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2023年3月 3日 (金)

「危機」という名の口実と、考える力

※以下に書いたことはあくまでも「現時点における個人の感想と妄想」です。

昆虫食ぶっちゃけQ&A
昆虫食が地球の危機を救う!? その知られざる実態を徹底調査!
「救世主はコオロギ?」無印良品が提案するサステナブルな食生活
コオロギ食が議論 根強い抵抗と不安 専門家は安全性強調「アレルギーには注意すべき」
昆虫食は人類を救うのか? 私が「コオロギを食べるのは危険」だと思う理由
次世代フードとして注目の昆虫食 国内法整備進まず「どんな昆虫でも食品にできてしまう」現状
東京大学 大学院教授・鈴木宣弘氏「まともな食料生産を潰して武器とコオロギで飢える愚かさ」
EU で1月24日からあらゆる加工食品にコオロギ粉末の添加が許可・実施される
コオロギ食の前にフードロス対策を


◆昆虫食について
最近、食料危機や脱炭素、SDGsといった理由で急速にコオロギ食が推進されている。ダボス会議及び世界経済フォーラムでも昆虫食推進が挙げられ、既にJALの機内食材料にコオロギが導入され、大手からコオロギ入りのパンが売られ、今後は給食にも導入されるかもしれない。
コオロギ食普及にパソナや電通も乗っかっている。この急速さに違和感を感じてコオロギ昆虫食について調べてみた(上のリンク参照)。
さらに、内閣府の食品安全委員会がコオロギ食のリスク要因を研究した論文を紹介しているのを発見。
論文紹介ページはこちら

以下、内閣府食品安全委員会のサイトより一部抜粋。

リスクプロファイルにおいて以下に挙げる相当な懸念が特定された。
(1)総計して、好気性細菌数が高い。
(2)加熱処理後も芽胞形成菌の生存が確認される。
(3)昆虫及び昆虫由来製品のアレルギー源性の問題がある。
(4)重金属類(カドミウム等)が生物濃縮される問題がある。
寄生虫、カビ類、ウイルス、プリオン、抗菌剤耐性及び毒物類等の他のリスクは低いと判定された。数種のリスクに関しては、更なるエビデンスが必要であることを強調しておく。

(4)の「重金属の生物濃縮問題」は、コオロギの食べる餌に使われている農薬がコオロギの体に蓄積されるためだろう。
コオロギ含めいくつかの昆虫には甲殻類と似た成分があるので甲殻類アレルギーの人は要注意だ。虫入り食品には見やすい場所に「虫入り」と明記しないとアレルギー持つ人が知らずに食べちゃって思わぬ事故につながる恐れがある。
ただ、コオロギ含め昆虫食は中国や東南アジアでは昔から食べられてきたという。wikiによれば、伝統的な昆虫食は「あらゆる昆虫を一年を通じて食べるわけではなく、特定の昆虫が旬の時期に食べられてきた」という。コオロギなら旬は9~10月。

また、コオロギは古来より薬として用いられていた。
83年に第一刷が発行された「漢方医学大辞典1 薬物編」コオロギの項目から一部抜粋。

効能は利尿消腫。臨床応用は尿閉、水腫、気チョウ(月偏に長の字)、2~6個を煎服し、或いは1~2個を焦がし焙って粉末にして呑服する。
妊婦は禁忌

コオロギは体から水を排出させる作用(利尿作用)の薬としても用いられてきた。その場合はあくまで薬であるため、病人向けに少量を接種することが前提だ。医師がその人の体調に基づき処方を判断する必要がある。過剰に摂取したり必要でない人が摂取してしまえば、体の水分が不足する。それを知らずに日常的に長く食べ続ければ慢性的に血液がドロドロ気味になって血流悪化し、血栓ができやすくなったり、循環器系に負担が出やすくなる。水分不足は腎臓にも良くない。
コオロギ含め昆虫食というものは、人類にとって「旬の時期に期間限定で食べる経験」はあるものの、旬とは無関係に年間を通じて日常的に摂取し続けてきた経験が未だ乏しい。当然、年間を通して長期に食べ続けてきた場合のエビデンスが不足している。
もしコオロギに重金属(農薬)が生物濃縮されている場合は長期に食べていると有害な重金属が体に蓄積してしまって危険。
コオロギにはタンパク質が多いのと同時に痛風や動脈硬化の因子になるプリン体という成分も多い(米国立衛生研究所)。
⑵の芽胞形成菌と言えば食中毒で有名なボツリヌス菌やウェルシュ菌が代表格。漢方ではコオロギを処方する時焦げるほど過熱する理由はこのような菌がいるからだろう。いずれにせよ、コオロギは食べ方や調理法には要注意だ。
食品の原材料を記した欄に下の単語がどれか一つでも入っていれば、それはコオロギ入り食品である。

ドライクリケット
クリケットパウダー
グラリスパウダー
サーキュラーフード
シートリア
レオバイト

◆ワクチンと昆虫食
・・・ここまで読んで、昆虫食推進がコロナ下でのmRNAワクチン推進と似たような臭いを感じる方もおられるかもしれない。エビデンスが不足しているものを推進しているところや、循環器系や血流にリスクがあるところもそっくりだ。個人的には「危機」を口実に普及を目指し健康や安全よりも目先の利益や別の何かを優先しているかのように見えるところも似て見える。
ただでさえワクチン接種で血栓ができやすくなっている人々に対してプリン体が多く利尿作用の強いコオロギを日常的に摂取する食習慣が加わると将来的に血管や循環器系のリスクが増加しまいか。とりわけ、ワクチン接種を強引にでも普及させた西側先進国の人達ほどそのようなリスクにさらされることになるまいか(栄養不良改善のために昆虫食が奨励されているラオスは伝統的に虫を食べ慣れており、ワクチン普及率も低いのでリスクは西側より低いかも)。
しかも、必ずしもすぐに影響が出るものではないので、因果関係を証明しにくい。これもワクチン副反応と似た構図だ。

また、昆虫食推進には「畜産業は大量の水を消費し家畜のオナラやゲップは温室効果ガスを沢山出すから環境に悪い。畜産を削減し、そのかわりエコな昆虫食にしよう」「食料危機に備えて昆虫食を」というロビー活動が先進国を中心に行われている。実際は昆虫養殖に大量の電気が必要であまりエコとも言えない。昆虫食推進の結果、電気代が上がってがってしまわないか心配だ。
「環境危機(脱炭素)」「食料危機」という大義名分がつけられているが、畜産業を削減することで慢性的に食肉や乳製品が手に入りにくくなり、価格も高騰するのでかえって食料危機を誘発するんじゃないかと思う。本当に食糧危機を防ぎたいのなら、食べ物の種類や食料生産者を減らすようなことは矛盾している
先進国では米豪加NZなどが畜産を主要産業の一つにしているが、そんな各国の主要産業に昆虫食推進がどの程度影響するかも気になる。昆虫食を広め主要産業の畜産を削減するなら間違いなく食肉輸出の収入は低下する。中でも米の畜産業者は共和党(保守派)寄りになりやすいのだが、昆虫食推進派はそれと対極のリベラル寄りである。まさか昆虫食推進のついでに共和党支持者が多い畜産業界を・・・考えすぎかw

一方日本政府はというと、「コロナ下で生乳が余った」という理由で牛乳が大量に廃棄され、乳牛の殺処分(最大4万頭)に助成金を出している。自ら畜産を削減し食料危機を招くかのような事に税金を使って本末転倒を感じる(⑥のリンク記事でも指摘されている)。
生乳はチーズにすれば長期保存が可能だ(子ども食堂やフードバンクや災害時の備蓄にもいい。その気なら生乳やチーズが欲しい国との物々交換にだって使える)。鳥インフルエンザで養鶏業が大変な今のタイミングに合わせて牛まで削ることは無いような。余った生乳を生かし乳牛を守り畜産を守ることはコオロギよりも重要だと思う。現状、食料問題で一番大きいのはフードロスだから。

そもそも、人類が必死に削減している温室効果ガスなど、ひとたび火山噴火や森林火災が起きればあっけなく吹っ飛ぶ量だ。だから個人的には最近の「温暖化対策(脱炭素)」やそれらを口実にした極端な政策には違和感を感じる。そんな口実とは無関係な、本当の目的が別にあるんじゃないかと(オカルト脳)。

