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2006年5月24日 (水)

占星術というもの

長いけど簡単に占星術について書いてみる。
占星術は最もポピュラーで歴史の古い占いの一つ。西洋占星術、インド占星術、宿曜占星術など、世界各地に古くから存在する。よく雑誌に載っている「○○座の運勢は~」というのも占星術から来ている。
占星術では、太陽系に存在する各惑星には一つ一つ意味がつけられている。例えば西洋占星術なら、火星は「怒り、情熱、勇気、行動力、戦い」といった具合。それら惑星の意味と、どの意味を持つ惑星同士がどんな角度のに配置されているか、で一つの占いが出来る。
ある人が生まれた瞬間、或いは特定の事件が起きた瞬間、各惑星が地球から見て黄道(地球からの見かけの太陽の通り道)のどの方向に見えているか。それを図に表したものがいわゆる「ホロスコープ」と呼ばれる天体配置図。宇宙に置ける各惑星の見える「方向」といっても、当然東西南北ではない。宇宙の方角は、星座によって
12等分される(ちなみに13星座占いなら13等分)。例えば、ホロスコープにおいて生まれた瞬間に太陽が牡羊座の方向にあった人は、いわゆる「牡羊座生まれの人」。ホロスコープは、出生地、生年月日、出生時間が特定できれば正確なものが作れる。
            ☆       ☆        ☆                
ここからは、ちょっと理論の話なので、興味ない人は読み飛ばしちゃって結構。
ホロスコープから見た各惑星の配置で、ある2つの惑星同士が120°の角度で配置されている場合、それは「トライン」といって、その2つの惑星から運勢に良い影響を貰っていると考えられる。「吉角」とも言う。例えばある人のホロスコープでは、先ほど意味をあげた火星と「美、愛、金銭、理想」という意味のある金星が120°の位置にあれば、「告白する勇気が強い」とか「自分の愛情を素直に表現したり、積極的なアプローチをすることで恋の成功を勝ち取りやすい」「恋人に対して情熱的な愛を惜しまない」といった解釈も出来る。「金銭管理や資産運用に優れている」とも解釈できる。
他方、惑星同士の角度が180°であった場合は「オポジション」といってトラインとは逆に「不調和な角度」ということになっている。「凶角」とも言う。火星と金星が180°なら、「恋人と喧嘩しやすい」とか「情熱的だが強引なアプローチや押し付けがましい愛情表現」、「無謀なことでお金儲けしたがる(ギャンブルやムリのある商売とか)」
といった解釈が可能。他にも、様々な惑星とその角度によっていろんな解釈が出来る。星座と惑星の組み合わせによる解釈も存在する。
            ☆       ☆        ☆              
さて、ここでちょっと疑問に思う人もいるかもしれない。
「生まれた瞬間の星の位置で自分の運命が決められてしまうなんて・・・」
「ホロスコープにたまたま180°の惑星配置が多かったばかりに、生まれた時から人生お先真っ暗?」

大丈夫。そこまで悲観する必要はない。運命が予め何もかも決まっていたら、人は自分の人生にも言動にも責任を持たない。占いも、役には立たない。
ただ、人を含めて地球上の生き物たちが惑星から影響を受けることは科学的にも証明されている。太陽と月が生き物にどれだけ影響を与えていることか。
けれども、太陽と月が生き物たちの人生や運命を支配することがあっただろうか? 人間は太陽と月の影響を見越して、柔軟に対応することができる。日差しの強い日は日焼け止めを塗る。健康な女性の月経周期は月の満ち欠けの周期と同調しているので、時期を計算して準備しておくことが出来る。月がおとめ座の方向にある時期は、髪の毛が素直に言うことをきいてくれやすいので、髪のセットに向いている。有名な話では、月が上弦や下弦の時には月の重力の関係で血行が弱まり、注意力が落ちるために事故が多い。新月や満月のときはその逆。

他の惑星の影響もそれと同じで、自分にどんな風に影響しそうであるかを推測しておけば、注意しておくことも出来るし、逆に影響を有効に利用することも出来る。占星術やホロスコープはそのために使うと考えた方がいい。
注意や対応次第では、凶角を持っていてたって問題を起こさずに済むし、悪い運を予防することも出来る。
頭がよければ、逆手に利用することだって出来るのかもしれない。例えば、「強引さに注意」と出ていたとする。しかし自分に恋している相手が「好きな人に強引なアプローチをされると弱い」人なら、逆手に利用できる。
そんな人をうまく見分けられないと悲惨だけど。強引なアプローチも限度を間違えればばストーカー扱いだけれど(※ストーカーは犯罪です)。

地球は太陽系がなければ存在し得ない。地球上の生き物は、太陽系と地球がなければ存在し得ない。人間も太陽系の全ての惑星が存在することで初めて成り立っている。どこか一つでも欠けてしまえば、もう現在のような姿や性質ではいられない(人体には各惑星や星座にに対応する場所がある)。
だから、人間は惑星の影響を受けて当たり前だ。けれども、人間は惑星の影響に対して対応できる。その目安として使われたのがホロスコープといったところ。

ちなみに、あの911テロが起きた瞬間のホロスコープ。惑星同士が互いに衝突しあう180°の凶角が目立つ。そのほかの凶角もある。
しかも月と火星が180°で、「やぶれかぶれになって破壊的、攻撃的なことをしやすい」「ヒステリック」と解釈可能。さらに、土星と冥王星の180°で「信じられないような恐ろしい災難」「秩序の崩壊」との解釈も一般的だ。
・・・テロの日取りを決めた黒幕の意図やいかに?

※冥王星の惑星降格についての記事は以下の2つです。
冥王星の惑星降格と占星術 冥王星の事件を勝手に解釈

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