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2014年1月16日 (木)

戦後の男性性と女性性

※以下に書いたことは全て根拠の無い個人の妄想です

◆戦後日本の男性性
前の記事で春分図から日本の今年一年を見てみると、日本が今までおおっぴらには出さず押し隠してきた男性的・父権的な部分と、それが持つ問題点が表面化していく運気を感じた。日本は戦前の方が男性性の問題が多いと言われているが、それは男性性の問題が「軍事」といういかにも目立つ場所で表面化していたからで、戦後から今まではその男性性の問題がいかにも目立つ場所に出ることを禁じられ押し殺されてきた分、別の分野で歪んだ形で(誤魔化された形で)表面化していた印象(例:昭和なら過激派、今ならブラック企業や体罰問題etc)。
結局、従来とは姿を変えて(歪めて)「なくなったこと」にしただけで解決はしていない「男性的・父権的な部分の問題点」を、隠さず誤魔化さず改めて向き合うことが大切なのかもしれない。最近の日本運勢に戦後史の焼き直しが起きているように見えるのもそのせいだろうか?

開運のカギは創造性(新しいものを生み出す力。女性的要素でもある)か。芸術・芸能・クールジャパン等の運気が良さげなのも創造性のある分野だからかも。占星術では母性を象徴する蟹座に位置する星(木星)と癒しの象徴キロンが現在トラインを形成しているのが意味深。抱えてきた問題点の癒し(解決)のカギが「生み出す力」であることを暗示しているのだろうか?

◆男女平等のためには女を捨てろ?
また、一見すると戦後は女性の社会進出が進み、男顔負けの仕事ぶりを発揮するようになって男性と対等の地位を得て「男女平等社会」が実現したかのように取り繕っているが、結局のところ女性が男性化して己の女性的要素を切り捨て「男と同じになった」だけかもしれない。男と対等の地位を社会に認めさせるためにやむなく女性性を犠牲にした結果、「男女同権」ではなく「男女同質」になっただけかも・・・それは決して男女平等でもなければ男性と対等になれたわけでもない。むしろ、表面的には男女平等を取り繕っているが相変わらず女性性自体は虐げられたままだ。そのしわ寄せは家庭に来やすい。仕事と育児の両立に悩み、仕事と結婚(出産)の両立に悩む女性は増えていて、多くの場合は仕事が優先され後(結婚・出産・育児etc)者が後回しになったり犠牲になったりしやすくなる。それが女性たちの悩みを深めている。
(キャリアウーマンという生き方が悪いと言っているわけではない、念のため)

多分、男性性に偏った仕組みの社会が虐げて抑圧していた女性の尊厳を「戦って敵(=男性的社会)から勝ち取る・敵を倒して奪い取る」という男性的な方法に依存したことがそもそもミスマッチだったのかもしれない。犠牲を出した分だけ対価を得る手法ではプラマイゼロであってプラスにはならない。それはまるで、「戦いに邪魔だから」と乳房(女性性・母性の象徴)を切り落としていたアマゾネスだ。
その場合、乳房を切り落としたのは社会でも男性達でもない。男性性に洗脳された女性達自身なのだ。「女であることをやめれば男と対等になれる。自分達をみじめにするだけだった女性性なんか持っていたくない」

そういう本末転倒な事態が起きるほど男性的に偏り女性性が不足した状況を少しでも打開すべく、男性側も社会に不足した女性性を補おうとするかのように母性的な「イクメン」が出てきた。いわば、女性性が虐げられ抑圧された女性達のアニムスのようになった感じだ。他にも、昨今は「男性が女性的になって来た」とか言われている。
この現象、社会を形成する人々の集合無意識が抑圧され続けてきた自らの女性性を救おうとし始めたかのように見えなくもない。性別を問わず人は女性性と男性性を両方持っている。男性的に偏った仕組みの社会は、女性のみならず男性の中の女性性をも傷つけ虐げてきたかもしれない。
一人の人間の中でも社会の中でも、ある部分を活かすためにある部分を犠牲にしてしまえば、プラマイゼロでプラスの発展はしない。右手のために左手を犠牲にする必要は無い。両手を使え。

◆創造的な仕組み
個人的には、社会というものは戦ったり倒したりするものではなく、進化・発達させていく生き物みたいなものだと思う。それこそ、大きな視点で生き物を健康的に育てていくような感性があった方がいいかも。一部にとって(又は男性性にとって)のみ快適な社会は、さながら体の一部分だけに栄養を供給し機能させることで自分という命が持つ可能性の大部分を封印・抑圧され、ホンの一部分の可能性しか活かせないように育てられてしまっている生き物をイメージする。そういう生き物は、体が機能する仕組みをもう一度見直して体全体が健康的に機能できて自分の持つ可能性を十分発揮できることを望むかもしれない。

男性性だけで回る仕組みの社会に無理やり女性達をねじ込もうとする従来のいびつなやり方ではなく、そもそもの偏った仕組みから改良・変更して行く必要がありそうだ。男性性と女性性、異なる要素の持ち味をバランスよく連携させて回る仕組みに・・・両手を自在に使うことで可能性を広げるようなイメージ。
それには1から仕組みを作り直すほどのとんでもない「破壊と創造」を要する難しいものだが、長い時間をかけてそうなっていく運の流れをなんとなく感じる。
今年の春分図で蟹座(母性の象徴)の木星と相性の良い角度を形成した癒しの象徴キロンは、虐げられた女性性の癒しも暗示しているのだろうか。
創造性とは、異なる要素が互いの持ち味を活かしあい連携してコラボ(ないしマリアージュ)することで可能性を生みだしていくことでもある。片方だけでは、片手落ちだ。

2017年1月追記:昨今のマタハラ問題がこの記事のテーマとも関係している気がする。

男性的世界と地母神の再会
自分の足を食べるタコ

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コメント

時々こちらにお邪魔させていただいているブライアンと申します。
来月の東京都知事選挙を遊び感覚で構いませんので占っていただけませんか?
心待ちしておりますのでよろしくお願い申し上げます。

>ブライアン・Hさん
現在のところ、選挙結果を占って記事にする予定はありません。
ただ、東京の風水を変えて今回の都知事選を招いたあの島(出雲の神様会議が終わった直後、猪瀬氏の誕生日に出現)のことに意識が向いています。
http://aya-uranai.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-e5c4.html
今回の都知事選は見えないところで並々ならぬ運気が流れている気がするのです(妄想)。

「男女平等社会」への分析にすごく共感します。
自分が前々から薄々感じていたことを、それより深い洞察をもって書かれていて驚きました。
凡百の評論家の意見よりはるかに的を得ていて衝撃的でさえありました。

>かららさん
ありがとうございます。

今までの男性性に偏った社会で傷ついてきたのは、女性達だけではなかったのかもしれません。
男性と女性、お互いに痛みを知った者同士が連携できれば社会は変わるでしょう。

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