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2022年3月

2022年3月15日 (火)

独裁政権下での安全な社会運動?


モスクワで反戦活動をして12日間拘束された友人から電話で話を聞いた。その内容をまとめた。
より一部抜粋:

複数人で通りに反戦マークを描いたり反戦ポスターを貼ったりしていた。するとそこに国家親衛隊の車がやってきて、丁寧な口調で車へ乗るよう促された。2月26日午前5時であった。

国家親衛隊に悪口を言って抵抗した。国家親衛隊曰く、ロシア行政違反法典第20条第2項「軽度のフーリガン行為」第2部分に違反する形で公共の秩序を乱したので、身柄を拘束すると。まず、内務省管轄の区内の拘置所に送られた。
2月28日に出来レースの簡易裁判がなされ、12日間の拘束の判決が下された。法律によると、前述の内務省管轄拘置所には基本的に何もないので拘束は48時間以内と定められているのに、結果的にそこに9日間いることとなった。身分証明書やスマホは没収された。洗髪ができなかった。
着替えはなかった。部屋は湿気っていた。2日目、男性が送られてきたが、彼は身分証明時にウクライナパスポートを見せたところ理由もなく身柄を拘束されていた。西側諸国の一部報道とは異なり、暴力や暴言はなかった。指示に従おうとしない男の子は殴られていたことを除いて。

国家親衛隊は拘置所の酷い状況を理解していて、拘束者を別の拘置施設に移そうと必死だった。私は、警官にモスクワ郊外にある不法移民収容所に2度連れられ、警官は移送を収容所への移送を求めた。10時間待たされたが、そこの職員は拘束者の証明書の記述に書き間違いがあるだの所定の場所に公印が押されていないだの色々言って受け入れを拒否した。不法移民収容所の職員の仕事ぶりはのろまでストライキでもしているのかとさえ思えた。彼らは雀の涙みたいな給料で長時間労働を強いられていて、かといって公務員ゆえ反政府的なはずもないので、急増する反プーチン派の若者相手にまともに仕事しないのも当然の話だった。結局、10日目からはモスクワ市内の別の施設に移された。そこの環境は良かった。シャワーも備え付けられていて、食事もボルシチ、ジャガイモのピューレ、カーシャ、温かい紅茶と良かった。施設内の散歩も許された。そこで3日間過ごし、釈放された。

※以下に書いたことは全て個人の勝手な妄想です

ウクライナ侵攻以来、ロシアでは逮捕されるリスクもあるのに反戦運動が活発化している。とうとう国営放送のディレクターまでやり始めたぐらいだ。
とはいえ、心に思うことはあっても、大きなリスクを冒して反戦運動に参加する勇気を持てる人ばかりではない。当然だ。日本で同じことできる人間が何人いるだろうか? 
ロシア人の間では反戦運動を肯定的に見ている世代はネットに親しむ比較的若い世代で、年配になるほど否定的・消極的な目で見ているという。世代間でかなり意見が分かれるらしく、反戦運動をしている若者はしばしば家に帰ると親にとがめられて口論になることがあるらしい。
プロパガンダに洗脳されたり、国家と自我を同一化させてしまわないで両者を相対的に見れる客観視点がどれだけあるかも関係している気がする。
個人的な勘だが、表立って反戦運動や社会運動をやれるほどの勇気はないけれど、自分の国が国内外で暴挙をしないように変わっていってほしい、より良い方向へ情勢(運勢)が変化していってほしいと思っているロシア人は実際に何らかの表立った運動をやっているロシア人よりもはるかに多いのではなかろうか。

◆社会を開運させるには?
国や社会の運勢をより調和した方向へ変えていきたい、困った情勢や状況が打開される方向へ開運させたい場合、国によっては危険を伴う社会運動以外にも効果の期待できそうな開運法がある。

それは、その国の人々が持っている心の様子や価値観が関与して社会の現状や問題が作られている事も多いので、できるだけ大人数がそれについて背景も含めて考え語り合うこと、問題に関与している心性や価値観を変えるべきか否か、変えるならどんな方向に変わりたいかを語り合うことで集合無意識を動かすこと。

例えば今回のロシアの場合、恐らくツァーリズムが問題の一因になっていると思われるので、出来るだけ多くのロシア人が「ケンカが強くてマッチョで押しが強い様を尊ぶ気質」について多角的に考えてみたり、ネット等で議論してみる事。こういうタイプを恋人にすると時にはDVが発生しやすくなったりする。
覚えておきたいのは、DVには共依存や学習性無力感やストックホルム症候群なども併発することがある点。そして、「恋人」が指導者に変わるだけで国でも同じくDVとその併発現象めいた運勢傾向は発生しうる。
 
