半分は国の発展と国力増進に活かせなくなった。その国の政権が、人々の信仰を悪用して恐怖政治を強いてとても効率よく自国の発展性と国力を長年抑圧し続けたのだ。当然、経済成長も妨げられ、長らく貧困層が存在している。どちらも自国の可能性を奪う才能が優れすぎている。しかも米はそれらの地域を様々な方法で攻撃したので発展する可能性はさらに減り、多くの国民が苦しむ事態になった。米国と自国の政権に寄ってたかってイジメられているようなもの。
さて。この話、裏を感じないだろうか? 国の発展どころか狂信的に自国の力を封じ続け国民の不満を募らせ続ける程度の能力しか無いイランとアフガンの現体制、とりわけ国民が王政を倒せた(=力ずくの圧政を元来は保ちにくい)イランはなおのこと、あんな体制が自力だけで長い間政権維持なんか不可能では?
私は思う。一体外部の誰がどんな思惑で支援をしたのか(陰謀脳)。
◆愚策を装う効率的な目標達成?
・・・だとすれば、「蓄積する国民の不満に支えられてイラン革命を起こし、(国民の不満を蓄積させた)パーレビ王朝(親米)の打倒に成功した現革命政権(反米)」は恐らく、タリバンやアルカイダやハマスやIS同様、西側が密かに創設or支援して育てた(どれも狂信性が特徴の)勢力の一種である可能性が高いのではなかろうか? とくに「革命で樹立した政権による厳格で常軌を逸した狂信的な宗教戒律によるカルト統治で国民が自由を奪われ、国の発展が妨げられ続けている」という点がタリバンに支配された隣国のアフガニスタンそっくりである。共に物流の要衝で豊富な資源を持つ(大国になる可能性が高かった)両国がそうなった時期も近い。
イランの場合、学生時代から西側と親交があって親米の王様になったパーレビ2世に国の急速かつ強引な近代化(世俗化)を焚き付け、それに伴う混乱や腐敗や格差拡大を作って国内の不満を急速に蓄積させて革命が成功しやすい環境を整えるための準備(マッチポンプ)が行われたとしても驚かない(陰謀脳なので)。
さてここで問題。20世紀に【物流の要衝かつ豊富な資源を持つ両国が突然発生したおバカルト政権の独裁によって国の発展と繁栄(強国化・大国化)を抑圧されて喜ぶのは誰?】
その一つは、英米一極覇権主義を志向する派閥、田中宇氏の主張を参考にしているこのブログ的に言えば「一極派」という勢力だ。もう一つがロシア(ソ連含む)である。それと(イスラム圏と仲が悪い)イスラエル。
イランやアフガンなどがああなってしまった背景の一つが恐らく19世紀にはじまった「グレート・ゲーム」であろう。まず大英帝国と帝政ロシアが(資源豊かな)中央アジア地域の縄張りをめぐって争ったのだ。このゲームはww2で一度終結したが、冷戦期以降に再びアフガンで起きたゴタゴタからの流れをグレートゲームの継承である「新グレートゲーム」と呼ぶメディアもある。
かつてソ連がアフガンに侵攻した時、ソ連と対抗できる現地の対ソ連ゲリラとして米国に育てられた者達が後にタリバンを作った(※)。それが現代ではあの様だ。「おバカルト政権」になってアフガンの国力と発展性を大変上手に奪い続けている。多分、英国と縁深かった一極派時代の米国がタリバン育てた本当の目的はそっちだ。
なお、タリバン支援者でもあった反米テロリストのウサマ・ビン・ラディンもまた、米の対ソ連ゲリラ育成キャンプで訓練を受けていたのは有名。NHKの番組『新・映像の世紀 第4集』ではその様子が放送され一部で話題となった(まとめブログ)。
彼が率いる反米テロ集団『アルカイダ』は、皮肉な形で米の対テロ戦争利権創出に寄与している。
(訓練を受ける若き日のラディン)
ソ連も、冷戦期にはそれと戦っていた英米一極派も、イスラエルも、あの地域が自力で豊かに強く発展されてしまう事が嫌だったと思う。
だってあの地域を自分のものに出来なくなるから。イスラエルはイスラエルで「イスラム教徒の多い国が自力で強く大きくなられるのは嫌」と思っただろう。サウジも嫌だったかな? とりま彼らの目には、あの地域が「御し難いほど大きく元気になる潜在性あり」と見なされた感。
なので、その地域に(植民地での愚民化政策のように)愚かな政権を作って国力UPの可能性を潰し続けることで利害が一致したのでは、とも考えられなくはない。よく米国のタリバン支援やラディンの件は大失敗だったと言われるが、本当の目的は成功した感。
