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2007年12月 9日 (日)

職場の「困った人」3

※ここで書く「困った人」の定義や特徴はこちら
※以下は占いを通しての仮説です。

さて、ここで心に留めておきたいのは、「困った人・扱いにくい人」は責任やミスから逃げ回っているというよりは、自分の無意識にある自己否定や劣等感から逃げ回っている、「負の感情の上書き」から逃げ回っていると考えた方がいいと思う。ホンのちょっとしたことでも条件反射で「負の感情が上書き」されてしまうので、その連鎖から逃れるために過剰な臆病さや極端な自己正当化、尊大さを身につけてしまうといった感じ(上書きの連鎖から逃れるためにニートになる人も居る)。
逆に、「負の感情」や「負の感情の連鎖」を自覚してそこから何とか自分を解放することが出来れば、幾分改善の兆しが見えてくるかもしれない。

◇対策

本人:
まず、「反省」と「自己否定」をしっかり区別してみては。「反省」は落ち度を批判することではない。別に落ち度が無くても「こうすればもっとうまくいくかな・こんなふうにできたらいいな」と発想するのが反省。「自己否定」と違って「もっと良くなれる・向上できる(向上したい)」と思える程度の自信や自尊心を持っているからこそ出来ること。誰かがあなたに反省を求めるのは、あなたにその程度の自信と自尊心を持つに値すると認めているから。責任ある仕事のためには、自己評価0(=自己否定)の前提で進めてはうまくいかない。職場で「評価の高い人」は誰もがある程度は持っている「基本的な自己評価(自尊心)」の上に仕事を通して他人からの評価ポイントを沢山追加できた人。そしてあなたが特に障害を抱えていないのなら、あなたには人並みの能力が無いと考えるよりも、些細な口実で自分を否定しすぎて能力を封印し使えなくしてしまっている(能力を育てなくしている)とか、自己否定に注意力や集中力を奪われていると考えた方がいい(そのことでまた自己否定しないこと)。「自己否定(負の感情)」は「意欲」や「反省」や「向上」さえ許さない。能力の発揮さえ許さない。周囲の人は、そんなことを決して望んではいない。

もしも自分が心の底に負の感情を持っていなかったら、普段から物事をどのように感じ、どのように考え、どう振舞っているか、どんな人になっているか、もう一つのあなたの姿を想像してみるといいかもしれない。
また、気軽にカウンセラー(または心理療法士)に相談しに行くというのも一つの手だ。それを恥じる必要は全くない。自分が他人から(自己)否定される不安を持っているなら、「自分を貶めて傷つけているのは結局自分だ。仕事の失敗で個人の人格や存在や尊厳が否定されることなど起こりえない(ミスを口実に本気で相手の人格や尊厳を全否定することへ情熱を燃やす人がいたら、むしろその人自身が深刻な問題を抱えている)」「どんな人間も他人の人格を否定できるほど相手の人格に責任を持っていない(人は他人の人格を背負えない)」「自分は本質的に人より能力が無かったのではなく、『負の感情が』能力を抑圧(封印)しているだけで、能力(素養)自体は人並みに存在している。「抑圧を解けば慣れて上達する」「人の心は発展する」と自分に言い聞かせておくのも良いだろう。

健康面から:
カードで見る健康面での傾向を言うと、「困った人」の中には、よく眠れていなかったり(或いは夜遅かったり)カフェイン過多だったり、(特に神経系が)疲れやすかったりする傾向があるようだ。リラックスしずらいのだろう。チックを起こす人もいるみたいだ。アーユルヴェーダの分類でいえばヴァータのアンバランスやカパのアンバランスを起こしている感じ。カモミールティーを飲んだり、昇ってゆく午前中の太陽光に背骨と首の後ろを5分から10分ほど当てたり、寝る前にラベンダーの香りをかいだり(あくまで寝る前)、仕事前にユーカリやグレープフルーツの香りをかいでみるのも良いかもしれない(ティッシュに香りを染み込ませて持ち歩いてもいいだろう)。特にグレープフルーツの成分には余計な緊張やプレッシャーを解いて活動意欲を引き出す効果があるとされている。
気軽に発達障害やメンタルヘルスのチェックをすることも悪いことではない。
また、こちら(付き合うポイント)こちらを参考にするのも良いかもしれない。

上司の立場で:
部下に「困った人」が居るなら、劣等感を抱えた思春期のようなイメージを内心でこっそり持つと少し理解や予測ができるかもしれない(あからさまな子ども扱いはNG)。その上で「困った人」が深刻な「負の感情の連鎖」を抱えていると思われる場合は、カウンセラーへの相談を進めるのも一つ。
反省が出来るには、最低でも「失敗を繰り返さないだけの能力が自分にはある」と思える程度の自信や自尊心が必要だ。「負の感情の連鎖」がひどい人は、そもそも「反省」とは何かが余り分かっていないことがある。自己否定と反省との区別があまりついていないのだ。本人のやっていることが「反省」か「自己否定」か、「責任の回避」か「自身に対する負の感情の回避」か。私がカードを見てきた印象では、その辺もカギのように感じる。
そんな「困った人」を叱る場合は、ミスしたこと・出来なかったことや、問題点、本人の人間性についてただ感情的に攻撃したりするような叱り方ではなく、上記の太字で書いたことを踏まえて「反省(向上)」の方に意欲や発想を促すような叱り方(指導の仕方)が良いかもしれない。仕事がいつもより上手くいった時は、少しほめても良いかも(劣等感と幼さを残す部下の教育は、ある意味思春期の子育てと一緒なのかも)。
また、本人の得意な作業・不得意な作業をよく見分けておくこともムダではないと思う。
(これは発達障害の部下がいる場合にも役に立つ)

部下の立場で:
上司が無茶な言動をとる場合、表情をよく見ておくといい。おそらく、「悪意のある表情」ではなく、不安や恐怖や緊張といった表情かもしれない。時には、自分が作り上げた悪い想像や取り越し苦労(思い込み)に基づいて怒っているかもしれない。そんな上司を支えなければいけない立場にあったら、普段から上司に取り越し苦労をさせない工夫やプレッシャーを和らげ安心感を与える言動(出来れば論理的な方法で)を取ってみたり、不安妄想に気付かせてあげたり、確認を促すこともいいだろう。つじつまの合わない部分を指摘したり、具体的な質問をすると目を覚ます場合もある。「むしろ○○の場合の方が却ってリスクが高いかもしれません」という別のケースとリスクを比較する言い方をすると、不安から来る頑固さが緩む場合もある。「おはようございます」「お疲れ様でした」といった挨拶が役立つこともあるかもしれない(人によってはおだてに弱いことも)。


「自己否定(負の感情の連鎖)」と「反省」は全く違う。混同してはいけない。混同させてもいけない。
また、「出来ない・出来なかった」ことを責めても自己否定と結び付けてしまうだけで改善・上達には結びつきにくい。「出来ない・出来なかった」にはそれなりの理由や背景があること、そしてその理由や背景のレベル(原因レベル)から省みてより良くしていこうという発想が「反省」に結びつく。「責める・糾弾する」と「反省する」はイコールではない。問題を理由や背景のレベルから省みるために専門家の手を借りることも恥ではない。むしろ立派だと思う。
自分の存在に対する「負の感情」が強い人には、「反省」できることが自分の可能性を認め、自分を肯定する一歩にさえなるかもしれない。

おわり

今回取り上げた記事と似たような悩み、関連する悩みがあり、自分にあわせて深く掘り下げた相談がしたい方はこちら

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