自然環境の厳しい中で外敵に脅かされる歴史を経験してきたロシア。生きる不安や困難はいかばかりだったか。人々は長い間、優れた体力と勇気と判断力を持ち、強気で皆をぐいぐい引っ張ってくれるような、「俺についてこいタイプ」に頼って生き抜くことが多く、それが生存戦略としてマッチョ志向の文化を作ったのかも。
ぐいぐい引っ張れるタイプは大概押しも強い。気を付けないと我が強すぎて乱暴で強引なワンマンになりうる(不安になったりおだてられたりすると特に)。それに、そのようなタイプは人々の期待や称賛や依頼心だけでなく妬みや反発も集中しやすい。支持と比例して敵も増える。
結果、人を信じられず弱みを見せられず孤独や不安やプレッシャーを抱えすぎてバランスを崩しやすい。不安やプレッシャーから自分の弱さを出すことも受け入れることも出来なくなって必要以上に強がったり自分を大きく見せようとしたり、周囲をイエスマンだけにしたり、孤独を力づくで解決しようとしたりすると、悪循環になる。それは自分も他人も苦しめる結果を招く。DVはその一例だ。本人含めた当事者全員が本人の「強さ」に依存した挙句、その強さに支配されて苦しむ。
そんな本人が権力者で、なおかつ「独りぼっちの革命と独裁」で書いたような心理に陥っていればなおさらだ。
 
厳しい環境をやり過ごす技術が昔よりもずっと発達してライフスタイルが変わった現代ロシア。生存や発展に必要な要素は昔と全く同じではない。過去から学び、もっといい方法を見つけてアップデートすることも時には必要。それが進化だから。
ソ連時代まではロシアと同じ国だったウクライナの無意識下にもツァーリズムやマッチョ気質を尊ぶ文化が多少残ってるかもしれないので、ロシア人だけではなくウクライナ人も以下のようなことをやってみると開運効果がある。
マッチョな指導者を尊ぶ価値観、マッチョな指導者への依存と期待、即ちツァーリズムを卒業する方向を意識して、自分の中に該当する気質や依存心がないかチェックし、もしあればそれと向き合い何ゆえそうなのか、今でもそのようであった方がメリットあるのか・ないのか(それはなぜか)を自分に問いかける。
もし変われるならどのように変わりたいか、人や社会が(自分が)力を無闇に欲しがる時はどんな条件や動機や心理背景がありそうかを探り考える。
情勢や自分達の国をどのようにできたら嬉しいか(それはなぜか)などといったことをイメージしてみること。
①~③についての話をネットや友達や家族同士などでやってみること。自分や相手を裁いたり批判したり論戦・論争をするのではなく、あくまで意見交換や感想を語るような形でやること。一種のグループカウンセリングだ。

社会の事を思ってやるなら、こういうのだって立派な社会運動の一種だ。
「ケンカが強くてマッチョで押しが強いキャラ」こそが本当になりたい自分の理想像や理想の恋人像なのか否か(それはなぜか)、という話をしてみるのもいいかも。(そもそも、なぜケンカをする前提なのか?)
今まで書いてきたようなタイプは時々自分をおだてさせたがる時がある。そんな時は調子に乗っている時か、プレッシャーや不安に苦しんでいる時かもしれない。むやみにおだててやると後で却って不安やプレッシャーが増えたりするので、プライドを保てる形でストレスを自覚させたり労わりを伝えた方が落ち着きやすい。人間だもの。

◆独裁政権下などでの社会開運法?
社会運動や公正な選挙が難しい国の場合、上記のような、いわば「ソーシャルグループカウンセリング」をするだけでも社会の集合無意識が動いて社会の運勢に作用しやすくなると思う。これなら親子喧嘩や逮捕のリスクは低いし、いわば安全な開運法でもある。 国や社会は時に、人々の集合無意識(時にはその暗黒面やコンプレックス)と共鳴しやすい人物ほど台頭・繁栄しやすい運勢になることがある。有名な例だとヒトラーなどもそのようなタイプの運勢を持っていたと言われている。
さらに、ある国の社会を構成する人々の集合無意識(特に暗黒面)と共鳴しやすい他国(の指導者)が存在した場合、互いに共鳴し合って衝突したり悪ノリする悪友になったりするなど、変な因縁が生まれる場合もある。冷戦期の米ソなんてどっちもマッチョなゴリ押し気質全開。片方は国民に対して、もう片方は国外に対して。今の中露は国内外にゴリ押ししたがる気質が共鳴し合って因縁めいた悪友と化している。
国や社会の集合無意識が動いて変化し始めると、変わる前の集合無意識と共鳴していることが原因・背景となって発生している物事(情勢や指導者の運勢含む)も変化していく。

占い師をやっていると、自己理解は最大の開運法だとつくづく思う。社会を構成する人々が自らの在り様を理解することは、人々の在り様を反映しているその社会を理解し打開策を発見する一助となるだろう。