◆日本人は同調圧力に弱い?
環境危機や食料危機という大義名分が付いたムーブメントに疑問や異論を唱えると、しばしば「意識が低い」、「環境を考えず身勝手」というレッテルと批判が出て同調圧力がかかることがある。支持率にも差し障るから、日本含め古今東西の政治家達は有力なロビー団体(圧力団体)や政党や政権の支持母体から圧力を加えられると弱い。そのためかは不明だが、スウェーデンでは2012年から政府が菜食化や昆虫食計画を進めている(参照)。極端すぎやしないか?
日本では政府がワクチン接種を強制しなかったが、『ワクチンを接種しない人は他人のことを考えない身勝手な人』というイメージが誘発されて同調圧力が生まれたことは記憶に新しい。あれも似たような構図だ。副反応が酷くて3度目の接種をやめた人やアレルギーで接種しなかった人などが職場でワクチン差別に晒されたこともある。
いずれ「昆虫食を嫌って肉食を選ぶ人は環境意識が低く身勝手」「昆虫食推進に反対する人は変な人・遅れた人」みたいなイメージが誘発されるかもしれないw。電通が昆虫食普及に参画しているのでイメージ戦略は行われるだろう。

私は無垢な幼児だった頃に一度だけイナゴの佃煮を食べさせられたことがある。味は普通の佃煮だった。甘辛くて、硬い後ろ足が歯に挟まったり舌にめり込んだりしてちょっと痛かったw また食べたいとは思わないが、食べてみたい人は食べればいい。昆虫食も同様だ。食べたい人だけ自己責任で食べればいい。ただ、昆虫食の押し付けや同調圧力、変なレッテル貼りを誘発するイメージ戦略は懸念する。さらに昆虫食事業優先と畜産の削減の結果、多くの畜産農家が廃業し肉や乳製品の価格が上がって気軽に買えない高級食材になってしまうのは個人的に嫌だ。食文化すら破壊しうる。

◆以下妄想
エビデンスに乏しく深刻な副作用も出うるワクチン、そして「温暖化対策(脱炭素)」「食料危機」を名目にした昆虫食(畜産削減)や電気一元依存化政策(EMP攻撃や太陽フレアや災害に弱くなる。電気代高騰が産業や生活に直結)といった極端でリスキーな政策の推進・・・全てセットにして先進国にゴリ押しすれば、既に経済成長が頭打ちになっている西側先進国は(主要産業にダメージを負ったりエネルギー問題や食料問題や健康問題を抱えるなどして)国力低下しかねない。すると中国を含めた新興国(BRICSなど)が台頭しやすくなる。新たな投資先が生まれる。
そうなると誰が得をするか?
それを考えれば、世界経済フォーラム(ダボス会議)で昆虫食推進が挙げられたことや最近の脱炭素を口実にした妙に極端で国力低下リスクも感じさせる政策の推進にどんな背景があるのか、色々と妄想しやすい。

電気一元依存、ワクチン、コオロギ・・・どれも「危機を口実にした、西側先進国ほどリスクやダメージが大きい物事」が急速に推進されているかのように見える幻覚を発症したが、この国の主権者(=この国のボス)として、時代の流れから一歩引いた冷静で客観的な視点を持って、不安を煽りつけ込んで好都合な方向に大衆心理を誘導したい者に利用されたり時代に心流されたりして思考停止せず、自らの「考える力」をきちんと保ち続けたいものだ。オカルト脳だっていい。思考停止するよりはマシだから。

関連記事:
近代日本のカルマと金カム鯉達よ。清流に住めずとも、時代の激流に心流されず、己の最善を尽くして竜となれ。
多元的に豊かさを循環させる

2022年8月14日 (日)

新型へニパウイルスに奇妙な偶然?

新種の「狼牙ヘニパウイルス」、中国東部で35人が感染 動物由来か

「狼牙へニパウイルス(LayV)」と名付けられたこのウイルスは、山東省と河南省で発見された。感染者の多くに発熱や倦怠(けんたい)感、せきといった症状があるという。 患者らは動物からこのウイルスに感染したとみられている。人から人に感染するかは明らかになっていない。 研究チームによると、このウイルスはトガリネズミから見つかることが多いという。

BBCの記事では「狼牙へニパウイルス」表記されているが、正しくは「琅邪へニパウイルス」である。琅邪は山東省の古い地名で、徐福伝説と縁深い地名だ。狼とは関係がない。どちらも「Langya」と発音するので取り違えたのだろう。ウイルスを媒介する動物も狼ではなくトガリネズミである。

墨江の謎
別記事によれば件の新型ウイルス、最も近い種系は雲南省にある墨江のヘニパウイルスだという。
「墨江」といえば、2012年に症状もDNAも新型コロナに酷似したウイルスが初めて発見された場所でもある()。発見された件のウイルスは武漢の研究所に保管された。その6年後の2018年、米が武漢ウイルス研究所に「コロナウイルスをDNA操作して人体への感染率をUPさせる実験」を依頼し、実験は行われ、ヒトへの感染率をUPさせたウイルスサンプルが保管された。そして2年後、研究所のある武漢から新型コロナのパンデミックが始まった・・・ 

Cov-19と、琅邪へニパウイルス。わずか2年間に2度も中国で発生した新型ウイルス。それら2つのウイルスとDNAが最も近いウイルスの発祥地が、2つとも雲南省の「墨江」・・・この奇妙な偶然は、何を意味するのだろう? 
まさか、墨江
から持ち帰ったウイルスが2つとも(ヒト感染率UPの機能獲得実験の末に)漏洩した?

あの土地には、いったい何があるんだ?? メディアの調査に期待したい。

中国的生物兵器の欺瞞的運用戦略

 

 

 



オマケ:
 現時点で新型ヘニパウイルス用のヒーリング動画は見つからなかったが、ウイルス一般向けのヒーリング動画なるものを発見した。

 

◆注意事項
※ヒーリング動画はあくまで自己責任でご試用ください。
・ 私は脈を計りながら聴きます。体がその波動を必要としない時はすぐに脈が乱れるので聴くのをやめてます。
・ 脈が乱れたり動悸が出たり胸が苦しくなるなど、何らかの不快感が出た場合は聴かないこと。今は必要のない波動です。
・ 今の自分には有効な波動でも、他の人には不要な波動だったりすることもあるので、周囲に人がいる時は必ずイヤホン等をご使用の事。
(つないだイヤホンを手で握るだけでもイヤホンの振動で周波数が身体に伝わります)
・ 症状と無関係な動画(=体が求めていない波動)は聴かないで下さい。
・ 頭のそばにパソコンやスマホを置いて聴かないほうがいいかも(電磁波的な意味で)。
・ 波動調整は病院の治療を代替するものではありませんが、併用すると病気やケガの予後に効果があると言われています。
・ 本当に体が辛い人は動画だけで治そうとか思わずに病院へ行ってください。

 

誤って必要でない波動を聞いて違和感がある時

2022年7月20日 (水)

安倍元首相銃撃犯を占ってみた

世間には山上徹也容疑者に恋しちゃう人まで出て来るそうなので、一応性格を占ってみた。
以下、趣味で使ってる占星術ソフトより:いかなる個人や団体も誹謗・中傷する意図はありません。警察の捜査を混乱させる意図もありません。

木星と海王星が非常に強いスクェア
発展と夢幻のあいだの緊張。理想と現実のあいだにギャップが生じ、計画を見直さなければならなくなる世代。個人的意味は、空想の暴走。放恣な想像力を建設的な方向に生かせれば吉。
(顔や言動に出るかは不明だが、かなりロマンチストかも。理想が高い完璧主義で、自分にも他人にも厳しくダメ出しが多い面も? 理想と現実のギャップゆえの現実逃避から宗教にハマりやすいタイプの星回りでもあるが、母親が反面教師になったのかも。時には集合無意識との結びつきが拡大しやすい場合も。その場合、集合無意識が関与して生じる大きな運気の流れの一部になりやすい)

海王星と冥王星が非常に強いセクスタイル
信じられないような夢をもたらす世代。終戦直後の1940年代後半、および1960年代にもこの角度ができている。
(海王星と冥王星にはカルマを示すドラゴンヘッドが関与して小三角を形成。カルマがらみで集合無意識とのつながりが強くなりやすい星回り)

水星と土星が強い合
凶角と似ているが、それほどの緊張感はなく、むしろ鈍重。ノリが悪く、物事の飲み込みが遅いが、冷静沈着な面もある。うさぎとカメのカメのごとし。しばしば馬鹿正直。しかし、どうでもいいことで、変に疑ってかかることもある。全般的に知性面でフットワークが重い。「石の上にも三年」といった集中力に結びつけば吉。
(不器用だが観察力や分析力が鋭い。集中力が高い人は融通が利きにくく視野が狭くなってしまうこともあり、彼の場合は恨み苦しみにばかり意識と視野が集中してしまい、視野狭窄となってしまったことで幸せな能力の使い方を思いつくことが出来なかった感)

