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2008年2月

2008年2月21日 (木)

未来予測と平行世界の検索

夜眠っている時、今の自分とは違う世界の自分を客観的に見ている夢を見たことはないだろうか? 私は最近見た。夢の中の私は「モダンなサブカルチャーが好きな女子高生」という設定で、上には物静かで無口な兄がいた。ただそれだけの夢なのだが、目覚めた後寝ぼけた文系の頭で「パラレルワールド」について空想をした。以下はその電波な覚え書き。

もしもパラレルワールドというものがあるなら、自分が属する世界の未来を予測する方法としてパラレルワールドの中から「現時点で自分が属する世界に起きそうな未来を検索する」というやり方も理論上は可能かもしれない。「未来に起きる可能性が高い世界」は「自分の世界と未来で繋がる可能性が高い」という設定。ヤフーやグーグルの検索のように、まず自分のいる世界の任意の時期(=任意の時空)など諸々の検索条件をキーワードのように指定し、それを元に「一番起こりそうな事」を「検索」。上位にヒットしたものほど自分の世界で「起きる可能性が高い」とする。占い師の表現で言えば「運勢の検索」とも言えるだろうか。で、仮に検索にヒットしても自分の世界では実現しなかった事は、パラレルワールドの別の世界とくっついて別世界で起きているのかもしれない。その結果、「別の未来」が増えてゆく・・・世界は無数に分岐する。

ただし、「未来予測」はあくまで「その時点での予測」なので、実際の未来と結果が異なったことなどいくらでもあるだろう。なぜなら、未来や運勢はその持ち主が自ら作っているから。だからこそ、持ち主の選択や判断や行動次第で無数に分岐する「パラレルワールド」という概念が生まれたのだろう。例えば「世界の未来(運勢)」なら世界の選択や判断や行動次第で今後の可能性はいくらでも変わってくる。「起こりそうな事」を予測することで「より良い未来を作るために」方針転換すれば、自ずと結果は変化する。これは世界の未来(運勢)でも個人の未来(運勢)でも一緒(世界をネットに例えるなら、予測はサイトを作る時プレビューを見るようなもの?)。
ある人やある世界の運勢に、もしも任意の時点での予測(検索)結果とは異なる未来が訪れたら。それは、その人やその世界が自ら今までパラレルワールドには存在していなかった新しい未来を作ったということ。一個人にさえ、一個人の規模で「世界(時空)を作る」能力があるということなのかもしれない(自分の現実は自分で作ってるんだから当たり前か)。もしも「未来予測の結果が絶対だ」と決め付けができるとしたら、それは「新しい未来は作らない」「運勢を新規には切り開かない」という前提。確かに全く何もしなければ、何も変わらないだろう。同様に、実際は何もせずただ頭の中の空想だけで「もしも~なら」と仮定してもやはり予測(検索)結果に変化は無い。実際に未来を予測(検索)する時の条件は変わっていないから。逆に、何かをすればその時点で実際に前提条件が変わるので、予測・検索の結果も変わるだろう。そして大切なのは、予測・検索の結果を良くすることではなく、実際に良質の未来を創造するということ。出来る限り良質のパラレルワールドを作り、未来へつなげること。それを「開運」と呼んでもいい。

未来の予測・検索の具体的な方法はというと、SFの世界なら「タイムトラベラー」や「すごいコンピューター」がやってくれるかもしれない。学問の世界なら「データの蓄積と分析」、オカルトの世界なら「予知能力」「占い」「見えない存在からのお告げ」だろうか。以前、易やタロットなど偶然性を利用する占いは、占う相手の無意識や相手が属する集合無意識を検索すると書いたことがある(右クリックで別窓)。それでいくと世界を占うときには、パラレルワールドの中にある「未来の集まり」を検索しているのかもしれない。もしその中に自分たちの未来につなげるべきめぼしいものがなければ、新しく作ってつなげることが出来る。まるでアニメのセル画か映像フィルムのコマのように。

私たちに主体性や意欲がある限り、未来は可能性にかき混ぜられて混沌としている。


攻殻機動隊とオカルトの世界
@縁と時空の不思議@

2008年2月14日 (木)

答えが出ないのは、正確な問いが出てないから?

「もし解けない問いがあるならば、それは問いの立て方が悪い」
byヴィトゲンシュタイン

悩みの解決のために何を知るべきかをつきとめることはとても重要だ。で、何が分からないのかを正確に理解していないと、何を知るべきなのかが分からない。そのために的のズレた堂々巡りの自問自答を繰り返すことがある。悩みを正確に理解していないと、正確な問いは立てられない。いわゆる、「質問のし方が悪い」というやつだ。占いの現場でもそんなケースが度々ある。
核心の掴めない悩み。堂々巡り。本当は何が分からなくて悩んでいるんだろう?
例えば、「未来が不安」という悩み。解決のために「私の未来はどうなりますか?」という質問は、問いの立て方が悪い。解決のために正確な問いを立てるとすれば、「今抱えている未来への不安を解決するには?」 の方がまだいい。その悩みは「未来が分からないこと」が原因ではなく、「自分で際限なく作ってしまう不安感の止め方がわからない」ことだったりすることも多いからだ(恋の悩みにも共通するかも)。何が分からないのか正確に分かってないと、正確な質問が出来ないし、正確な助言も得られない。本来の目的に沿った問いの立て方が重要。