雑記:
「マッチョ」なロシアへの回帰でご満悦? 
【ウクライナの女たち④】セクシズムと家父長制の国で、ジェンダーギャップを埋める

この2つはウクライナとロシアのマッチョ文化(家父長制の価値観とも密接)を多少感じ取れる。
古今東西、「女性自身が戦いに適したマッチョ気質になることで男社会との闘争に勝利する」という発想で男女平等を推進しようとするケースがある。これだと男女不平等の原因でもある弱肉強食発想から全く脱却していないので、女性の中でも一部の強者(勝利者)しか平等に扱われない社会になってしまう。マッチョ的な強さを武器に社会闘争を勝ち抜くこととは別の適性と素養を持つタイプの女性達は「平等を勝ち取る」ことができない。(過去記事参照
心身の性別や障害を問わず、人々が適材適所に連携して信頼し合うことで初めて全員が対等になれると思う。
平等とは、「勝ち取る」ものではなく「成立する」ものだ。

そういう意味で、ディズニー・ロシアのこの作品は興味深い。主人公はマッチョとは程遠い詐欺師。日頃の行いが悪くて異世界へ飛ばされ、最終的には仲間と力を合わせて世界を救う。
そう。世界はマッチョなリーダーが救うものではなく、多様な個性の仲間と連携して救うものという設定だ。設定を古典的なヒーローものにしなかったことが人気を集めたと思う。
あと多分、日本の異世界モノの影響を間違いなく受けすぎているw

2022年3月11日 (金)

ゼレンスキー氏占ってみた

※以下は趣味で使っている占星術ソフト「アストロロギア」の鑑定結果です。特定の団体や人物を誹謗・中傷する意図はありません。あくまでもネタとしてお楽しみください。

太陽と金星が非常に強い合
活力と美・愛の結合。必ずしも強い意味はない。「美に関する分野で精力的に活躍する」あるいは「愛に生きる運命」などと解釈できることもある。しかし、他の配置によっては、太陽の「消耗」というマイナスの意味が出て、高慢なナルシスト、ぜいたくな浪費家、悦楽主義、催淫的といった意味にもなる

海王星と冥王星が非常に強いセクスタイル
信じられないような夢をもたらす世代。終戦直後の1940年代後半、および1960年代にもこの角度ができている。
(海王星は集合無意識や大衆心理も司る。大衆心理に訴えかけるのが上手な人)

月と天王星が強いスクェア
鋭い感覚と独創性の持ち主だが、ややユニークすぎる。単に目立ちたいがために人と違った奇矯な振る舞いに及ぶ。天才肌ではあるが偏屈。異常な感覚を持ち、突然ぱっと気持ちが変わることが多い。ユニークな創造性を生かせれば吉。

水星と天王星が強いセクスタイル
知性・表現力と独創性の調和。他人のまねではない独自の表現を駆使する才能ないしは素質があり、芸術に適性。月・天王星の吉角では単に独特の感受性が与えられるだけだが、水星・天王星の場合、それを目に見える形で表現することができる。知性面でも進歩的で、ちょっと風変わり。ユニークで生き生きとしたおもしろい人。天才肌で、専門的な学問分野にも適性。新分野・新理論を開拓することができる。
(お笑い芸人~俳優までやれる人。政治家として演説すると人の心をつかみやすい星ではある)

木星と土星が強いセクスタイル
発展と抑制の調和。堅実な発展にたずさわることのできる世代。世代的な座相であるが、個人的な意味もかなり強い。この吉角、とくに10年に1度できる木星・土星のトラインを持つ人は「社会的にタイミングの良い年に生まれた」ということになり、人生の要所要所において幸運に恵まれやすい
(この人が大統領になった事がウクライナに幸運をもたらすなら幸いだ)

月と冥王星がセクスタイル
異常なまでの感受性を持つ。しばしば病的。強迫神経症、自閉症などを暗示

水星と冥王星がスクェア
意味は吉角と同様で非常に頭が鋭いが、それゆえに世間にすんなり溶け込めず、葛藤が生じる。陸奥A子がこの衝を持つ。芥川龍之介はこのスクェア。

月と海王星がトライン
 感受性と夢幻の調和。インスピレーションに恵まれ、直感が鋭い。幻想的なものへの適性あり。想像力にも恵まれている。美しい理想の未来を思い描く。夢見がち。不思議な感じの人。

太陽と火星がごく弱い衝
エネルギッシュだが、野心と現実のあいだにギャップがある。短気で短絡的。荒々しい。長期的な展望に欠けるため、その場その場の思いつきで、情熱を間違った方向にそそぎがち。負けず嫌いで傲慢。わがまま。エネルギーを地道な努力と結びつけられれば吉。
(太陽は権力、火星は軍事を司ることがあり、この星を持つ大統領の時代に戦争が起きるとは・・・) 


◆ヒンドゥー数例術:
今生のテーマは「自己鍛錬」と「実践性」。現在彼の人生に過酷な試練が発生しているが、その試練さえ自らの糧にしようとする人生なのかもしれない。夢見がちなためか、つじつまの合わない話を好んだり、しばしば現実的ではない机上の空論的な思考に陥らない注意。
政治家になっていなければ映画監督や演出家、作家などになっていたかもしれない。人々に訴えかける演説と情報戦(プロパガンダ含む)には才能あり。

 

