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2013年5月18日 (土)

自分の足を食べるタコ


日本の「ブラック企業叩き」これで韓国に勝てるかと人事担当

シビアな人事制度で知られる企業の人事担当者が、こう皮肉る。

「韓国の一流企業は、出張したら帰りの飛行機で映画を見たり、酒を飲んだりせず、ひたすら出張リポートを書き、翌朝一番で提出するというやり方を幹部に求めています。そのうえで毎年、成績下位の1割は辞めさせる。そんな国の企業と、ブラック企業叩きをしている国が戦えますか?」

ユニクロ「やはりブラック企業」の批判 柳井氏の世界同一賃金構想が大炎上!

朝日新聞のまとめによると、ファーストリテイリング社の新卒社員が入社後3年以内に退社した割合(離職率)は、2006年入社組は22%だったが、07年入社組は37%、さらに08~10年の入社組は46~53%と高まっており、休職している人のうち42%(店舗勤務の正社員全体の3%にあたる)がうつ病などの精神疾患。「社員を酷使する『ブラック企業』との批判は、こうした中で高まってきた」(同紙)としている。

また、経営者のためのニュースメディア「税金と保険の情報サイト」は、(中略)「最低賃金などは、各国の労働法規によって定められている。それぞれの国の物価や生活水準に配慮した金額となっており、これを均一化するのは単純な違法行為」であり、コンプライアンスを無視してまでグローバル化におびえる理由は見当たらない、と指摘している。

※コンプライアンス:ここでは企業の法令順守のこと。企業コンプライアンス

ユニクロのブラック企業扱いに「個別企業批判しても仕方ない」

そもそも“ブラック企業”とは何か。本来ならば『労働基準法違反企業』といえばいいのに、ユニクロは労基法を遵守しているからそんな曖昧な言い方になる。問題があるとすれば日本型の労働、雇用慣行のほうであり、個別の企業を批判しても仕方がない」

グローバル資本主義は「ユニクロ化」する

ユニクロの労働条件はきびしいことで有名だが、その面だけを見て「ブラック企業」などと指弾するのはお門違いだ。ユニクロの店員のような単純労働の賃金が新興国に近づくことは、資本主義の宿命なのだ。ユニクロは全世界で2万人の雇用を生み出しているが、そこから逃げる企業は消滅する。

(中略)このように資本主義がグローバル化すると、世界の労働者の賃金が生存最低限の国に近づくという未来像は、1848年にマルクスとエンゲルスが『共産党宣言』で予告したものと似ている。社会主義は死んだようにみえたが、中国を含めて新興国では健在だ。ユニクロ化する世界は、150年遅れてマルクスの予言を実現しているのかもしれない

「使い捨て」の何が悪いのか 覚悟を持って働く若者もいる

実際にビジネスの最前線で働く人たちからすると、「使い捨て」の何が悪いのかと不思議に感じる人もいるだろう。使い捨てという言葉は、確かに人の感情を巧みに刺激するが、言い換えれば社員の「競争」と「選別」のことである。
共産党系の団体や弁護士たちは、営利団体たる企業においても、従業員には何の選別も行われないことをお望みなのかもしれない。いちど採用された社員は定年になるまで、仕事を通じた貢献度に関係なく豊かな生活を保証されるべきだ、と考えているようである。
要するにそれは「順位をつけない徒競走」であり、企業による「生活保護」だが、そんな責任を企業が負う必要などあるわけがない。それは国の役割である。他人が稼いだカネに集るのではなく、自分たちが成長を先導する意識がなぜ生まれないのか。傍から見ると、まるで競争に敗れた弱者のルサンチマンのようである。


※以下に書いたことは、全て個人の妄想です。

◆共食いで可能性が先鋭化(=先細り)?
「全ての生物は奪い合いの弱肉強食的システムのもとで何か(誰か)を犠牲にし続けなければ生きられない」
…という思い込みに基づいて作られ維持してきた文明が限界に来ているようだ。
競争(戦い)は激化する一方だし、競争が激化すれば犠牲者(戦死者)は増えていく一方だ。弱肉強食(=共食い)というのは、どこかで止めなければ最後は誰も生き残らない。共食いの果ては「絶滅」。
(共食い型文明の最終段階を象徴的に表現した現代の神話が『大戦争による人類滅亡説』かもしれない.)

「何か(誰か)を犠牲にし続けなければ生きられない(弱肉強食からは抜け出せない・共食いの外に生きる道なし)」
時にはこの文明でトップ層と言えそうな大企業の社長すら、この原始的な思い込みから抜け出せず壁にぶち当たっている。というか、「企業」と呼ばれる営み自体が共食いなしには成立しないんだからしょうがない。
1番めに貼ったニュース記事にある人事担当のコメントや一番最後に貼った記事に書かれた主張は、ともすれば あくまで「共食いからは決して抜け出せない」ことを前提に
「誰かを犠牲にしないと生きていけないし生き残れないんだからしょうがないだろ!」
という心の叫びに聞こえる(妄想)。

この文明社会を支配しシステムを形作る固定観念の中に
「何かを犠牲にしないと何も手に入らない。何かを犠牲にした者だけが、犠牲にした分だけそれに見合う大きさのものを手に入れられる。」
というものがあるが、この発想だと犠牲にした分量を別のものに変換しただけで全体量は全く増えてない