木星と天王星がセクスタイル
発展と変革の調和。良い変化の起こる世代。社会的に変化があり、それが文化的向上につながる。個人的意味としては、独創的な能力によって社会的に活躍できる才能ないしは素質。
(木星は宗教も表し、天王星はテロも司る星。彼はテロという形で社会的変化を狙ってしまった。テロに屈する必要はないけれど、テロを招いた社会的背景は無視しない方がいい。)

太陽と海王星がスクェア
現実と夢のあいだにギャップがあり、葛藤を覚える。実現不可能な非現実な夢を抱き、むくわれない努力をする。行動はそのときどきの気分に左右され、一貫性に乏しい。健康状態にもやや不安あり。未来を夢見ることに堅実さが加われば吉。
(理想が高い分、現実とのギャップに苦しんだかも。物事の悪い面や短所がまずに付いてしまいやすいタイプ。現実逃避がしたくなって解離症状を起こしていても驚かない。現実逃避で自己陶酔に走ることもあるかな・・・ 実は、現実逃避的・解離的に宗教へ走った母親と似ているのかも)

水星と金星がセクスタイル
多彩な才能・素質を表す。
(スポーツも勉強もできるし、手先も器用。残念。)

太陽と木星が合
貫禄があるが、やや押しつけがましい。威張り散らす太った社長のごとし。ツキに恵まれ、精力的に活動する。物質的にも裕福になりやすい。精神的には高貴で高尚だが、高慢な面も。ときに暴走したり、働き過ぎでおかしくなる。
(裕福なまま会社を継いで社長になってた場合の注意事項だと思う。現場や現状や採算・効率などを無視して自分や部下に独自のこだわりや完璧を要求し疲弊させてしまうような、理想と意識の高さが空回りしやすい社長ってたまにいるよねw)

月と天王星が弱いセクスタイル
感受性と独創性の調和。ユニークな感性を発揮できる才能あるいは素質の持ち主。人とは違った独特の感覚を持っている。風変わりで、おもしろい人。進歩的、未来的。自由・平等・友愛の精神を尊ぶ。
(この部分が強く出ていれば・・・)

月と土星が弱い合
凶角と似ているが、もっと鈍重。猜疑心が強く、陰気で冷酷。人間不信。しかし集中力はあり、感情を押し殺して物事に打ち込むことができる。自分の感性を冷静に発揮できるという意味もある。
(決断すれば直接の恨みはない相手を躊躇なく殺害する、という、非常に残念な能力の使い方をしてしまった。分析力の高さから言って、殺害による社会的影響を十分理解し予想した上で犯行を行ったとしても驚かない。個人的に犯行当初は八つ当たり説を出していたのだが、案外もっと冷静だったのかも; 母子関係に問題が出やすい星回り。彼の出生時刻が不明なので月の位置は正確には分からないものの、恐らく月と土星が合になりうる昼間の時間帯に生まれた可能性が高いと感じる。皮肉にも、悪用すれば兵士や暗殺者やテロリストとしての適性になりうる星回りの人)

金星と土星が弱いセクスタイル
抑制のきいた控え目な性格。礼儀正しい。内面の美しさと外面の美しさが調和し、押しつけがましさがない。愛情は冷静。燃え上がるような激しい感情は持たないが、控え目な優しさと、永続する深く誠実な愛情を抱く。美に関する分野でも、堅実な向上が期待できる。
(恋は一途で浮気しにくいタイプ。ガンコでシャイだろうけど、コミュニケーションがすごく下手というほどでもない。アートセラピーに適性? 恋愛対象に完璧な理想像を求めすぎてすぐダメ出ししない注意w)

太陽と天王星がごく弱いセクスタイル
活力と独創性の調和。新分野で精力的に活躍できる才能ないしは素質を持っている。新商品の開発や広告業など、豊かな発想力を必要とする分野に適性。行動にはユニークな面があり、しかも偏屈ではない。おもしろいやつとして好感を持たれる。
(次に何が流行するかや市場のトレンドを読む能力を身に着けやすいタイプだったかも)

月と水星がごく弱い合
感受性と知性の結合。多感で繊細。ゆらゆらとして精神的に脆い部分もあるが、魅力的な人柄。意外とクールな面もあり。涙もろいが、涙が乾くのも早い。
(きちんと反省してください)

ホロスコープとサビアンはこちら

◆ヒンドゥー数霊術
運命数と霊数が同じなので、今生のテーマは「諦める事」。ある意味この一言に尽きる。集中力が高い分視野が狭くなりがちで不器用で融通が利きにくいので一度目標を決めたら途中で辞めたり変えたり諦めたりすることが難しい性格だったかもしれない。理想を諦めきれなかったり完璧主義になりすぎたりして「報われない努力」をしやすい暗示も出ていたが、自分や相手や周囲の物事が100%己の理想通りにはならないこと、自分の意志や工夫や努力だけでは思い通りにならない物事も存在するという事実を、彼はきちんと受け入れられただろうか? 「物事が思い通りにならないのは努力が足りないからだ」と自分や相手を責めてしまう人をたまに見かけるが、これは無意識に「物事は自分次第で必ず思い通りにできる」という認識の裏返しでもあり、ある種のエゴイズムでもある。ガッツや集中力は強いが、エゴも強すぎてしまう面も。
そうなると、自分のエゴを邪魔するものには強い怒りが向きやすい。「努力が報われない(物事が思い通りにならない)」というストレスの全要因を100%統一教会だけのせいにしていなかったか要チェック。

また、幼い頃に、優しい(優しすぎるゆえに流されやすい?)母親を心の中で理想化させすぎて(母親に期待しすぎて)しまったりすると、無意識に理想化された母親のイメージと、現実に母親がしてしまった事の間のギャップになおのこと苦しみやすかったと思う・・・


サビアン占星術で見た安倍氏と銃撃事件←犯人もまた、別の意味で「執着したもの(理想)を失う恐怖」に苛まれたことがあったのかもしれない。

2022年7月15日 (金)

サビアン占星術で見た安倍氏と銃撃事件

※以下に書いたことは個人的に趣味でやってる占星術を題材にした個人の妄想です。犯罪を擁護したり安倍氏の家系やご先祖様をディスる意図はありません。
安倍氏のご冥福とこのような悲しい事件が二度と起こらない未来をお祈り申し上げます。


近畿の古代結界中心部で発生した衝撃的な事件から一週間が過ぎた。犯人の供述をきっかけに、戦後日本に長年巣食ってきた政治とカルトの癒着関係が注目されるようになり、今まで大手マスコミもあまり触れることのなかったこの国の長く深刻なカルト問題へいつになく光が当たる兆しも感じる。
事件では警備能力に問題があったと指摘されている件、科学的根拠のないオカルトな理由であればひとつ心当たりがある。
311以降破綻が続く近畿の古代結界だが、結界の主要な役割である「封印と防御」の機能が低下したことで、結界中心部は復讐の鬼(八つ当たり)を防ぎきれず、また「この国にとって不都合なもの(封じるべき鬼)」を封印しきれぬ運勢を帯び始めているように見えた(妄想)。
これから封印を解かれて日の下に晒されるであろうこの国の不都合な事実の数々を、私たち国民もきちんと受け止め向き合う必要がある。
政府や関係者は安倍氏の死をお神輿のように政治利用したり不都合な部分を誤魔化したり隠蔽したりせず、ありのままを晒していく必要がある。
趣味レベルの素人が星を見る限り、それが安倍氏の死を無駄にしないことにもなりそうだ。
政府が税金を投じて安倍氏の国葬をするつもりなら、会場に選んだ日本武道館の理事達が統一教会に近い人物であることも公表すればいい。
とくに、日本武道館会長の高村正彦は統一教会の弁護士をやっていた人物だ(役員名簿)。

以下、私が星を見て特に鳥肌が立った部分を、ご紹介。

◆水星と土星が意味するもの?
銃撃事件が起きた時の現場上空と安倍氏が誕生した時と死亡した時の現場上空をサビアン占星術(星同士の位置関係に加え、『サビアン』と呼ばれる星の各位置に割り振られた360通りのキーワードから占う)によって比べて見ると、銃撃時(=死亡時)の水星と安倍氏誕生時の土星とが吉角の関係(トライン)を形成し、両者のサビアンに因縁めいた暗示を見つけた。それを読み解くうちに、安倍氏の人生最後のテーマがどんなものだったのか、何となく浮かび上がってきた。
彼の死亡時、水星が位置していた場所のサビアンは「大きな目的のための自己犠牲」。そして誕生時の土星が位置していた場所のサビアンは「根源的な原因を探求する・向き合う」だ。
つまり、彼が人生最後に取り組んだ大きな目的「根源的な原因を探求しそれと向き合う」のための自己犠牲だった可能性を示していた。

