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2013年1月24日 (木)

気象衛星画像に写る白い着物の女性3

Josei

◆災いが急増した貞観年間
黄泉の国に封印(=抑圧)され、本来の姿を歪められた日本の地母神イザナミ。彼女もまた、抑圧された日本の個性を象徴する日本のアニマの1人である。
彼女を黄泉の国(=無意識領域)から地上に表面化させないように夫イザナギが設置した地上と黄泉の通り道を塞ぐ大岩をはさんで、この夫婦はこんなヤバい会話をした。
イザナミ「お前の国の人間を1日1000人殺してやる!」
イザナギ「それなら、私は1日1500の産屋を建てよう・・・」

1日1000人が殺される・・・普通に大惨事である。抑圧された個性は時に歪んだ形で表面化し、制御不能に暴走して様々な現象や症状を引き起こす。地下世界(無意識のシンボル)抑圧されたことにより、歪んだ形で破壊的に暴走する地母神の力・・・それが災害なのだろうか? 歪められた力が暴走する(災害が発生する)頻回数が多ければ、それはまさに「あまたの災い」という名を冠したアマテラスの荒魂が暴れているともいえるだろう。

大和朝廷が日本の個性を抑圧しながら東へと版図を広げていった東征時代にも、災害が突然増えた時期があった。それが859年~877年の貞観年間。坂上田村麻呂がアテルイを倒して東北の蝦夷鎮圧に成功し、日本の個性の一つである東北(蝦夷)が抑圧されるようになってから60年経った頃である。
wikiから当時の災害記録を抜粋してみよう。

貞観3年(861年)4月7日、直方隕石が落下。落下の目撃がある世界最古の隕石。
貞観6年(864年)、富士山噴火(貞観大噴火)。
貞観10年(868年)7月8日、播磨国で地震。日本三代実録によれば官舎、諸寺堂塔ことごとく頽倒の記述。前年から引き続き、毎月のように地震があったことも見受けられる。
貞観11年(869年)、貞観地震とそれに伴う貞観津波が発生。貞観の韓寇。
貞観13年(871年)、鳥海山噴火。
貞観16年(874年)、開聞岳噴火。

東日本と西日本の境界エリアに立つ富士山(かぐや姫の置き土産が煙を出してる山)は、アテルイが京都で処刑された802年にも噴火したが、貞観大噴火は特にすさまじかった。つくづく東日本の個性と縁深い山のようだ。
そして何といっても貞観地震。これ、ほぼ3.11と同レベルの巨大地震である。当時の記録によると、津波による死者は1000人。偶然にもイザナミの1000人殺し宣言と同じ数だが、当時の日本は人口が少ないので1000人も犠牲者が出れば現代人の感覚でいうと万単位で死者が出たようなもの。さすがに都の人々もショックを受けたのか、慰霊祭が執り行われた。
貞観年間は災いを司るアマテラスの神経症側面、八十禍津日神・大禍津日神が大いに荒ぶった時代と言えるだろう。
これらの現象は、蝦夷を滅ぼしたことで日本の個性(日本のアニマ、吾妻)が抑圧された結果、貞観期にそれが歪んだ形で表面化し制御不能に暴走した(心理的に例えると神経症状が出た)のではないかと妄想した。

