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2016年4月 5日 (火)

共通点は「現実逃避」

※以下に書かれていることは全て一個人の妄想です。

<「ひきこもり」で迂闊な放送?>精神科医・斎藤環氏が「TVタックル」をBPOに審査要請呼びかけ

「ビートたけしのTVタックル 3月21日放映 23:15~24:15同番組で『ワンステップスクール伊藤学校』による『ひきこもり支援現場』が放映されました。
彼ら(伊藤学校の職員)は両親の依頼を受け、事前にひきこもり当事者の十分な許諾を得ることなく、当事者の部屋に土足であがりこみ、長時間の説得、恫喝、怒鳴り上げ、ドアを蹴り破るなどの暴力的な手法で当事者を部屋から連れ出し、共同生活の寮に連れて行き作業をさせるという『支援』を行う事業所です。
10年ほど前にほぼ同様の手法で支援活動をしていた「長田塾」を持ち上げたのもテレビ朝日ですが、長田塾はその強引な手法を塾生から訴えられて敗訴、関連機関のアイメンタルスクールの経営者は塾生を監禁して死亡させ逮捕という事件を起こしています。
まともな専門家や支援者には一切取材せず、こうした暴力的な手法を採る業者だけを肯定的に取り上げる報道姿勢には、世間への目配りと迎合はあっても、適切な人権意識が欠けています。ぜひとも審査対象としていただきたいと思います」

◆「原因」というものが存在するわけで
困ったことに、引きこもりの相談を精神科やカウンセラーじゃなくて占い師にしちゃう人がたまにいる。何故か精神科よりも占い師に相談する方が抵抗感が少ないという人が未だにいる。当事者が精神科や資格を持ったカウンセラーへの相談に抵抗感を持ちすぎていることも問題を複雑化してると思う。
引きこもりの何割かは神経症や精神障害、発達障害、人格障害といった何らかの病気や障害を患っていることに本人も周囲も気付いてないケースがある。また、精神科の受診を薦めても親御さんや本人が拒否するケースもある。
引きこもりの支援活動をするなら多種多様な「引きこもった原因・きっかけ」にまずアプローチしてみないと始まらないだろう。引きこもった本人が自分の抱える原因やきっかけにアプローチする意欲や好奇心を持たないと始まらない。場合によっては本人と親御さん、両方がカウンセリングを受ける必要があったりもしうる。

引きこもった原因にアプローチせず障害の有無を確認することもなく、ひたすら勧善懲悪の心地よい構図を使った自己正当化に基づいて引きこもりを裁き、物理的に部屋の外へ引っ張り出す(引きこもった原因にアプローチする姿勢が全く無い)という行動をTVカメラの前でやっちゃってる時点で「引きこもりを力ずくで思い通りに動かし自己満足に浸りたいだけで問題解決なんか最初から考えてない」と全国のお茶の間に向かってアピールしちゃったようなものだ。まっとうな引きこもり支援をなさってる専門家の方が見ればすぐにわかることだ。というか非科学的な占い師が見ても何となく分かる。

相手が引きこもりだろうとそうでなかろうと、人間を力ずくで思い通りに動かすことはある程度可能だろうが、それは問題解決とは言わない。問題は全く解決していない。戸塚ヨットスクールの創始者、戸塚宏氏もそこら辺を混同している。症状や障害や問題を抱えた人を力ずくで治ったかのように振舞わせたり従順にさせることは一時的に可能だろうが、それは治療でも回復でもない。
一時的には力ずくで思い通りにできたとしても、原因を放置したままなのですぐにボロが出るし限界が来る。障害や症状を力ずくで100%思い通りに制御することなどできはしない。戸塚宏氏はそれがよくわからなくて「もっと殴れば思い通りになるに違いない。おかしいな? じゃあもっと殴ろう」と思い込んで殴り続けていたら預かったお子さんを殺害してしまった。実はこういう結末は戸塚ヨットスクールだけではなく、他の支援団体でも起きている( )。
占い師もびっくりな中世のペスト治療並にズレた手法では、治るものも治らない。そんなズレた手法に依存している支援者も親御さんもその事に気づかないか、あえて目を背けている。