死亡時の水星の位置は蟹座、誕生時の土星の位置は蠍座でもある。まずここに鳥肌が立った。
蟹座は墓地、蠍座は葬儀や死者、暗殺者、そして「先祖の因縁」も象徴する星座なのだ。さらに、蟹座は母親も司る。即ち、蟹座と蠍座の象徴を組み合わせると、「母方の先祖の因縁が招いた暗殺」とも解釈できるのだ。生まれながらに持っていた母方の先祖の因縁・・・それがあのような死をもたらした可能性がある。なぜなら、安倍氏から見ると母方の祖父である岸信介が政界に統一教会を招き入れ、今なお続く「政治とカルトの癒着関係」という戦後の黒歴史を構築した人物だからだ(岸信介wikiの『文鮮明との関係』を参照)。

さらに、水星の象徴するものに「駅」があり、土星は鉛も象徴する。そして、蠍座の土星は「先祖とゆかりのある土地」という意味があり、蟹座の水星には「母方の血筋(DNA)」、蠍座の土星には「執着したものを失う恐怖」という暗示もある。先祖の因縁という暗示をふまえると、遠く藤原氏までさかのぼることができる母方の血筋に「執着したものを失う恐怖」というものが受け継がれている可能性がある。なぜなら、母方の先祖である藤原氏こそ、事件のあった奈良を中心に据えた近畿の古代結界から呪術的・宗教的な支援を受けて時の天皇と親戚関係になるほど繁栄した一族だからだ。丁度戦後の自民党が統一教会から支援を受けて繫栄し、半ば一党独裁みたいな地位を得て戦後史を作ったように。

◆一族の執着とカルト
奈良が都だった頃から藤原氏のご先祖様達は歴史の表舞台に現れていた。一族が地位と繁栄を得ていくにつれ、多くを手に入れた分だけ多くの執着が生まれ、執着したものを失う恐怖も繁栄と共に大きくなっていったことだろう。その恐怖が大きくなれば、執着したものを守りたいあまりに欲望が大きくなりすぎて制御できなくなり、未来に禍根を残すようなことをしてしまうこともあっただろう。禍根は時に、因縁(カルマ)となって受け継がれてしまう(古今東西よくあること。チベットの歴史にもそれがあった可能性あり。とくに日本やチベットなど『神権政治から生まれた国』にありがちな禍根や因縁は、カルト的な組織と波長が合いやすく、波長が合えばトラブルを起こしやすい)。
安倍氏の祖父が関与した戦後の黒歴史「政治とカルトの癒着」でも同様の事が起きたと思う。お金にひどく執着する統一教会の波長もまた、安倍氏の祖父が一族から受け継いだ禍根とも言える『執着の因縁」と波長が似ていたために両者の運気が共鳴し合って縁が結ばれてああなっちゃったのかもしれない。誰かから何かを奪って得た地位と繁栄は、奪った回数が多いほど奪われ失う恐怖も復讐の不安も育ちやすい。その恐怖と不安は一層欲望と執着を強める。簒奪者のトラウマだ。日本と統一教会にもそれがある。
今も昔も変わらず、人間は地位や繁栄に対する執着(=それらを失う恐怖)に縛られ囚われている。恐らく生前の安倍氏もDNA経由で「一族と同じ執着に縛られ囚われる」という課題を因縁として受け継いでいたのかも。長期政権だったし。

◆死を司る冥王星が獅子座にある意味?
最後に、彼が誕生した時の上空では、死や死後も司る冥王星の位置は獅子座。心臓(彼が撃ち抜かれた臓器)に照応する星座である。彼が生まれた日に心臓星座の25度付近に位置した死の星は、「天命を成就し、困難な状況から脱出する(価値観の転換を実現)」という意味のサビアンだった。価値観の転換を実現するということは、執着の解放や失う恐怖からの解放にもつながりうる。
(追記:この『価値観転換』というテーマ、国葬予定日の前日に発生する新月のサビアン『新しい日の夜明け、全てが変わった』も同じテーマに属している。奇妙な偶然だ)

◆まとめという名の妄想
安倍家と縁深いカルトを恨む犯人、古代結界中心部の事件現場、蟹座の水星(母方,駅,DNA,大きな目的のための自己犠牲)、蠍座土星(先祖の因縁,暗殺者,鉛,執着したものを失う恐怖,根源的な原因を探求しそれと向き合う)、獅子座の冥王星(心臓,死,価値観の転換,天命成就,困難脱出)・・・
それらのキーワードをまとめると、安倍氏誕生時の蠍座土星と獅子座冥王星、死亡時の蟹座水星の吉角関係が示していることは、
本人の母方の先祖が持っていた『執着したものを失う恐怖』が生み出した因縁が母方の祖父の代で戦後の黒歴史『政治とカルトの癒着関係』を発生させ、現代まで受け継がれたその禍根と因縁は安倍氏を先祖とゆかりの土地である近畿の古代結界中心部へ招き、ついにその駅前で暗殺者に鉛の銃弾で射殺されるという運勢へと導いた。その死は一族に受け継がれた因縁(禍根)の根源的原因でもある『執着の原因』を突き止めてそれと向き合い、一族の持つ執着の原因となってきた価値観を転換することで執着する必要が無くなり、その結果執着したものを失う恐怖も解消され、一族の因縁やそれがカルトと共鳴して生まれた日本の歴史的因縁解消を促す
という展開を示しているように見えた。
あくまで個人の妄想に過ぎないが、もしそういうことなら、彼の魂が安らかに冥王星サビアンの境地へ達していけることを切に願う。
彼が一族の執着の原因を突き止めるには、生前持っていた自分自身の執着心と向き合い、その原因(背後の感情や価値観など)を探求していくことだ。仕事やあらゆる地上のしがらみから解放された今なら、やりやすいと思う。

「星は何でも知っている」とか言うつもりはない。ただ、星は時々何かを知っているように見える。
かつて藤原氏の思惑が関与して退位したと言われている花山天皇と思しき前世記憶を持つ人が、なぜ今この時代に生まれて記憶をよみがえらせるに至ったのか、その背後にいかなる時代の流れがあるのか、安倍氏の生と死の星回りや銃撃事件を見た今なら何となくわかるような気がしなくもない(妄想)。


追記:
銃撃時の蟹座水星と昭恵夫人が生まれた時のベスタ(使命を司る小惑星)の位置が完全に一致。国葬予定日の火星の位置とも一致。それらの星々は安倍氏が生まれた時の蠍座土星の位置と吉角・・・「家庭内野党」と呼ばれた昭恵夫人もまた、安倍氏と共に「一族のカルマとそれが関与したカルト的な日本のカルマの解消」に取り組むプロジェクトチームの一員になっているかのようだ。
そんな「プロジェクト」が反対意見も多い「電通主催の国葬(経費は税金)」という運勢を招いているのだろうか・・・?

追記②:
蟹座の象徴に「墓地」があると書いたが、偶然にも事件現場のすぐ近くに孝謙天皇のお墓がある。彼女の補佐役は太政大臣の藤原仲麻呂。しかし孝謙天皇がある時期から藤原仲麻呂をさしおいて僧侶の
道鏡を寵愛し道鏡のイニシアチブが増大した(=信仰対象たるお神輿様が別の宗教にハマって実権が藤原以外に移りそうだった)こと等がきっかけで藤原仲麻呂は「執着したものを失う恐怖」を発症。「藤原仲麻呂の乱」を起こして孝謙天皇に鎮圧された。
いわば、宗教勢力と親密になりすぎた為政者(藤原と血縁)が、それを快く思わなかった同じ藤原の手によって抹殺されるところだったわけだ。
そんな天皇のお墓近くが、あの事件現場;
 もしや、安倍氏は孝謙天皇と同じ因縁を持っていた?
政界と統一教会の癒着がどんどん明らかになっている今、「執着したものを失う恐怖」の発症者もどんどん増えている事だろう・・・


救いのためならどんな犠牲もいとわない?銃撃事件の少し前に、ふとカルト問題が妙に気になって書いた記事。こんな心理状態の人達やそういう人達を都合よく利用している人達が世の中にはどれぐらいいるのだろう? まとめに書いた「執着の原因となって来た価値観を転換することで執着する必要が無くなる」という部分は、カルトの洗脳やマインドコントロールが解けていく(信仰に執着する必要がなくなる)過程ともつながってるような気がした。

光源氏のモデルは花山天皇?