◆祇園祭の起源で妄想
貞観期に起きた「暴走(災い)」は地震や噴火だけではない。疫病も流行した。貞観地震の同年、朝廷は疫病を鎮めるために牛頭天王を祀る呪術を行った。一説によればその呪術や貞観地震犠牲者慰霊祭などが原型となって祇園祭が生まれたという。
祇園祭の基礎にある祇園信仰はスサノオと牛頭天王(仏教的な陰陽道の神)を信仰するので、貞観期に発生した「抑圧された個性の歪んだ表面化」を受けて祇園祭という呪術が生まれたのかもしれない(妄想)。
抑圧された個性が解放されれば歪みも解消されるもの。歪んだ形で表面化してしまうのは、抑圧されているからだ。個性を抑圧から解放すれば歪んだ表面化は発生しない=神経症状は消える。
日本の個性が解放される暗示が出ているこの時期に、歪んだ表面化による影響から都を守る呪術の一種として作られた(?)祇園祭が呪術破綻していくのは理にかなっているのかもしれない(妄想)。
神経症状が消えれば、症状を抑える鎮静剤(=祇園祭の呪術機能)は必要なくなる。祇園祭は「人々の不安を鎮め日本の神経症症状を抑える呪術」から「皆が喜ぶ楽しく美しいお祭り」になるのかもしれない。
なお、祇園祭とも縁深い近畿の古代結界は日本人が問題解決能力を抑圧したことで生じる歪んだ表面化を抑えてた印象。現代の忠臣蔵ともいえる大津イジメ事件の大衆心理暴走はまさに『歪んだ表面化』だ。
(個人的に、日本人特有の泣き寝入り体質・隠蔽体質は問題解決能力を抑圧した証だろうと思う)

◆アマテラスとスサノオは神経症?
再び古事記に注目。アマテラスには粗暴な性格のスサノオという弟がいる。アマテラスと同様、禊の時に誕生した。彼は「母のイザナミに会いに黄泉へ行きたい」と大泣きしたことがある。その泣き方が尋常ではなく、古事記によれば「海川の水は干上がり、山の草木は枯れ、世の中に災いが満ちた」という。スサノオのこれも神経症状の一種だったのかもしれない。
大泣き話の次は、有名な岩戸隠れの話が続く。母を求めて泣いていたスサノオが今度は常軌を逸した破壊行為に走り、うんざりしたアマテラスが岩の洞窟に引きこもる話だ。引きこもった時も災いが多発したという。どうも荒魂化したらしい。
スサノオの粗暴な性格と情緒不安定・行為障害は現代ならどう解釈されるだろう? 私には母性不足に見える。母性とは、生命を慈しみ発育を促す機能。例え母親がいなくても、母親代わりの人間がいたり適切な発育環境に恵まれる等で間接的にでも母性に触れることが出来ていれば、スサノオも少しは違ってたかもしれない? スサノオだけじゃなく、アマテラスも違ってたと思う。けれど、彼らには母性が抑圧されて供給されなかった。日本を象徴する神にとって、日本の地母神が抑圧されることは、母性(母性愛)の供給路が封印されたことを意味する。あの時地上と黄泉の通り道を塞いだ大岩。あれが母性の供給路を封印してる。

母性不在の環境で育ち神経症を抱える二人の姉弟。弟は情緒不安定で粗暴。姉は引きこもり。現代日本の家庭でも、どこかにありそうなシチュエーションだ。
その民族の神話はその民族の集合無意識にある精神世界を象徴的に表現するものだといわれている。外来宗教に侵略されて本来の神話自体が記憶から失われてしまったケースも多いが、日本にはまだ神話の記憶が残っている。人々は神話世界(=民族の精神世界)の事情を無意識に反映した歴史を作ることが多い。人の思考・行動パターンにその人の無意識が反映されるのと同じだ。
世界最古のベストセラー長編恋愛小説『源氏物語』もまた、無意識下では母性型アニマを求める主人公の女性遍歴を描いた一種の神話なのかもしれない(光源氏と竹取物語の帝、キャラが少しかぶる?)。とすれば、日本人が源氏物語を好んできた理由がなんとなく分かる(妄想)。

どの民族にも言えることだが、自分達の神話が残っているのなら、そこに記憶された葛藤や病理を解き明かし癒すことが出来れば、その民族は精神世界の深いレベルから癒され発達し、歴史の作り方が大きく進歩・発展できるだろう。人も民族も、何年経とうが成長できる本能を持っている。
侵略者と被侵略者