次に、正確に「恋人の気持ちがわからない」ということが原因だとわかっている悩みで堂々巡りに陥った場合。「解決方法」を導き出すために「原因」を分析する。「どうしたら恋人の気持ちを確かめられるのだろう?」という問いを堂々巡りしてしまっていた場合は、問いを発想転換して「何で恋人の気持ちがわからないんだろう?」または「どのようにわからないのだろう?」と悩みが生まれた原因や詳細について問いを立ててみる。核心とはいわないまでも、分かる範囲内の「答え」は出せる。「相手とどう接していいのかわからないので」「相手が余り自分のことを言わないので」「相手の反応のし方が理解できないので」「頻繁なやり取りをしていたのに急に連絡が途絶えたので」「相手の言動を本当に信じていいのか不安なので」etc・・・
答えが出たら、更に次の問いを立てる。「何故そうなのだろう?」又は「それは何を意味しているのだろう?」やはりそれなりの答えがでるだろう。「人とのコミュニケーション自体が苦手」「いつまでも受身な態度をとり、おうむ返しや相槌ばかりで肝心な中身のあるコミュニケーションをして来なかった」「自分から相手を知るための質問をあまりして来なかった」「相手の立場に立つとどう感じるかを考えて来なかった」「そもそも相手が持っている自然な連絡ペースを知らない(今までは自分の連絡ペース中心で、相手がそれについてゆけず脱落した)」「自分の不安が妄想なのか根拠があってのことなのか判別できない」・・・これで何となく、何をするべきか、何を知るべきか分かってくる。時には自己解決するかも。それは、適切な問いの立て方をつかんだ、ということ。
その結果、占いの現場では当初の質問A:「恋人の気持ちがわからないから教えて欲しい」という鑑定依頼(=問い)が、質問B:「恋人と良い関係を築いてゆくための注意点や助言が欲しい」に変化することもある。又は質問C:「自分が物事に対して適切な判断を下すには?」或いは先ほど挙げた「自分で際限なく作り続ける不安を止めるには?」といった「自己分析をしてゆく上での助言が欲しい」という類のニーズに変化することだってある。結局、本質的な望みは「相手の様子が知りたい」ではなく、「恋の不安を乗り越えたい」だったりする。相手の様子を占うのはその手段として思いついたことではあるが、占ったところで不安が消えるとは限らない。不安の生まれた場所は自分の中だから。
上に書いた、問い、「恋人・相手」のところを「自分」に置き換えて「自分の気持ちがわからない」場合に当てはめてみると面白いかもしれない。
同じ方法で、「恋人の気持ちがわからない」を「顧客のニーズが分からない」場合に置き換えて考えてみるのも面白い。「AとBどちらに決めればいいかわからない」の場合でも同じ方法を応用してみて損は無い。何が分からなくて「決められない」のか。どのように分からないのか。本当は何が知りたいのか。
答えをつかむ第一歩は、「何が分かっていないのか」を正確につかむことから始まるのかもしれない。

占いを上手に使う準備

2008年2月 9日 (土)

初めてのアメ横

ちょいと機会があって初めてアメ横へ行ってみた。古いレトロなたたずまいを見ると、日本もアジアであることを実感できる。雰囲気は気に入った。少し台湾と似てる。 最近はアジア系の輸入食材店も増えており、ブタの鼻(!)まで売ってた。「いしはら」という喫茶店のデカプリンは懐かしい味がした。

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2008年2月 4日 (月)