安倍氏の出生図と銃撃イベント図の二重円

古代から続く支配の手口?当時は今回のような事件という形で「弊害の表面化」が起きることなど、想像だにしなかった。その記事の「独裁者」を「教祖」に置き換えても意味が通じる。

安倍氏暗殺と「漂着者」の奇妙な類似?←あのドラマが今年の7月にオンエアされていたら「首相暗殺の回」が放送できくなったかもしれない;


おまけ

2022年6月27日 (月)

救いのためならどんな犠牲もいとわない?

以下に描いたことは全て個人の感想です。

 

人生の中で耐えられないほど苦しい事や辛いことを経験している人が世の中には沢山いる。解決方法が分からずに長く苦しんでいる人も多い。
そんな人達が心に蓄積させた「救われたい」という思いや念の強さは、時に想像を絶するレベルである。
時には救いを求める念が生存本能を上回って自ら死を選ぶ(=死を救いにする)ことさえある。
解決方法が分からず長く苦しむこと耐えかね、「これこそが救いだ」と信じる(自己暗示する)事で楽になりたいと無意識に思ってしまえば、それが出来てしまうのだ。例え救いと認識した方向や手段が筋違いだったり現実逃避的であったとしても。一種の心理的ターミナルケアみたいなものだ。

人の持つ「救いを求める念の強さ」は、時に自分が救いと認識した方向に全生命力を傾けることが出来てしまう。それこそ、なりふり構わず命がけで自らを救おうとするのだ。どんな犠牲も厭わずに。他の全てよりも優先できてしまう。理性や社会性、倫理観や生存本能を凌駕してしまうことさえある。それは、人間がいかに強い生命力を持っているかの証でもあるのだと思う。ある意味では。

そんな強い生命力に裏打ちされた救いを求める念の強さを悪用してしまえば、恐ろしい事が起きうるのも無理はない。
楽になりたくて救いと認識した(自己暗示した)信仰や信念のために(=救いのために)自分や家族や他人の人生を狂わせ、自他の全財産を捧げ、詐欺を働き、職権を乱用し、情報漏洩し、地下鉄に猛毒をまき、爆弾を仕掛け、カミカゼをを模した自爆テロで大勢殺すなど、平気で反社会的な凶悪犯罪をすることさえある。中世の魔女狩りだって似たような理由だろう。己の信ずるものこそ理性となり、救いこそ正義になることがある。
(他人を犠牲にしてでも続けてきた崇高なはずの宗教活動。今更になって間違っていたなどとは思いたくない心理が一層信仰に拍車をかけることもある)

ヒトは、追い詰められたり耐えられなくなれば何をするか分からない生き物だ。それが本当の救いかどうか確認・検証することよりも、それが本当の救いだと自己暗示する方を意図せず無意識に優先することがある。本人の無意識は「ウソでもいいから救いや希望を得たと錯覚したい」からだ。そのためなら、命を懸けることさえある(後述)。その性質が「信仰(自己暗示)を辞めたくても辞められない」という事態さえ引き起こす。しかも、無意識に自己暗示をやってしまうと、本人には自己暗示した自覚がない。自己暗示をくらった本人の顕在意識はウソを「確認済みの事実」と認識してしまうので、自分の信仰(自己暗示)が異常な内容であることに気が付かない。どんな理屈もかなわない厳然たる「事実」に対して「それはおかしいよ」「錯覚だよ」と指摘する側こそが不都合な事実を歪曲・隠蔽・否定しているか、事実を理解したり受け入れる能力がないと認識することも多い。それがきっかけで「親しい人達ですら、自分を本当には理解できないのだ」とか「敵に回ったのだ」などと思い込み心を閉ざすことさえある。
これは宗教だけでなく政治的な過激派や革命家、狂信的な陰謀論者にも占い依存症にも共通する危険性だ。
中には教祖さえ自分の教義に対して同じ自己暗示をする。『自分の思想こそが世界を救うのだ』とウソでもいいから錯覚したいのなら、本当に救いたいのは世界じゃなくて、世界に投影した自分自身の問題だろう。これ、革命家にも共通する心理かも

人間の持つ、「理屈よりも事実を重んじる」という理性的な部分が、理屈と事実をあべこべに入力されて誤動作してるかのようだ。

そんな厄介な自己暗示も、本人が自分の苦しみを理解し、苦しみゆえに自ら望んで自己暗示してきたことを受け入れることが出来れば自己暗示(信仰)は解除できる。苦しんできた自分の心と向き合うことで、本人が辞めたいのであれば信仰は辞められる。
なので、カルトにハマった本人を助けたい場合、まず「本人が入信前から抱えて来たであろう悩み苦しみに寄り添うこと」がカギになることもある。
宗教やギャンブルや酒や占いなどを問わず、何かに依存しなければor現実逃避の自己暗示をしなければやっていけなくなるほどの事態には根本原因が一人一人に必ずあるはずなので、そこへのアプローチとケアが必要だ。ウソではない本当の解決方法も探っておきたい。その一助としてその道の専門家に相談しやすい環境づくりや、(精神疾患やトラウマなどにも対応できる)振動治療とレベルの高いカウンセリング治療に保険を効かせることが出来ればいいと思うが、日本は未だにカウンセリングが高額になりやすく、カウンセラーやその他専門家に相談するよりも占い師や宗教を選ぶ人が多い; 知らないうちに視野が狭くなっていて本来持っている解決能力が発揮できずにいるケースもある。

それほどまでに救いを求める念が強くなっているということは、それほどまでに追い詰められている、何か耐えられないほど苦しい事や辛い事や不安な事を抱えていて、解決できずにいるという事でもあるのだろう。自覚の有無を問わず。
(幸せな生命力の使い道を見つけられずにいる苦しみもその一つかもしれない)

 

余談:
人類は、人々の苦しみを悪用して、救いを求める念を好都合な方向へ誘導し操りけしかける術を知ってしまった。人々を自己暗示へと仕向ける術を知ってしまった。
時には、人々の救いを求める念を悪用するために、予め人々を苦しめ追い詰めておくことさえある。「溺れる者は藁をもつかむ」とは、よく言ったものだ。用意した「藁」を掴ませるには、予め水に放り込んで岸にたどり着けぬよう棒で叩いておけばいい。溺死寸前にしてやれば苦痛のあまり藁クズを救いの命綱と錯覚してくれる。大切なのは、溺れさせ役と藁を差し伸べる役が裏で組んでいると知られないようにすること。溺れる人々に藁を浮き輪だと自ら誤認(自己暗示)するよう仕向ける事。自己暗示なら結果がどうなろうと自己責任で済ませられる。

例えば、「あらかじめ標的に肉体的/精神的苦痛を与えておいて無意識に救いを求めさせ、用意した思想が苦痛に対する救いになるのだと自己暗示するように仕向ける」という方法がとられることも多い。カルトや自己啓発セミナー、ブラック企業(ブラック研修)、軍隊、テロ組織/過激な政治組織、引きこもりや不良の更生施設などでは昔からこの方法が使われてきた。 
さらには、国家や宗教や自己啓発系、ブラック研修といった大人の社会どころか学校や教育虐待の家庭や部活ですら行われている。終わりも逃げ場もない意に反する耐え難い苦行を強いられ心身がが悲鳴を上げている子供達が勝利や成果や親の誉め言葉だけを心の救いとするように(それぐらいしかすがるものが無いように)仕向けられ、時にはついていけなくなった脱落者や退部者、チームの足手まといになったケガ人や試合でミスした人間を激しく恨んで攻撃したり、本人も結果を出せなかった(救いを掴めなかった)自分自身を憎悪し自己破壊することもある。そういうのがイジメや自傷行為や不登校や精神疾患や自殺の一因にもなっている。

冗談:
今この瞬間も、世界中の人々がそんな「苦しみを悪用した手口」の標的になっているのかもしれない。丁度今、人々は新型コロナや不景気や物価高や食品値上げや増税で溺れそうだ。
「たっぷり溺れさせて、頃合いを見て用意した藁を投げてやれば学習しない愚民共は簡単にすがりつく(黒笑)」とか言いながら豪邸でブランデー片手に高い猫なでる眼帯したオジサンが目に浮かぶ(熱中症)。

梅雨明け前なのに耐え難い猛暑の中、そんなふうに妄想すれば背筋が冷えて暑さも和らぐ(救われる)と強く信じてみたが、別にそんなことはなかったのでエアコンを使った。2分で救われた。