◆まとめ
ある日気象衛星画像に写った「巨大な白い着物の女性」は、イザナミであり東日本の化身(吾妻)であり雪女(かぐや姫)であり弟橘姫であり、つまり「日本のアニマ」だとしたら。
ある意味非常にスケールの大きな存在なので、心霊写真風に写りこむときは気象衛星のカメラじゃないと全身が入りきらないのも無理は無いw スピリチュアルとハイテク。相性悪いかと思ったらそうでもなく、実に見事にコラボしていると思うw
大自然が作り出した偶然の造形は、プロの芸術家にも劣らないほど我々のイマジネーションをかき立ててくれる。

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コメント

ひきこもり、って日木籠り、日+木=東に封じ籠めるって考えてみました。
テレビは、暗喩(=雰囲気重視でイメージに暗示をかける)で連想と集合意識を操作する陰陽道ですね。
天照は色々と改ざんされてる気がしますが、日本の歪み、神経症と自傷行為の原因は、瀬織津姫と饒速日命(同居してる)を封じ込めた所から発すると思います。よろしければどうぞ。
http://whalesongs.web.fc2.com/iwato/sun.html
http://whalesongs.web.fc2.com/iwato/isis.html
ここに「弓を射る人」が出てきますが古代日本で弓の弦を鳴らす事は三輪山の神を呼び出す極めて重要な呪術だったと言います。東夷、蝦夷にある夷は、大弓で、饒速日命を始祖とする物部氏はその呪術に通じていたとか。
瀬織津姫は出雲神話で、天甕津姫。天津甕星と似ていて、天津甕星の別名は、天香香背男。背男=せお=瀬織。これは明けの明星で、私には、天の香香=カカ=母が、背に男(児)を乗せている姿に思えます。それは明け方の空に輝く明星とその背後から昇る太陽の姿に重ね合わせる事ができると思うのです。
対立構図を浮き彫りにするとすれば、明けの明星をルシファー、太陽に余命宣告をしたのは、カナン人、フェニキア人ですね。彼らの神にはタニト神がいて、ギリシャのダイアナと同一視されています。だとすれば、太極図に当てはめると、西方の夜の宵の明星を父とし、月=女(児)を抱いているのではないでしょうか。フェニックスは、チリの救出劇もそうですがロンドンオリンピックの閉会式、尖閣諸島の報道時にも出てきました。
フェニキア人の湾岸都市ビブロスが、ギリシア語のパピルスになり、バイブルの語源になったという説もあり、そこから見るキリスト教圏と、ハガルとイシュマエルを思わせる日光感精神話と、そこから見るイスラム教圏。そこにある善と悪。

オカルトですが、藤原京には、耳成山と書いて、みみなし、と読む山があって、口なし井戸、目なし川というのもあるそうです。(三猿と同じ)物部氏である石上麻呂が、この呪術を施したとされていますが、歴史は、相対的に掘り下げなければ勝者の理論を補強するだけで、さらなる歪みが生じる気がします。
ただ東に封じ込められたものが、戦争の前に表出するとしたら、愛国心や戦争の思想とごちゃまぜにされて、その一部だけを歪曲して責任を負わせると言う第二次世界大戦の二の前になるかもしれません。
私としては、そこに双子の金星が関わっているので、二元論とは別のルート、弱肉強食に隠されて見えなかった黄金比に沿った未来を歩もうとしている存在があると思っている訳ですが。

こんにちは。
前にコメントさせてもらったのですが、届いていますでしょうか?

>サボテンさん
届いてますよ。
「ひきこもり」の連想は面白いですね。「東に封じ込められたもの」は戦争の前に表出することもないし、日本にこれから戦争が起きることもないと思ってます。
日光感精神話は「天の岩戸開き」とも似てますね。未だ岩戸は開いておらず、引きこもった(東に封じ込められた)アマテラスは神経症が治っていない・・・太陽はまだ昇らない・・・

日本神話とフェニキアの話のつながりがよく分かりませんが、サボテンさん個人にとってはつながりがあるのでしょうね。

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