プーチン氏占ってみた

2022年3月 9日 (水)

ロシアへの祈りを込めて

ロシアによるウクライナ侵攻報道を見ていたら、ある時ふと下の動画を思い出した。「ペプシ桃太郎」にあるキジとカラスの兄弟が出てくるエピソードだ。
力を志向し力に依存するがゆえに力に囚われ鬼と化すカラス。そんなカラスは決してクレムリンの中にだけいるわけじゃない。誰もが条件次第でカラスにもキジにもなりうる。誰の中にもカラスやキジはいうるのだ。
今、この救いの物語がロシアの集合無意識と運勢の中で起きること、それが世界へ広がることを祈って記す。

キジの強さは「パワー」ではない。「ストレンス」だ。タロットの11番「」が示しているものだ。「カラスと戦う」という表現を取ってはいるものの、キジが挑んだ「鬼退治」の方法は踊りによる愛情表現。カバラならティファレト(美・調和・愛)の手法。パワー(権力・武力)は使わない。ストレンスの力は、ティファレトに属する力だ。
キジの踊りで暴走が止まり、鬼の姿から本来の姿に戻って横たわるカラスの膝が立っている(=生きている)ということは、キジはカラス(力のカードに描かれた獅子)を殺したのではなく、癒したということ。キジは力のカードに描かれた貴婦人の役だ。
キジに託された癒しの力は、民の力。民にはカラスを癒すストレンスの力がある。一人一人がキジでもある。
彼らが己のカラスを癒す時、彼らの社会も癒される。私達が己のカラスを癒す時、私たちの社会も癒される。癒された社会には、もはや鬼の姿はない。調和の運気をもたらすストレンスの力があれば、自分を守るために身の丈を超えるパワーを得て周囲を支配する必要もない。

それは、あの時には選べなかったもうひとつの可能性。
やり直すときが巡ってきた。

 

(『キジ』って日本の国鳥なんだよネ)



ひとりぼっちの革命と独裁
近代日本のカルマと金カム←キジのやり方は、近代日本のカルマ(カラス属性)を癒すことにもつながる。

2022年3月 4日 (金)

ロシアの運勢を思う

※以下に書いたことは全て個人の妄想です。

ロシアのウクライナ侵攻が始まった先月から何となくロシアの今後の運勢について妄想していたら、似たようなことを考えている人がいた。
今後の中露関係について、似たようなイメージを持った人は結構いるのかもしれない。

ロシアのウクライナ侵攻により「プーチンは中国の『わな』にハマった」…ソ連・フルシチョフ氏の曽孫が主張
ソ連の元最高指導者・故フルシチョフ氏の曽孫にあたるニーナ・フルシチョワ氏が独自の見解を示した。
「プーチンはロシアと中国の関係を強化すれば欧米との闘争における心強い味方ができると考えているようだ。しかし、実際には中国は10年ぐらい前から米国と距離を置き始めており、トランプ政権においてそれが加速した。バイデン政権でもこの流れは変わっていない。したがって、実際には中国側がより切実にロシアとタッグを組みたいと考えている。しかし、中国がロシアと組む場合、決して平等なパートナーという位置づけではない」とつづった。

 続いて「中国側はプーチンのウクライナに対する軍事行動を事実上支持している。しかし、これはロシアが米国やNATOと軍事衝突した時に中国が助けてくれるということではない。習近平は何らかの行動を起こすだろうが、それによってロシアは中国に依存することになるだろう。つまり、プーチンは習近平との同盟で中国から支援を受けようと考えているが、実際には中国の『わな』にハマっているのだ」とした。

 フルシチョワ氏はさらに「欧米諸国がロシアに経済制裁をすれば、ロシアは天然ガスを中国に売るしかなくなる。もともと欧米の資金と技術で行われるべきシベリアの地下資源開発やインフラ整備も、全て中国の独壇場となるだろう」と警告した。

◆「中露巨大経済圏」という妄想をした
中国は世界中から批判と制裁を受け孤立したロシアが最後に頼る相手になりたい。ロシアが世界中からディスられるのは好都合なので中国はロシアの味方をして侵攻を支持してる。対ロ制裁はしないか、しても形だけになるだろう。制裁で欧米との貿易が細ったロシアから色んなものを買ってあげるつもりだと思う。ルーブルが大暴落しているうちは金(ゴールド)と引き換えになら中国の物を売ってあげるかもしれない。北極海航路が栄える可能性も?
世界中から制裁されたロシアが中国に依存するしかない状態にすれば、ロシアよりはるかに経済規模の大きい中国はロシアをいわばシナポチ化できる。これが実現すると、ドルではなく、元や金(ゴールド)などで決済するシステムの、中国の一帯一路に露が加わった巨大経済圏(一帯一露、とでも言えばいいか)を中国主導で作ることもできる。この経済圏が出来ればロシア国民が制裁で苦しむことも減る。ルーブルが暴落したロシアは輸出に強くなり、中国の工場が建つ。日本企業も工場建てるかも。インフラ開発や資源開発も中国や日本が名乗りを上げる?
中露と貿易を続けたい国は少なくないので元や金の価格は上がるだろう。世界に元や金で決済する貿易が増えれば世界経済が金本位制に戻る可能性さえある?