追記
カルト宗教のマインドコントロールから家族を守る方法、救出法:よくある大失敗の防ぎ方

カルトにハマった人がいる場合、素人が「マインドコントロールを解こう」としてしまうと逆効果になりやすい。入信したカルトやマインドコントロールの話は直接せず、本人が入信前から抱えて来たであろう問題や悩みや苦しみについて寄り添い、それについて相談に乗ったり「何かできることある?」と解決に協力したりするだけでも入信動機の苦しみが薄れて本人の雰囲気がかなり変わることもある。
悪質なカルトによってはそれを防ぐために他者への相談を禁じたり、信者以外との交流を一切禁じることもあるので要注意。その場合は占い師ではなく、専門家へ相談した方がいい。

独りぼっちの革命と独裁←神様や教祖様ではなく、「自分の思い描く理想社会の実現」こそが救いなのだと自己暗示(信仰)してしまった場合は多分こうなる。教義を信仰するのも大儀を信仰するのも同じ事。

占い依存症防止のチェックリスト
作った当時、「占い師による占い依存症防止チェックリスト」として珍しがられ、朝日新聞の取材を受けた。宗教にお金を使いすぎるのも、占いにお金を使いすぎるのも、本質的には共通点が多いと思う。

マインドコントロールと子供達
平成12年時点でも与党とカルトは近しい関係にあったわけで、リンク先記事に載せた当時の教育改革政策の会議が少し変だったのも今なら分かる気がした。

2022年6月22日 (水)

インタビューを受けました

この度、電話占い未来様からの独占インタビューをうけました。

掲載されたインタビューの内容はこちらです。

2022年6月12日 (日)

社会の思春期

※以下に書いたことは全て個人の妄想です

ロシア外交官が抗議の辞任 「主戦的で、うそと憎悪だけ」

ロシア革命の頃は多くの人々が集合無意識レベルで強い専制君主(ツァーリ)を求めてしまっていたために革命による民主化は失敗し、独裁国誕生という運勢をたどった。そこではプロパガンダなどを使って支配層が理想的な専制君主の代用品になった。
しかし今、人々の集合無意識は違って来たようだ。100年前より近代自我の発達が進んだ。だから今はロシア革命のやり直しが実現しやすい時期に来てる。あの頃出来なかったことに再びチャレンジしやすい運気だ。

中国もまた、人民の集合無意識が「専制君主に依存すること」を求めているうちは民主化運動が成功しにくい。いわば自我発達を終えてなくて親に依存する子供のようなもので、「親」の支配を嫌がりながらも依存心を抱えているうちは、運気が人々の求める専制君主役(親役)を作ってしまいやすい。それで「理想的な君主(親)」の代用品が出来上がる。
親への反発と依存を併せ持つ今はさながら思春期。
願わくば、毒親が思春期の自我発達と親からの自立を妨げないことを・・・

理想的な専制君主を求める心理はいわば理想的な親を求める子供の心理。
親(君主)を恋しがるのは近代自我発達の過程で誰もが通る段階で、恥ではない。

やがて気がつくはず。実在しない「理想的で完璧な君主(親)」を追い求めその代用品に依存し時に裏切られる日々よりも、自分で(あるいは皆と力を合わせて)実現できたささやかながらもかけがえのない喜びや幸せや達成感を噛みしめる日々の方が嬉しいと。実在しない「完璧な理想」より、実在するそれらを大事にしたい気持ちがあるということを。完璧さは幸せにとって必ずしも重要ではないことを。
かつて「自由を尊ぶ超大国アメリカ」という理想的で完璧なリーダーに依存しすぎたために、時々かの国を傲慢な専制君主の如きふるまいへと導いてしまった我々にも同じことが言える。古今東西、リーダーを傲慢にさせるものの一つが「リーダーに対する過剰な依存心」なのかもしれない。相手への過剰な依存心は、相手を過大評価(理想化)させやすくする。時に幼い子供が親を理想化させてしまうのは、無理もないのだろう。

そして古今東西の「傲慢なリーダー」もまた、人々が自分に寄せる過剰な依存心に依存していて「共依存」の関係になっている場合もある。
そんなリーダーは依存対象である人々の離反を恐れて、時には人々が離反意識で結束せぬよう互いに疑心暗鬼へと誘導し分断統治することもある。例えば、アメとムチを使った密告制度などもそれだ。リーダーからアメをもらって味をしめた密告者達は、味をしめるほど疑心暗鬼と孤立を深めていき、ますますリーダーに依存するようになる。その様子を毒親風のセリフで表現するなら「可愛い子、誰も信じてはだめ。唯一信じられるのは私だけ。唯一あなたを守り幸せにできるのは私だけ。だから全てを私に報告しなさい。」
だが、リーダーからムチをくらったり、リーダーがちらつかせるアメに魅力を感じなかった者達は? 一部は反感や違和感で意気投合し、中にはリーダーに目を付けられる危険を防ぐために結束する者達が出るかもしれない。密告者が増えるほど、彼らも増える。やがて彼らは「リーダー(親)ではなく仲間を信頼して力を合わせて何かを実現する」という経験を学ぶ。その経験がリーダーへの過剰な依存心を卒業させる。人々の過剰な依存心に依存し支えられてきたリーダーの運気は・・・
世界各地に現存する「理想的な専制君主(の代用品)」に人々が依存し従属し支配されることで成立している物事の運勢が将来自然な形で変化していけることを願ってやまない。


オマケ:
独裁政権下での安全な社会運動危険を伴う社会運動以外に効果の期待できそうな社会的開運法を考えてみた。
ロシアの隕石で妄想ロシア革命の7年前にも隕石が空中爆発した。チェリャビンスクの隕石爆発から7年後は、今年だ。

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2022年5月22日 (日)

サル痘のパンデミックシミュレーションに奇妙な偶然?

世相が荒んでる今日この頃、昨日は久しぶりに荒んだ世間とは隔絶した雅やかなテーマでこのブログには珍しいほど上品かつ高尚な文化の記事を書くことが出来て一人自己満足に浸っていたのだが、なんかまた物騒な情報をキャッチしてしまった;

例の、感染拡大しているサル痘というやつである。

実は2021年3月にサル痘のパンデミックを想定したシミュレーションが行なわれていた。主催者、参加者、共に国連やゲイツ財団などそうそうたる顔ぶれがそろうこのシミュレーション、奇妙なことにサル痘の大流行が発生したと想定される日時が偶然にも「2022年5月15日」と設定されている。場所は架空の国「ブリニア」。想定上の日時と場所が実際にイギリスでサル痘感染者が判明した時期と妙に一致しているのだ。架空の国「ブリニア」はどう見てもイギリスの別名「ブリタニア」を連想させる。なんとも奇妙な偶然だ。

以下は私が個人的にそのシミュレーション報告書の一部を自動翻訳&要約したメモである。自動翻訳が変なところは意味が通るように修正してみたが英語は苦手なのでお世辞にも上手ではないことをお断りしておく。

出典:https://www.nti.org/wp-content/uploads/2021/11/NTI_Paper_BIO-TTX_Final.pdf
企画主催者ミュンヘンNTI
参加者:メリンダ・ゲイツ財団、国連、WHO、中国CDC長官

ミュンヘン安全保障会議と連携して実施した生物学的脅威への予防と対処の国際的なシステムを強化するための2021年卓上訓練の結果

概要:
本報告書は、演習のシナリオ、討議で得られた主要な知見、および国際社会が実行可能な勧告をまとめたものである。

2021年3月、核脅威イニシアチブ(NTI)は、ミュンヘン安全保障会議(MSC)と連携し、重大な生物学的脅威の削減に関する卓上演習を実施した。
仮想的に行ったこの演習では、国内および国際的なバイオセキュリティとパンデミックへの準備体制に存在するギャップを検証し、重大な生物学的事象を予防し、それに対応する能力を向上させる機会を探りった。
参加者は、アフリカ、アメリカ、アジア、ヨーロッパの各地域から、公衆衛生、バイオテクノロジー産業、国際安全保障、慈善事業の分野で数十年の経験を持つ19人のシニアリーダーや専門家が集まった。

演習のシナリオは、架空の国ブリニアで発生した特殊なサルポックス・ウイルス(注:サル痘ウイルス)が18カ月間にわたって世界的に大流行するというものである。
最終的に演習シナリオは、最初の集団感染がバイオセーフティとバイオセキュリティの規定が不十分で監視が行き届かない研究所で作られた病原体を使ったテロ攻撃によって引き起こされたことを明らかにした。
演習が終了するまでにこの架空のパンデミックは、全世界で30億人以上の感染者と2億7,000万人の死者を出す結果となった。
(注:ウイルスがワクチン耐性を獲得したとする想定での最悪の数値)