◆全員が現実逃避
こういうズレた支援団体の手口は悩み救いを求めている(辛い現実から逃げたいタイプの)人を標的にしたカルトの勧誘に似てる。勧誘された側は、相手の手口や様子に違和感を感じても、その事実から目を背け「おかしくなんかない。きっとこれで救われるんだ。これが正しいんだ」と期待を盲信に変えていくのは一種の現実逃避。そう。ズレた支援団体を盲信し同じ心理に陥った引きこもりの親御さん(リンク①参照)もまた、「現実から逃げる」ことを選択したという点では引きこもりの子供と同じものを持っている。
そして、ズレた手法に依存している支援者(違和感を感じても見ぬふりのスタッフ含む。リンク②参照)もまた、「自分達はズレている」という現実と向き合わないという点で引きこもりと同じものを持っている。みんなどこか似ている。
親御さんも支援者も本人も現実に存在する「引きこもった原因・背景・きっかけ」というものには全くアプローチする発想が無い。これが3者に共通する「現実を見ようとしない」という問題点であり、3者の問題点が共鳴し合い3倍に増幅されて最悪の結果を招くのかもしれない。
まさに、「類は友を呼ぶ」だ。「子は親の鏡」とか「同族嫌悪」も含まれている?

己を現実逃避に駆り立てる自己暗示はこんなことを言うかもしれない。
「現実はどこにも救いが無いんだ。解決などないんだ。絶望しか無いんだ。だから現実を見てはいけない。現実という絶望から自分を守るためには現実から逃げて幻想に避難するしかない。それ以外の救いは許されない。」
このセリフを疑い、現実に起きている問題(目に見える部分のみならず、目に見えない心理的な部分含め)をよく観察し、その中から手がかりを得て実在する問題発生の原因や背景やきっかけを突き止める。突き止めることが出来て、自覚することが出来れば、心理面はそれだけで大きく変化する。
(例えば、引きこもりの原因が『親やその親から刷り込みで代々受け継がれた狭い価値観への信仰が無意識下で自分のしたいことや望む方向をことごとく否定し禁じてしまい、その結果人生に意欲を見いだせなくなり無気力になっていた』ということが突き止められれば、その人は狭い視野や狭い視野に基づく価値観が万能ではなく、それを万能として盲目的に信仰し従うことは危険であることに気付いて違う視野・違う考え方に基づく生き方を探っていけるようになる。そうなれたらもはや以前ほど無気力ではなくなっている)

◆解決か自己満足か
引きこもる人を裁くのは容易だが、裁くことで解決する問題ではない。裁くのではなく、問題をよく観察して問題の原因や背景やきっかけ(=問題の本質)を突き止めること、本人にや支援者にその意欲や好奇心が芽生えていることが重要ではないかと思う。当然、言うのは簡単だが実行するのは難しく時間がかるのが現実だ。その面倒な現実を受け入れられず「ズレた手口による自己満足」という現実逃避を選んでしまう支援者と親・・・
まっとうな支援をするなら、裁かず自分の考えを押し付けず本人の話をただ聞くこと。本人が話したくなるような信頼関係を作ること。本人が信頼できる聞き役がいてくれることで誰にも打ち明けたことのない深い部分まで話しているうちに自分でも話すまで気づかなかった多くの事に気が付いていく(自覚力が発動し始める)、その過程を通して問題の本質が自覚的に突き止められていき、変化が起こり始める。
そのような静かで劇的な展開を、多少の経験を積んだだけの非科学的な占い師ですら知っている。いわんや専門家ならなおさらよく知っていることだ。よって、そのような経験を持つ専門家が一人もいない引きこもり支援団体は「裁くだけの自己満足」に陥るリスクが比較的高いと思う。
問題の本質を自覚することが効果を出す。これは引きこもりに限ったことではなく、多くの悩み事に共通するのではないかと占い師の経験からは思っている(ま、これも幻想かもしれないが)。
大事なことなのでもう一度書くが、引きこもりの相談は占い師じゃなくて専門家にして下さい。それはちっとも恥ずかしいことじゃありません。

上手なニートの過ごし方←一部の引きこもり・ニート達は、「子供の頃にやりたかったこと・やり残したこと(それを通して社会性を身に着けられたかもしれないこと)ができないままで先に進みたくない(したかったことや今でもしたい事を犠牲にしたまま他の事に時間とエネルギーを費やしたくない)」という心理が無意識下で働いているケースもあるかもしれない。そしてその大半は、「やりたかったこと(やりたいこと)」を自覚していない可能性もある。

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