人々は今まで「沢山犠牲にすれば豊かに繁栄出来る」と騙され励んできたが、 実際には全体量が全く増えず繁栄も発展性もない仕組みに支配されてきたのかも。 むしろ、全体量が増えてると錯覚して浮かれたことがバブル現象を招く一因だったかもしれない。
全体量が増えない(収穫倍率0)なのに「繁栄」とはいかに?
(ここまで書いたら『沢山お布施すればご利益によって貧困から救済されます』と謳うカルト宗教のイメージが浮かんだw)
生き残る手段として選んだ「共食い」が、実は可能性をふるいにかけ続け先細りさせ続け少しずつ食い潰していくだけのものだったりするのだろうか。生き残ろうとして絶滅の方に進んでるのだろうか? などと妄想してしまったw
(なお、私は共産主義者ではない。歴史的に見るとアレも共食いの手段や一種のカルトにしかならなかったと思っている)

◆太れないタコ
本当に繁栄や発展性のある仕組みなら、何かをより大きく意義の深いものに変換させて全体量を増やしていける。一つ一つから沢山の可能性が生まれ拡大する。即ち低価値から高価値に進めるはず(収穫倍率的なイメージ)。だが、この文明世界は低価値の犠牲が高価値をもたらしてる気がしない。ほんの一部が一時的に潤うだけでは犠牲が高価値を生んだとはいえない。最近だと、被雇用者のなかに「自分を犠牲にした結果が割に合わない」と思う人が増えて離職率の増加になっている気がする。
上で一番最後に貼った某経済学者の話によると、やがて世界中の単純労働者賃金が生存最低限の国レベルにまで下がる宿命だという。みんな生活水準が下がって安いユニ○ロやし○むらの服ぐらいしか買えなくなるわけだ(それがユニ○ロの狙いだとか言う人もいるw)。多くの人が今より経済的余裕を失う結果、色んな商品が今より売れなくなっていき、経済は一部の分野しか儲からなくなっていくかもしれない。
やっぱりこの文明世界(共食い型)は、例え一部が肥えても全体で見ると格差を広げるだけでプラスを生まない「プラマイゼロの世界」なのかも(妄想)。

なんと言うか、人類は視野が狭いのか何なのか、根本的な部分で効率の悪い仕組みを選んでいて潜在的な能力が生かされてないのかもしれない。人類が持つ豊かさの能力(本当の金運)が封じられてしまった気がする。
(大昔に封じられた『地母神』がいたら今頃は格差じゃなくプラスを生み出してくれてただろう、などと妄想した)

自分の足を食べて生きてるだけのタコは、体を大きく出来ない。
タコが自分の足を食べる時は、極度の飢餓に見舞われる非常時だけ。

弱肉強食という「共食い」で繁栄(のふり)をしてきた人類は、ずっと異様な飢えの中にいるのかもしれない。
このままでは、いつか全ての足を食い尽くしてしまう。「衣食足りて礼節を知る」なんて夢のまた夢。

【余談1】
マンデン占星術によると、今年は日本の春分図で雇用を意味する6室に火星と天王星があり、それが司法を意味する9室の月や政策を意味する3室の冥王星とTスクエア。私には政策、法律(企業に関する法律や労働基準法など?)、雇用、国民(被雇用者)などの分野で波乱や葛藤の暗示を妄想させる星回りに見えた()。
(12月追記:結局、派遣法が改正された。)

マンデン占星術において、6室は雇用だけでなく、軍事を意味するエリアでもある。雇用と軍事が同じ場所に分類されているのだ。どちらも根っこは「弱肉強食の戦い(共食い)」ってことか・・・被雇用者は兵隊か・・・グローバル資本主義とかいう世界で「大戦争」が起きたら大変だな・・・などと妄想した。

【余談2】
オカルトな話。世界全体のほんの一部分を占める共食いの勝者しか金運を発揮しない(一部の勝者が金運を独占し、金運の流れが滞留して豊かさの運気が全体に行き渡らない)形をした今の文明から、一人一人全員が自分に備わる独自の金運を発揮する文明になると、流れる金運の規模はとても大きくなる。一人ひとりが自分の金運の流れを発揮することで地球が巨大な金運回路になるからだ。、そこを流れる金運が流れゆく先々で創造的に可能性を生み出し滞留することなく全体をめぐりめぐる。すると従来の小さな回路(勝者が金運を独占・滞留させて作った小さな回路)よりもずっと大きな金運になる。金運は電気と同じで、「流れること」によって運気が力を発揮し、様々に活用(現象化)できる。大きく流れた方が大きな力になる。
そんな「巨大な金運の回路」を形成し稼動させるには、一人一人が己の金運(自分にしか持ち得ない自分を活かすための運)を稼動させること。皆自分の金運があるからこそ集まると大きな金運回路が出来る。個々の小さな金運は大きな金運回路の細胞だ。個々が自分の金運を活かしたり活かし合ったりして生きることで、大きな回路も活性化する。それがスタンドプレーから生まれるチームワーク(=和)の金運回路。

世界の金運を人体、血の流れで例えた場合、今は一箇所(血を奪い合って勝った部分)にしか金運が流れず、全体で見るとうっ血した分と血行不良の部分があるだけで「全身をくまなく循環する巨大な血液網」としての機能が果たされず不健康な感じ。


自分の足を食べるタコ2
男性的世界と地母神の再会
心の飢えが本当の飢えを招く
飢えの恐怖と抑圧され犠牲になってたもの?
人の器に宿りし金運
経済ど素人の占い師があえて書いてみる ←経済に関する妄想を始めて書いた記事。豊かさを血液に例えた。
運勢の神業←私達一人一人の命に秘められた個人レベルの地母神について
移行する文明と首都のあり方?

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