演習参加者の間で議論した結果、以下のような重要な知見が得られた。

・パンデミックリスクの検出、評価、警告が世界的に弱い。国際社会は、パンデミック・リスクに関する実用的な情報を迅速に伝達することができる、より強固で透明性の高い検知・評価・早期警報システムを必要としている。

・国家レベルの準備態勢に差がある。各国政府は、国家レベルのパンデミック対応計画を、一貫した基準によるシステムを策定する方法で準備態勢を改善すべきである。
不確実性や短期的なコストにもかかわらず、先手を打った行動を促すような、言い換えれば、「後悔しないこと」を前提に、一貫したシステムに基づく国家レベルのパンデミック対応計画を策定することである。

・各国の生物学的研究に対する統治の差やデュアルユース(軍民両用技術)の生物学的研究を管理する国際的なシステムは、今日の安全保障上の要件を満たす準備ができておらず、また、将来的に大幅に拡大する課題への準備もできていない。生物科学の研究開発のライフサイクル全体を通じてリスク軽減の必要性がある。

・パンデミックに対する国際的な準備のための資金調達が不十分であること。世界中の多くの国でパンデミック対策に必要な国家投資を行うための資金が不足している。

出典元10ページ目のシミュレーション進行表:

Move1:2022年5月15日
- ブリニア島でサル痘が大流行。患者数1,421人、死亡者数4人
- 国際的な警告や勧告はなし
重要課題
- 国際的な警報・注意報システム、 警報・注意報のメリット

MOVE2:2023年1月10日
- 83カ国が被災。7000万人の患者、130万人の死者、 サル痘がワクチン耐性を持つようになる。
- 各国の対応:早期対策の効果、 国際的なサプライチェーン
主要な課題
- 国家的対応のきっかけを事前に決定することの利点

MOVE3:2023年5月10日
- 4億8000万件/2700万人の死者。 テログループの存在が判明
起源-民間人のバイオ研究所への侵入
重要課題
- バイオセキュリティーとガバナンス、デュアルユース(軍民両用技術)による生物科学研究

円卓討論:2023年12月23日
-32億人の患者、271万人の死者。 各国の対応に世界的な差があることで結果も大きく異なる。
主要課題
- パンデミック対策のための国際的な資金調達
-各国のパンデミック対策能力を強化するための対策能力強化策

以上。

名古屋検疫所のサイトによれば、サル痘に特化したワクチンはないものの、天然痘のワクチンに一定の予防効果があるという。ただ、サル痘は天然痘よりもずっと致死率が低い。日本だと48歳以上は天然痘の予防接種を受けている。潜伏期は12日。
youtubeには振動医学を応用した天然痘のヒーリング動画も転がっていたが、多くの人には視聴する機会がない動画だと思う。

5月30日追記:サル痘のヒーリング動画新登場

誤って必要でない波動を聞いてしまった時

もし本当にサル痘感染の疑いがあれば、まず病院へ行きましょう
ヒーリングは病院の治療と併用できます。


◆使用上の注意:

※動画はあくまで自己責任でご試用ください。
・私は脈を計りながら聴きます。体がその波動を必要としない時はすぐに脈が乱れるので聴くのをやめてます。
・症状が楽になったと感じた時点で動画再生をストップしてください。
・脈が乱れたり動悸が出たり胸が苦しくなるなど、何らかの不快感が出た場合は聴かないこと。今は必要のない波動です。
・今の自分には有効な波動でも、他の人には不要な波動だったりすることもあるので、周囲に人がいる時は必ずイヤホン等をご使用の事。
(つないだイヤホンを手で握るだけでもイヤホンの振動で周波数が身体に伝わります)
・症状と無関係な動画(=体が求めていない波動)は聴かないで下さい。
・同時に2つの動画は多分聴かないほうがいいです(実体験)
・振動治療は毎日やるより一度やったら1~3日間置いてやると、体がその振動を学習しやすいと言われています。
・頭のそばにパソコンやスマホを置いて聴かないほうがいいかも(電磁波的な意味で)。
・波動調整は病院の治療を代替するものではありませんが、病気やケガの予後に効果があると言われています。
本当に体調が悪い時は動画だけで治そうとか思わず医師の診察を!

動画UP主様のサイト

 

2022年3月15日 (火)

独裁政権下での安全な社会運動?


モスクワで反戦活動をして12日間拘束された友人から電話で話を聞いた。その内容をまとめた。
より一部抜粋:

複数人で通りに反戦マークを描いたり反戦ポスターを貼ったりしていた。するとそこに国家親衛隊の車がやってきて、丁寧な口調で車へ乗るよう促された。2月26日午前5時であった。

国家親衛隊に悪口を言って抵抗した。国家親衛隊曰く、ロシア行政違反法典第20条第2項「軽度のフーリガン行為」第2部分に違反する形で公共の秩序を乱したので、身柄を拘束すると。まず、内務省管轄の区内の拘置所に送られた。
2月28日に出来レースの簡易裁判がなされ、12日間の拘束の判決が下された。法律によると、前述の内務省管轄拘置所には基本的に何もないので拘束は48時間以内と定められているのに、結果的にそこに9日間いることとなった。身分証明書やスマホは没収された。洗髪ができなかった。
着替えはなかった。部屋は湿気っていた。2日目、男性が送られてきたが、彼は身分証明時にウクライナパスポートを見せたところ理由もなく身柄を拘束されていた。西側諸国の一部報道とは異なり、暴力や暴言はなかった。指示に従おうとしない男の子は殴られていたことを除いて。

国家親衛隊は拘置所の酷い状況を理解していて、拘束者を別の拘置施設に移そうと必死だった。私は、警官にモスクワ郊外にある不法移民収容所に2度連れられ、警官は移送を収容所への移送を求めた。10時間待たされたが、そこの職員は拘束者の証明書の記述に書き間違いがあるだの所定の場所に公印が押されていないだの色々言って受け入れを拒否した。不法移民収容所の職員の仕事ぶりはのろまでストライキでもしているのかとさえ思えた。彼らは雀の涙みたいな給料で長時間労働を強いられていて、かといって公務員ゆえ反政府的なはずもないので、急増する反プーチン派の若者相手にまともに仕事しないのも当然の話だった。結局、10日目からはモスクワ市内の別の施設に移された。そこの環境は良かった。シャワーも備え付けられていて、食事もボルシチ、ジャガイモのピューレ、カーシャ、温かい紅茶と良かった。施設内の散歩も許された。そこで3日間過ごし、釈放された。

※以下に書いたことは全て個人の勝手な妄想です

ウクライナ侵攻以来、ロシアでは逮捕されるリスクもあるのに反戦運動が活発化している。とうとう国営放送のディレクターまでやり始めたぐらいだ。
とはいえ、心に思うことはあっても、大きなリスクを冒して反戦運動に参加する勇気を持てる人ばかりではない。当然だ。日本で同じことできる人間が何人いるだろうか? 
ロシア人の間では反戦運動を肯定的に見ている世代はネットに親しむ比較的若い世代で、年配になるほど否定的・消極的な目で見ているという。世代間でかなり意見が分かれるらしく、反戦運動をしている若者はしばしば家に帰ると親にとがめられて口論になることがあるらしい。
プロパガンダに洗脳されたり、国家と自我を同一化させてしまわないで両者を相対的に見れる客観視点がどれだけあるかも関係している気がする。
個人的な勘だが、表立って反戦運動や社会運動をやれるほどの勇気はないけれど、自分の国が国内外で暴挙をしないように変わっていってほしい、より良い方向へ情勢(運勢)が変化していってほしいと思っているロシア人は実際に何らかの表立った運動をやっているロシア人よりもはるかに多いのではなかろうか。

◆社会を開運させるには?
国や社会の運勢をより調和した方向へ変えていきたい、困った情勢や状況が打開される方向へ開運させたい場合、国によっては危険を伴う社会運動以外にも効果の期待できそうな開運法がある。

それは、その国の人々が持っている心の様子や価値観が関与して社会の現状や問題が作られている事も多いので、できるだけ大人数がそれについて背景も含めて考え語り合うこと、問題に関与している心性や価値観を変えるべきか否か、変えるならどんな方向に変わりたいかを語り合うことで集合無意識を動かすこと。

例えば今回のロシアの場合、恐らくツァーリズムが問題の一因になっていると思われるので、出来るだけ多くのロシア人が「ケンカが強くてマッチョで押しが強い様を尊ぶ気質」について多角的に考えてみたり、ネット等で議論してみる事。こういうタイプを恋人にすると時にはDVが発生しやすくなったりする。
覚えておきたいのは、DVには共依存や学習性無力感やストックホルム症候群なども併発することがある点。そして、「恋人」が指導者に変わるだけで国でも同じくDVとその併発現象めいた運勢傾向は発生しうる。
 