むしろ米・イスラエルと激しく対立するので、まさか自分達が育てた都合の良い駒だとは気づかれない。
そんなわけで、前回記事に「革命によって樹立したハメネイ政権は恐らく、今多極派が潰している英米一極派の力で誕生した可能性が高い」「ハメネイ政権は恐らく、一極派衰退により『用済み』になったのかもしれない」と書いた次第である。
用済みになった使い捨ての駒の末路はどれも似たり寄ったり。駒の組織も後ろ盾の支えを失って従来の力や性質が保てなくなるのは道理。
今後は(例え表向きは体制が維持されていても)一極派の息がかかっていない者達が国を主導していくのかもしれない。
◆似たような話は各地にも
似たような経緯で変な政権が生まれて国の可能性が抑圧された(されている)ケースはイランやアフガンだけではない。
サルマン王子が実権を握る以前のサウジも王家が甘い汁を吸い、政治的には中世じみた体制で、王族が「自分達さえ良ければ」という発想でいるのか莫大な資源があっても中国のように大国化はしていない(そんなことしたらイランやイスラエルが発狂するだろうし。サウジの場合、食料自給率の低さもネックか)。
21世紀になって多極派により急成長した中国もまた、資源が豊富で物流の要衝だらけだ。大国化する可能性は(西側と縁深い)孫文の作った中華民国の時点で存在しえたと思う。その後中華民国が共産党に負けて中華人民共和国となり、毛沢東が文化大革命を起こし、知識人や技術者を迫害してその可能性の芽を摘んでしまった。文革と言う愚策は、西側の視点で見ると潜在的な脅威抑止という点で大成功だったのかもしれない。
やはり資源豊富なソ連でも、スターリンが恐怖政治と失政でソ連発展の足を引っ張ってくれたこともあり、今となっては「ソビエト連邦最大の敵」などと一部では皮肉られている。
中南米に関しては言うまでもない。やはり革命で前政権が転覆し米に好都合な独裁政権が生まれることが多く、貧困問題が今も続く。
日本もまた、ゾルゲなどのコミンテルンに浸透されたり軍事独裁政権が生まれたりして大失敗しなければ、もっと早く発展していた可能性はある。でも多分、それを嫌がる人達はいたと思う(列強やソ連とか)。
結局、戦争に負けてアメポチになってから発展させてもらえた感。
◆今後のイランは?
イランもまた、政府の中身が(多極派になった)米・イスラエルの傀儡として機能するめどが立てば敗戦後の日本のようにそれなりの発展を許されるようになるのかもしれない。例え現体制が表向きは維持されたとしても、中身は一極派優勢時代のイランとは異なっていくだろう。
一極派と縁深かったサウジアラビアで多極派のサルマン王太子の治世に変わって以降に起きた国内の政治的・宗教的な寛容化・穏健化と似たような変化がイランでも起きるのかどうか・・・
イランと似たような事がいずれアフガンやベネズエラやそのほかの国でも起きるのかどうかは今のところ不明だが、「20世紀に変な政権が台頭し国の可能性が抑圧された経験のある地域」はどこも今のイランと似たような運勢が起きやすい条件はある程度あるのかもしれない。既に中露の中身はイスラエルの傀儡だという人もいる。
最近すごくハッスルしている多極派イスラエル。エプスタインと言うモサド工作員が世界各国の高官をいかがわしい島に招いて弱みを握ったせいで色々やりやすくなって張り切っているという噂もあるが、陰謀脳にはそれだけじゃないように見える(幻覚)。
イスラエル自体が(将来的には世界連邦や世界政府的な構想を見据えた?)多極化を推進するエージェントになっている印象がある。
恐らく以前には無い力を得たイスラエル。多極化した後の世界で、自らも中東の極国になりながら他の地域の極国を裏から隠然とハンドリングする役割さえ担うかもしれない。まるで管理職のように。
急になりふり構わずハッスルし始めたあの人達、一体どこから支援をもらっているのだろう? って妄想不可避w
オマケ:
【動画】退役軍人が「米国がイスラエルのために戦争させらている」と米議会公聴会で叫び上院議員と大乱闘で負傷
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