この経済圏がうまくいけば、もし中露が旧西側諸国と貿易が出来なくなってもSWIFTから追放されてドル決済が出来なくなっても必要なものはだいたい元や金で調達できるようになる。それはさながら、「元帝国」だ。経済的な意味で。
一帯一路地域と縄張りがほぼ一致するモンゴル帝国と中国の通貨。名前が同じということに、不気味な偶然の一致を感じる・・・ノストラダムスの予言に出てくる「アンゴルモアの大王」とは、まさか・・・?(ロシアは経済的タタールの軛に注意?)
言い換えれば、中露は今後、旧西側諸国からどんなに非難され制裁されても気にせず自分のしたいことができやすくなる怖さが出てくる。
しかも、その巨大経済圏の決済にドルを採用しなければ欧米の経済覇権は今より低下し、新興経済圏がライバルとなる。その場合、欧米は下手をすると自分達の懐を痛めて対ロ制裁した挙句、自分達の経済覇権を(そしてNATOの力も)低下させるというオチになりかねない(妄想)。

また、中国がウクライナから「スクラップ」として買ったソ連時代の古い空母を改造して自国の空母「遼寧」を作ったこともあり、実はウクライナは親中国だったのだ。もしも今後、ロシアがウクライナを子分(or緩衝国)にできれば中露巨大経済圏にはウクライナ周辺(黒海の港とドニエプル川という貨物船が内陸まで通れる大河がある)も含むことが可能になる。
だから中国は、ウクライナを手元に置きたいロシアに本格的な制裁をしないし、今のところウクライナを積極的に助けることもしない。それもあって現在はウクライナで対中感情が悪化しているとされるが、中国からすれば「いずれウクライナはロシアを通して己の影響圏に入るから問題ない」と思っているのか、それとも?
戦争が始まって以来、「遼寧」のよしみがある中国の軍部(軍閥)はウクライナを積極的に支援したがっているが習近平が首を縦に振らない、などという噂も聞いた。あの国も一枚岩ではないから、ウクライナ情勢が水面下で内部に及ぼす影響は未知数だ。

さらに、中露はすでにOPEC(石油輸出国機構)の国々と仲良くなって「OPECプラス」に参加しているので、サウジやイランなどの産油国もロシアには本格的な制裁をしないと思われる。ロシアは制裁されてもあまり石油の心配はしなくて済むのかもしれない。制裁されてもロシアが強気なのはそのせいか? 「元でも石油を決済できるようにしよう」って話も中国から出ている。
ウクライナで始まった戦争。最後に笑うのはロシアでもウクライナでも旧西側でもなく、中国だったりして・・・
(その全てを仕組んだ黒幕は多分中国に投資して経済成長させている。その目的は、ビジネスのためにドルの世界覇権を無くし、代わりに地域ごとに地域覇権国と地域経済圏を設けて世界と基軸通貨を多極化させること=世界覇権国や世界覇権通貨が誕生しないようにすることかも)

◆ロシアの運気変動?
では、西側各国から制裁されてもロシアは強気でウクライナを攻撃し続けられるのだろうか? それは分からない。なぜなら、当のロシア人やロシア兵がウクライナとの戦争を嫌がるようになっているからだ。友達や親戚がいることも多いウクライナが攻撃されることを、彼らは必ずしも望んでいない。ロシアにしては珍しいほど反戦運動が活発化しているのはそのためだ。ウクライナの友達や親戚から口コミで緊迫した現地の状況が入ってくるのだから、当局のプロパガンダでは誤魔化しきれない。
かつてはプーチン支持者も多かったロシアの退役軍人達がプーチンの辞任を求める異例の事態()も発生しており、ロシアの国民はソ連時代にも残っていたツァーリズム的な政治気質を受け継ぐプーチンのやり方を必ずしも望んでいないのだ。

これは、ロシア人の集合無意識に長い間潜在している「ケンカが強くてマッチョで押しが強いことを尊ぶ気質」が変化してきているのかもしれない。ケンカが強くてマッチョで押しが強いプーチン(現代のツァーリ)に強い運気を与えて来たロシア人の集合無意識が、今まで以上に調和や優しさや思いやりを好む方向へ変化している。それは決して「戦いを嫌がる軟弱者になった」という事ではなく、彼らの心はとても強く大きな勇気を湧き出させ、その流れは大きくなっている。だからこそ、逮捕・投獄されたりキャリアに傷がつくことを覚悟で反戦運動に参加する人々が増えているのだ。デモによる逮捕者が日を追うごとに増えていってるのがその証拠だ。ウクライナに知り合いがいたり独裁者のせいで経済制裁されて生活や経済が危機に陥っている背景もあるとはいえ、日本人が同じ状況に陥ったら同じことができる人は何人いるだろう? 彼らは、もう十分に強い。マッチョなリーダーを必要としない程に。その強さと勇気の根底には優しく調和を愛する心。
ツァーリに依存してご機嫌を取る価値観が薄れゆく今でも、プーチンは国民の反戦運動など意に介さないかもしれないが、その国の指導者に強い運気を与えて来たその国の集合無意識的な価値観が変化することで指導者の運気に大きく作用する可能性は十分にあると思う。プーチンが今までのような強い運勢を保てるかは分からない。カギを握っているのは、集合無意識の在り方だ。