ヘルメス伝説と進化の記憶

リンクは右クリックで別窓
※うさんくさい話が好きな人以外おすすめしません。あくまでトンデモ説(フィクション)です。

唐突だけれど今回はオカルトネタを一つ。皆さんは「ヘルメス伝説」というものをご存知だろうか? オカルトの分野に、「ヘルメス・トリスメギストス」という名の伝説の天才錬金術師(魔術師)がいる。ヘルメス文書エメラルド・タブレットの著作者だとか、不老不死をもたらす賢者の石を持っていたとかいわれている。あの有名ブランド「エルメス(Hermès)」もヘルメスにちなんだ名前。
この伝説の錬金術師ヘルメス・トリスメギストスは太古から転生を繰り返し、そのつど優れた知性で人類に貢献したといわれている。大昔には「衣服」を発明し、転生しているうちにピタゴラスの先生になり、そして中世には錬金術師(=科学者のさきがけ)として、他の錬金術師には到達できなかった神秘的な「生命の秘密」を知ったとされている。しかし残念なことに、肝心の「秘密」が何だったのかは明らかにされていない。
彼が到達した「秘密」とは一体なんだったのか。しがない占い師が伝説や噂を元に電波な推理をしてみよう。
伝説の起源は古代ギリシャの伝令の神「ヘルメス」とエジプトの知恵と記録の神「トート」という神様への信仰だとされている。それに関わってくる一部のマニアックな噂によると、古代エジプトで知恵(知識)と記録の神であるトート神(=ギリシャのヘルメス神)自体もヘルメス・トリスメギストスの転生した姿がモデルになっているといわれる。モデルになった当時の彼は、失われた大陸アトランティスの出身者で、優れた文明を持っていたアトランティスの色々な技術や知識を持っており、当時アトランティスと交流のあったエジプトにその叡智を伝えたといわれている。アトランティスは海に沈んでしまったが、その文明の叡智のいくばくかは彼のお陰で後世のエジプトに残された(伝えられた)というわけだ。そのことが後にトート信仰のモデルになった、という噂。
(なお、「アトランティス」についての記述を残したプラトンは、アトランティス文明の話を書くとき、「ソロンという賢者がエジプトの神官から聞いた話によると・・・」という又聞きの形式をとっている)

・・・この伝説を見ていると、ヘルメス・トリスメギストスはとにかく「尋常でないほど頭が良い」ということを強調したいらしい。名前自体、「3重に偉大なヘルメス」という意味だ。
そんなヘルメス・トリスメギストスの叡智はタロットカードの絵札に秘められているという噂もある。タロットで彼に相当するカードは1番の魔術師のカード。意味は「始まり」「創造」「技術」・・・など。
ギリシャのヘルメス神もエジプトのトート神も、共に知識や記録(情報)の神。そしてそれを「伝える」という役割が共にある。今風に言えばどちらもデータ(メモリー)とその媒体の神様。
そして、ギリシャのヘルメス神が象徴的に持っている「ヘルメスの杖(カドケウスの杖)」のデザインは、二重螺旋を描く蛇と翼。翼は「情報伝達の速さ」の象徴。一方、エジプトのトート神は主に頭が朱鷺(くちばしが文書を記録するペンに似ているため)の姿で描かれるが、稀にヒヒの姿で表されることもある。ヒヒは、私たちの太古の姿とイメージが重なる。
ペン(文字)・・・知性 二重螺旋 速い情報伝達 ヒヒ・・・
そこでふと思った。ヘルメス・トートの信仰や「ヘルメス」伝説のイメージは、私たちが野生動物から知的生命体に移り変わっていった時の太古の記憶から来てるんじゃないかと。知性を獲得し、ひらめき、言葉を話し、文字を発明し、学習速度と伝達速度がアップし、他の種をぶっちぎって独自の路線を進化してゆく体験はきっと神秘的なことだったのかも(意思疎通の媒体たる言語習得に必要な遺伝子の解析の結果、人類が言葉を習得したのはおよそ10万年前らしい)。しかも獲得された知性は次世代に向かって何度も「転生」する。二重螺旋を描くDNAによって。だから知性そのものは、賢者の石を持っているかのように「不老不死」ともいえる。
ヒヒのような動物的な生き物だった私たちは、ある時ヘルメスに象徴されるような「知性」をDNAに獲得し、ヒヒ(動物的本能がメインの生き物)からヒト(理性や自我に目覚めた生き物)になったようだ。それはまさしく【人間】の「創造」であり「始まり」ともいえる大事件。アダムとイブに禁断の知恵の実を食べるように囁いたのはヘルメスの杖に描かれた二重螺旋の蛇(=DNA)だと思う。その囁きを聴いた(読み取った?)二人は、エデンを追放される覚悟で、知性の進化を選んだ(知性の遺伝子をONにした)。悩むことのない本能による支配ではなく、知性による試行錯誤を選んだのかもしれない。
DNAは生命というプログラムのソースデータのメディア(媒体)。まさに神格化されたヘルメスの領域。私たちのご先祖様のDNAに知性のデータを書き込んだ魔術師のような神のような何かこそ、ヘルメス伝説を作り出したイメージの大元だろうか? 「錬金術師ヘルメス」の到達した「生命の秘密」というのはDNAに関することだったら面白い。
(一部オカルト系オタクたちの間では、ヘルメスの杖が二重螺旋の蛇と翼を持つデザインなことに着想を得て、『人類は天使のDNAを受け継いだ』という人もいる。聖書だと蛇は禁断の知恵をもたらす悪魔の化身だが、悪魔自体、元は天使だったのが堕天使になったもの)

ヒトのDNAの器である染色体のうち、男女に共通する常染色体の数は全部で22対。ヘルメスの叡智が隠されたといわれているタロットカードの絵札(大アルカナ)は全部で22枚。
荒俣宏氏辺りが小説のネタにしそうな話。いつかこういうネタがアニメにされる日が来るかもしれない。


砂漠の洪水とイブのお墓伝説
「エデン(ATOLS)」の歌詞で妄想

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