自然環境の厳しい中で外敵に脅かされる歴史を経験してきたロシア。生きる不安や困難はいかばかりだったか。人々は長い間、優れた体力と勇気と判断力を持ち、強気で皆をぐいぐい引っ張ってくれるような、「俺についてこいタイプ」に頼って生き抜くことが多く、それが生存戦略としてマッチョ志向の文化を作ったのかも。
ぐいぐい引っ張れるタイプは大概押しも強い。気を付けないと我が強すぎて乱暴で強引なワンマンになりうる(不安になったりおだてられたりすると特に)。それに、そのようなタイプは人々の期待や称賛や依頼心だけでなく妬みや反発も集中しやすい。支持と比例して敵も増える。
結果、人を信じられず弱みを見せられず孤独や不安やプレッシャーを抱えすぎてバランスを崩しやすい。不安やプレッシャーから自分の弱さを出すことも受け入れることも出来なくなって必要以上に強がったり自分を大きく見せようとしたり、周囲をイエスマンだけにしたり、孤独を力づくで解決しようとしたりすると、悪循環になる。それは自分も他人も苦しめる結果を招く。DVはその一例だ。本人含めた当事者全員が本人の「強さ」に依存した挙句、その強さに支配されて苦しむ。
そんな本人が権力者で、なおかつ「独りぼっちの革命と独裁」で書いたような心理に陥っていればなおさらだ。
 
厳しい環境をやり過ごす技術が昔よりもずっと発達してライフスタイルが変わった現代ロシア。生存や発展に必要な要素は昔と全く同じではない。過去から学び、もっといい方法を見つけてアップデートすることも時には必要。それが進化だから。
ソ連時代まではロシアと同じ国だったウクライナの無意識下にもツァーリズムやマッチョ気質を尊ぶ文化が多少残ってるかもしれないので、ロシア人だけではなくウクライナ人も以下のようなことをやってみると開運効果がある。
マッチョな指導者を尊ぶ価値観、マッチョな指導者への依存と期待、即ちツァーリズムを卒業する方向を意識して、自分の中に該当する気質や依存心がないかチェックし、もしあればそれと向き合い何ゆえそうなのか、今でもそのようであった方がメリットあるのか・ないのか(それはなぜか)を自分に問いかける。
もし変われるならどのように変わりたいか、人や社会が(自分が)力を無闇に欲しがる時はどんな条件や動機や心理背景がありそうかを探り考える。
情勢や自分達の国をどのようにできたら嬉しいか(それはなぜか)などといったことをイメージしてみること。
①~③についての話をネットや友達や家族同士などでやってみること。自分や相手を裁いたり批判したり論戦・論争をするのではなく、あくまで意見交換や感想を語るような形でやること。一種のグループカウンセリングだ。

社会の事を思ってやるなら、こういうのだって立派な社会運動の一種だ。
「ケンカが強くてマッチョで押しが強いキャラ」こそが本当になりたい自分の理想像や理想の恋人像なのか否か(それはなぜか)、という話をしてみるのもいいかも。(そもそも、なぜケンカをする前提なのか?)
今まで書いてきたようなタイプは時々自分をおだてさせたがる時がある。そんな時は調子に乗っている時か、プレッシャーや不安に苦しんでいる時かもしれない。むやみにおだててやると後で却って不安やプレッシャーが増えたりするので、プライドを保てる形でストレスを自覚させたり労わりを伝えた方が落ち着きやすい。人間だもの。

◆独裁政権下などでの社会開運法?
社会運動や公正な選挙が難しい国の場合、上記のような、いわば「ソーシャルグループカウンセリング」をするだけでも社会の集合無意識が動いて社会の運勢に作用しやすくなると思う。これなら親子喧嘩や逮捕のリスクは低いし、いわば安全な開運法でもある。 国や社会は時に、人々の集合無意識(時にはその暗黒面やコンプレックス)と共鳴しやすい人物ほど台頭・繁栄しやすい運勢になることがある。有名な例だとヒトラーなどもそのようなタイプの運勢を持っていたと言われている。
さらに、ある国の社会を構成する人々の集合無意識(特に暗黒面)と共鳴しやすい他国(の指導者)が存在した場合、互いに共鳴し合って衝突したり悪ノリする悪友になったりするなど、変な因縁が生まれる場合もある。冷戦期の米ソなんてどっちもマッチョなゴリ押し気質全開。片方は国民に対して、もう片方は国外に対して。今の中露は国内外にゴリ押ししたがる気質が共鳴し合って因縁めいた悪友と化している。
国や社会の集合無意識が動いて変化し始めると、変わる前の集合無意識と共鳴していることが原因・背景となって発生している物事(情勢や指導者の運勢含む)も変化していく。

占い師をやっていると、自己理解は最大の開運法だとつくづく思う。社会を構成する人々が自らの在り様を理解することは、人々の在り様を反映しているその社会を理解し打開策を発見する一助となるだろう。


雑記:
「マッチョ」なロシアへの回帰でご満悦? 
【ウクライナの女たち④】セクシズムと家父長制の国で、ジェンダーギャップを埋める

この2つはウクライナとロシアのマッチョ文化(家父長制の価値観とも密接)を多少感じ取れる。
古今東西、「女性自身が戦いに適したマッチョ気質になることで男社会との闘争に勝利する」という発想で男女平等を推進しようとするケースがある。これだと男女不平等の原因でもある弱肉強食発想から全く脱却していないので、女性の中でも一部の強者(勝利者)しか平等に扱われない社会になってしまう。マッチョ的な強さを武器に社会闘争を勝ち抜くこととは別の適性と素養を持つタイプの女性達は「平等を勝ち取る」ことができない。(過去記事参照
心身の性別や障害を問わず、人々が適材適所に連携して信頼し合うことで初めて全員が対等になれると思う。
平等とは、「勝ち取る」ものではなく「成立する」ものだ。

そういう意味で、ディズニー・ロシアのこの作品は興味深い。主人公はマッチョとは程遠い詐欺師。日頃の行いが悪くて異世界へ飛ばされ、最終的には仲間と力を合わせて世界を救う。
そう。世界はマッチョなリーダーが救うものではなく、多様な個性の仲間と連携して救うものという設定だ。設定を古典的なヒーローものにしなかったことが人気を集めたと思う。
あと多分、日本の異世界モノの影響を間違いなく受けすぎているw

2022年3月 9日 (水)

ロシアへの祈りを込めて

ロシアによるウクライナ侵攻報道を見ていたら、ある時ふと下の動画を思い出した。「ペプシ桃太郎」にあるキジとカラスの兄弟が出てくるエピソードだ。
力を志向し力に依存するがゆえに力に囚われ鬼と化すカラス。そんなカラスは決してクレムリンの中にだけいるわけじゃない。誰もが条件次第でカラスにもキジにもなりうる。誰の中にもカラスやキジはいうるのだ。
今、この救いの物語がロシアの集合無意識と運勢の中で起きること、それが世界へ広がることを祈って記す。

キジの強さは「パワー」ではない。「ストレンス」だ。タロットの11番「」が示しているものだ。「カラスと戦う」という表現を取ってはいるものの、キジが挑んだ「鬼退治」の方法は踊りによる愛情表現。カバラならティファレト(美・調和・愛)の手法。パワー(権力・武力)は使わない。ストレンスの力は、ティファレトに属する力だ。
キジの踊りで暴走が止まり、鬼の姿から本来の姿に戻って横たわるカラスの膝が立っている(=生きている)ということは、キジはカラス(力のカードに描かれた獅子)を殺したのではなく、癒したということ。キジは力のカードに描かれた貴婦人の役だ。
キジに託された癒しの力は、民の力。民にはカラスを癒すストレンスの力がある。一人一人がキジでもある。
彼らが己のカラスを癒す時、彼らの社会も癒される。私達が己のカラスを癒す時、私たちの社会も癒される。癒された社会には、もはや鬼の姿はない。調和の運気をもたらすストレンスの力があれば、自分を守るために身の丈を超えるパワーを得て周囲を支配する必要もない。

それは、あの時には選べなかったもうひとつの可能性。
やり直すときが巡ってきた。

 

(『キジ』って日本の国鳥なんだよネ)



ひとりぼっちの革命と独裁
近代日本のカルマと金カム←キジのやり方は、近代日本のカルマ(カラス属性)を癒すことにもつながる。

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