占星術界隈では、ここ数年で20世紀前半のカルマが象徴的に再現される気配が星に出ていると言われてきた。これは、「過去には失敗したことや選べなかったことをもう一度やり直し違う未来を選択するため(カルマを解消するため)」にそのようなことが起きるのだと勝手に思っている。既にコロナという形でスペイン風邪の再現は起きている。多分、ロシア革命の再現だってありうると思う。ロシア革命の9年前にロシア上空で起きた隕石の大爆発も、やはり今から9年前にロシア上空で再現されている()。
ロシア革命は専制君主を倒しても民主化できずにツァーリズムのカルマを受け継ぐ独裁国家が生まれてしまった。今回はやり直せる?

さらに、4月には傷と癒しを司るキロンという星が「成功しなかった爆弾の破裂」という位置に来ることも覚えておきたい。プーチンは核爆弾を使った脅しさえかけているが、星を見る分では今のところ戦争や破壊が拡大する心配や核の心配はしなくていいと思っている。

ポストプーチンロシアがどんな姿になっているのかは今のところ想像しづらい。中国とのパイプが太い人(あるいは中国の傀儡)が指導者になる可能性もあるが、個人的には変化しつつある新しいロシアの集合無意識に相応しい人物が指導者に選ばれることを願う。
その様な運勢がロシアに生まれれば、自ずと中国の運勢にも影響を与えるだろう・・・

 

ロシアへの祈りを込めて

プーチン氏占ってみた


2022年11月29日追記
中国全土にゼロコロナへの抗議運動拡大
:ここまで大きな抗議デモは天安門事件以来の異例のこと。北京中心部へも抗議活動飛び火・・・抗議運動が起きてる地域には中国三大龍脈上にある主要都市が多い。 中露の運気が互いに良い方向へと共鳴し合い相乗効果が出て欲しい・・・ 

2022年3月 3日 (木)

鳩山氏の語る「親露派住民殺害」の真相をさぐる

※以下に書いたことは個人がネットで調べた結果と感想です。
また、この記事を用いてロシアの軍事行動を支持する意図はありません。一日も早く戦争が終わることを願ってやみません。 

先月24日の朝、ロシアが突然ウクライナに侵攻しウクライナ軍との間で戦争が勃発。街や民間人の生々しい被害やウクライナ人に怒られて泣くロシアの新兵(捕虜)などがリアルタイムでSNSに出ることもあり、世界中がロシアを非難しロシア国内でも異例なほど反戦運動が高まっているという。そんな中、鳩山元首相のこんなコメントが話題になった。

「ウクライナは親露派住民を虐殺」“真偽不明”情報を流す鳩山元首相に批判続出
3月1日、自身のツイッターでロシアのウクライナ侵攻について投稿した鳩山氏。《私はあらゆる戦争を非難する。ロシアは一刻も早く停戦すべきだ。》と前置きをしたうえで以下のように綴った。

《同時にウクライナのゼレンスキー大統領は自国のドネツク、ルガンスクに住む親露派住民を「テロリストだから絶対に会わない」として虐殺までしてきたことを悔い改めるべきだ。なぜならそれがプーチンのウクライナ侵攻の一つの原因だから。》

各メディアによると、ロシアは2月16日に、グテーレス国連事務総長と安全保障理事会メンバーに対して「ウクライナ当局が住民を大量虐殺している」とする報告書を提出している。

しかし、この報告に対して、アメリカのブリンケン国務長官は「ロシアが侵攻に向けた口実づくりをしている」と批判。虐殺の事実があったかどうかは真偽不明のままである。

・・・開戦以来、ロシアはウクライナの事をたびたび「ネオナチ」とののしり、ドンバス地方でウクライナ側の兵士が親露派住民を迫害したと主張している。これはロシアが武力行使の口実と自己正当化のために作ったガセネタなのか、それとも何か根拠らしきものがあるのか。真相はどこに? ちょっと気になってネット検索をしているうちに、以下のような情報にたどり着いた。文章内の太字は私が強調した箇所である。

極右過激主義者の脅威の高まりと国際的なつながり by公安調査庁
2014年,ウクライナの親ロシア派武装勢力が,東部・ドンバスの占領を開始したことを受け,「ウクライナの愛国者」を自称するネオナチ組織が「アゾフ大隊」なる部隊を結成した。同部隊は,欧米出身者を中心に白人至上主義やネオナチ思想を有する外国人戦闘員を勧誘したとされ,同部隊を含めウクライナ紛争に参加した欧米出身者は約2,000人とされる

