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2008年1月15日 (火)

自身がなくて、自信がない

※以下は占いを通しての独断と偏見です。

占いをやっていると、年に何回か「求道者」のようなタイプの相談者が来ることがある。路上で占っていた頃からたまにお目にかかるので、こういうタイプの方はいつの時代にも一定の数でいるんじゃないかと思う。
個人差はあるけれど、分かりやすく強調して大雑把に要約するとこんな感じで思いつめてしまっていることが多い。

正しい生き方を教えて下さい。正しい真理を教えて下さい。
「あなた自身はどう生きたいか」ですって?
私自身の考えや気持ちや感情や主観なんてただの独り善がりです。
そんなものは唯一絶対の真理の前にはとるに足らないゴミです。憎むべきエゴです。エゴは捨てなければいけません。堕落の元です。
「正しい生き方」というものは卑小な私ごときが考えて決めることではなく、あるべき絶対不変の真理が存在している筈です。 勝手なことは許されません。「勝手に考えて決め付けてはいけない」のですから、私には分かりません。
あなたの占いが本当に当たるというなら、その真理を占いで教えて下さい。
(前のように)過ちを犯したくないんです。

とても若い頃、唯一絶対的な真理だと思い込んでた価値観が崩壊して以来、時間が止まって立ち直れないまま宗教や自己啓発系セミナーを遍歴する人々にもこのタイプは多いみたい。どこかで時間が止まってしまっているためか、実年齢より若く見えることが多く、それゆえ未婚の場合はモテることがある。
結婚してからもまだ「絶対的な価値観」をキープしていた場合、しばしば自分の子供に対し本人の意思を無視して自分が唯一絶対だと思う価値観を押し付けてしまうこともある。その時、子供が「自分の個性(と、それに基づく価値観・生き方)の発達を邪魔された・自分を否定された」と感じた場合、必ずしも親が意図した通りには育たない。反発したり引きこもったり(ニートになったり)、或いは発達を妨げられたストレスからよりどころを(正しい生き方)求めて別の価値観に入れ込んだりすることもある(かつての親のように)。あんまりストレスが強いと何か事件を起こしちゃったりしないか心配だ。最近の若い子が起こす物騒な事件は、慢性にグレるよりも急性にキレる感じ(グレ方がわからないのかも)。だから予兆に気づきにくい。
そんなこんなで、子供がある程度育ってから、「唯一価値観の崩壊」に直面したケースも多く聞いた事がある。

>私自身の考えや気持ちや感情や主観なんてただの独り善がりです。
>そんなものは唯一絶対の真理の前にはとるに足らないゴミです。

結果的には自分の人格を否定するような前提にもなりかねないので、気を付けた方がいい。何となく悲しい気分になったり、自尊心が不安定になったりしているなら特に。 「過ち」の原因になってるかもしれないから。
自分がないと、自分の道も作れない。

人間を楽器に例えた恋の話

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