【軍事ワールド】ナチス・ドイツの「象徴」を掲げるウクライナ義勇軍…米国がミサイル供与をやめた理由 by産経
義勇兵部隊の「アゾフ大隊」で、米国は6月上旬、同大隊がネオナチだとして、支援する政府側への対空ミサイル供与計画を取りやめた。

(中略)2014年5月にウクライナ内務省管轄の部隊として発足した「アゾフ大隊」は、黒海北部にある内海のアゾフ海に近いドネツク州マウリポリに本部を置く。同年8月にロシア連邦軍とみられる部隊が攻撃を仕掛けた際には先頭に立って反撃したとされる。
同大隊はネオナチとの「共通点」が少なくない。
米通信社ブルームバーグやロシアのニュース専門局RT(旧ロシア・トゥデイ、いずれも電子版)などによると、70年前のファシズム国家、ナチス・ドイツの象徴であるハーケンクロイツの旗を掲げ、部隊章には、ユダヤ人を次々と強制収容所に送り込んだナチス親衛隊(SS)が用いた紋様「ヴォルフス・アンゲル」(狼の罠)を用いている。

ウクライナ問題について その3 byキャノングローバル戦略研究所

2.「ネオナチ」の系譜

「ネオナチ」と呼ばれている党にはどのような歴史があるのだろうか。

(1)最大の党は「スボボダ」(ウクライナ語で「自由」の意味)であり、この党の旧名はナチスと同じ国家社会主義党であった。2012年の選挙でこの党は10%の得票を得て、450議席中36議席を獲得し、ウクライナ議会で4番目の党なった。

(2)このほかに、2013年に設立された「右派セクター」と呼ばれている政党がある。これは、極右の小さな政党の連合体となっているが、上記のスボボダよりもさらに暴力的である。
(中略)
(注)ウクライナの国会議員オレフ・ツァリョフによれば、2014年1月には、シリアの反政府勢力のメンバーとして戦っていた350名のウクライナ人が帰国し、ネオナチの一員として暴力的なデモ活動に参加するようになった。

3.「ネオナチ」政権の意味するところ
(2)東ウクライナなどの親ロ勢力に対する攻撃にあたっているのは「ネオナチ」のメンバーであること。

(3)この点が明確に表れたのが、5月2日のオデッサの労働会館における虐殺である。アメリカで放映された現場の映像では、当日オデッサで行われたサッカーの試合のフーリガンを装った政権派が親ログループを労働会館におしこめた後会館に放火し、逃れてくる親ロ派(何人かは上の階から飛び降りた)を銃で撃ち殺す場面が映されている。さすがにこの事態に対しては、暫定政権も2日間の喪に服するという決定を行っているが、5月2日に各地で起こった衝突については、ドイツのメルケル首相がワシントンを訪問する前日に衝突を起こして、経済制裁について米国政府の主張を欧州に飲ませようとしたというのが通説になっている。

◆真相の手掛かり発見?
ロシア政府はウクライナ東部のドンバス地方の独立を承認し、「ウクライナの迫害から人々を守るために」という名目でロシア軍を派遣。ドンバス地方はロシアの実効支配地となった。2014年のマイダン革命以降、欧米寄り政権が続いているウクライナだが、ちょうど欧米寄りのポロシェンコ政権が出来た頃から「志願してウクライナのために働く義勇兵達の中に過激で素行の悪いネオナチが混ざっている」との噂はあったという。
かつての義勇兵達は現在、当局の正規兵として登用されて様々な名前の「〇〇大隊」が存在する。今もロシアと戦っているのかもしれない。
ロシアがキエフに侵攻すると、両陣営が盛んに互いの悪逆非道さをアピールするようになり、8年前の噂が再燃されて情報が錯綜している。

果たして、ドンバス地方では人々が(ネオナチの?)ウクライナ義勇兵達によって本当にひどい目に遭っていたのだろうか?
さらに調べてみると、難民支援などでも有名な人権団体「アムネスティ」に、例の噂につながると思しき報告書を見つけた。
以下、報告書を自動翻訳。私が強調した太字の部分にご注目。

「ドンバス地域の非人道行為に関する報告(2014年9月8日)」より:

◆ウクライナは親ウクライナ義勇軍による継続的な虐待と戦争犯罪を止めねばならない
(キエフ)アムネスティ・インターナショナルのサリル・シェティ事務局長は本日、ウクライナのアルセニー・ヤツェニュク首相との会談で、ウクライナ政府に対し、ウクライナの正規軍と一緒に活動している義勇兵の大隊による虐待と戦争犯罪を止めるよう促した。

ウクライナ当局は、以前分離主義者が占拠していた地域に蔓延していた無法や虐待を再現してはならない」と、キエフのアムネスティ・インターナショナル事務局長、サリル・シェティ氏は述べた。
「義勇軍による虐待と戦争犯罪の可能性を止められなかったことは、同国東部の緊張を著しく悪化させ、より広く法の支配を強化し支持するというウクライナ新当局の宣言した意図を損ねる危険性がある」と述べた。
この呼びかけは、アムネスティ・インターナショナルが、ルハンスク州北部の現場で収集した新鮮な調査、「ルハンスク州北部におけるアイダー義勇軍による虐待と戦争犯罪」を発表し、アイダー義勇軍による虐待の範囲が拡大していることを文書化したものである。
アイダーは、紛争後に生まれた30以上のいわゆる義勇軍の一つで、分離主義者の支配地域を奪還するために、ウクライナの治安組織に緩やかに統合されている。
アムネスティ・インターナショナルは、アイダー大隊による拉致、不法拘束、虐待、強盗、恐喝、処刑の可能性など、相次ぐ虐待を記録している。これらの中には、戦争犯罪に相当するものもある。
同団体はウクライナ当局に対し、アイダーを含むすべての義勇軍大隊を効果的な指揮統制ラインの下に置き、虐待のすべての疑惑を速やかに調査し、責任者の責任を追及するよう求めています。
ウクライナ首相は、紛争に関連する虐待のすべての加害者の責任を追及するという政府のコミットメントを表明した。

「アムネスティ・インターナショナルは、紛争地域で正義を回復し確保するというウクライナ政府のコミットメントを歓迎する。私たちはこの約束を守ってもらいます」とサリル・シェティは述べた。 


・・・この報告書を見ると、確かにウクライナ派による人権侵害は発生していたようである。だが私が強調した太字部分の一つ「以前分離主義者が占拠していた~」の下りをよく見て欲しい。「分離主義者」とは、ウクライナからの独立を主張する親露派のことだ。要は、当時のドンバス地方が無法地帯のようになっていて、全員かどうかは分からないがウクライナ派/親露派関係なくどっちも無法を働いていたっぽい。どっちかだけが悪いことをしたわけでもなさそうで、どっちの被害者もいる状況に見えた。約束が守られ、真相が解明され、被害者が救済されますように。

今はロシアとウクライナが戦争しているため、どっちも相手を一方的に非難する。ロシアは侵攻を正当化したいのでウクライナを一方的な悪とするプロパガンダにドンバスで起きていた無法の件を利用しているように見える。鳩山氏はそのような情報戦の中でロシアが発信した情報に触れたのだろうか。
ロシアなどはウクライナの正規兵になったアゾフ大隊がネオナチだったことから「ウクライナはネオナチ」と以前から主張。今回の侵攻で日本が対ロ制裁をすると駐日ロシア大使は「ウクライナの肩を持つ日本はまたナチスと組んだ」といった恨み節をツイート。なお、ウクライナ側は「プーチン大統領こそヒトラーみたいなものだ」とロシアのネオナチ呼ばわりに応酬している。口喧嘩だけ見てると某巨大掲示板の日常風景にしか見えないw しかし現実は口喧嘩だけで済ませられないのが非常に残念だ。

SNSで瞬時に現場の様子や情勢の変化が分かる現代戦のプロパガンダや情報戦とはどういうものなのか、我々はリアルタイムでそれを知り、その洗礼を浴びることになるのだろう。お互い、相手に勝つためなら扇動誇張歪曲捏造隠蔽誹謗中傷なんでもありうる。国際社会どころか自国民をまず騙すし、不都合な情報は隠す。なりふり構ってる余裕なんかないのが戦争というやつだ。ネットで「現場の情報」に触れて胸を痛め恐怖し義憤にかられる大衆は、そんな情報戦に感情を利用される。悲しいけどこれが戦争なのよね。

戦争の悲しい光景がリアルタイムで沢山流れている現在。感情的になりすぎず、情報戦が生み出す大量の情報に翻弄されたり惑わされないメディアリテラシーを養いたいものだ。



【オマケ】
全滅とみられていた島の守備隊、「無事生存」 ウクライナ海軍
「ロシア軍が投降を勧告するも「消え失せろ」と返信して投降を拒んだ13人の兵士(うち11人は女性兵)が最後まで戦って全員死亡」と報道された当初、13人という数字に演出っぽさと「島守る人数少なすぎね?」という違和感から「あ、これプロパガンダ(ガセネタ)だ」と気付いた。ウクライナ人を奮起させ世界中の人々の涙を誘ったこの話、実際は全員ロシア側に投降して無事。
一方ロシアの報道では、「島の守備隊70人を保護。家族への連絡手段も与えた」・・・さあ、どっちが本当? どっちも都合よく話盛ってる? 情報戦の世界では、片方が発信する情報だけでは真相が分からない。

ウラジーミル・プーチン占ってみた
「欲求不満が募ると暴走しやすい天才」とでも表現できそうな相。
ロシアの反戦運動を見ていると、ロシアの集合無意識が「ツァーリズム」から卒業していく気配を感じる。これが成功するとロシアは大きく変わる。

ロシアの隕石で妄想
9年前の隕石大爆発とロシア革命前夜の隕石大爆発は運気的に類似?

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